【豊臣兄弟!第1話】DAIGOサプライズ出演に騒然!池松壮亮の血まみれ秀吉が怖すぎる初回から本気の戦国ドラマ

2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」が1月4日にスタートしました。初回から視聴者を圧倒したのは、池松壮亮演じる藤吉郎(豊臣秀吉)の二面性と、仲野太賀演じる弟・小一郎(豊臣秀長)の確かな存在感。さらにDAIGOの斎藤義龍役サプライズ出演、小栗旬の意外すぎる織田信長像など、見どころ満載の75分でした。SNSでは「面白すぎる」「初回から不穏」「DAIGOの声で気づいた」など、反響が続々。本記事では、第1話「二匹の猿」の感動シーンやセリフの意味、キャスト陣の演技、そして次回への伏線まで徹底解説します。

目次

豊臣兄弟!第1話 あらすじ

1559年、尾張の国・中村。貧しい農民の兄弟、藤吉郎と小一郎が暮らしていた。ある日、村に野盗が襲来。酒井家の娘・直が危機に陥ったところを、8年ぶりに帰ってきた藤吉郎が「足軽大将」と名乗り救出する。しかし実際は「ただの足軽」だった藤吉郎は、弟・小一郎を清須に誘う。小一郎は道普請の現場で織田信長と遭遇し、その采配を認められる。一方、藤吉郎は城下の盗みの濡れ衣を着せられ、柴田勝家から「真犯人を捕らえなければ打ち首」と宣告される。小一郎の機転で間者を捕らえるが、褒美はなし。そして信長は、間者の家族を「女子供に至るまでことごとく殺せ」と命じる。

初回から衝撃!池松壮亮が魅せた藤吉郎の「二つの顔」

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の第1話で最も視聴者の心を掴んだのは、池松壮亮演じる藤吉郎(のちの豊臣秀吉)の振り幅の大きさでした。前半は明るくお調子者で人懐っこい性格を見せながら、クライマックスでは一転、冷徹な戦国武将の顔を覗かせます。

物語序盤、藤吉郎は8年ぶりに故郷の中村に帰ってきます。野盗に襲われそうになった酒井家の娘・直(白石聖)を助ける際、藤吉郎は堂々と名乗りました。

「織田家足軽大将木下東吉郎と申す。我が主織田上総介信長様よりその娘を連れてくるよう命を受けてまいった」

足軽大将と聞いて驚く小一郎たちでしたが、実際に藤吉郎の屋敷を訪ねると、小一郎は唖然とします。

「これでは中村の家の方がまだましじゃ。足軽大将なのにこんなとこ住んどるのか?」

藤吉郎は慌てて弁解しますが、結局「ただの足軽」だったことが判明。しかし藤吉郎は卑屈にならず、明るく言い放ちます。

「ただのではない。殿様の覚えもめでたい別格の足軽じゃ」

こうしたコミカルなやり取りが続く一方で、物語終盤では藤吉郎の本性が露わになります。間者(スパイ)の正体が横川甚内だと判明したとき、弟・小一郎を助けるため、横川甚内を容赦なく打ち取ります。

血まみれになって笑顔を見せるシーンは、視聴者に強烈な印象を残しました。SNSでは「初回から不穏すぎる」「池松壮亮の目が怖い」「秀吉の二面性がヤバい」といった声が相次ぎました。

藤吉郎が小一郎に語った夢は、純粋で温かいものでした。

「わしはみんなを喜ばしたい。そんで、ありがとう藤吉郎よくやったと言ってもらいたい。わしはみんなから好かれたいんじゃ。もう見下されたり、嫌われたりしとうない」

しかし、その夢を叶えるために手段を選ばない冷徹さも持ち合わせている─この二面性こそが、藤吉郎が天下人へと駆け上がる原動力であり、同時に危うさでもあることが、初回から明確に描かれました。

池松壮亮はこれまで繊細な役柄が多かっただけに、今作のハイテンションな演技と狂気を孕んだ目の演技は新鮮で、視聴者を引き込む力がありました。

仲野太賀演じる小一郎の優しさと機転─兄を支える「理解者」の姿

主人公・小一郎(豊臣秀長)を演じる仲野太賀の演技も、初回から光っていました。小一郎は村の諍いを仲裁する優しさと、冷静な判断力を持つ人物として描かれます。

物語冒頭、種モミを巡って争う農民たちを小一郎が仲裁するシーンがあります。

「このまま争ったところで、互いに傷ついて双方が大損するだけじゃ」

小一郎は双方の事情を聞き、種モミを貸し借りする提案をして見事に問題を解決します。このシーンだけで、小一郎の人柄と能力が伝わってきました。

また、清須での道普請(土木工事)の場面では、小一郎の采配能力が発揮されます。落石で橋が崩れ、翌日までに修復しなければ責任者が打ち首という緊迫した状況で、小一郎は冷静に指示を出しました。

「崩れた箇所はおよそ十五件。三つの組に分かれて、それぞれ五件ずつ手分けして直すようにしよう」

「なるほど、そうすれば作業が被らず無駄がない」

人々は小一郎の采配に感心し、見事に橋を完成させます。この働きぶりを織田信長も認めており、後に信長は小一郎を褒めます。

「昨夜の差配、見事であった。お前がいなければ、あの道は出来上がっていなかったろう。礼を言う」

一方で、小一郎は戦いを避けたがる性格も描かれました。野盗が村を襲った際も、小一郎は直接戦うことはせず、藤吉郎の機転で事なきを得ます。姉のともに「戦に行け」と言われても、小一郎は頑なに拒否しました。

「わしは盗人にはならん」

しかし物語終盤、藤吉郎が間者の濡れ衣を着せられた際、小一郎は機転を利かせて真犯人を突き止めます。盗みのパターンを分析し、次の標的を予測。そして実際に間者・横川甚内を捕らえることに成功しました。

小一郎が横川甚内に剣を向けられたとき、藤吉郎は驚きます。

「この 8年、わしも武術の腕を磨いておった」

「じゃあなんであの時(二人の稽古)」

小一郎は答えます。

「お前も言うたじゃないか。争わずに済むなら、それに越したことはないと」

この言葉に藤吉郎は嬉しそうに笑い、こう言いました。

「やっぱりお前はわしの弟じゃ」

小一郎は武力を持ちながらも、それを振るうことを好まない。しかし必要とあらば冷静に行動する─この性格こそが、後に秀吉を支える「名補佐役」としての秀長の原点であることが分かります。

ところが最後、藤吉郎が血まみれになってることが脳裏に焼き付き、恐怖に震えます。村に帰ろうとする小一郎に、藤一郎が尋ねると、小一郎は応えました。

「わしが恐ろしかったのは兄者じゃ」

小一郎にとって、藤吉郎の冷徹な一面はあまりにも衝撃的だったのです。それでも結局、小一郎は藤吉郎のもとに留まることになります。なぜなら、この危うい兄には、自分という理解者が必要だと分かっているからです。

仲野太賀の繊細な表情の演技が、小一郎の葛藤と覚悟を見事に表現していました。

大河初出演のDAIGO斎藤義龍役が話題沸騰

第1話で最も視聴者を驚かせたのが、DAIGOの斎藤義龍役でのサプライズ出演です。物語終盤、間者・横川甚内が美濃の斎藤義龍に宛てた密書が発見されます。そして、場面が切り替わると、斎藤義龍が登場しました。

「皆しくじったが」

この一言を発した斎藤義龍を演じていたのが、DAIGOでした。SNSでは「最初誰か分からなかった」「声でDAIGOだと気づいた」「意外とよかった」など、驚きの声が相次ぎました。

DAIGO本人もSNSで「豊臣兄弟に出演させていただきました! いろんな感想があって嬉しかった! 誰かわからなかった、声出すとDAIGO、意外とよかった、など多数! 斎藤義龍としての大河はもう出番はありませんがめちゃ面白かったので最後までみたい!」とコメントし、ファンを喜ばせました。

大河ドラマでのゲスト出演は、作品に華を添える重要な要素。DAIGOの起用は、制作陣の遊び心を感じさせる演出でした。また、「豊臣兄弟 DAIGO」「豊臣兄弟 キャスト DAIGO」といった検索ワードが急上昇し、大河ドラマへの関心を高める効果もありました。

小栗旬の織田信長が新鮮!土木作業する信長に視聴者爆笑

織田信長を演じる小栗旬も、初回から強烈な印象を残しました。特に話題となったのが、信長が人夫に紛れて道普請(土木作業)をするシーンです。

小一郎は同僚と雑談しながら作業をしていました。

「わしらここに来てもう半年じゃ。あっちの道も、それからあそこの橋もわしらが作ったんだ。おかげでいろんな人やものが来るようになって、町が賑やかになってわ」

しかし小一郎は冷静に分析します。

「それはどうじゃろうなあ。道がこのように整うということは、敵からも攻め込まれやすくなるということじゃ。いくらご城下が栄えても、敵に滅ぼされたら元も子もないではないか」

そして小一郎は、隣にいた人夫に話しかけました。

「やはり織田信長は噂通りの大うつけじゃな。あんたはどう思う?」

すると突然、その人夫が小一郎を殴りました。

「無駄口叩く暇があったら働け。なすべきこともなさず、偉そうに他人のことをつべこべ言うな」

実はこの人夫こそが、織田信長その人だったのです。小一郎は驚愕しますが、信長は現場を離れることなく、そのまま作業を続けました。

このシーンはSNSで「小栗信長が土木作業してて笑った」「鎌倉殿の北条義時にしか見えない」「コミカルな信長が新鮮」と話題になりました。従来の大河ドラマでは、信長はカリスマ的で威圧的に描かれることが多かったため、この庶民に紛れる信長像は非常に新鮮でした。

後日、信長が出陣する際、小一郎は藤吉郎とともに見送りに行きます。そこで信長と再会した小一郎は、自分が殴った相手が殿様だったと知り、慌てて謝罪しました。しかし信長は笑顔で言います。

「昨夜の差配、見事であった。お前がいなければ、あの道は出来上がっていなかったろう。礼を言う」

そして信長は、こう続けます。

「確かに道を整えれば敵から攻められやすくもなるが、こちらが敵より早く出陣することもできる。じっとしていては欲しいものは手に入らぬ。自分の進む道は自分で切り開くのじゃ」

この言葉は、信長の生き方を端的に表すと同時に、小一郎への激励でもありました。小栗旬の柔らかい表情と力強い声が、信長の器の大きさを表現していました。

小栗旬は前作「鎌倉殿の13人」で北条義時を演じ、大河ドラマファンに強烈な印象を残しただけに、「また小栗旬が戦国時代にいる」という安心感と新鮮さが同居する不思議な感覚を視聴者に与えました。

白石聖演じる直の運命は?幼なじみとの淡い恋と「豊臣兄弟 直 どうなる」の考察

酒井家の娘・直を演じる白石聖も、初回から重要な役割を果たしました。直は小一郎と藤吉郎の幼なじみで、特に小一郎とは親しい関係にあることが描かれます。

小一郎が酒井家に仕事を求めに行ったとき、直は父・酒井に「小一郎は新吉と源太の諍いを仲裁してくれました。これまでも村の揉め事をよく収めてくれています」と弁護しました。しかし酒井は激怒し、家来たちに小一郎を懲らしめるよう命じます。

その後、野盗が襲来し、直は連れ去られそうになります。絶体絶命の場面で現れたのが、藤吉郎でした。藤吉郎は直を「清須のをお殿様に見初められて、近々城に上がることになっている」と嘘をつき、直を救出します。

川沿いで小一郎と直が語り合うシーンもありました。直は小一郎に尋ねます。

「お侍になるのか?」

直の表情は少し心配そうで、小一郎への想いが感じられました。二人は戯れ合い、穏やかな時間を過ごします。

しかし、小一郎は酒井家に対して身分の違いを強く意識していました。藤吉郎から「捨てられないのは直じゃないのか」と指摘されると、小一郎は答えます。

「馬鹿ぬかすな。あれでも酒井様の娘御じゃ。わしなど身分も釣り合わぬ」

この言葉からは、小一郎が直への想いを諦めていることが分かります。

「豊臣兄弟 直 どうなる」という検索ワードが急上昇していることから、視聴者も直の今後に注目していることが分かります。史実では、豊臣秀長(小一郎)は慶(ちか)という女性と結婚しますが、直との関係がどう描かれるのか、今後の展開が気になるところです。

白石聖は繊細で凛とした演技が持ち味で、直の優しさと芯の強さを見事に表現していました。

浜辺美波の寧々登場シーンが可愛い!藤吉郎との微笑ましいやり取り

浜辺美波演じる寧々(ねね)も、初回で登場しました。寧々は藤吉郎の妻となる女性で、浅野長勝の娘です。

藤吉郎が小一郎を屋敷に連れて帰った際、殿(信長)が出発する場面に遭遇します。そこに寧々が現れました。小一郎は一目で寧々の美しさに目を奪われ、自己紹介をします。

藤吉郎は寧々を紹介しました。

「お姉姉殿はお弓衆浅野長勝様のご息女じゃ。家が近いゆえ何かと声を掛けてくださるのじゃ」

小一郎はまた「兄が大変ご迷惑をおかけしております」と言い、藤吉郎に「だからなんじゃ、その言い方は」とツッコまれます。

寧々は藤吉郎について、こう語りました。

「藤吉郎さんにはいつも励まされています。みんなにどんなに酷いことを言われても平気で笑ってるんですもの。私も見習わなきゃなと思います」

藤吉郎は照れながら答えます。

「わしなんか見習ってもしょうがないがね。おねね殿はわしと違って、見た目も中身もお美しいのじゃから」

この微笑ましいやり取りに、視聴者も癒されたことでしょう。浜辺美波の可憐な演技と、池松壮亮とのコミカルな掛け合いが印象的でした。

坂井真紀、宮澤エマら豪華キャスト陣の演技が光る家族シーン

藤吉郎と小一郎の家族を演じるキャスト陣も、初回から存在感を放っていました。

母・なか役の坂井真紀は、藤吉郎が8年ぶりに帰ってきたとき、鎌を持って近づき、抱きしめる演技が印象的でした。他の家族が藤吉郎を拒絶する中、母だけが無条件に息子の帰還を喜ぶ姿は、視聴者の心を打ちました。

「藤吉郎。つうの。わしは」

母の温かい抱擁が、藤吉郎の心の拠り所であることが伝わってきます。

姉・とも役の宮澤エマは、厳しくも家族思いの性格を演じました。藤吉郎が帰ってきたとき、ともは棒で殴ります。

「お前相変わらずそそっかしいの姉ちゃんは」

また、小一郎に戦に行くよう促すシーンでは、家族を守るための厳しさが表現されていました。

「甘ったれたこと言ってないで、さっさと戦行ってこい。段取りでも何でもして、銭や食い物を取ってこい」

妹・あさひ役の倉沢杏菜は幼い役どころですが、「お腹すいたー」と無邪気に言うシーンが、一家の貧しさをリアルに伝えていました。

こうした家族の描写が、藤吉郎と小一郎が「みんなに腹いっぱい飯を食わせてやりたい」と願う動機を、より強く印象づけました。

柴田勝家の圧力と横川甚内の裏切り─緊迫の間者捕縛劇

物語中盤、藤吉郎は柴田勝家(山口馬木也)に呼び出されます。城下で盗みが頻発しており、藤吉郎が疑われたのです。

柴田は藤吉郎を問い詰めました。

「わしの家来に、うぬと同じ中村の者がおってな。うぬ以前盗みをやって村から逃げ出したそうではないか。悪い口は直らんだろう」

藤吉郎は否定しますが、柴田は聞く耳を持ちません。追い詰められた藤吉郎は、大胆な宣言をします。

「そうまでおっしゃるのでしたら、この藤吉郎はお殿様がお戻りになる前にまことの盗人を捕らえて、身の証しを立ててご覧に入れまする」

この宣言を受けて、藤吉郎と小一郎は真犯人を突き止めることになります。小一郎は盗みのパターンを分析し、次の標的を予測。そして藤吉郎とともに、夜の城下で張り込みをしました。

「わしが盗人なら、皆の目が三輪様の屋敷に向けられているうちに手薄になった他を狙う。一番そそられるのはお倉じゃ」

小一郎の読み通り、盗人が現れます。それは、藤吉郎にいつも握り飯をくれていた優しい横川甚内でした。藤吉郎は驚きますが、小一郎が冷静に対応し、横川甚内を追い詰めます。

横川甚内が持っていた密書には、美濃の斎藤義龍に宛てた信長暗殺計画が記されていました。横川甚内は間者(スパイ)だったのです。

藤吉郎は、信頼していた人物の裏切りに衝撃を受けます。しかし、間者を捕らえたことで藤吉郎の疑いは晴れました。

このエピソードは、戦国時代の不穏さと、誰も信じられない緊迫感を描いた重要なシーンでした。

信長の冷徹な命令と小一郎の恐怖─「女子供に至るまで殺せ」の重み

物語のクライマックスでは、戦国時代の非情さが容赦なく描かれます。

信長が京から帰還し、藤吉郎と小一郎は間者を討ち取ったことを報告します。信長は二人を褒めますが、すぐに冷酷な現実を突きつけました。

「この者たちが間者を討ち取った者です」

「よーやった。褒めてつかせ」

藤吉郎は喜びますが、信長は続けます。

「一番の手柄はうぬらではないわ。うぬらの知らせよりも半日早く丹羽兵蔵という者が京でこたびの計略をつかんで知らせておったのじゃ。その知らせがなければ、わしも危ないところであった。よって、こたびの手柄は丹羽兵蔵のものとする」

手柄を認められなかった藤吉郎ですが、それでも「殿がご無事で帰られた。それが何よりの褒美でござりまする」と答えました。

そして信長は、さらに恐ろしい命令を下します。

「美濃の毒がどこまで回っているやもしれぬ。見せしめじゃ間者の身内は女子供に至るまでことごとく殺せ」

この冷徹な命令に、柴田が「この権六にお任せ」と応じました。間者だけでなく、その家族まで─女や子供であっても容赦なく殺すという、戦国時代の残酷な現実が突きつけられた瞬間でした。

小一郎はこの一連の出来事を目の当たりにし、深い恐怖を覚えます。村に帰ろうとする小一郎に、藤吉郎が尋ねました。

「どうしても侍にならんのか?」

「ならんのじゃない。なれんは。あれから震えが止まらん」

「そんなに怖かったか?殺されかけたのが

「そうじゃない」

「じゃあ信長様か。あの方はああいうご気性じゃが、それにもまして」

違う。わしが恐ろしかったのは兄者じゃ」

小一郎が恐れたのは、間者を討ち取った兄の姿でした。そして、「女子供に至るまで殺せ」という命令が下される世界で生きる兄の運命でした。藤吉郎はそういう非情な世界の中で、躊躇なく行動できる人間だったのです。

藤吉郎が小一郎に語った夢は、純粋で温かいものでした。

「わしはみんなを喜ばしたい。そんで、ありがとう藤吉郎よくやったと言ってもらいたい。わしはみんなから好かれたいんじゃ。もう見下されたり、嫌われたりしとうない」

しかし、その夢を叶えるためには、時に非情な決断を下さなければならない─この現実が、初回から明確に描かれました。小一郎は、そんな危うい兄を一人にしてはいけないという責任感を抱いたのです。

このシーンは、豊臣兄弟の物語の核心を描いた重要な場面でした。秀吉は天下統一を成し遂げますが、その裏には数え切れない犠牲があり、冷徹な決断がありました。そして秀長は、そんな兄を支え続けることで、兄の暴走を抑える役割を果たしたのです。

初回からこの構図を明確に描いた脚本と、池松壮亮・仲野太賀の演技力が、視聴者を引き込みました。

オープニングの独創的な演出とナレーション─安藤サクラの語りが物語を彩る

「豊臣兄弟!」の初回は、オープニングから独創的でした。絵画調のアニメーションから始まり、鳥が飛び、猿が大根を取り、豊臣兄弟らしき人物が遊ぶ様子が描かれます。猿の手からお金が出て、猿が木々を走り回り、やがて豊臣兄弟に変わり、実写へと切り替わります。

このアニメーションパートは、SNSでも「オープニングが斬新」「猿のモチーフが可愛い」と話題になりました。制作を担当したアニメーターもSNSで「NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第一話冒頭アニメーションパートを担当しました」と投稿し、反響を呼びました。

そして、物語は安藤サクラのナレーションで始まります。

「むかしむかし、尾張の国、中村の地に、貧しくもたくましく生きる兄弟がおりました。兄の名は藤吉郎。弟の名は小一郎。これは、そんな名もなき二匹の猿が、どん底の暮らしから戦乱の世を天下人へと駆け上がる夢物語にございます」

「果たして嘘か真か。お気をつけあれ。彼らは人たらし、決して心奪われませぬように」

この語り口調は、まるで昔話を聞いているような雰囲気で、物語に引き込まれます。安藤サクラの柔らかくも芯のある声が、物語の世界観を作り上げていました。

「人たらし」という言葉は、秀吉を表す有名な言葉です。初回から視聴者に「心奪われるな」と警告するナレーションは、秀吉の魅力と危うさを同時に示唆する、巧みな演出でした。

次回予告「桶狭間の戦い」への期待と伏線─小一郎は侍になるのか?

初回のラストでは、次回への伏線が張られました。小一郎は一度村に帰ろうとしますが、結局藤吉郎のもとに留まることになります。

そして次回予告では、戦国史上最も有名な戦いの一つ「桶狭間の戦い」が描かれることが明かされました。SNSでは「来週は戦国一の大波乱「桶狭間の戦い」」という投稿が話題になり、視聴者の期待が高まっています。

桶狭間の戦いは、織田信長が今川義元を討ち取った奇跡の勝利として知られています。この戦いで信長の天下取りへの道が開かれ、藤吉郎と小一郎の運命も大きく動くことでしょう。

また、予告では不穏な雰囲気も漂っており、「次回予告にどう家の時のコロシアムなかった?笑」という投稿もありました。前作「どうする家康」の印象的なシーンと重ねる視聴者もおり、次回への期待が高まっています。

さらに、地元の方からは「楽しみにしてた豊臣兄弟!の次回予告の後に早速私の地元(秀長の居城)映ってめっちゃ嬉しかった 綺麗に整備してた(笑)」という投稿もあり、ドラマと地域の盛り上がりが連動していることが分かります。

小一郎が侍になるのか、藤吉郎との絆がどう深まるのか、そして桶狭間の戦いでどんな活躍を見せるのか─次回が待ち遠しい展開です。

まとめ:初回から話題満載の「豊臣兄弟!」今後の見どころ

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第1話「二匹の猿」は、初回から視聴者を圧倒する内容でした。以下、今回の見どころと伏線をまとめます。

  • 池松壮亮の二面性演技:明るくお調子者の藤吉郎と、冷徹な戦国武将の顔。初回から秀吉の本質を描いた演技が圧巻でした。
  • 仲野太賀の確かな存在感:優しさと機転、そして武力を兼ね備えた小一郎。兄を支える理解者としての役割が明確に示されました。
  • DAIGOのサプライズ出演:斎藤義龍役での大河初出演。一瞬の登場ながら、視聴者の記憶に残る演技でした。
  • 小栗旬の新しい信長像:土木作業をする親しみやすい信長。従来のイメージを覆す演出が新鮮でした。
  • 白石聖演じる直の今後:小一郎との淡い恋。「豊臣兄弟 直 どうなる」という検索ワードが示すように、今後の展開に注目です。
  • 信長の冷徹な命令:「女子供に至るまで殺せ」という非情な命令。戦国時代の残酷な現実と、その世界で生きる藤吉郎の覚悟が描かれました。
  • 次回は桶狭間の戦い:戦国史上最も有名な戦いの一つ。小一郎が侍としてどう成長するのか、期待が高まります。

初回から話題満載で、SNSでも「面白かった」「期待大」という声が溢れた「豊臣兄弟!」。次回以降も目が離せません。

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