【豊臣兄弟!第4話 嘘から出た実(まこと)】家康の嘘から始まった奇跡!大沢次郎左衛門を動かした藤吉郎の「熱意」とは

2025年2月1日放送の大河ドラマ「豊臣兄弟!」第5話「嘘から出た実」は、タイトル通りまさに”嘘から出た誠”を体現する神回でした。徳川家康が藤吉郎に与えた「全く逆のアドバイス」を真に受けた藤吉郎が、命がけの熱弁で美濃の猛将・大沢次郎左衛門の心を動かすという、予想外の展開に視聴者は号泣。SNSでは「藤吉郎の本気が伝わって泣いた」「家康のいい加減さが結果オーライすぎる」と話題沸騰。前田利家の初登場、御前試合での駆け引き、そして藤吉郎がお寧々への想いを叫ぶシーンなど、見どころ満載の45分間をたっぷり振り返ります。

目次

豊臣兄弟!第5話 あらすじ

永禄5年、信長は美濃攻めに集中するため、三河の松平元康(徳川家康)と同盟を結んだ。その道中、藤吉郎は元康に「どうすれば偉くなれるか」と尋ね、元康は「信長を信じ、誰にもできぬことをやり、熱意で人を動かせ」とアドバイス。だが実はこれ、全て逆のことを言っていたのだ。一方、信長は美濃攻略の要である犬山城を孤立させるため、鵜沼城主・大沢次郎左衛門の調略を藤吉郎に命じる。小一郎と共に噂を流して大沢を孤立させる作戦を実行するも、計画はバレて処刑寸前に。そこで藤吉郎は、元康の言葉を信じて命がけの熱弁を披露。その真っ直ぐな想いが、意外にも大沢の心を動かし、調略は成功する。

家康の「全て逆」アドバイスが奇跡を呼ぶ!第5話最大の伏線回収

第5話「嘘から出た実」で最も話題になったのが、徳川家康(松平元康)が藤吉郎に与えたアドバイスの真相です。

信長と元康の同盟が成立し、元康を国境まで送る役目を任された藤吉郎。道中、藤吉郎は元康に「どうすれば松平様のようにお偉くなれますでしょうか?」と率直に尋ねます。

「熱意が人を動かす」と語った家康の本心は真逆だった

元康は真面目な顔で答えます。

「たやすいことや。信長殿を信じることじゃ。そして誰にもできぬことをやってのけるのじゃ。恐れず、己を信じて突き進むのじゃ。大事なのはここじゃ。熱意が人を動かし、勝敗を決する」

この言葉を聞いた藤吉郎は目を輝かせ、「わし、わしの思っていた通りじゃ。ありがとうござりまする!以後、肝に銘じまする」と感激します。

ところが、元康が去った後、家康の家臣が呆れ顔で言い放ちます。

「よくもまあ、全て逆のことを言うてやったわ。何が大事なのはここでございますか?白々しくて思わず吹き出そうになりましたわ」

元康自身も「織田の源サムライに何でわしの考えを教えねばならぬのか」と本音を漏らしており、実は全く逆のアドバイスをしていたことが判明します。

しかし、この「嘘」が後に「誠」となる展開が第5話の醍醐味。家康の適当なアドバイスを真に受けた藤吉郎が、命がけで「熱意」を語ることで、難攻不落と思われた大沢次郎左衛門の心を動かすのです。

SNSでは「家康のいい加減さが結果オーライすぎて笑った」「でも結局藤吉郎の本気が伝わったってことだよね」「嘘から出た実、まさにこのこと」と話題に。タイトル回収が見事すぎる展開に、視聴者は唸らされました。

大沢次郎左衛門を動かした藤吉郎の”本物の熱意”

第5話のクライマックスは、藤吉郎が大沢次郎左衛門を説得するシーンです。

信長から「鵜沼城主・大沢次郎左衛門を調略せよ」という難題を命じられた藤吉郎。大沢は元は素浪人から斎藤道三に見出されて城主にまで上り詰めた猛将で、「つぶて撃ちの名人」としても知られる人物。これまで何人もの使者が追い返され、中には石つぶてを投げられて命からがら逃げ帰った者もいるほどです。

小一郎と共に、「大沢が信長に通じている」という噂を城内に流して孤立させる作戦を実行しますが、噂を流していた張本人が捕まり、計画はバレてしまいます。

藤吉郎と小一郎は大沢の前に引き出され、処刑寸前に。このまま帰れば任務失敗、残れば命の保証はない絶体絶命の状況で、藤吉郎は叫びます。

「わしは寧々殿と夫婦になりたいのじゃ」命がけの告白

「やっぱり嫌じゃわしも死にとうない。わしはこの大仕事をやり遂げて、侍大将になるのじゃ。侍大将になって寧々殿と祝言を挙げるのじゃ」

小一郎が「落ち着け、兄者。今そんなことを言っている時ではない」と止めようとしますが、藤吉郎は止まりません。

「わしは寧々殿と夫婦になりたいのじゃ。夫婦になってずっと守っていくと決めたのじゃ。だから、ここで死ぬわけにはまいりませぬ。大沢どのお赦しくだされ」

大沢は「問答無用」「わしの気が変わらぬうちにさっさと失せよ」と冷たく突き放しますが、藤吉郎は動きません。

小一郎や他の使者たちが「生きて帰れるだけでもありがたいと思え」と促す中、藤吉郎は一歩も引かず、こう訴えます。

「それではいかんのじゃ。わしは下から這い上がらねばならん。わしのような者を信じて、このお役目を与えてくださった信長様のご期待を裏切るわけにはいかぬのじゃ。大沢殿、我らのお味方になってくだされ。そのためであれば、この命をお預けいたします」

そして、家康から教わった言葉を続けます。

「どういうお人じゃ。織田信長とは。」

「あなた様のような者のふが仕えるにふさわしい、強く大きなお方でございます」

大沢が心を開いた瞬間「強く大きいか。確かに似ておるの」

藤吉郎の真っ直ぐな熱意に、大沢の表情が変わります。

「行こう。織田殿のところへ」

大沢は、かつての自分を藤吉郎に重ね合わせたのでしょう。素浪人から成り上がった自分と、百姓から這い上がろうとする藤吉郎。そして、自分を見出してくれた道三と、藤吉郎を信じた信長。

大沢の家臣が「奴らの言うことなど信用できませぬ。また罠かもしれませんぞ」と止めますが、大沢の決意は固まっていました。

「であれば、わしがここに残りまする」と藤吉郎が申し出ます。「いや、大沢殿とではこのわしでも釣り合いが取れぬが致し方あるまい。あとのこと頼んだぞ小一郎」と藤吉郎は人質として残り、自ら信長のもとへ向かう決断をします。

このシーンにSNSでは「藤吉郎の本気が伝わって泣いた」「おねねへの想いを語るところが切なすぎる」「大沢が笑ったところで涙腺崩壊した」との声が殺到。家康の「嘘」が、藤吉郎の「本物の熱意」によって「誠」に変わった瞬間でした。

前田利家初登場!御前試合で見せた圧倒的な強さ

第5話では、次回予告で話題になっていた前田利家(大東駿介)が初登場しました。

信長は美濃攻略を前に、兵の士気を上げるため「御前試合」を開催します。藤吉郎も参加し、侍大将への足がかりにしようと意気込みますが、最大のライバルとして立ちはだかったのが「槍の又三」こと前田又左衛門(利家)でした。

御前試合前、藤吉郎は信長に漬物を献上しようとしますが、「さっき又三からも松の漬けた漬物をたんまり渡された」と言われ、名簿も「それもさっき又三からもらった」と先を越されています。信長は「一度は追放したが、あれでなかなか気の回る男よ」と利家を評価しており、藤吉郎は悔しさを滲ませます。

利家は以前、諍いを起こした相手を斬り殺したために信長から追放された過去があります。小一郎が「前田様は、槍の又三と言われた手だれとお聞きしました。一時、殿様に追放されたのも、諍いを起こした相手を斬り殺したせいだとか、そんな人を怒らせたら」と心配しますが、藤吉郎は自信満々です。

組み合わせの細工を見抜いた信長の眼力

実は小一郎は、御前試合の差配役を務める武田に近づき、組み合わせに細工をしていました。藤吉郎が弱い相手とばかり当たるように仕組み、最後に疲れ切った利家と戦えば勝てるという算段です。

小一郎は武田にこう説きます。

「そうではございませぬ。普通にやっても、前田殿が勝つことは目に見えております。あっけなく始終が決してしまったら、果たして殿にご満足いただけますでしょうか?誰が勝つかわからぬからこそ、御前試合は面白いのです。手に汗握る勝負をきっと殿もご所望のはず」

武田は納得し、「全ては御殿のため」と細工に同意します。

作戦は順調に進み、藤吉郎は次々と勝ち上がります。しかし決勝で利家と戦った藤吉郎は、素手での戦いで油断を誘い、隙を突いて勝とうとしますが、利家に見破られて敗北。

「待てじゃ待て。素手の相手にそこまでして勝って嬉しいか?」 「わしならそんな真似はせん。むしろ恥ずかしい」

利家は堂々と勝利し、信長から褒美を受け取ります。

そして信長は藤吉郎と小一郎を呼び出し、こう言い放ちます。

「わしも侮られたものよのう。お主らが組み合わせに細工したことくらい一目瞭然だったわ」

藤吉郎は「これは小一郎が勝手に」と小一郎一人に罪を擦り付けようとすると、小一郎は続けます。

「ふざけるな。本当のことじゃろうが。誰のためじゃ?」

と二人で話し合うとと、信長はニヤリと笑います。

「ようやった。戦は戦う前にして、いかに勝つかが肝要じゃ。戦って勝つは上策。戦わずして勝つは最上の策なり。見事である」

細工を見抜いた上で褒める信長。しかし、「じゃが常が甘かったのう。どうじゃ。そのしくじりを埋め合わせたくはないか」と続け、大沢調略という難題を藤吉郎に命じるのでした。

このシーンは、信長の眼力の鋭さと、策略を評価しつつも結果を求める厳しさが表れた名場面。そして、この「しくじりの埋め合わせ」が、第5話最大の見せ場へと繋がっていくのです。

小一郎の策略と兄弟の絆が光る調略作戦

大沢調略の任務を受けた藤吉郎ですが、これまで何人もの使者が追い返されてきた難題です。

小一郎は冷静に分析します。

小一郎は、大沢がすでに龍興から疑いの目を向けられていることを知っており、その疑いを利用する作戦を立てます。兄弟の婿たちに頼んで、「大沢が信長に通じている」という噂を城内に広めさせるのです。

「小一郎は二郎左衛門が信長に通じている噂を広めるよう二人に頼みました。それからひと月ほどが過ぎ」

噂は効果を発揮し、龍興は大沢を呼び出して問い詰めます。

「お主と織田との間によからぬ噂が流れておる」

大沢は「この次郎左衛門、天地神明に誓って織田と通じていることなどございませぬ」と必死に弁明しますが、龍興は信じません。

「お主は以前からようわしに意見してきたな。わしのことが嫌いであろう」「どいつもこいつもあのじじいの名を口にする。今美濃を治めているのはこのわしじゃ。美濃はわしの国じゃ。天地神明ではなく、このわしに誓えソチの妻をこの城に連れて来い。できなければお前は改易じゃ」

龍興は、大沢の妻・しのを人質に取ろうとします。しのは病気で伏せっており、城への移動は命に関わる可能性があります。大沢は窮地に立たされるのです。

この状況で藤吉郎が訪れ、小一郎の言葉を使って大沢を説得します。

「一度かかった疑いを晴らすのは、並大抵のことではない」「いや、待てよ。それならいっそ本当のことにしてしまうというのはどうでござるか。嘘から出た誠ということもありまする。大沢殿、もしやこれは、天が示した道なのではござりませぬか」

しかし、作戦はバレてしまいます。噂を流していた張本人が捕まり、藤吉郎と小一郎は処刑寸前に。

ここで藤吉郎は小一郎をかばいます。

「お許しください。この者はまだ侍になって5年と経っておりません。百姓じゃったのをわしが無理やり連れてきたのでございます」 「だから、責めはこのわしが負いまする」

小一郎も「兄者!ふざけたことを申すな」と反論しますが、藤吉郎の決意は固いのです。

そして、藤吉郎の熱弁が大沢の心を動かし、調略は成功。大沢が信長のもとへ向かう際、小一郎に「あとのこと頼んだぞ小一郎」と託し、藤吉郎は人質として城に残ることになります。

「明日の日の入り時までに戻るんじゃ」 「何が起こるかわからんからな。急ぐに越したことはない」

兄弟の絆と、小一郎の策略、藤吉郎の熱意が組み合わさって成し遂げられた調略。第5話は、豊臣兄弟の魅力が存分に発揮された回となりました。

大沢次郎左衛門という男の生き様

第5話で初登場した大沢次郎左衛門は、単なる脇役ではなく、ドラマの重要なテーマを体現するキャラクターとして描かれました。

妻・しのへの愛と道三への忠義

大沢の屋敷では、病に伏せる妻・しのが登場します。

「お帰りなさいませ。」 「しの、起きていいのか?」 「今日は気分がよろしゅうございます」

しのは、大沢がつぶて撃ちで的を狙う様子を嬉しそうに見つめます。大沢は昔を思い出しながら語ります。

「昔まだ小者の頃、このつぶて撃ちだけで敵を倒したものよ。的を外したことなどめったになかったぞ。道三様はそれを見て、わしを侍に取り立ての上、これまで育て上げてくれた。大沢の婿になり、この城の主になれたのも、あの方のおかげじゃ」

そして、しのとの思い出を振り返ります。

「ついに叶ったぞ、しの。これからはここがわしとお前の城じゃ」 「おめでとうございます。旦那様」 「何もないわしに今日までようついてきてくれた。これからわしがお前の望みを叶えてやる番じゃ。何でも言うてみい」

しのは答えます。

「では。いつまでもお健やかでいてくださりませ」

この会話に、大沢がどれほどしのを大切に思っているかが表れています。龍興がしのを城に連れてこいと命じたことは、大沢にとって耐え難い屈辱だったのでしょう。

しのも、大沢の苦境を理解しています。

「こたびのこと、すまん」 「分かっております。こんな身の私がお力になれるのであれば、喜んで稲葉山に参ります。」

大沢は道三への忠義と、しのへの愛の間で苦しんでいました。だからこそ、藤吉郎の「強く大きい信長」という言葉に心を動かされたのです。

大沢にとって、道三は自分を見出してくれた恩人。そして藤吉郎にとって、信長は「わしのような者を信じて、このお役目を与えてくださった」存在。二人の境遇は重なっていたのです。

SNSでは「大沢としのの夫婦愛が泣ける」「道三への忠義と妻への愛、どちらも本物だからこそ苦しい」「藤吉郎に自分を重ねたんだろうな」との声が上がりました。

大沢次郎左衛門というキャラクターは、第5話の「嘘から出た実」というテーマを際立たせる存在として、視聴者の心に深く刻まれました。

暗殺未遂の疑いで処刑寸前!次回への不穏な予告

第5話のラストは、衝撃的な展開で幕を閉じます。

大沢が信長のもとを訪れ、臣従を誓います。

「こたびはお城にお招きいただき、恐悦至極に存じます。大沢二郎左衛門尉正秀。これより織田様のため、身命をとしてお仕えいたしまする」

信長は「よう申した」と受け入れますが、すぐに表情を変えます。

「が、であればなぜ、お主の従者により、このような者が出てきたのじゃ」

大沢の従者が、衣服に隠し持っていた刃物が見つかったのです。

「衣服に紛れてわからぬように忍ばせておりました。切先には毒も」

大沢は「知りませぬ。私はそのようなこと命じてはおりませぬ」と否定しますが、信長は冷たく言い放ちます。

「はあ、残念の極みじゃ。始末せよ」

次回予告では、小一郎に向かって、信長は残酷な命令を下します。
ここで第5話は終了。

「お主の手で大沢を切れ。わしへの忠義を示せ」

小一郎は動揺しますが、「しかし、この者を殺せば、我が兄の命もございませぬ」と抵抗します。

藤吉郎は「小一郎は必ず来る」と言い切ります。

SNSでは「え、ここで終わるの!?」「小一郎が間に合うかどうかのハラハラ展開」「次回が待ちきれない」と悲鳴が上がりました。

大沢の臣従は本当に成功したのか、それとも罠だったのか。藤吉郎は大沢を切るのか、それとも藤吉郎が助けに来るのか。

次回第6話「兄弟の絆」では、この緊迫した状況がどう展開するのか、目が離せません。

6. まとめ

今回の見どころ・伏線まとめ

  • 家康の「全て逆のアドバイス」が奇跡を呼んだ: 適当に教えた言葉を真に受けた藤吉郎が、本物の熱意で大沢の心を動かした「嘘から出た実」の完璧な体現
  • 藤吉郎の命がけの告白: 「わしはネネ殿と夫婦になりたいのじゃ」と叫んだシーンは、藤吉郎の人間らしさと本気度が伝わる名場面
  • 前田利家の圧倒的存在感: 初登場ながら御前試合で堂々とした勝利を収め、今後の活躍が期待される強キャラとして印象づけられた
  • 小一郎の策略と信長の眼力: 組み合わせに細工した小一郎を見抜きながら、「戦わずして勝つ」戦略を評価した信長の器の大きさ
  • 大沢次郎左衛門の生き様: 素浪人から成り上がった過去、道三への忠義、妻・しのへの愛が描かれ、藤吉郎との共鳴が調略成功の鍵に
  • 暗殺未遂の疑いで処刑寸前: 次回への不穏な予告で、藤吉郎と小一郎の「走れメロス」級のピンチが待ち受ける

次回予告で注目のポイント

次回第6話「兄弟の絆」では、斎藤道三(麿赤兒)の「本人やんけ」級の再現度も話題ですが、何より藤吉郎と小一郎の危機的状況がどう展開するかが最大の見どころ。

信長の命令に従うのか、それとも大沢を守るのか。小一郎は間に合うのか。兄弟の絆が試される重要な回になりそうです。

第5話「嘘から出た実」は、家康の適当さ、藤吉郎の真っ直ぐさ、小一郎の賢さ、大沢の誠実さが絡み合った傑作回。2週間の放送休止が本当に待ち遠しい、そんな神回でした。

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