【ばけばけ第18週第86回あらすじ ネタバレ感想】借金完済から一転「ラシャメン」蔑視騒動と熊本行きフラグに震える視聴者

2月2日放送のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」第86話は、松野家の借金完済という喜びから一転、梶谷記者の偏向報道によりトキ(髙石あかり)が「ラシャメン」と蔑まれる衝撃の展開に。世間の残酷な手のひら返しに、視聴者からは「おトキ不憫すぎる」「梶谷許せない」と怒りと悲鳴が殺到しています。おタエ(北川景子)の「おごれるものは久しからず」という言葉が現実となり、熊本行きフラグまで浮上した第18週初回を徹底解説します。

目次

「ばけばけ」第18週第86話 あらすじ

ついに松野家の借金が完済され、トキ、司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)、そして銭太郎(前原瑞樹)を交えた祝賀パーティーが開かれる。そこへヘブン(トミー・バストウ)日録を連載中の梶谷(岩崎う大)が取材に訪れ、借金返済の経緯を聞き出す。翌朝、梶谷が書いた新聞記事には「トキがヘブンと結婚する代わりに借金を返してもらった」という偏向的な内容が掲載され、町中に広まってしまう。町の人々はトキを「ラシャメン」と蔑み始め、純愛で結ばれた夫婦は理不尽な偏見の渦に巻き込まれていく。

借金完済の歓喜が一瞬で崩壊…梶谷の偏向記事が招いた「ラシャメン」騒動

第86話は、長年松野家を苦しめてきた借金がついに完済されるという、本来なら喜ばしい瞬間から始まりました。銭太郎が持ってきた最後の支払いを確認する場面で感慨深げに「借金はなくなった」と宣言。司之介は「やったあ!あはっ、あはっ、あー、とうとう返したぞー!」と叫び、家族全員が喜びを爆発させます。

銭太郎も「二百年かかると言われた借金を全部返しやがって、だらくそが。もうお前らのツラもケツも叩けんじゃないか」と冗談交じりに祝福。フミは「今まで面もケツも叩かれたことないけんね」と返し、トキも「だらくそは嫌というほど言われたけどね」と笑います。この軽快なやり取りに、視聴者は松野家の苦労が報われたことを心から喜んだはずです。

祝賀パーティーでは西洋料理が振る舞われ、銭太郎は「親父。まさか松野のだらくそに西洋料理をごちそうになる日が来るとはの。いやー、我ながらホンっけ頑張ったわ」と涙ぐむシーンも。しかしフミが「返したのはおヘブンさんだけん」と冷静に指摘し、トキも「そげそげ。ヘブンさん。ありがとう」と感謝を述べます。

「お金絡みの結婚」と曲解された新聞記事の衝撃

この幸せな空気を一変させたのが、梶谷記者(岩崎う大)の登場でした。パーティーの場に現れた梶谷は「今日は何のパーティーですかね」と取材を開始。トキが「見ての通り、借金返済パーティーですけん」と答えると、梶谷は誰のおかげで返せたのかを執拗に聞き出します。

銭太郎が「おトキちゃんが嫁に行く代わりに借金を返してもらっちょったんじゃないかの」と軽く口にした言葉が、梶谷によって歪曲されて新聞記事になってしまうのです。

翌朝、町の人々が手にした松江新報には、トキとヘブンの結婚が「借金返済の見返り」であるかのような内容が掲載されていました。町の人たちは「見たか。今日の松江新報」「ラシャメンだったらしいな。夫婦になる代わりに借金返してもらっちょったとはのう。がっかりだ」と冷淡に語り、純愛で結ばれたトキとヘブンの関係が「金銭目的の結婚」という偏見で塗り固められてしまいました。

視聴者からは「梶谷に腹立ちすぎて呟けなかった」「まじでもう二度と家に来ないで欲しい」という怒りの声が相次ぎ、SNSでは「梶谷許せない」がトレンド入り。明治時代の新聞報道が、現代のSNS炎上と同じ構造を持っていることに気づいた視聴者も多く、「SNSの一言ですぐ手のひらを返したり炎上する今の時代を見てるみたいだった」という投稿も見られました。

おタエの予言「おごれるものは久しからず」が的中する皮肉

第86話で最も鳥肌が立ったのは、おタエ(北川景子)が事前に発していた警告の言葉が、まさに的中してしまったことでした。

祝賀の場で鳴り響いた警告の言葉

物語の序盤、トキはタエにヘブンからの生活費を渡しながら、こう忠告します。「時々ではありますが、読んでいますよ、新聞」とヘブン日録に触れ、「ただし、気をつけるのですよ。おごれるものは久しからず。この私が言うのですから間違いありません」と釘を刺すのです。

この「おごれるものは久しからず」という平家物語の一節は、栄華を誇る者の没落を表す言葉として知られています。おタエは、ヘブン日録によってトキ夫妻が町で注目を集めている状況を「おごり」と見抜き、その反動が必ず来ることを予見していました。名家出身で明治維新の激動を経験してきたおタエだからこその、深い洞察力が表れたセリフです。

トキは「お恥ずかしい」と謙遜しますが、おタエは「とんでもない」と返しつつも警告を忘れません。この会話の時点では、視聴者もまさかここまで急激な転落が起こるとは予想していなかったでしょう。

しかし借金完済の喜びに浸る松野家を待っていたのは、まさにおタエが警告した通りの「転落」でした。祝賀パーティーの華やかさが、翌日には「ラシャメン」という蔑称に変わる落差。視聴者からは「おタエ様の『奢れるもの久しからず』が的中してしまった…」「借金完済、でも梶谷の新聞記事一つでおトキが『ラシャメン』呼ばわり」と驚きと悲しみの声が上がりました。

おタエ自身も元上級武士の娘として、明治維新で地位を失った経験を持っています。世間の評価がいかに移ろいやすいか、栄光と没落が紙一重であることを身をもって知る彼女だからこそ、この警告には重みがありました。今回の展開は、おタエの言葉が単なる格言の引用ではなく、松野家の未来を正確に予見した予言だったことを証明する形となり、脚本の巧みさが際立ちました。

世間の手のひら返しに震える視聴者…「不憫すぎる」の声殺到

第86話で最も視聴者の心を揺さぶったのは、町の人々の態度が一夜にして豹変したことでした。

町の冷たい視線とセリフに込められた偏見

前日まで松野家を憧れの的だったはずの町民たちが、梶谷の記事を読んだ途端に冷たい視線を向けるようになります。「ラシャメンだったらしいな。夫婦になる代わりに借金返してもらっちょったとはのう。がっかりだ」というセリフは、まさに世間の偏見と残酷さを象徴していました。

「ラシャメン」とは、明治時代に外国人と関係を持つ日本人女性を蔑む言葉です。もともとはポルトガル語由来とされ、遊郭で働く女性を指す言葉でしたが、次第に外国人と結婚した女性全般を侮蔑する意味で使われるようになりました。トキとヘブンは純粋な愛情で結ばれたにもかかわらず、借金返済という事実が絡むことで「お金目的で外国人と結婚した女」というレッテルを貼られてしまったのです。

視聴者からは「おトキ……なんも言えねぇよな……」「おトキちゃんたちは何も変わらないのに世間の見る目が変わる」「今日のばけばけしんどいなぁ。どんなに二人が想いあっていても新聞にああいう風にかかれちゃったらラシャメン扱いだよねー」と、トキ夫妻への同情の声が溢れました。

特に印象的だったのは、トキが町を歩くシーンで聞こえてくる「おトキもおトキなら親も親だがねぇ」という陰口です。家族全員が偏見の対象となり、これまで積み上げてきた信頼が一瞬で崩れ去る様子に、視聴者は「純愛ロマンティック〜きゃ〜おトキさま からの、お金がらみのラシャメン、ガッカリけがらわしい〜 への落差」と、その急変ぶりに言葉を失いました。

また、「異人と結婚=ラシャメンって遊郭のおなみさんもそんなふうに腹括ってチャレンジしてたよね」という投稿も見られ、以前登場した遊郭のなみ(さとうほなみ)が覚悟していた偏見に、今度はトキが直面する形になったという皮肉な展開に、視聴者は胸を痛めています。

トキとヘブンは何も変わっていません。変わったのは世間の「見方」だけ。その理不尽さが、多くの視聴者の怒りと悲しみを呼び起こしました。

「梶谷許せない」怒りの声が集中した記者の無責任

第86話で視聴者の怒りが最も集中したのが、梶谷記者の存在です。

明治の炎上と現代SNSの共通点

梶谷は借金返済パーティーの場に突然現れ、「今日は何のパーティーですかね」と取材を開始します。トキが「見ての通り、借金返済パーティーですけん」と答えると、梶谷は借金を誰が返したのかを執拗に聞き出そうとします。

司之介は「言うな、言うな。わしはわしだ。わしということにしとけ」と口止めしようとしますが、松野家がメインディッシュに喜んでいる間、梶谷が銭太郎に聞くと「あたしが思いに、おトキちゃんが嫁に行く代わりに借金を返してもらっちょったんじゃないかの」と軽い推測を口にしてしまいます。この言葉を梶谷は「事実」として記事にしてしまうのです。

翌朝の新聞記事について、司之介は自宅で二日酔いになりながらも「おい、なんじゃこりゃ。松野トキさんがヘブン先生と夫婦になったことで、全ての借金を松野家はヘブン先生に返してもらい、これでわしが何もしておらんみたいじゃないか」と、自分の手柄が書かれていないことを不満に思う様子まで描かれました。

視聴者からは「梶谷に腹立ちすぎて呟けなかった今日のばけばけ まじでもう二度と家に来ないで欲しい」「あ〜〜〜〜梶谷許せねえ〜〜今までなに見てきてその記事書いてるんだおめ〜〜」と激しい怒りの声が上がりました。

梶谷はヘブン日録を通じてトキとヘブンの交流を見てきたはずです。二人が純粋な愛情で結ばれたことを知る立場にありながら、センセーショナルな記事にするために事実を歪曲したのです。この無責任な報道姿勢に、視聴者は「もっと違う書き方あっただろう?」と憤りを隠せませんでした。

興味深いのは、明治時代の新聞報道と現代のSNS炎上が同じ構造を持っていることに気づいた視聴者が多かったことです。「SNSの一言ですぐ手のひらを返したり炎上する今の時代を見てるみたいだった」「噂だけが一人歩き。明治時代の炎上」という投稿が相次ぎ、メディアリテラシーの重要性を改めて考えさせられる展開となりました。

梶谷という一人の記者の偏向報道が、町全体の空気を変え、無実の夫婦を追い詰める。その恐ろしさを、第86話は鮮烈に描き出しました。

熊本行きフラグ急浮上…村八分からの逃避行か

第86話の展開を受けて、視聴者の間で一気に高まったのが「熊本行きフラグ」です。

史実と重なる展開に視聴者の考察が加速

ヘブンのモデルである小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、史実では松江から熊本へ英語教師として転任しています。これまでドラマでは熊本行きの具体的な理由は描かれていませんでしたが、第86話の「ラシャメン」騒動を見た視聴者は「このままでは松江にいられなくなるのでは」と予想し始めました。

ばけばけではどのような経緯で熊本に行くのかはわかりませんが、今日のを観ると村八分にされて逃げるように松江を去るように見えたので…」という投稿が示すように、多くの視聴者が「世間の偏見から逃れるための移住」という展開を予感しています。

また、「なんか公式に発表された熊本編への流れ、ヘブンの出世ではなくいたたまれない何かになりそう」という考察も。史実では八雲の転任は給与面や待遇の問題が主な理由でしたが、ドラマでは「松江での居場所を失う」という苦しい理由になる可能性が高まっています。

一方で、「ばけばけ史実では 日本籍になるから給料さがって→熊本の方が給料がいい だったはず」と史実との違いを指摘する声もあり、「脚本がお金とラシャメンの話ばかりで下品」「史実の八雲転任はセツ(トキ)関係なく実力なのに、ドラマは失礼」という批判的な意見も見られました。

しかし多くの視聴者は、今週のタイトル「マツエ、スバラシ。」に希望を見出しています。「今週のタイトル『マツエ、スバラシ。』金曜のオチはきっとそうなりますように」という投稿が示すように、最終的には松江の人々がトキ夫妻の純愛を理解し、偏見が解消されることを期待する声も多数。

熊本行きが「逃避行」になるのか、それとも「新たな出発」になるのか。第86話は今後の展開への期待と不安を同時に高める、非常に巧みな構成となっていました。

まとめ|第86話の見どころと今後の展開予想

第86話は、借金完済という幸福から一転、「ラシャメン」騒動という地獄へ転落する急展開で、視聴者の心を激しく揺さぶりました。今回の見どころと伏線を整理します。

今回の見どころ・伏線

  • 借金完済の感動シーン – 「二百年かから言われた借金」をついに返済し、家族全員が喜びを爆発させる場面は涙なしには見られませんでした。
  • おタエの予言的中 – 「おごれるものは久しからず」という警告が的中し、栄光と没落が紙一重であることを痛感させられました。
  • 梶谷の偏向記事 – 女将の軽い推測を「事実」として報道し、トキ夫妻を「ラシャメン」扱いする記事が、明治時代のメディアの暴力性を浮き彫りに。
  • 世間の手のひら返し – 昨日まで祝福していた町民が一夜にして冷たい視線を向ける展開は、人間社会の残酷さを鮮明に描きました。
  • 熊本行きフラグ – ラシャメン騒動により松江での居場所を失い、熊本への移住を余儀なくされる可能性が急浮上。
  • 現代との共通点 – 明治時代の新聞炎上が現代のSNS問題と重なり、メディアリテラシーの重要性を考えさせる内容に。

今週のタイトル「マツエ、スバラシ。」が示すように、最終的には松江の人々がトキ夫妻の真実の愛を理解する展開が期待されます。しかしその過程で、トキとヘブンがどれほどの苦難を乗り越えなければならないのか。第18週は、二人の絆が真に試される重要な局面となりそうです。

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