【朝ドラ『あんぱん』第2週第7話 感想・考察】|釜じぃ倒れる!?ノブのひらめきと“パン交渉”に涙と笑い【ネタバレあり】


朝ドラあんぱん相関図
引用元:NHK

父の怪我で収入が絶たれた朝田家。困窮する中、ノブが思いついたのは“あんぱん販売”による再建計画だった──。第7話では、子どもの真っ直ぐな思いと大人たちの迷い、そしてひとつの希望が描かれます。

釜じぃ、全治3ヶ月…朝田家に新たな試練

物語は釜次(ノブの祖父)が転倒して腰を痛め、「全治3ヶ月」の診断を受けるシーンから始まります。

「全治3ヶ月ちゅうとこやね。当分、仕事は控えちゃってくれ」

頼みの綱だった祖父の収入が断たれ、朝田家は経済的に追い詰められていきます。


生活の苦しさと、地域の支え

町の人々も朝田家の事情を察し、食事の量を減らしたり、内職を紹介しようとしたりと温かい気遣いを見せます。

「ちゃんや子供らにはしっかり食べさせちゃらんとね」

「お隣さんのところの畑にふっとかぼちゃだね」

お金はなくとも、思いやりの“食卓”が広がっていることに、視聴者もほっこり。


ノブのひらめき──あんぱん事業、始動?

「パン焼いてくれん?」

学校の帰り道、ノブが突如思いついた“あんぱん販売”のアイデア。実現するには、焼く人・売る場所・材料・資金…すべてが不足しています。

「お母ちゃんが無理せんでもいいし、うちもパン食べれるし」

ヤムおじさんのあんぱんの“人を元気にする力”を信じるノブの言葉に、家族も少しずつ動かされていきます。


父・釜次の反対「私の目の黒いうちは…」

当然ながら、頑固な祖父・釜次は大反対。

「私の目の黒いうちは、ここでパンやらすって絶対言うさ!」

「目が白くなるの待ってようか」と返すノブの祖母のユーモアがまた泣ける…。

それでも釜次の心配は本物であり、家族への思いゆえの拒絶に視聴者も共感。


“ヤムおじさん”再登場、まさかの交渉成立!?

町を去ろうとしていた“あの怪しいおじさん”が再び登場。

「パン焼いてくれん? 人を元気にする力があるき」

ノブが真剣にお願いし、最初は売上の“6割”を要求されるも…

「6割取ったら、お前らに金入れないぞ」「…仕方ねえな。とりあえず1回だけだ」

この交渉成立の瞬間、SNSでは「おじさんイイ人だった!?」と驚きと歓喜の声が。


SNSの声「子どもが町を動かすって、朝ドラらしい」

「ノブちゃんの“パン焼いてくれん?”が良すぎて泣けた」

「6割ってふっかけるの笑ったけど、最終的にOKするおじさん最高」

「“目の黒いうちは…”って祖父、心配しすぎだけど愛があるよね」

視聴者からはノブの行動力と、町の人々のあたたかさに称賛が集まっています。


まとめ:「夢」は子どもから始まる

ノブの小さなひらめきが、やがて大きな一歩になる——。

家族を救いたい。その一心で動いた子どもの真心が、ついに周囲を巻き込み始めました。

次回、ついに“焼きたてのあんぱん”が町に戻ってくる?

小さな勇気が未来を変える、そんな希望に満ちた回でした。

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