【朝ドラ『あんぱん』第7週第32話 感想・考察・ネタバレ】メイコちゃんの歌声が話題に!青春と再会の“あんぱん”回


朝ドラあんぱん相関図
引用元:NHK

『あんぱん』第32話は、戦時下という不安な時代の中で、若者たちが一瞬の青春を取り戻すかのような穏やかで切ない時間が描かれました。健太郎、のぶ、千尋、崇、そしてメイコちゃん──パンを配り、歌を歌い、ギターを囲む風景のなかに、彼らなりの希望と不安、そして絆が静かに描かれます。

崇との再会を果たすのぶ、照れながらも新たな感情が芽生え始める健太郎とメイコちゃん。それぞれの人間模様に優しく寄り添う一話となりました。

目次

第32話のあらすじ

1-1. メイコちゃんと健太郎の“仲直り作戦”始動!

メイコちゃんの提案から、健太郎が何やらひらめきます。メイコちゃんと健太郎が主導して、のぶと崇を仲直りさせるための作戦が静かに始動します。

健太郎「よっしゃ、ええこと思いついたき!」

1-2. 柳井家の団らんと、パン売り歩くのぶとメイコちゃん

柳井家の夕食風景では、健太郎が「うまいうまい!」と元気いっぱい食事を楽しみ、穏やかな空気が流れます。

のぶとメイコちゃんはパンを持って街を歩きます。

メイコ「パン〜いかがですか〜♪」

陽気に歌いながらパンを売るメイコちゃん。その歌声に道ゆく人も笑顔を見せます。

1-3. 崖の上で交差する若者たちの感情

海辺の崖で、のぶ・健太郎・千尋が腰かけて語り合います。

そこへ健太郎が崇を連れて登場。

崇「えっ……豪さん、出征したが?」

ここで初めて、崇は豪が戦地へ向かったことを知り、表情が曇ります。

重たい空気の中、タイミングよくメイコちゃんがのぶを連れて登場。

1-4. のぶと崇、気まずさと“あんぱん”

気まずそうにしながらも、のぶはあんぱんを手渡します。

のぶ「はい、これ」

少しずつ交わされる言葉の中で、崇の描いた絵を見たのぶは「優しい絵やね」と言葉を漏らします。

のぶ「優しい絵やね」

目くばせを交わしてほほ笑むメイコちゃんと健太郎。

1-5. ギターと歌──一瞬の青春

健太郎がギターを弾き始め、メイコちゃんが伸びやかに歌い出します。

メイコ「♪名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ〜」

のぶ、健太郎、メイコちゃんの3人が歌いながら笑い合う様子は、戦時下とは思えないほどの“青春”の光景でした。


見どころと考察ポイント

2-1. 歌のシーンが象徴する“希望と儚さ”

ギターと歌に包まれたラストシーンは、視聴者の涙腺を刺激する名場面。

戦争という現実が迫るなかで、若者たちは今しかない“普通の時間”を大切に噛みしめている。

この歌の意味、選曲の意図については別途深掘り記事を設けて考察していきます。

2-2. メイコちゃんの歌声が光った理由

圧倒的な表現力と透明感ある歌声を披露したメイコちゃん役。 演じる俳優についても注目が集まりそう。彼女が持つ“癒し”の存在感が、戦時下の物語をやさしく包み込んでいました。

メイコちゃんについてはこちらの記事をご覧ください。

2-3. メイコちゃんと健太郎の新たな予感?

歌の後、健太郎の「歌うまいなあ」の一言に、メイコちゃんが照れた表情を浮かべる。 この瞬間、2人の間に芽生えた淡い気持ちが描かれたように感じられました。

青春群像としてのあんぱんの新たな側面が、ここにきて広がりを見せています。


次回予告と注目ポイント

  • のぶと崇は、このまま元通りになれるのか?
  • メイコちゃんと健太郎の“恋の兆し”は進展する?
  • 「歌」の意味、伏線的に今後も関わる?

まとめ

第32話は、“青春”と“戦時下”という真逆のテーマを見事に融合させた一話。

あんぱんを手渡し、歌を口ずさむ──それだけのシンプルな行動が、どれほど深い想いと覚悟に裏打ちされていたか。

視聴者にとっても、戦争ドラマでありながら、“今を大切に生きる”ことを教えてくれるような、心洗われる15分でした。

次回、第33話──のぶと崇の未来にどんな変化が訪れるのか、注目です。

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