2025年10月14日放送の「じゃあ、あんたが作ってみろよ」第2話は、視聴者の心を揺さぶる神回となりました。勝男(竹内涼真)のコークハイ挑戦シーンでは笑いと共感が、鮎美(夏帆)の顆粒だし問題では切なさと号泣の声がSNSに殺到。さらに酒屋店員ミナト(青木柚)との急接近に「勝男負けるな!」と視聴者が感情移入する展開に。「レシピ教えてくれるだけでいい」という何気ない一言が、すれ違いの本質を突く名セリフとして話題を呼んでいます。今回は勝男の成長と鮎美の新しい世界、そして2人の距離が遠ざかる様子を丁寧に追いかけます。
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」第2話 あらすじ
髪色を変えた鮎美に全く気づかない勝男。その姿を見て、鮎美は別れを決意したきっかけを思い返す。美容師の渚に「好きなものは何?」と聞かれ、自分が「何が好きか」より「どうしたら好かれるか」を優先してきたことに気づく鮎美。勝男と別れ、テキーラやもつ焼きなど新しい世界に飛び込んでいく。一方、鮎美を引きずる勝男は後輩・南川からマッチングアプリを勧められるも拒否。しかし、コークハイに挑戦したり筑前煮をカレーにアレンジしたりと、少しずつ変わり始める。鍵を返しに来た鮎美と再会するが、そこで顆粒だしを使っていた事実が発覚。2人のすれ違いは深まるばかりで…。
髪色変更で気づかない!?2人のすれ違いが始まった瞬間
第2話の冒頭、四文屋で飲む鮎美の前を通り過ぎる勝男。しかし勝男は、髪色をピンクに変えた鮎美に全く気づきません。このシーンは、2人の心の距離を象徴する重要な演出でした。
「髪色を変えただけで、私だって気づかなくなるなんて」
鮎美がさみしそうに息を吐き、テキーラをぐいっと飲むシーンには、多くの視聴者が「切なすぎる」とSNSに投稿。髪色を変えるという大きな変化に気づかない勝男の様子は、同棲中も鮎美の内面の変化に気づけなかった関係性を表現しています。
実際、別れる前の回想シーンでは、鮎美が隠れて顆粒だしを使っていたことや、本当はお酒が飲めるのに「弱いふり」をしていたことなど、勝男が知らない鮎美の本当の姿がたくさんありました。
「今までどっかに幽閉されてた?」
美容師の渚がメガジョッキを見て驚く鮎美に投げかけたこの言葉は、鮎美の過去を的確に表現しています。勝男との関係の中で、自分らしさを封じ込めてきた鮎美。髪色を変えることは、新しい自分に生まれ変わる決意の表れだったのです。
視聴者からは「髪色変えただけで気づかないのリアルすぎて泣いた」「これまでもずっとすれ違ってたんだろうな」という共感の声が相次ぎました。同じ空間にいても心は離れていく2人の姿に、多くの人が自分の経験を重ねたようです。
「好きなものは何?」渚の問いかけが鮎美を変えた
愛されるための努力から解放される鮎美
美容院で担当になった渚(サーヤ)との出会いは、鮎美の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
「あゆみさんの好きな食べ物何?」
「筑前煮は彼が好きだからよく作り…」
「そうじゃなくてあゆめろの」
この何気ないやり取りが、鮎美に衝撃を与えます。ドレッサーにある雑誌には「最高の私。私らしく」という文字。しかし鮎美は、それを実践できていなかったのです。
「子どもの頃から、何が好きかよりどうしたら好かれるかだと思ってた」
この回想のセリフには、鮎美の生い立ちが深く関係しています。母親からは
「何もせず、そのままの自分を愛してもらおうなんて、全然ダメ」
と言われ、姉も男性関係で苦労する様子を見てきた鮎美。「愛され続ける努力」こそが必要だと信じ込んでいたのです。
「我が家の男運は最悪」
という言葉は、鮎美の恋愛観に大きな影響を与えました。だからこそ鮎美は、恋愛の先にある「結婚」「家庭」「安定した人生」を求め、そのために自分を押し殺してきたのです。
SNSでは「鮎美の闇が深い」「親の影響で価値観が歪んでしまうのリアル」という考察が多数投稿されました。
もつ焼きとメガジョッキで開く新しい世界
渚に連れられて行ったもつ焼き屋で、鮎美は新しい扉を開きます。
「もつ焼き苦手。一回だけ食べて臭いし、硬いし」
「でもそこがおいしいんだよ」
恐る恐る食べたもつ焼きが予想外に美味しく、メガジョッキのビールも楽しめた鮎美。この体験は、勝男との関係で「苦手」と決めつけていた自分からの解放を意味していました。
「あれ。世界ってこんなにキラキラしてたっけ?」
このセリフが示すように、鮎美は初めて自分の感覚で「楽しい」を感じたのです。その後、クラブで夢中で踊るシーンも印象的でした。
「ただ、何も考えず、今が楽しいって感じる」
音楽に合わせて体を動かし、渚と一緒に踊る鮎美の表情は、これまで見せたことのない輝きに満ちていました。視聴者からは「鮎美の解放されていく様子に涙が出た」「自分らしく生きる大切さを教えてくれる」という感想が寄せられています。
一方で、クラブで楽しそうに踊る渚を見て
「いいな。きっと自分らしいって何か知ってる」
とうつむく鮎美の姿には、まだ完全には自分を肯定できない葛藤も描かれていました。
勝男の成長物語|コークハイのモノローグが面白すぎる
「ご飯に合うわけない」から始まる葛藤
後輩の南川(杏花)から勧められたコークハイ。最初は頑なに拒否していた勝男ですが、白崎に
「決めつけてばっかじゃ、新しい世界が広がらないですよ」
と言われ、挑戦することに。
「こんなにベタベタに甘い、コークハイに臭くて、グロテスクな臓物は想像するだけでも…」
質問屋のカウンターで、コークハイと白もつを前に葛藤する勝男。竹内涼真の内省的なモノローグ演技が光るシーンです。SNSでは
という声が殺到しました。
そして、思い切って飲んでみると…
「このスパイスの香りで、そのにおいが爽やかになっている。なるほど」
食わず嫌いを克服した瞬間、勝男の表情が変わります。
「ちょうど今、新しい扉が開いた」
このセリフは、勝男の変化を象徴する重要な言葉です。視聴者からは「変わろうっていう気があるだけ可愛い、なんか憎めん」「竹内涼真のなんとも言えない爽やかなのにむかつく、胸糞悪い演技が秀逸すぎる」と、複雑な感情を抱く声が多数寄せられました。
筑前煮カレーアレンジで見せた変化
勝男の成長は、料理の場面でも描かれます。鮎美の筑前煮を再現しようと毎日作り続ける勝男でしたが、味が違うことに悩んでいました。
「海老原さんにしてはいっすね!でももうちょっとパンチ欲しいかな」
白崎にそう言われた勝男は、思い切った決断をします。白崎の提案でトマト缶を入れて、筑前煮をカレーにアレンジしたのです。
「時代が変わってもみんなで食べるカレーはうまい」
完成したカレーを南川、白崎と一緒に食べる勝男。この場面は、「最終的にコークハイ女と筑前煮男が意気投合してカレー食ってんの草」とSNSで話題になりました。
既存のレシピに固執するのではなく、新しいアレンジを試す勇気。これは、価値観の変化を象徴する重要なシーンです。「筑前煮の作り方」に固執していた勝男が、「今ある筑前煮を美味しく食べるコツ」を教えてもらい、柔軟に対応できるようになった成長が表現されています。
ただし、視聴者からは「でもまぁちらり出てきたお父さんの影響もあるのかな」「ファンタジーの域だよね」という冷静な意見も。勝男の成長が本物かどうか、今後の展開が気になるところです。
【号泣必至】顆粒だし問題|「レシピ教えて」の本当の意味
隠れて使っていた顆粒だしの発覚
第2話で最も視聴者の心を揺さぶったのが、顆粒だし問題です。鮎美が鍵を返しに来たとき、白崎が冷蔵庫から顆粒だしを発見します。
「もしかして、これじゃないですか。あゆみさんこれ使ってました?」
勝男は動揺し、視線が泳ぎます。鮎美も言葉を失い、その場を動けません。無言で見合う2人の空気が重く、切ないシーンでした。
回想シーンでは、同棲したての頃の様子が描かれます。
鮎美は
「だけど、カツオさんだから、かつおだしにしてみたい」
と笑顔で答えます。しかし実際には、こっそり顆粒だしを鍋に入れていた鮎美。冷蔵庫の奥、手に取り、上の棚の籠へ隠すようにしまうシーンが映し出されます。
「全部知ってるつもりだった。気がつかなかった」
勝男のこの独白には、深い後悔が滲んでいます。SNSでは「私も隠れて顆粒だし使った事ある…」「コメディだけど考えさせられる」という共感の声が多数投稿されました。
すれ違いを生んだ一言の重さ
顆粒だし問題の根底にあるのが、勝男の何気ない一言でした。
「あゆみ、筑前煮どうやって作ってたか教えてくれないかな。どうやっても鮎美の味にならなくて、レシピを教えてくれるだけでいいんだけど」
このセリフは、SNSで大きな話題となりました。
勝男にとっては、鮎美の負担を減らすための気遣いだったはず。しかし鮎美には「私は料理を作る道具でしかない」「一緒に食べる相手としては見てもらえない」というメッセージに聞こえてしまったのです。
「ようやく聞けましたね。毎日の筑前煮からの解放」
南川のこの言葉に、鮎美の表情が曇ります。勝男は鮎美の筑前煮を食べたかったのではなく、ただレシピが欲しかっただけ。そう受け取られてしまった悲しいすれ違いでした。
白崎の「彼女さんそれ伝えないと」という言葉通り、言葉にしなければ真意は伝わりません。視聴者からは「すれ違いの切なさヤバい」「自分もこういう経験ある」と、深い共感の声が寄せられています。
青木柚演じるミナトのあざとさが話題!テキーラ男の正体とは
インカメで赤くなった顔を見せるテクニック
第2話で新たなキャラクターとして登場したのが、酒屋店員のミナト(青木柚)です。テキーラのボトルを見ている鮎美に声をかけ、店頭で試飲を勧めます。
「これはアネホって種類で1年以上樽で熟成してるんです」
「きれいな琥珀色」
「でしょ」
テキーラについて丁寧に説明し、鮎美の興味を引くミナト。しかし本領を発揮するのは、その後です。
「お姉さん、かわいいです。すっごく楽しそうに、テキーラ飲んでてかわいいです」
さらにミナトはスマホをインカメラにして、自分の顔が赤くなっているのを鮎美に見せます。そして…
「ほら、ちょっと赤い。そっか」
2人でツーショット写真を撮るという展開に。SNSでは
と話題沸騰。青木柚の「初対面なのに距離が近い」演技が、視聴者の心を揺さぶりました。
「かわいい」連発に視聴者が勝男目線で心配
ミナトの「かわいい」連発には、視聴者から賛否両論の声が上がっています。
このコメントが示すように、多くの視聴者が「勝男目線」で鮎美の新しい恋を心配しています。一方で、「青木柚くん激メロで面白かった」という好意的な意見も。
「会うの2回目だけど、距離の詰め方変じゃない?」
鮎美自身も疑問を抱いていますが、ミナトに「近所だから、いつか会うかもとは思ってたけど」と言われ、嬉しそうな表情を見せます。
「ワクワクする」
久しぶりに感じる恋の予感に、鮎美の表情がピンク色に染まります。しかし、その先にミナトと抱き合う展開が待っているのです。
「鮎美が新しい恋のスイッチが入ったらもうだめ」「重要人物になる予感」とSNSでは次回への期待が高まっています。ミナトの真意は本物の好意なのか、それとも何か裏があるのか。今後の展開から目が離せません。
次回予告で見えた衝撃展開|抱擁目撃と勝男のマッチングアプリ
第3話の予告では、衝撃的なシーンが映し出されました。
鮎美がミナトと抱き合っているところを、勝男が目撃してしまうのです。公園の木の陰に隠れ、じっと様子をうかがう勝男。その表情には、複雑な感情が浮かんでいました。
「鮎美(夏帆)がミナト(青木柚)と抱き合っているところを目撃して」という予告に、視聴者からは「勝男負けるな!」「1週間待てない!!」という反応が殺到。次週への期待が高まっています。
また、勝男もついにマッチングアプリを始める展開に。
「そうだ、マッチングアプリ。エビカツ先輩も新しい恋始めました」
南川に押し切られる形で、マッチングアプリに登録する勝男。予告では、中条あやみ演じる女性とマッチする様子が映し出されています。
「妖艶な女性、エビカツくん、写真よりイケメンでびっくりしちゃいました。すでに好きかも」
中条あやみの可愛さに「重要人物予感」とSNSでは話題に。「筑前煮男の新展開?」と考察する声も多数寄せられています。
予告タイトルは「駆け引きが止まらない!新しい世界はわくわく??」。第2話のすれ違いから、復縁か新恋かの二択を煽る展開に、視聴者の焦燥感が高まっています。
🎯【まとめ】第2話の見どころと伏線
第2話「忍耐女よ、すすめ!」は、笑いと涙、そして深い共感を呼ぶ神回となりました。最後に、今回の重要なポイントを整理します。
今回の見どころ・伏線まとめ
- 顆粒だし問題が示す本質的なすれ違い:「レシピ教えて」という何気ない一言が、鮎美の孤独を深めた。言葉にしなければ真意は伝わらないというメッセージ
- 勝男の成長はファンタジーか本物か:コークハイ挑戦、筑前煮カレーアレンジと変化を見せるが、父親の影響による価値観の呪縛から本当に解放されるのか今後の展開に注目
- 鮎美の新しい世界と恋の予感:もつ焼き、メガジョッキ、テキーラ、クラブと「自分らしさ」を取り戻す鮎美。ミナトとの急接近は本物の恋なのか、それとも…?
- 中条あやみのマッチングアプリ登場:勝男も新しい恋に踏み出す展開。復縁か新恋か、二択の行方が気になる
- 南川(杏花)のキャラクターが好評:価値観の違いで対立しながらも、勝男を成長させる重要な存在。「大好きになりました」という視聴者多数
- 次回予告の抱擁目撃シーン:嫉妬の再燃か、完全な別れか。勝男の感情が揺れ動く第3話に期待大
コメディタッチで描かれながらも、深いテーマを扱う本作。「このドラマ視聴者みんなが何となくすごくわかる、ドキッとする部分があって」というSNSの声が示すように、多くの人の心に刺さる内容となっています。
第3話では、2人の恋の行方がどう展開するのか。駆け引きが激化する中、新しい世界は本当にワクワクなのか。次回も見逃せません!