【ばけばけ第12週第56回ネタバレ感想】”エクソシジミ”爆笑!おトキの怪談オタク顔が止まらない【お祓いシーン神回】

2025年12月15日放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』第12週・第56話が、SNSで大きな話題を呼んでいます。金縛りに悩むヘブン先生のため、トキ(髙石あかり)がお祓いを勧めるものの、英語で伝えられず四苦八苦。錦織(吉沢亮)に教わった「Exorcism(エクソシズム)」を「エクソシジミ」と言い間違える姿に、朝から爆笑の声が続出しました。

さらに今回の見どころは、お祓いのシーンで見せたおトキちゃんの無言の百面相。住職(伊武雅刀)が怪談を提案した瞬間、ヘブンの後ろで「ヨッシャー!」「キターーーッ!」と言わんばかりの表情を見せ、視聴者の心を鷲掴みにしました。一方、ヘブンとの関係に距離を置く錦織の切ない姿も描かれ、すれ違いラブコメの展開に注目が集まっています。本記事では、第56話の見どころを徹底解説します。

目次

「ばけばけ」第12週第56話のあらすじ

ヘブン(トミー・バストウ)は連日、金縛りに苦しんでいました。トキはお祓いを勧めますが日本語が通じず、錦織も最近はヘブンを避けているため困り果てます。数日後、錦織が出勤前のトキを訪ね、ヘブン先生へ距離を置いている旨説明します。トキは錦織からお祓いの英語説明を教わります。トキがヘブンに片言の英語で伝えると、ヘブンは興味津々。トキはヘブンと、通訳を引き受けた教え子の正木(日高由起刀)とともにお寺へ向かいます。住職によるお祓いの儀式が終わると、住職は「我が寺に伝わる怪談」を語ると提案。墓地へ案内すると言われ、おトキは声を出さずとも喜びが溢れ出す表情を見せます。一方、錦織はヘブンの「誰とも深く関わらない」という言葉に傷つき、距離を置いていたのでした。

おトキちゃんの怪談オタク全開!無言の百面相が視聴者の心を鷲掴み

今回の第56話で最も話題となったのが、お祓いのシーンで見せたおトキちゃん(髙石あかり)の無言の百面相です。ヘブン先生の金縛りを解消すべく、正木さんの紹介で訪れたお寺。住職(伊武雅刀)によるお祓いの儀式が始まると、トキは本堂の奥で正座し、じっと様子を見守ります。

ナレーションでは、蛙が

正木さんの紹介で、ようやくお祓いに来れたおときちゃん。なんだか嬉しそう。ほんと好きね。こういうの。顔に出ちゃって。ねー。すっごい。

とコメント。このセリフ通り、トキの表情からは抑えきれない興奮が溢れ出ていました。

お祓い儀式中の”ニヤニヤ”が止まらない

住職が太鼓を叩き、

我へ犬の名に称をれレフカダ・ヘブン。道人に表へするところの一切の因縁の諸症量。名誉、強力南無 。これにて終わりとさせていただきます。

とお経を唱える間、トキは本堂の奥で座ったまま、じっとその様子を見つめていました。この時のトキの表情が、視聴者の間で「ニヤニヤが止まらない」「完全にオタクの顔」と大絶賛されたのです。

お祓いが終わった後、ヘブンは

お祓い。面白い。

と満足そうに言い、トキは正木に

よかったですね、先生。なんかお顔も晴れやかな気がします。

と声をかけます。この時のトキの表情も、まるで自分が褒められたかのような嬉しそうな顔でした。

「ヨッシャー!」「キターーーッ!」が聞こえる表情芝居

そして圧巻だったのが、住職が怪談を提案したシーンです。

住職が

では、せっかく気に入っていただけたなら、面白い話を聞いていただきませんかのう。我が寺に伝わる怪談がございまして。

と言うと、正木が英語で通訳。ヘブンが

Oh, ghost story。

と理解すると、住職が

どげぇしましょうか?

と尋ね、正木が

Shall he proceed?

と確認します。

この時、画面の奥に小さく映ったトキの表情が素晴らしかったのです。ヘブンが

うーん。ぜひ、願います。

と答えるまでの数秒間、トキは後ろで無言のまま

「行けっ!行けっ!」「ヨッシャー!」「キターーーッ!!!」と言わんばかりの百面相を見せました。

SNSでは

おトキちゃんは一切声を発していないのに、私達視聴者には、おトキちゃんの「怪談聞きたい」という心の声がうるさいほどに聞こえてた。視聴者のことをちゃんと信じてくれるドラマで嬉しい。

『ばけばけ』お祓いの儀式にワクワクが止まらないトキの百面相が面白かった。怪談を進められてヘブンさんが返事をするまでの間で見せた「行けっ!行けっ!」や「ヨッシャー!」や「キターーーーッ!!!」があまりにも生き生きしててこれはオタクとして正しい所作であると思いました。

といった絶賛の声が相次ぎました。

視聴者が絶賛した奥行き演出と無言の演技力

この場面の演出も秀逸でした。本堂の手前にヘブン、正木、住職の3人が大きく映り、奥の戸口に小さくトキがちょこんと座っている構図。視聴者は

広い本堂の画面の手前に大映しの三名から、遠く離れた戸口ににぴょこんと座って小さく映るおトキの無言のリアクションで魅せるという、「ながら見」勢を完全に突き放した演出が画期的な朝ドラ。

と、この奥行きのある映像表現を高く評価しました。

さらに住職が

なら、墓地の方へ。

と言った瞬間、トキは「住職サイコーかよ堪んねェな!!!!」という表情を浮かべ、視聴者の笑いを誘いました。

髙石あかりさんの表情芝居について、SNSでは

髙石あかりさんの感情ダダ漏れの表情芝居が愛くるしい。役を生きるということを伸び伸びと自然体にやってらっしゃる。

おトキちゃんの気持ちがすぐにわかる表情を見てると楽しくて、朝から笑ってしまいました。

といった声が寄せられ、無言の演技力の高さが絶賛されています。

「エクソシジミ」爆笑!トキの和製英語がトレンド入り

第56話のもう一つの話題が、トキの「エクソシジミ」発言です。ヘブン先生の金縛りを心配したトキは、お祓いを勧めようとしますが、英語で何と言えばいいのか分かりません。そこで錦織に教わった英語を必死で伝える姿が、視聴者の笑いを誘いました。

錦織に教わった英語を必死で伝えるトキ

錦織が松野家を訪れた朝、トキは慌てて

あ、あ、あ。お待ちください。お祓いって、どげな風に説明したらええんでしょうか。

と尋ねます。錦織から教わった英語をメモしたトキは、ヘブンの部屋を訪れ、片言で読み上げます。

失礼いたします。先生。レツツゴーツエクソスズメ。エクソシジミイズジヤパニーズセレモニー・アト・テンプルツリームーブ。ゴ、ゴーストザットポッセシング。レツツゴーツ-

この「エクソスズメ」という発音に、ヘブンは

オーケー、オーケー、わかりました。

と優しく理解を示しますが、トキはさらに畳みかけるように「レツツゴーツエクソシジミ。」と繰り返します。

SNSでは「NHK朝ドラ「ばけばけ」第56話で、金縛りに悩むヘブン先生のため、トキが披露した和製英語「エクソシジミ」がSNSでトレンド入り。「朝からお腹痛い」「だめだw頭から離れない」と視聴者を爆笑させました。」「エクソシジミ…シジミって言わせたいだけ」といった声が相次ぎ、松江名物のしじみ汁を意識したこの言葉遊びが大きな話題となりました。

ヘブン構文も炸裂「シラナイユウレイ サムライユウレイ」

さらに冒頭では、トキが自己流のお祓いをヘブンに試みるシーンも描かれました。トキは手を合わせて

幽霊、悪いもの、祓います。

と説明しようとしますが、ヘブンには全く通じません。

ヘブンは困り顔で

おお、お金。

と勘違いし、トキは慌てて

あー、ノノノノ。ああ、そう。あ、払います、は、えー。

と焦ります。そして苦し紛れに、

なんだらかんだらあんだら、すげだらー、なんだらかんだら- 」

「-それだらー。なんだ、なんだ、あー、なんだらかんだら

と適当なお経のようなものを唱え始めます。

これを見たヘブンは

あ、あ、えー、竹とんぼ。

と言い、トキは

違います。

とツッコミます。

このシーンで、ヘブンの独特な片言日本語(通称「ヘブン構文」)も健在で視聴者を和ませました。

SNSで「朝からお腹痛い」「頭から離れない」の声続出

トキの必死な英語とヘブンのヘブン構文が織りなすやり取りは、朝ドラらしいほのぼのとしたユーモアとして視聴者の心を掴みました。

レツツゴーエクススズムのときのおトキちゃんのジェスチャーめっちゃかわいくてニコッ^^となった.ヘブン先生の後ろで話聞いてるときの挙動も全部とても良い「ヨッシャー!」みたいになってるの最高だよ、ばけばけ1話ずつの起伏そんなにないのにあっという間に15分おわってしまう

といった声や、

朝ドラ #ばけばけ 第56回、もちろん今日も朝も観たけどお昼も観た!伊武雅刀住職が太鼓叩いた時「だいじょうぶだぁ~」って言いそうになったよねw 今日はアバンでなんだらほんだらって適当なお経あげるトキとお祓いの時に後ろでニヤニヤが隠しきれないトキに元気貰いました。はうあー♪

といった、元気をもらったという感想が多く寄せられています。

また、松野家を訪れた借金取りの森山銭太郎(前原瑞樹)が

一、二、七、八、九つうと。今月もきっちり払い下さりやがって。だらくそが。

と言うシーンでも、「だらくそ」という方言が話題になり、「また銭太郎の「だらくそ」も話題に。」とSNSで盛り上がりました。

錦織不憫すぎる…ヘブンとのすれ違いラブコメが切ない

一方で、第56話ではヘブンと錦織のすれ違いが描かれ、視聴者の心を揺さぶりました。錦織がヘブンを避けている理由が明らかになり、吉沢亮さんの繊細な演技が光る回となりました。

「誰とも深く関わらない」発言に傷ついた錦織

朝、松野家の前に座っていた錦織は、勘右衛門(小日向文世)と上野タツ(朝加真由美)に囲まれ、なぜか妙な組み合わせで話し込んでいました。そこへトキがやってくると、錦織は

話しておきたいことがあってな。ちょっと。先生から聞いているかもしれないが、まあなんというか、距離を取らせてもらっていてな。

と切り出します。

トキが

なしてですか。あげに四六時中ご一緒だったのに。正月もヘヴンさん、錦織さんと呼び合おうと言っちょりましたのに。

と驚くと、錦織は静かに理由を語り始めます。

先生が先日、知事のお嬢様の前で言ったんだ。私は通りすがりの人間だ。もう人と深く関わることはないと。先生曰く、それは恋人でも友人でも、もう誰とも深く関わることはないという意味だと。そんな風に言われて、私と先生の半年以上の付き合いは一体何だったんだろうと。なので、私も先生とは深く関わらず、学校以外での付き合いはやめようと決めた。すまないな、忙しい時間に。

この告白に、視聴者からは

お寺でお祓いしてもらってるヘブン先生みながら1人テンション上がりまくりのおトキちゃんと、誰とも深く付き合わないことにしたってことばに1人傷ついてヘブン先生への気持ち拗らせまくってる錦織先生の対比めっちゃ面白かった…錦織先生不憫…でも視聴者は不憫大好きなのよ(褒め)

といった声が寄せられました。

勘右衛門とタツさんの会話で明かされる本音

錦織が去った後、勘右衛門とタツさんは残念そうに言葉を交わします。

タツさんは

密かに応援しちょったのに。

と言い、勘右衛門も

わしもです。わしは一家あげて応援しちょりましたが。

と続けます。錦織が

お立場のある方ゆえ、できれば口外は慎んでいただきますと。

と釘を刺すと、勘右衛門は

わかっちゅう。

と素直に頷きました。

その後、タツさんは

悲しかろうねえ。ええ人っちゅうのは、なかなか見つからんもんだけん。ねえ。

としみじみと語り、さらに

亡くなった私の旦那も、ええ人でしたわ。

と付け加えます。この言葉を聞いた勘右衛門の表情が、切なさを帯びていたことも視聴者の心に残りました。

SNSでは

錦織、なんか拗らせた高校生みたいになってるよ。タツさんが亡きご主人の話をしてる時の勘右衛門もせつない顔してたな。ばけばけ男子、みな高校生説。

という投稿もあり、錦織だけでなく勘右衛門の心情にも注目が集まりました。

トキに打ち明ける錦織の切実な想い

錦織がヘブンとの距離を取る理由を明かしたことで、ヘブンの過去のトラウマや、リヨ(北香那)へのプロポーズ拒否の背景がより深く理解されるようになりました。ヘブンは過去に妻マーサを亡くし、「もう誰とも深く関わらない」と決めていたのです。

しかし、ヘブンがトキに

錦織さん、私、嫌いになった

と漏らす場面が描かれました。ヘブンは錦織が自分を避けている理由が分からず、戸惑っているのです。

この微妙なすれ違いに、視聴者からは

いよいよヘブンとトキのロマンス開始かと思わせておいて、ヘブンと錦織のラブコメ展開。視聴者がズッコケつつ大満足という珍しいドラマ。まじ最高。 #ばけばけ

#ばけばけ 、ヘブンとトキは順調に仲よくなってるし、トキは仕事の立場的に勝手にスネたりできないので、錦織がすれ違いラブコメの役目を一手に担うことになってるの、面白い。

といった声が上がりました。

さらに、トキがヘブンに錦織の本音を伝えないという選択をしたことについて、

錦織にヘブン先生が自分が錦織に嫌われてるって言ってたのを言わないトキが好き。第三者は第三者として。 #ばけばけ

と評価する声もありました。トキはあくまで中立的な立場を保ち、二人の関係修復を静かに見守る姿勢を取っているのです。

ついに怪談導入!墓地での展開にワクワクが止まらない

そして今回、ついに物語に「怪談」が本格的に導入されました。『ばけばけ』というタイトル通り、怪談好きのトキにとって待ちに待った展開です。

伊武雅刀演じる住職が「怪談」を提案

お祓いの儀式を終えた後、住職(伊武雅刀)はヘブンに

では、せっかく気に入っていただけたなら、面白い話を聞いていただきませんかのう。我が寺に伝わる怪談がございまして。

と提案します。

正木が

Oh, it’s a kaidan。

と言い、ヘブンが

かいだん。うーん、 uhm…staircase。

と階段と勘違いすると、正木が

No, no, no. Kaidan means ghost story in Japan.

と訂正。ヘブンが

Oh, ghost story。

と理解すると、住職は

なら、墓地の方へ。

と言って一同を案内します。

正木が

He’s taking us to the cemetery。

と通訳すると、ヘブンは

Cemetery。OK。

と答え、墓地へ向かうことになりました。

この展開に、SNSでは

ばけばけ第56回。ヘブンさんの金縛り、なんか本格的になってない?ストレスや寝不足だけでなくマジ霊障かも。そういうわけでお祓いに行く。そして怪談に出会う!!ウォーーーきたきた!!おトキちゃんとは別の意味でテンション爆上げ

#ばけばけ おトキちゃん、お祓いだけでなく、墓地で怪談も聴けるとなった時の喜び様が可笑しくて可愛い

といった興奮の声が相次ぎました。

小泉八雲作品との関連性に期待高まる

『ばけばけ』の主人公・トキのモデルは、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツです。ヘブンも小泉八雲がモデルとされており、今後の展開で八雲の代表作『怪談』に収録されたエピソードが登場するのではと期待が高まっています。

SNSでは「墓地で聞ける?誰得俺得」「松風の井戸の寺か?」「水あめを買う女の話かな?」といった考察が飛び交い、どの怪談が語られるのか視聴者の注目を集めています。

また、ヘブンの金縛りが単なるストレスではなく、霊障である可能性を指摘する声もあり、「ヘブンさんの金縛り、なんか本格的になってない?ストレスや寝不足だけでなくマジ霊障かも。」という投稿が話題になりました。怪談とヘブンの金縛りがどう絡んでくるのか、今後の展開が楽しみです。

ミーシャ(マーサ役)今後の展開は?

ミーシャとは、ヘブンの亡き妻マーサ役を演じた女優のことです。

過去の回想シーンでマーサが登場しましたが、今後もヘブンの心の傷や過去のエピソードが掘り下げられる中で、マーサの存在が重要な役割を果たす可能性があります。ヘブンが「誰とも深く関わらない」と決めた背景には、マーサとの別れが深く関わっており、今回の金縛りや怪談を通じて、ヘブンが過去と向き合う展開が描かれるかもしれません。

視聴者からは「金曜日には解決できてるのか、怪談より気になってしまいました。 #ばけばけ」といった声もあり、錦織とヘブンのすれ違いがいつ解消されるのか、そしてヘブンの心の傷がどう癒されていくのかが注目されています。

6. まとめ

『ばけばけ』第56話は、おトキの無言の百面相と「エクソシジミ」発言で視聴者を爆笑させつつ、錦織とヘブンのすれ違いラブコメで心を揺さぶる、笑いと感動が詰まった神回でした。今回の見どころと伏線を箇条書きでまとめます。

  • おトキの怪談オタク全開の表情芝居:無言で「ヨッシャー!」「キターーーッ!」が伝わる演技力が絶賛され、髙石あかりさんの表現力の高さが光りました。
  • 「エクソシジミ」がトレンド入り:トキの和製英語とヘブン構文が朝ドラらしいユーモアを生み出し、SNSで大きな話題となりました。
  • 錦織とヘブンのすれ違い:「誰とも深く関わらない」というヘブンの言葉に傷ついた錦織が距離を置く展開は、視聴者の共感を呼び、今後の関係修復が注目されています。
  • 怪談が本格導入:伊武雅刀演じる住職が墓地で怪談を語ると提案し、小泉八雲作品との関連性に期待が高まっています。ヘブンの金縛りが霊障である可能性も示唆されました。
  • 奥行き演出が秀逸:本堂の奥にちょこんと座るトキを小さく映す構図が、無言の演技を際立たせ、視聴者の心を掴みました。
  • トキの第三者としての立ち位置:錦織の本音をヘブンに伝えない選択が、トキの成長と配慮を感じさせ、今後の展開への期待を高めています。

第56話は、ほのぼのとしたユーモアと切ないすれ違い、そして怪談という新たな要素が見事に融合した回でした。明日以降、墓地で語られる怪談の内容や、錦織とヘブンの関係がどう変化するのか、目が離せません!

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