【ばけばけ第12週第57回ネタバレ感想】やっと出会えた!おトキとヘブンが怪談で心通う神回に涙が止まらない

第57話、ついに来ました。おトキとヘブン先生の心が、怪談を通じて本当に繋がる瞬間——。光と影のコントラストで描かれた演出の美しさ、伊武雅刀演じる住職の語る「水飴を買う女」に涙するヘブン先生、そして「あなたの言葉で語らなければいけない」という名言。今回は視聴者が待ち望んでいた”本当の始まり”が描かれ、SNSでは「神回」「朝から号泣」と興奮の声が溢れました。

目次

「ばけばけ」第12週第57話のあらすじ

真咲の悪霊祓いのため大王寺を訪れたヘブン先生とおトキ。住職から聞かされた「水飴を買う女」の怪談に、ヘブン先生は深く心を動かされ涙を流します。怪談への強い興味を示すヘブン先生に、おトキは「私、怪談知っちょります」と勇気を振り絞って告白。母から譲り受けた怪談本を手に語ろうとするおトキに、ヘブン先生は「本を見てはいけない。あなたの話、あなたの考え、あなたの言葉でなければいけません」と伝えます。そしておトキは、ヘブン先生の部屋の襖を跨ぎ、「鳥取の布団」を自分の言葉で語り始めるのでした。

光と影が象徴する二人の距離——襖を跨ぐ足元に込められた演出の美しさ

暗闇のおトキと明るい部屋のヘブン先生、そして襖の向こう側へ

今回の第57話で最も視聴者の心を掴んだのは、おトキがヘブン先生の部屋に入り、「鳥取の布団」を語り始めるシーンでした。このシーンの演出が、これまでの朝ドラとは一線を画す美しさだったのです。

画面に映し出されたのは、襖を境にした光と影のコントラスト。最初、おトキは暗い廊下側にいて、ヘブン先生は夕陽に染まる明るい部屋の中にいました。二人の間には物理的な襖があり、それは同時に文化の壁、言葉の壁、心の壁を象徴していたのです。

そして訪れる、決定的な瞬間。

「分かりました。では。えー、鳥取の布団という怪談、いかがでしょうか」

おトキがこう告げると、カメラは襖を跨ぐ彼女の足元をアップで捉えます。ほんの一歩。けれどもこの一歩が、どれほど大きな意味を持っていたことか。おトキは明るい部屋——つまりヘブン先生の心の世界へと、招き入れられたのです。

部屋に入ったおトキは、ろうそくに火を灯し、部屋を暗くします。怪談を語るための雰囲気作り。そして語り始めます。

「これは、島根の隣、鳥取に伝わるお話でございます」

このセリフとともに、おトキの声のトーンが変わりました。いつもの控えめで優しい話し方から、怪談を語る者の静かな迫力を帯びた声へ。その瞬間、画面の空気が一変したのです。

SNSで絶賛の嵐「怪談道にヘブン先生を染めた感じが美しい」

この演出に、SNSでは感動の声が溢れました。

「今日のばけばけめっちゃ好き。光の演出が上手すぎでは!?!?初めおトキが暗闇でヘブン先生が明るい部屋なのに、明るい部屋におトキが入って最後に暗くするの、怪談道にヘブン先生を染めた感じがあって美しかった」

「襖を真ん中に、ほのぐらい部屋とヘブン先生の夕陽に染まる明るいお部屋。先生のこころの中に招じ入れられたようなおトキちゃん。ほんの一歩だけど、本当に大きな一歩」

「ヘプン先生の部屋の敷居を跨ぐ、トキのその足元のアップのシーン。二人の関係性のターニングポイントを象徴するような、その描写のなんと美しき」

特に「怪談道にヘブン先生を染めた」という表現が秀逸です。これまでヘブン先生は怪談に興味を持ちつつも、おトキの世界には入れずにいました。しかし今、おトキが自らの世界——怪談の世界へとヘブン先生を導いているのです。光から闇へ。それは恐怖ではなく、二人を繋ぐ絆の色でした。

「光と陰、照明の使い方が毎回素敵だと思う #ばけばけ ですが今回は特に」

「ばけばけ、今日の話が本当の始まりみたいであった。演出もカメラアングルも気合入ってた」

視聴者の多くが「今日が本当の始まり」と感じたのは、この演出があったからこそ。11週かけて積み重ねてきた二人の距離が、ついに縮まる——その象徴的なシーンだったのです。

伊武雅刀が語る「水飴を買う女」——母の愛に涙したヘブン先生の過去

幽霊となってまで子を守る母の怪談に心を動かされた理由

今回の物語は、大王寺での悪霊祓いから始まりました。真咲の悪霊祓いを終えた後、住職(伊武雅刀)がヘブン先生とおトキに、この寺に伝わる怪談を語ってくれることになったのです。

「これは初代藩主松平直政公の頃のお話。その頃、この大王寺の東側に小さな飴屋があったそうで」

住職の静かで落ち着いた語り口。それだけで画面に緊張感が走ります。

「ある夜更けに、一人の痩せこけた陽炎のようなおなごが、水飴をくださいと店を訪れました」

「毎晩訪れる女性の顔色が日に日に悪くなっていくことを不審に思った店主が、ある晩後をつけてみると——」

「おなごはなんと、この墓の前でふっと消えたのです。すると、墓の下から突然オギャア、オギャアと赤子の泣き声が聞こえてきました」

「お腹に子を宿したまま亡くなった母親が、幽霊となって水飴を買いに店を訪れていたのです」

死してなお、我が子を守ろうとする母の愛。この怪談を聞いたヘブン先生は、深く心を動かされ、涙を流しました。

「ほ、本当。ありがとう。ごめんなさい。S-Sorry」

このヘブン先生の反応に、視聴者も涙したのです。

「住職さんが聞かせてくれたのは、松江の大雄寺に伝わる怪談、『水飴を買う女』。母が子を思う深い愛情に、感動して涙を流すヘブンさんでした」

「ばけばけ57話 伊武雅刀の怪談を聴き前のめるヘブン先生」

伊武雅刀さんの語りの迫力も相まって、朝から涙が止まらなかったという声が続出しました。

ヘブン先生の涙の背景には母との別れが

なぜヘブン先生はこれほどまでに心を動かされたのか。その背景には、彼自身の過去——幼い頃に母と離れ離れになった経験があります。

「今日の #ばけばけ いとおしい回でした。『水飴を買う女』の怪談を聞いて涙したヘブン先生はきっと母の愛を思い、自分の母も離れていてもきっと……と思ったのでしょう」

この投稿が示すように、ヘブン先生は怪談を通じて、自分の母親の愛を感じ取ったのではないでしょうか。死してなお子を守る母の姿は、遠く離れていても息子を思い続けているであろう自分の母の姿と重なったのかもしれません。

「ヘブン氏が最初に触れた怪談は母の愛がテーマの『水飴を買う女』で、トキちゃんがヘブン氏に最初に披露するのは『鳥取の布団』という組み合わせが、もうね…」

脚本の巧みさを感じさせる怪談の選択。ヘブン先生の心の扉を開く最初の鍵が、母の愛の怪談だったということに、深い意味を感じずにはいられません。

そしてこの感動が、次のシーンへと繋がっていくのです。

「アナタノコトバデナケレバイケマセン」——心に刺さる名言の深い意味

怪談ガチオタのおトキが勇気を振り絞った告白シーン

怪談に強い興味を示すヘブン先生。住職から

「残念ながら、ここに伝わる怪談は、水飴を買う女だけでございます」

と言われると、ヘブン先生はこう尋ねました。

「怪談、もっと聞きたい。Have to ask around」

その言葉を聞いたおトキは、心の中で葛藤します。実は自分は怪談が大好きで、たくさんの怪談を知っている——でも、それを打ち明けることができずにいたのです。

これまでの描写で、おトキが怪談好きであることを周囲に理解されず、引かれてしまった過去があることが示唆されてきました。だからこそ、この告白には大きな勇気が必要だったのです。

「わたし、知っちょります」

小さな声で、でも確かにおトキは言いました。

「うん?」

「あー。私、怪談知っちょります」

「You know? しじみさん」

ヘブン先生の驚きの声。そしておトキは続けます。

「はい。はい。ようけ知っちょります。ようけ、ようけ知っちょります。話、できます」

「Really? ホント?」

「はい」

「ホント?」

「はい」

何度も確認するヘブン先生。その反応に、おトキの表情がほころびます。引かれるどころか、喜んでくれている——その事実が、おトキの心を解放していきます。

「好きです。あの、大好きです。大、うー、大、大、大、大」

言葉にならないほどの「大好き」。おトキの怪談への愛が、ついに解き放たれた瞬間でした。

本を読むのではなく、自分の言葉で語る重要性

そしてここから、今回の最も重要なシーンが始まります。

おトキは母から譲り受けた怪談本を取り出します。

「これ、母が買ってくれた怪談の本です。全て、怪談が書かれちょります。その中から、えー、私が好きな怪談を、まずは」

本を開こうとするおトキ。しかしヘブン先生は、こう言いました。

「待つ、待つ、待つ。うむ。見る?」

「はい、み、見る」

「あー、本見る、いけません」

おトキは戸惑います。なぜ本を見てはいけないのか。

そしてヘブン先生は、不完全な日本語ながらも、怪談の本質を突く言葉を紡ぎ出しました。

「ただ、あなたの話、あなたの考え、あなたの言葉でなければ、いけません」

「私の?」

「しじみさん。話、考え、言葉、聞きたい。願います」

このセリフに、SNSでは「名言」「心に刺さる」と大きな反響がありました。

「『アナタ ノ ハナシ、アナタ ノ カンガエ、アナタ ノ コトバ デ ナケレバ、イケマセン』 ヘブン先生のこの台詞、もうありとあらゆる分野の話に言えると思う」

「ホン…ミル…イケマセン(正座した)タダ アナタノ ハナシ アナタノ カンガエ アナタノ コトバ…デナケレバ イケマセン」

ヘブン先生が求めているのは、書物に書かれた怪談ではなく、おトキが自分の中で咀嚼し、自分の言葉で語る怪談なのです。それは怪談だけでなく、あらゆる物語、あらゆる表現に通じる普遍的な真理でした。

「ばけばけ12週57話 住職役の伊武雅刀さんの静かな語りも素晴らしかったし、トキ役の高石あかりさんの、語り始めた瞬間空気を変える声。そしてヘブン先生(小泉八雲)が、『貴方自身の(物語を咀嚼した)語りでなくてはいけません』の言葉」

この名言は、後に作家・小泉八雲として多くの怪談を再話していく彼の創作姿勢を予感させるものでもあります。

やっと出会えた!物語で繋がる二人の絆——「鳥取の布団」への期待

語り始めた瞬間に空気が変わるおトキの表情と声のトーン

ヘブン先生の言葉を受けて、おトキは決意します。

「分かりました」

本を閉じ、自分の記憶だけを頼りに語る——その覚悟を決めた瞬間です。

そして先述の通り、おトキはヘブン先生の部屋の襖を跨ぎ、ろうそくに火を灯し、部屋を暗くします。怪談を語るための舞台が整いました。

「会談の始まり方がすごくリアルだ…その場の空気が変わる感じ。画面越しでも伝わってきて背筋がひんやりした。おトキの声のトーンや話し方にもドキッとしたよ。明日が楽しみ…!」

髙石あかりさんの演技が素晴らしいという声が多数上がっています。いつもの優しいおトキから、怪談を語るおトキへ——その変化が見事に表現されていました。

「とっとりのふとん」

ヘブン先生が繰り返します。

「はい」

「Yes、ぜひ」

「はい」

「願います」

二人の間に流れる、静かな期待と緊張。そしておトキは、語り始めました。

「では。あ、ちょっと。あ、ちょっと待って」

一瞬の間。深呼吸をするように、心を落ち着けるおトキ。

「あー。お待たせいたしました。日本の言葉、よろしいでしょうか」

「もちろん」

「それでは」

そして——

「これは、島根の隣、鳥取に伝わるお話でございます」

明日への続き!ヘブン先生の反応に注目

残念ながら(いや、嬉しいことに!)、第57話はここで終わりました。「鳥取の布団」の怪談は明日へと持ち越しです。

「今日のばけばけ。ああやっと、トキとヘブンがほんとうに出逢った……。物語でつながる絆。尊い」

「ばけばけ57話 伊武雅刀の怪談を聴き前のめるヘブン先生。ドン引きされた過去もあり躊躇しながらも『実は自分は怪談のガチヲタだ』とおトキが告白するシーン。ここから流れ出す心と心がやーっと通じ今までの苦労が救われたのような優しい音楽はドラマ史上屈指」

牛尾憲輔さんによる音楽も、このシーンの感動を一層高めていました。これまでの苦労が報われる、優しく温かな音楽。

明日の第58話では、「鳥取の布団」の怪談がどのように語られるのか、そしてヘブン先生がどんな反応を見せるのか——視聴者の期待は最高潮に達しています。

「敷居をまたぐことで、向こう側にいる人を取り巻く世界へと入るという表現、まさに教科書通りにしていた。ばけばけは『セリフだけでわかるドラマ』というこれまでの朝ドラの形式を完全に捨てている」

この投稿が指摘するように、「ばけばけ」は映像表現に徹底的にこだわったドラマです。明日の怪談シーンでも、きっと素晴らしい演出が待っているはずです。

「ばけばけ、本当に映像が美しい。お話や登場人物も音楽もとても好みなんだけど、毎日15分という尺であれほど美しいものが見れるというのが満足感が高すぎる」

毎朝15分の至福の時間。明日も見逃せません!

6. まとめ:第57話の見どころと伏線

今回の第57話は、11週かけて積み重ねてきた二人の関係性が大きく動いた、まさに「本当の始まり」の回でした。見どころと今後の展開を整理しておきましょう。

✓ 光と影の演出が象徴する心の壁の崩壊
襖を境にした明暗のコントラストと、それを跨ぐおトキの一歩。物理的な距離だけでなく、心の距離も縮まったことを視覚的に表現した秀逸な演出でした。

✓ 母の愛をテーマにした「水飴を買う女」とヘブン先生の過去のリンク
幼い頃に母と離れ離れになったヘブン先生が、死してなお子を守る母の怪談に涙したシーン。今後、ヘブン先生の母への想いが描かれる伏線かもしれません。

✓ 「あなたの言葉で語らなければいけない」という創作の本質
小泉八雲として怪談を再話していく彼の創作姿勢が垣間見える名言。今後の物語の核心となるテーマでしょう。

✓ おトキの怪談ガチオタ属性が解放され、二人が「怪談」という共通言語を得た
これまで隠していた自分の本当の興味を、ヘブン先生に打ち明けられたおトキ。ここから二人の関係は急速に深まっていくはずです。

✓ 「鳥取の布団」の怪談の続きとヘブン先生の反応
明日の第58話で語られる怪談の内容と、それを聞いたヘブン先生がどう反応するのか。二人の絆がさらに深まるシーンが待っています!

✓ 牛尾憲輔の音楽が彩る感動の瞬間
心が通い合う優しい音楽が、このシーンの感動を何倍にも高めていました。音楽にも注目です。

第12週は、物語が本格的に動き出す週。おトキとヘブン先生の怪談を通じた交流が、今後どのような展開を見せるのか——目が離せません!

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