「フェイクマミー」第6話は、感動と恐怖が交錯する衝撃の展開でした。薫が実母・聖子に偽ママの仕事を告白するも、「騙されてる」と拒絶されて号泣。そんな薫を竜馬が夜景の見える高台で抱きしめるシーンには、SNSで「向井康二かっこよすぎ」「王子様」との声が殺到しました。一方、さゆりが薫の旧姓「花村」を耳にし、夫のスマホから茉海恵との親密な写真を発見。表情が一変します。学校に「1年1組には偽りの母親がいる」との怪文書を送られ、次回への不穏な伏線を残します。母と娘、本音と嘘、過去と現在が複雑に絡み合う今回、視聴者の感情は揺さぶられっぱなしでした。
フェイクマミー 第6話あらすじ
薫は母・聖子の検査入院に付き添うため、3日間偽ママ業を休むことに。竜馬の協力で病院に送り届けた薫は、聖子に1年前のがん手術を隠されていたことを知り、自分も偽ママの仕事を告白します。しかし聖子は「騙されている」「犯罪じゃないの」と拒絶。傷ついた薫を竜馬が抱きしめ、励まします。一方、茉海恵は母親の訪問を受け、佐々木先生との交流も深まります。さゆりは茉海恵と友達になるものの、病院で薫の旧姓「花村」を耳にし、夫のスマホから茉海恵との親密な写真を発見。その直後に学校に怪文書を送られ、偽ママの秘密が暴露される危機が迫ります。
薫が母に偽ママを告白「頑張ってるのねって言ってほしかった」親子のすれ違いに涙
今回、最も胸が締め付けられたのは、薫が実母・聖子に偽ママの仕事を告白するシーンでした。検査入院で付き添った薫は、母から1年前にがんの手術を受けていたことを打ち明けられます。
聖子「あなたが優秀社員賞をもらったあとだったから、あんな大きな会社で昇進して、賞までもらって、それはどんなにすごいことか。私にだって分かるわよ。立派にやってくれていることは、何よりの励みなのよ。それで私も頑張れたんだから」
この言葉に、薫は自分も大事なことを隠していたことに気づきます。意を決して告白した偽ママの仕事。しかし、聖子の反応は予想外のものでした。
聖子「騙されてるに決まってるじゃない。その母親って言ってる女の人に、もういいように、都合よく使われてるだけなのよ」
薫「そうじゃないの。ママも望んでたでしょう。子育てしながら働くことが幸せなんだって」
聖子「子育てっても、赤の他人の子供を育てて、何の意味があるの?それに、母親のなりすましって犯罪じゃないの?東大までで楽しみが犯罪者なんて、もうそんなことのために苦労して育てたわけじゃないわよ。何やってんの?もう何にも聞きたくない。もう出てって」
母の価値観と自分の見つけた新しい生き方。その間にある深い溝を感じた薫は、涙ながらに病室を出ます。このシーンの波瑠さんの演技は圧巻で、SNSでは「薫の想いが実の母親に伝わらなかった場面は切なかったな」「リアルすぎて刺さる」との声が相次ぎました。
病院の外で待っていた竜馬に、薫は本音を吐露します。
薫「本当は自分がダメなことしてるって分かってるんです。でも、母に伝えたかったのは、そういうことじゃなくて、今の私を知ってほしかった。ママに分かってほしかった。頑張ってるのねって言ってほしかったんです。ただ、それだけだったんです」
この言葉には、親に認められたい娘の切実な願いが込められていました。どんなに大人になっても、母親に「頑張ってるね」と言ってほしい気持ち。多くの視聴者が自分の母との関係を重ね合わせ、共感したシーンでした。
竜馬の抱擁シーンにSNS大興奮!「ここ、俺のお気に入りの場所なんです」
母との告白で傷ついた薫を救ったのは、竜馬でした。病院にいる薫に連絡した竜馬は、薫の様子がおかしいことに気づき、夜のランニングに連れ出します。
薫「ちょっと待って。なんで私走らされてるんですか?」
竜馬「これで少しは眠れそうですか?あのままじゃ一晩中あれこれ考えて悩んで寝れなかったでしょ。そういう時は体を動かすのが一番です」
薫の心を見透かしたような竜馬の配慮。そして2人が辿り着いたのは、雑居ビルの屋上でした。
薫「いいんですか、こんなところ」
竜馬「ここ、俺のお気に入りの場所なんです。何も考えたくない時とか。どこがいいんだって思ってるでしょ」
薫「思ってないですよ」
竜馬「東京って、上向かないと空が見えないから、ここは、空と街のバランスがちょうどよくて」
夜景を見下ろしながら、薫は母との会話を打ち明けます。
後日、母の言葉に傷ついた薫のもとに現れた竜馬。
薫「なんで何回も来るんですか?」
竜馬「薫さんが、心配だったから」
このシンプルな言葉に込められた竜馬の想い。茉海恵への片思いから、薫への感情にシフトしていく竜馬の心の変化が、自然に描かれていました。公式の切り抜き動画も拡散され、「ハグシーンリピ確定」との声も。向井康二さんの優しい演技が光る回でした。
そして涙を流す薫を、竜馬はそっと抱きしめました。このシーンにSNSは大興奮。
「向井くんかっこよすぎじゃない?辛い時、駆けつけてくれる、側にいてくれる、ヒーローやん。王子様やん」
「竜馬さん!竜馬くん!竜馬!りょうまー!となった」
との声が殺到しました。
さゆりの豹変が恐怖…夫のスマホで発見した茉海恵との写真
一方、今回最も衝撃的だったのは、さゆりの豹変シーンです。病院で偶然出会った薫とさゆり。そこで事務員が薫を「花村さん」と呼んだことから、さゆりは疑念を抱き始めます。
事務員「花村さん、入院の手続きのことでちょっと受付まで」
薫「はい、すぐに」
さゆり「花村さん?」
薫「旧姓が」
ここで、さゆりの脳裏に茉海恵の妹「谷川麻衣子」という設定の矛盾が浮かびます。視聴者からも
「日高茉海恵の旧姓:花村と、独身の妹(設定)の苗字が谷川って、どこをどう考えてもおかしいもんね」
とのツッコミがありました。
さらに決定的だったのは、自宅でのシーン。茉海恵から夫との関係を聞き出すためのアドバイスを受けたさゆりは、筑前煮とほうれん草のおひたし、そして渋いお茶で夫を機嫌良くさせることに成功します。
さゆり「こんなにうまくいくなんて」
茉海恵の言葉通りに事が運んだことに驚くさゆり。しかし、夫が席を外した隙に、机の上にあるスマホに目が留まります。震える手でスマホを取り、自分の誕生日「0714」を入力すると、ロックが解除されました。
写真フォルダを過去にさかのぼってスクロールすると、そこにあったのは2017年8月、慎吾と茉海恵が手を握り、頬を寄せ合う写真でした。愕然とするさゆり。そして、茉海恵の言葉が脳裏にフラッシュバックします。
茉海恵「なりましょう。友達に」
この瞬間、さゆりの表情が変わりました。田中みな実さんの演技が見事で、温厚だったさゆりの目つきが冷たく、鋭くなっていきます。SNSでは「田中みな実の”本領”発揮か」「闇堕ちか…」「怪文書やば」と話題になりました。
翌日、学校では校長室で智也と野添が1枚の紙を見つめています。
校長「1年1組宛です」
紙の文字「1年1組には偽りの母親がいる」
薫といろはが登校してきた際、さゆりは顔を背けて冷たく通り過ぎていきました。このシーンの不穏さに、視聴者は次回への期待と不安を募らせています。
茉海恵の母親登場で見えた新しい一面と佐々木先生との距離
今回は茉海恵の母親(おばあちゃん)が登場し、茉海恵の新しい一面が描かれました。朝3時に起きて弟の弁当を作っていた過去、そして母親が言った言葉が印象的でした。
母親「あんたは1人でよくやったよ。いろはだって、こんなにいい子に育ったがだし。私は何もしてやれなかった」
夜、寝る前に同じベッドで母親が茉海恵に言います。
母親「まみえにはまみえの海があることも分かってんよ。父ちゃんを支える人生も悪くなかったけど、あんたが違う景色を見てんの。私はうれしいが」
母親の理解と愛情が、茉海恵の強さの源になっていることが伝わってきました。また、スーパーで偶然出会った佐々木先生との距離も縮まっています。
その後、茉海恵の母親が佐々木先生を家に招き、魚料理でもてなすシーンは微笑ましく、2人の関係性の発展を予感させました。中学時代から朝3時に起きて弁当を作っていたという茉海恵のエピソードに、佐々木先生も驚きと尊敬の表情を見せていました。
H2: 学校に届いた怪文書「1年1組には偽りの母親がいる」次回への伏線
第6話のラストは、衝撃的な伏線で締めくくられました。学校に届いた怪文書。校長室で智也と野添が困惑する一方で、玄関ではさゆりの冷たい視線が薫に向けられます。
野添「児童たちの安全を考えると、警察に届けておいた方がいいかもしれ」
校長「一体誰がこんなものを!」
次回予告では、さらに緊張感が高まります。
予告ナレーション「学校に届いた怪文書。さゆりの態度に戸惑う薫」
予告セリフ「もしかして、あなた、偽物の母親なんですか?」
予告セリフ「ついに最後の勝負か?」
さゆりの怪文書によって、偽ママの秘密が暴露される危機。茉海恵と慎吾の「最後の勝負」も示唆され、虹汁の秘密や過去の関係も明らかになりそうです。SNSでは「次回予告 最後の勝負ってなんだろ いろはのこと?虹汁のこと?」「バレたら終わり」と考察が盛り上がっています。
また、次回は校外学習のサマーキャンプが舞台。予告では薫とさゆりが山奥らしき場所で対峙するシーンもあり、「キャンプで何が!?」とワクワクと不安が入り混じる展開になりそうです。
📝【6. まとめ】
今回の見どころと伏線
- 薫と母・聖子のすれ違い: 偽ママの告白を「騙されている」と拒絶され、親子の価値観の違いが浮き彫りに。「頑張ってるのねって言ってほしかった」という薫の本音が切ない
- 竜馬の献身的な優しさ: 病院で薫を抱きしめるシーンにSNS大興奮。茉海恵への片思いから薫への感情にシフトする予感
- さゆりの豹変と怪文書: 夫のスマホで茉海恵との親密な写真を発見し、学校に「1年1組には偽りの母親がいる」と怪文書が送られる。田中みな実の闇落ち演技が話題
- 茉海恵の母親との温かい時間: 漁師の家族背景が明らかになり、母親の理解と愛情が茉海恵の強さを支えていることが判明。佐々木先生との関係も進展
- 偽ママバレの危機: 怪文書によって偽ママの秘密が学校に知られる可能性。次回の校外学習で事件が起こる予感
- 茉海恵と慎吾の「最後の勝負」: 予告で示唆された元カノ×現妻の対決。虹汁の秘密や過去の関係が明らかになる展開に期待
第6話は感動と恐怖が交錯する回でした。竜馬の優しさに癒され、母との告白に涙し、さゆりの豹変に震える…視聴者の感情をジェットコースターのように揺さぶる展開でした。次回、偽ママの秘密は暴露されてしまうのか。茉海恵と慎吾の対決はどうなるのか。目が離せません!







