【べらぼう46話 あらすじ ネタバレ】毒まんじゅう事件の真相!一橋治済の千里眼と影武者現る…残り2話で衝撃展開

2025年11月30日放送のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第46話「曽我祭の変」は、東洲斎写楽の誕生という華やかなクリエイティブシーンから一転、毒饅頭事件という戦慄のサスペンスへと急展開。歌麿と蔦重のコンビ復活で視聴者が号泣する一方、曽我祭で一橋治済が仕掛けた恐るべき策略が定信を追い詰めます。さらにラストには治済そっくりの影武者らしき人物が登場し、SNSでは「予測不能すぎる」「残り2話でどう収める?」と大混乱。本記事では、写楽プロジェクトの裏側から毒饅頭の真相、そして影武者の正体考察まで徹底解説します。

目次

べらぼう第46話 あらすじ

歌麿とていが蔦重のもとに戻り、三人は再び手を組むことに。蔦重が歌舞伎役者の真似をする姿を見ながら歌麿が絵を描き、東洲斎写楽のプロジェクトが始動します。多くの絵師たちが協力し、歌麿の指揮のもと50枚の写楽の絵が完成。一方、定信は一橋治済を陥れるため大崎を間者として送り込みますが、治済は筆跡まで見破る千里眼ぶりを発揮。曽我祭で配られた饅頭に毒が仕込まれており、定信側の人間が次々と倒れます。長谷川平蔵の機転で最悪の事態は免れますが、大崎は命を落とし、ラストには治済そっくりの影武者らしき人物が登場。残り2話で物語は予測不能の展開へ。

歌麿と蔦重のコンビ復活!源内先生を生きているように

第46話の冒頭、歌麿とていが蔦重のもとに戻ってくるシーンから物語が動き出しました。歌麿は蔦重に対して

「何遍も同じことするなよ」

といさめながらも、内心では蔦重の無茶が恋しくなっていたことを打ち明けます。

改めて三人で話をする場面では、歌麿が蔦重の描いた絵を見て

「俺が指図したもんかと思った」

と驚きを見せます。そして歌麿は今抱えている思いを打ち明けました。

「蔦重の無茶が恋しくなってきた」

このセリフには、一度は離れた二人の絆が再び結ばれる予感が込められています。歌麿はさらに続けます。

「際立たせたい絵が欲しい」

「源内先生を生きているように描いてほしい」

平賀源内への想いを胸に、新しいプロジェクトへの意欲を燃やす歌麿。そして蔦重が役者らしい仕草を演じてみせると、歌麿はそれを見ながら絵を描き始めます。この瞬間、視聴者は「コンビ復活だ」と歓喜の声をあげました。

SNSでは「歌麿からの肩ポン‥(号泣)」という投稿が多数見られ、二人の関係性の深さに感動する声が相次ぎました。蔦重が歌舞伎役者の真似をするシーンは、横浜流星さんの演技の幅広さを感じさせる場面でもあり、「『国宝』を意識してるよね?」という考察も飛び交いました。

源内先生への想いを込めた新プロジェクト。これが後の「東洲斎写楽」誕生へと繋がっていくのです。

東洲斎写楽プロジェクト始動!絵師たち総動員の制作過程

歌麿が描いた絵を絵師たちに見せると、蔦重は

「いつもの倍は弾む」

と宣言。南畝たちも

「いくか、50」

と歌麿をもてなし始め、大規模プロジェクトの幕が開きます。

蔦重と鶴屋喜右衛門は役者たちと相談を進め、本格的な準備に入りました。二人が街を歩きながら話す場面では、鶴屋が今回の流れを説明します。

役者たちの芝居稽古に、絵師たちが山のように押し寄せる光景は圧巻でした。後から鶴屋と歌麿がやってきて、歌麿は

「烏合の衆とは違う」

と強気の姿勢を見せます。

役者たちが稽古を始めると、絵師たちは夢中になって絵を描き始めました。その様子を見て蔦重がニヤリと笑う表情が印象的です。画面には源内先生を思わせる髷だけがピックアップされ、視聴者の心を掴みました。

絵師たちが再び集まった場面では、南畝たちが戯け始める和やかな雰囲気に。歌麿は絵師たちの良いところを次々と映し出していきます。そこへ勝川春朗(後の葛飾北斎、演じるはくっきー!)がやってきて、独特の表現で歌麿と蔦重に指南し始めました。

そして遂に、歌麿による相対集の絵が完成します。周りの絵師たちが見守る中、蔦重が宣言しました。

「残り49図をお願いします」

これに対して歌麿が蔦重の肩をポンと叩くシーン。このさりげない仕草に、視聴者は二人の信頼関係の深さを感じ取り、SNSでは「号泣」の文字が溢れました。

後に定信が写楽の絵を見て、「東洲斎写楽」と名付けるシーン。5月には耕書堂の私邸が開かれ、ずらりと並べられた50枚の写楽の絵が披露されます。どんどんとお金が払われる様子に、プロジェクトの成功を感じさせます。

写楽の正体については様々な噂が飛び交い始めました。「写楽っていうのは歌麿っていう話だよ」という噂から、「平賀源内」という説まで。城内でも老中たちの間で噂が広がり、物語は次の展開へと動いていきます。

定信の策略と一橋治済の千里眼!大崎の裏切りと筆跡の謎

一方、松平定信は目を閉じて何かを考えている様子。そこへ大崎が頭を下げてやってきた回想が流れます。

定信が詰め寄ります。

「一橋は助けてくれなかったのか」

大崎は

「私とて必死」

と応えますが、定信はさらに踏み込んだ提案をします。

「我らの間者となることはできるか?」

襖を開けると、そこには陥れられた高岳の姿がありました。この場面は視聴者に定信の冷酷さを感じさせる演出でした。

将軍家斉は頭痛を覚えたとして、一橋治済に相談します。

「一橋だけが得をしている」

という不満を口にする家斉に対し、治済は上様をいさめます。

曽我祭の当日。賑やかな祭りの道中に、蔦屋も出店を出して賑わいに加わっています。そこへ一橋治済が姿を見せ、傍には大崎が付き従っていました。

治済が蔦重に話しかけます。

「写楽というのは誠、源内なのか?」

蔦重はニヤリと笑います。釣り銭を渡す際、大崎が蔦重の手を強く握り、蔦重は違和感を感じました。この微妙な描写が、後の展開への伏線となっています。

治済は

「めでたいのう」

と言いながら祭りを楽しんでいる様子ですが、定信側では緊張が走っていました。配下の者たちが

「一橋が来た」

と報告すると、定信は身構えます。長谷川平蔵も同席し、饅頭を食べ始める定信側の人々。

ここで治済が大崎に

「そろそろ」

と声をかけました。しかし治済は続けます。

「大崎、一つ気づいたことがある。何度も見たことがある」

そして決定的な一言。

「あれは、越中の上(定信)の字だ」

治済は定信が用意した罠を完全に見抜いていたのです。筆跡まで覚えているという「千里眼」ぶりに、視聴者は戦慄しました。

大崎が

「左様でございましたか」

と答えると、治済は

「気づかなかったのか?」

と問い詰めます。大崎は

「申し訳ございません。迂闊でございました」

と謝罪しますが、治済はすでに全てを見抜いていました。

一筋縄ではいかない治済の恐ろしさ。そして彼は「このまま戻る」と言い放ちます。

【毒饅頭の恐怖】曽我祭で起きた戦慄の事件と大崎の末路

定信側では「遅い」と治済の動きを気にしていました。しかし治済はさらに先を行っていたのです。

治済は笑いながら帰路につきます。そして大崎が倒れました。

蔦重が饅頭を食べようとした時、長谷川平蔵が止めに入りました。女性が運ばれる光景を見て、蔦重は異変に気づきます。

長谷川が蔦重に一通りの流れを説明すると、蔦重は怒りを露わにしました。そこへ定信が

「やかましい」

と現れます。

そして衝撃の光景。一橋治済の影武者なのか、治済に似せた人物を定信が連れてきたのです。驚く蔦重。この展開に視聴者は大混乱に陥りました。

SNSでは「知らない人からもらった物を食べてはいけない」という教訓的な投稿が相次ぎ、落語『饅頭怖い』をモチーフにした演出が「マジでこわい」と話題になりました。

毒饅頭事件の真相は、治済が事前に仕込んでいた策略だったのです。定信側の人間が次々と倒れる中、長谷川平蔵の機転がなければ、さらに多くの犠牲者が出ていたでしょう。

視聴者からは

「平蔵様が来てくださらなかったらべらぼうの話数が2話減ってるところだった。今日が最終回になっちゃうところだった」

という投稿も見られ、平蔵の活躍が物語の継続を可能にしたことが分かります。

大崎の末路は悲劇的でした。定信の間者として一橋に潜入したものの、治済の千里眼には敵わず、最期は毒饅頭の犠牲者となってしまったのです。

衝撃のラスト!治済そっくりの影武者の正体と三浦黒幕説

第46話の最後に登場した、治済そっくりの人物。この衝撃的な展開にSNSは大騒ぎとなりました。

「えーと、最後に出てきた生田斗真は治済のそっくりさんということでいいんだよね?(混乱)」

という投稿が象徴するように、視聴者は混乱と興奮の渦に巻き込まれました。

影武者説、双子説、さらには「治済のクローン」という荒唐無稽な考察まで飛び交う中、特に注目を集めたのが「三浦庄司黒幕説」です。

オープニングのテロップで三浦(原田泰造)の名前が最後に出てくることから、「大御所だから黒幕では?」という推理が浮上。定信の作戦会議に三浦だけが不在だった点も疑惑を深めました。

SNSでは以下のような考察が投稿されています。

「私もその線で考えてます。今まで事は全て三浦の印象操作で、田沼や定信、そして治済のイメージを悪くさせ、その実権を握りたいため、将軍家斉より定信含め治済の存在を排除するように命じられたのだとしたのでは?」

「本当の黒幕は三浦庄司(原田泰造)では?理由は、定信達と一緒に楽屋裏にいなかったのは彼だけ。そして、オープニングの配役のテロップが1番最後だったのが、『あれ、なんで?』と思った」

「どんでん返しに次ぐどんでん返しでラスボスは一体誰なん!?ってなってる!!そうなるとこの場にいないのはたった一人…三浦殿…!?」

三浦黒幕説は大きく分けて3つのパターンに分類できます。

  1. 印象操作説: 三浦が田沼・定信・治済のイメージを悪化させ、将軍家斉に彼らを排除させることで実権を握ろうとしている
  2. 田沼復讐説: 三浦は田沼意次を陥れた者全員に復讐しようとしており、定信側の間者として潜入している
  3. 潔白説: 三浦は実は潔白で、治済の策略に嵌められた被害者である

いずれにせよ、残り2話でこの謎が明かされるのは間違いありません。影武者の登場により、物語は完全に予測不能の領域に入りました。

SNSの反応まとめ|「写楽爆誕」から「毒饅頭ホラー」への急転直下

第46話の視聴者反応は、前半と後半で大きく分かれました。

前半の写楽誕生シーンでは「ワクワク」「感動」「号泣」といったポジティブな感情が支配的でした。

「大河ドラマ #べらぼう 東洲斎写楽が爆誕(*´`) 最終回まであと2話、伏線回収が凄い」

「べらぼう軍団が勢ぞろいし写楽が誕生しましたね」

「写楽プロジェクト、いかにももっともらしい制作の過程も、写楽の正体をめぐる後世の諸説百出から逆算したような推論の拡散ぶりも楽しかった」

特に「歌麿の肩ポン」シーンは多くの視聴者の涙を誘いました。史実では謎に包まれた東洲斎写楽を、歌麿・蔦重・源内らのチームワークで生み出したという「みんな正解」の解釈が、視聴者の想像力を刺激したのです。

一方、後半の毒饅頭事件では「恐怖」「ハラハラ」「戦慄」といった感情に一変。

「今年の大河ドラマは脚本家に踊らされていてこれ」

「知らない人からもらった物を食べてはいけない」

「次回は『饅頭こわい』……古典落語の有名な演目で、いわゆる前座噺の一つですが……今夜の顛末を見たら、マジでこわいわ」

治済の千里眼ぶりには「サイコパス」「ラスボスすぎる」という声が相次ぎ、その恐ろしさが際立ちました。

そして終盤の影武者登場には完全な混乱が。

「魔王一橋のせいでべらぼう最終回は『そして誰もいなくなった』状態になりそうな予感」

「治済の顔をした人物が2人いるなら、死んだはずの大崎だって何人も現れても驚きはしないのだけど…予測不能すぎる展開なのに、最高にべらぼうな大団円が見られる事を髪の毛1本分も疑わせない、46話分の信頼と実績」

「最終回まであと二話というところでぶっ込むネタではないだろべらぼうめ!!!!(あと20話くらいやってください)」

残り2話でこの壮大な物語をどう収束させるのか。視聴者の期待と不安が入り混じった反応が印象的でした。


【まとめ:第46話の見どころと伏線】

第46話「曽我祭の変」の重要ポイントをまとめます。

  • 東洲斎写楽の誕生: 歌麿と蔦重のコンビ復活により、50枚の写楽絵が完成。源内先生への想いを込めたプロジェクトが結実した感動的なシーン
  • 治済の千里眼: 定信の筆跡まで見抜く治済の恐るべき観察眼。大崎を間者として送り込んだ定信の策略を完全に上回る知能戦
  • 毒饅頭事件の真相: 曽我祭で配られた饅頭に毒が仕込まれており、大崎が犠牲に。長谷川平蔵の機転で最悪の事態は免れるも、定信側は大打撃
  • 影武者の衝撃: ラストに登場した治済そっくりの人物。双子説、影武者説、さらには三浦黒幕説まで様々な考察が飛び交う展開
  • 三浦庄司の動向: 定信の作戦会議に不在だった三浦に疑惑の目。田沼復讐説や印象操作説など、真のラスボスとして注目を集める
  • 残り2話への期待と不安: 予測不能の展開を見せる物語が、あと2話でどう収束するのか。視聴者の「1週間待てない」焦燥感が最高潮に

次回第47話「饅頭こわい」では、この毒饅頭事件の余波がさらに広がり、蔦重の逆転策が明かされる模様。治済vs定信vs蔦重の三つ巴の戦いが、いよいよクライマックスを迎えます。

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