NHK連続テレビ小説「ばけばけ」第80話(第16週)が2025年1月23日に放送されました。今回は、おトキとおサワの友情の溝がさらに深まる切ない展開に。白鳥倶楽部で勉強中のおサワは、訪ねてきたおトキにどこかそっけない態度を取り、ついには居留守まで使ってしまいます。一方、なみは福間の身請け話を受け入れる決意を固め、「まっちょれ川の向こう!」と叫ぶ感動的なシーンが話題に。そして錦織の後任として、かつての同級生・庄田多吉が松江に戻ってきたことで、物語は新たな局面へ。視聴者からは「おサワの気持ちが切ない」「なみの決断に涙」「庄田とおサワの今後が気になる!」と反響が広がっています。
「ばけばけ」第16週第80話 あらすじ
白鳥倶楽部で教員試験の勉強をするおサワのもとに、おトキが訪ねてくる。しかしおサワは一度出ていき、戻ってきても冷たい態度。おトキの華やかな生活を新聞で知り、複雑な想いを抱いていた。一方、遊郭のなみは福間の身請け話を受け入れ、「まっちょれ川の向こう!」と希望を叫ぶ。錦織は知事から、自分の校長就任後の英語教師後任として、かつての同級生・庄田多吉の名前を告げられる。白鳥倶楽部に現れた庄田は、おサワと初対面。おトキはおサワの家を訪ねるが、襖の向こうに隠れるおサワに会えず、母親に「応援しちょると」伝えてほしいと頼む。子どもたちに誘われたスキップも、心が沈んで続かないおトキの姿が切なかった。
おトキとおサワの友情の溝が深まる切ないすれ違い
今回の第80話で最も視聴者の心を揺さぶったのが、おトキとおサワの友情に生まれた深い溝でした。白鳥倶楽部で教員試験の勉強をしていたおサワのもとに、おトキが訪ねてきます。しかし、おサワの態度はどこかそっけない。山橋や土江、門脇に話しかけられている間に、おサワは倶楽部を出ていってしまいます。
注目すべきは、いったん出ていったおサワが戻ってくるシーンです。おトキは帰ろうとしていたところで戸が開き、びっくりした表情を見せます。「戻ってくると思ってなかった」というリアクションが、その後の展開を知らない自然な動きとして視聴者の心に響きました。
戻ってきたおサワに、トキは驚きながらも、
「え?なして戻ってきたの。」
サワが冷たく返事をします。
「戻らん方が良かった」
おトキは謝罪します。
「ごめん。勉強の邪魔して。」
おサワは続けます。
「ううん。見たよ新聞。すごいね。街もすごいことになっちゃうし。学校の教務室なんかでも、おときの話題がたまに。」
新聞で報道されたおトキの華やかな生活を知り、おサワは複雑な想いを抱えていたのです。おトキは「こげなことになって」と気まずそうに言いますが、おサワは皮肉を込めてこう返します。
「でも楽しんでない?おじさまもおばさまも。ヘブン先生も。偉人さんと家族になるなんて大変だろうなって勝手に心配しちょったけど、うまくいっちょるみたいで。いや、うまくいっちょるどころか。ね。」
このセリフには、おサワの嫉妬と孤独感が滲んでいます。友達だと思っていたおトキが、自分とは違う世界へ行ってしまった。そう感じているおサワの苦しさが伝わってきます。
さらに、おサワは自分の決意を語ります。
「私もじきに出るけん。正規の教師になって。誰の力も借りず。誰にも頼らず。」
この「誰の力も借りず」という言葉には、おトキが周囲の支援を受けて恵まれた環境にいることへの対比が込められています。おサワは自力で貧困から脱出しようと必死に努力しているのです。
おトキは「頑張って。」と優しく返しますが、おサワとの溝は埋まりませんでした。
視聴者からは「おサワの気持ちが痛いほどわかる」「嫉妬する自分が嫌なんだよね」「おトキも悪くないのに切ない」と共感の声が多数寄せられました。このすれ違いは、貧困や立場の違いによる友情の亀裂をリアルに描いており、現代の人間関係にも通じるテーマとして深く刺さったのです。
なみの身請け決意!「まっちょれ川の向こう」に込められた想い
今回のもう一つの大きな見どころが、なみの身請けシーンでした。遊郭で生きてきたなみが、福間の身請け話を受け入れる決意を固めます。
おサワと話すなみは、明るくこう言います。
「あ、おサワちゃん。」
驚くおサワに、なみは続けます。
「うん。怖かったけど。今も怖いけど、ここを出たらなんかええことあるかもなぁって気がして。」
おサワは「おめでとうございます」と祝福し、なみは感謝の言葉を述べます。
「ありがと。あとはおサワちゃんだけだね。教師になるんもええけど、女子が生きていくには-」
おサワは即座に遮ります。
「もうええですけん、それは。」
なみは笑いながら謝ります。
「そげだね。ごめんごめん。あんたは違うもんね。まっちゃね、川の向こう側!おときちゃんもこげなこと言ってたよね。」
この「川の向こう側」という言葉は、今週のタイトル「カワ、ノ、ムコウ。」にも繋がる重要なフレーズです。物理的な川だけでなく、貧困や社会的な壁を超えた先にある希望を象徴しています。
なみはおサワを励まします。
「おサワちゃんも出る時あれだよ。」
おサワは素直に答えます。
「嫌ですよ、私は。」
なみは優しく続けます。
「とか言って。だども、無理に出んでもええと思うよ。そん時が来たら、心が決めてくれるけん。なら達者で。」
この言葉には、なみ自身が身請けを決意した心の動きが反映されています。無理に決断しなくても、その時が来たら自然と心が決めてくれる。なみの人生経験から生まれた深い言葉です。
視聴者からは「なみの決断が感動的」「自分で選んだ人生を歩む姿が美しい」「ヒロインに背中を押されるのではなく、自分で決めたのが良い」と称賛の声が集まりました。朝ドラでは珍しく、遊郭の女性が自らの意思で人生を選択する姿が描かれ、女性の自立というテーマを深く掘り下げた回となりました。
錦織の後任は庄田多吉!おサワとの急接近に注目
今回、物語の重要な転換点となったのが、錦織の後任人事です。知事から呼ばれた錦織は、自分が校長になった際の英語教師後任として、ある人物の名前を告げられます。
知事はこう言います。
「実はまだ少し先の話と言いつつ、あの、君が校長になった際の代わりの英語教師を当たり始めちゃっての。」
錦織は驚きます。
「気が早いですね。」
知事は続けます。
「そりゃ優秀な人材を呼ぶには早くから動かんとのう。で、推薦もあって、今、こげな男と考えちょるんだが、どげながやね?君もよく知っちょ男だと思うんだが。」
その人物こそ、錦織のかつての同級生・庄田多吉でした。
白鳥倶楽部に現れた庄田は、錦織の仲間たちと再会します。
「あれ?庄田くん!」
「おー、庄田!我らが同期の星!」
「久しぶりだな堀江。」
「土枝だよ。」
「近いな。お久しぶりです。門脇さん」
そして、庄田はおサワと初めて出会います。
「野津サワさん。松井小学校の代用教員で正規の教師を目指しています。」
「はじめまして。正田武です」
「野津沢です。」
同じタイミングで、白鳥倶楽部の下で錦織がヘブンに庄田のことを説明します。
「ショウダ タキチという男でして、私が学生として松江中学に通っていた際の同級生でして。あ、We were classmates in middle school」
ヘブンは理解し、こう答えます。
「Oh! 友達。」
「なるほど。いいですね。」
この庄田の登場が、おサワの運命を変える予兆となっています。視聴者からは「庄田とおサワの関係が気になる」「恋の予感?」「おサワを川の向こうへ導く存在になるのでは」と期待の声が高まっています。
錦織の後任という重要な役割を担う庄田が、貧困から脱出しようと必死に努力するおサワとどう関わっていくのか。今後の展開に注目が集まります。
おトキがおサワの家を訪ねるも居留守…スキップが続かない理由
白鳥倶楽部でおサワと気まずい別れをしたおトキは、ヘブンと英語の勉強をしますが、どこか心ここにあらず。
ヘブンはおトキに英語を教えます。
「A、B、C。」
「A、B、C。」
「Good。」
「…good。」
ヘブンは気づいて尋ねます。
「What’s wrong?心、達者ない?」
おトキは素直に答えます。
「はい。」
毎日の取材に来ていた梶谷もおトキを心配します。
「おときさんでええ傷やを治すのはしばらく無理ですね。」
「やっぱりそげか。」
フミは言います。
「おサワちゃんは一番の友達だけんね。」
このセリフが示すように、おトキにとっておサワは何よりも大切な親友なのです。
おトキは決意して、おサワの家を訪ねます。しかし、出てきたのはおサワの母親でした。
「あ、誰かと思ったら、おトキちゃんだない。」
「叔母様、ご無沙汰しちょります。」
「こちらこそ、お達者そうだね。」
「お陰様で。」
おトキは尋ねます。
「あぁ、えっと、あの、おサワは?」
母親は答えます。
「おサワ?ああ、今日は遅くなるみたいでね。この頃、いつも遅いんだわ。」
しかし、おトキは気づいていました。襖の向こうに、おサワが隠れていることを。視聴者には襖の下からおサワの足が見えるという、切ない演出がありました。
おトキは母親に伝言を頼みます。
「何か言付はあるかね。」
「ああ、ああ、自分でも、何を言いに来たのか。ただ。応援しちょると。あ、すいません。また来ます。あの、すいません。突然。」
「ごめんね。」
「いえ。ごめんね。またね。失礼しました。」
「応援しちょると」という言葉は、おトキの精一杯の気持ちでした。しかし、それがおサワに届いたかどうかはわかりません。
帰り道、子どもたちがおトキに声をかけます。
「おトキちゃん!私スキップできるようになったんだよ。」
「一緒にやろっか!」
「おトキちゃん、こっち。こっちこっち。」
おトキはスキップを始めますが、すぐに止まってしまいます。おサワの居留守を思うと、心が沈んでスキップが続かなかったのです。
この横顔のシーンが、視聴者の心を強く打ちました。「スキップが続かないおトキが切ない」「サワの居留守で心が沈んでしまう」「友情の行方が心配」と、多くの反響が寄せられました。
おトキとおサワの友情は、このまま終わってしまうのか。それとも、何かのきっかけで修復されるのか。次週への期待が高まります。
次週予告で「スイ〜ッチョン」に笑顔が!おサワとおトキの仲直りは?
今週のしんみりとした展開から一転、次週予告ではポップで明るい雰囲気が漂っていました。
おトキとヘブンが間に庄田を挟んで楽しそうに囁きます。
「おサワ スイ〜ッチョン」
「スイ〜ッチョン」
この「スイ〜ッチョン」という謎の掛け声が、視聴者の間で大きな話題に。「切ない展開の後にこれは笑った」「ポップな予告編との振れ幅がすごい」「しんみり余韻の今週との対比が面白い」と、さまざまな反応が見られました。
予告では、おトキとおサワが笑顔で話すシーンも。わだかまりが解けたような明るい雰囲気に、「早く二人の笑顔が見たい」「仲直りできて安心」と期待の声が高まっています。
さらに、おサワと庄田のランデブーシーンも。恋の予感を感じさせる演出に、「庄田とおサワがお似合い」「おサワにも幸せが訪れてほしい」と応援のコメントが殺到しました。
ただし、一部では「女性の自立を描いているのに、結局男に頼るのか?」という懸念の声も。しかし、多くの視聴者は「この作品がそんな単純な描き方をするわけがない」と脚本への信頼を示しています。
次週「ナント、イウカ。」では、おトキとおサワの友情がどう修復されるのか、庄田がどんな役割を果たすのか、そしてヘブンと錦織の動きにも注目です。
まとめ:今回の見どころと伏線
- おトキとおサワの友情の溝が深刻化:新聞報道でおトキの華やかな生活を知ったおサワは、嫉妬と孤独感から冷たい態度を取る。「誰の力も借りず」という言葉に、自力で貧困から脱出しようとする決意が込められている。
- なみの身請け決意が感動的:福間の身請けを受け入れたなみが「川の向こう側」を目指す姿が、女性の自立というテーマを象徴。自分で人生を選択する姿勢が視聴者の共感を呼んだ。
- 錦織の後任に庄田多吉が登場:かつての同級生・庄田が松江に戻ってきたことで、物語は新たな展開へ。おサワとの出会いが今後の伏線となりそう。
- おサワの居留守とスキップが続かないおトキ:おトキが訪ねても居留守を使うおサワ。襖の向こうに隠れる姿と、スキップが続かないおトキの横顔が、友情の亀裂を切なく表現。
- 「応援しちょると」伝えたいおトキの想い:直接会えなかったおトキが母親に託した言葉。この気持ちがおサワに届くのか、次週に期待。
- 次週予告の「スイ〜ッチョン」で明るい兆し:しんみりした今週から一転、ポップな予告編。おトキとおサワの笑顔、庄田との急接近など、仲直りの予感が高まる展開に。
第80話は、友情の複雑さと女性の自立をリアルに描いた回でした。貧困や立場の違いによるすれ違い、それでも相手を想う気持ち。次週、おトキとおサワの関係がどう変化するのか、そして庄田がどんな役割を果たすのか。目が離せない展開が続きます!
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