2026年1月28日放送の朝ドラ「ばけばけ」第17週第83話は、視聴者が待ち望んでいたサワ(円井わん)と庄田(濱正悟)の関係が大きく動いた回となりました。花田旅館での初めての2人きりランチシーンでは、お互いが「異性と2人で食事するのが初めて」と告白し、緊張しながらも徐々に打ち解けていく様子が描かれ、SNSでは「尊すぎる」「キュン死した」と大反響。一方、錦織(吉沢亮)は松江中学の次期校長就任を決意し、ヘブン(トミー・バストウ)との絆を深めます。サワの授業も格段に上達し、全体的に温かく前向きな空気に包まれた、朝ドラらしい癒やし回となりました。
「ばけばけ」第17週第83話 あらすじ
錦織が松江小学校を視察し、代用教員として働くサワの授業を見学。以前より格段に成長した姿に「夢叶うと思う」と励ましの言葉をかけます。その後、ヘブンとトキに対し、生徒たちとヘブンのために松江中学の校長職を引き受ける決意を伝え、ヘブンも賛同します。一方、白鳥倶楽部で試験勉強に励むサワは、庄田の誘いで初めて2人きりで昼食へ。花田旅館で割子そばを食べながら、お互いが「異性との食事が初めて」と告白し、緊張しながらも少しずつ心を開いていきます。旅館の面々も2人を温かく見守る中、サワとトキ・ヘブン夫妻が偶然鉢合わせし、虫の音で会話を交わす微笑ましいシーンも描かれました。
サワと庄田の初デートが尊すぎる!お互い「初めて」の告白に視聴者キュン死
第83話で最も視聴者の心を掴んだのは、サワと庄田が花田旅館で初めて2人きりで食事をするシーンでした。白鳥倶楽部での勉強を終えた昼時、庄田が何気なく誘います。
庄田「なら、せっかくだし行こうよ。日曜日ぐらいしか一緒に行けないんだし。」
この一言に、サワは一瞬戸惑いながらも承諾。しかし花田旅館で割子そばを前にしたサワの様子がどこかおかしいことに、庄田は気づきます。箸を持つ手が小刻みに震え、そばを一本ずつ取るのがやっとの様子。心配した庄田が声をかけると、サワは顔を赤らめながら告白します。
サワ「だ、だめ。気分が悪くて。」
庄田「気分?え、蕎麦になんか入ってた?」
サワ「だ、だなくて。初めてなんです。こうやって男の方と食事をするのが。」
この言葉に、庄田は思わず笑いかけますが、すぐに申し訳なさそうな表情に変わります。そして、意外な告白が飛び出しました。
庄田「ごめん。それは、申し訳なかった。初めての男性との食事は、わしのような男で。でも、わしもなんだ。わしも、これが初めての女性と二人きりの食事だ。」
サワ「え?」
庄田「だから、し、心臓が、そ、蕎麦と一緒に口から飛び出しそうで。それで、ただただ喋ってごまかそうと。ごめん、そっちのことまで気づけなくて。」
この庄田の正直な告白に、サワの表情が少しずつ和らいでいきます。2人とも緊張で心臓がバクバクしていたこと、お互いが初めてだったことを知り、不思議な安心感が生まれたようです。
庄田「でも、なんか良かった。おサワさんも初めてで。」
サワ「はい。私もなんか、よかったです。庄田さんも初めてで。」
このやり取りに、SNSでは「尊すぎて泣いた」「庄田さんの優しさが神」「こんな初々しいカップル久しぶり」と絶賛の声が続出。特に庄田が「心臓が蕎麦と一緒に口から飛び出しそう」と表現したセリフは、男性側も同じように緊張していたことを素直に伝える誠実さが際立ち、視聴者の心を掴みました。
この後、2人は少しずつ会話を重ね、緊張が解けていく様子が丁寧に描かれました。サワが箸を持つ手の震えが収まり、ようやくそばを食べ始める姿に、視聴者も一緒にほっと胸をなでおろしたはずです。
錦織の校長就任決意とヘブンとの絆──生徒たちのため、そして友のために
錦織が松江小学校を視察した際、サワの授業を窓から覗き見るシーンがありました。以前よりも格段に成長した教え方に感心した錦織は、授業後にサワに声をかけます。
錦織「熱のこもったいい教え方をしていた。前にも一度見させてもらったことがあるが、見違えるようだった。」
サワ「ありがとうございます。あの。頑張りますけん。」
錦織「うん。きっと叶うと思うよ。」
この「きっと叶うと思う」という言葉は、錦織自身が貧しい家庭から代用教員を経て正規教員になった経験を持つからこそ重みがあります。サワの夢を応援する錦織の優しさが滲み出るシーンでした。
その後、錦織はヘブンとトキのもとを訪れ、重大な決断を告げます。
錦織「生徒たちのためにも、そしてヘブンさんがここに居続けるためにも、お受けしてみようかと。」
これは、松江中学の次期校長職の打診を受ける決意を示したものでした。ヘブンは錦織の決断を喜び、すぐに賛同の意を示します。
ヘブン「うむ、なるほど。私、賛成思います。」
しかし錦織には一つだけ心配なことがありました。校長になった後も、ヘブンの英語教育をサポートし続けられるかどうかです。
錦織「ただ、もう一度聞かせてください。校長になってもヘブンさんのリタラルアシスタントはできるんですよ。」
ヘブン「うん、いや、もちろん。錦織さんいない。困るなります。But if you become principal, you still have time」
錦織「それは大丈夫です。I’ll help you no matter what.」
この「I’ll help you no matter what(何があってもあなたを助ける)」という錦織の言葉に、2人の深い信頼関係が表れています。東京で英語教師として成功しながらも、松江に戻らなかった錦織。その理由は、同期で親友である錦織との関係を気遣ってのことでした。しかし今、ヘブンという新たな友のため、そして生徒たちのため、錦織は校長職を引き受ける決意を固めたのです。
ヘブン「ありがとうございます。では、一緒に頑張りましょう。錦織校長。」
この「錦織校長」という呼び方に、錦織も少し照れたような表情を見せます。2人の友情と、これから始まる新しい章への期待が感じられるシーンでした。
庄田が語った錦織との関係──「松江始まって以来の秀才」の過去
花田旅館での昼食中、庄田はサワに向かって意外な話を始めます。それは、錦織との過去についてでした。
庄田「しかし、おサワさんが錦織まで知ってるとは思わなかったよ。あいつはわしらの同期で、松江始まって以来の秀才と呼ばれたものすごい男なんだ。」
庄田の口から語られる錦織の過去は、彼の人間性を深く理解する手がかりとなります。
庄田「だが、家が貧しく中退を余儀なくされ、しかしあまりに優秀だったため、そこから代用教員となった。一方、わしは錦織には遠く及ばなかったが、あいつと一緒に東京に出て同じ試験を受け、自分で言うのもなんだが、まさかの合格を果たし、東京で英語教師になった。」
ここで明かされるのは、錦織が貧しさゆえに中退を余儀なくされながらも、その才能を認められて代用教員から這い上がった過去です。一方、庄田は錦織には及ばなかったものの、同じ試験に合格し、東京で英語教師として成功を収めました。
そして、物語の核心に触れる告白が続きます。
庄田「そして実は県知事閣下から松江中学の教師にならないかと打診があり、わしも故郷に錦を飾りたかったので松江に戻ってきたんだ。だが、結局のところ断ってしまった。わしが行くと、なんというか、錦織がやりにくいだろうと思ってね。別に仲が悪いわけじゃないんだよ。むしろ中は…」
ここで庄田の言葉が途切れます。サワの様子がおかしくなり、話が中断されたのです。しかしこの告白から、庄田が錦織を深く尊敬し、友人として配慮していたことが分かります。松江に戻るチャンスがありながら、あえて錦織の立場を考えて身を引いた庄田。その優しさは、サワに対する接し方にも表れていたのです。
この「錦織の秘密」「庄田の試験」にまつわるエピソードは、視聴者にとって新たな発見となり、両者の人間性をより深く理解するきっかけとなりました。
花田旅館の温かい見守り──ウメの「がんばってごしなさい」に癒やされる
サワと庄田が花田旅館で2人きりの食事をしている様子を、旅館の面々は優しく見守っていました。特に印象的だったのが、女中のウメ(野内まる)の態度です。
厨房では、ツルがサワと庄田の様子を眺めながら、平太(生瀬勝久)に話しています。
ツル「なんだか、ええ人そうだがね。」
平太「いや、ええ奴かはわからんぞ。ただ座っちょるだけだけど。」
ツル「だ、でも、うちに食べに来てくれちょるけえ。」
平太「まあな。ただ、悪い奴でも腹得る。あのダラクソヘブンも、わしが作った飯を一日三回食っちょったけんの。」
この会話に、平太の相変わらずの毒舌ぶりが表れています。しかし言葉とは裏腹に、その表情は柔らかく、サワの幸せを願っているのが伝わってきます。「ダラクソヘブン」という呼び方も、今ではむしろ愛情の裏返しのように聞こえます。
ツル「まあだ言うかね。」
平太「言うぞ。墓に入っても言っちやるけんの。」
このやり取りに、女将のツル(池谷のぶえ)も苦笑いを浮かべているはずです。そしてウメは、サワたちの席にお茶を運びながら、優しく声をかけました。
ウメ「なら、ごゆっくり。頑張ってごしなさい。」
この「頑張ってごしなさい」という一言が、視聴者の心を温かくしました。ウメは何を頑張れと言ったのか。それは明確には語られませんが、サワの緊張をほぐし、2人の時間を応援する気持ちが込められていたのは間違いありません。
SNSでは「花田旅館の3人の目線があたたかい」「見守る側の温かさに泣ける」との声が多数寄せられました。トキがシンデレラのような生活を送るようになっても、サワが長屋を出ようと頑張っていても、花田旅館の人々は変わらない態度で接し続けます。その一貫性と温かさが、「ばけばけ」という作品全体を支える大きな魅力となっています。
トキとヘブンの虫の音トーク──言葉を超えた絆を描く名シーン
錦織が校長就任の相談をしに来た際、トキは英語でお茶を出そうと奮闘します。
トキ「Hello! My name is Toki. Oh, Mr. Nishikori? Nice to meet you.」
錦織「Nice to meet you. 初めましてではないが。」
この微笑ましいやり取りの後、錦織はトキに大切な言葉をかけました。
錦織「Well, Otoki-san, it seems you have returned to your cheerful self. When you feel down, Heaven-san feels down with you. You are the son of this household, so, shine bright for him. Isn’t that right, Heaven-san?」
(訳:オトキさん、元気を取り戻したようですね。あなたが落ち込むとヘブンさんも一緒に落ち込んでしまう。あなたはこの家の太陽なのだから、彼のために明るく輝いてください。そうでしょう、ヘブンさん?)
ヘブン「Oh, yes, exactly. Please, Otoki-san。」
この言葉に、トキとヘブンの関係性が如実に表れています。トキが落ち込めばヘブンも同じように心を痛める。それほどまでに深く結びついた2人の絆が、錦織の言葉を通じて改めて確認されました。
そして最も印象的だったのが、トキとヘブンが虫の音で会話を交わすシーンです。
ヘブン「ミニミニミニミニミニミニミニミニミニミニミニミニミニ。」
トキ「鈴虫です。」
ヘブン「す、ず、むし。しちょん、しちょん。」
トキ「あー、馬追いです。」
ヘブン「馬追い。馬追い。」
一見すると意味不明なこのやり取りですが、実はヘブンが虫の鳴き声を真似て、トキがその鳴いている虫の名前を教えている姿が描かれています。「鈴虫」「馬追い」といった日本の虫の名前を、2人だけの方法で共有する。言葉が完璧に通じなくても、心は通じ合っている――そんなメッセージが込められたシーンでした。
SNSでは「流暢な英語よりも通じない言葉でお茶を出すトキちゃんの温かさが胸に響く」「完璧な会話なんていらないんだね」との声が多数。言葉の壁を超えた絆を描く「ばけばけ」らしい名シーンとなりました。
サワの授業上達と錦織の励まし──「夢叶うと思う」が示す未来
第83話の冒頭、錦織が松江小学校を視察するシーンから物語は始まります。校長先生との会話で、錦織が次期校長候補として視察に来たことが明かされます。
その視察の中で、錦織は偶然サワの授業を窓から覗き見ることになりました。
サワ(教師として)「はい。では解答です。金七十二銭で三銭のまんじゅうがいくつ買えか。じゃあ、わかる人。」
生徒たちに算数の問題を出すサワ。その教え方は以前とは比べものにならないほど成長していました。熱意と工夫が感じられる授業に、錦織は感心した様子です。
授業後、廊下でサワに声をかけた錦織。その表情は優しく、温かいものでした。
錦織「熱のこもったいい教え方をしていた。前にも一度見させてもらったことがあるが、見違えるようだった。」
この言葉に、サワは驚きながらも嬉しそうに答えます。
サワ「ありがとうございます。あの。頑張りますけん。」
そして錦織は、サワの夢を後押しする決定的な言葉を告げました。
錦織「うん。きっと叶うと思うよ。」
この「きっと叶うと思う」という言葉には、錦織自身の経験が重なっています。貧しさゆえに中退を余儀なくされ、代用教員から正規教員への道を切り開いた錦織。その苦労を知るからこそ、サワの努力を正当に評価し、未来を信じることができるのです。
サワの教員免許取得に向けた努力は、庄田のサポートと錦織の励ましによって、着実に実を結びつつあります。視聴者の間でも「サワちゃんの成長が毎朝の楽しみ」「きっと夢を叶えてほしい」との声が多数寄せられており、今後の展開に大きな期待が寄せられています。
まとめ──全員が相手を思い合う、心が落ち着く神回
第83話は、「ばけばけ」の魅力が凝縮された、朝ドラらしい温かさに満ちた回となりました。以下、今回の見どころを振り返ります。
◆ サワと庄田の初デートで関係急接近
お互いが「異性との初めての食事」と告白し、緊張しながらも徐々に心を開いていく2人。庄田の誠実さとサワの初々しさが視聴者の心を掴み、「尊すぎる」「うまくいってほしい」と大反響を呼びました。
◆ 錦織の校長就任決意とヘブンとの深い絆
生徒たちのため、そしてヘブンのために校長職を引き受ける決意を固めた錦織。「I’ll help you no matter what」という言葉に、2人の友情の深さが表れています。
◆ サワの授業上達と錦織の「夢叶うと思う」
代用教員として着実に成長するサワを、錦織が温かく励ますシーン。教員免許取得への道が、少しずつ現実味を帯びてきました。
◆ 花田旅館の温かい見守り
平太の毒舌、ツルの優しさ、ウメの「がんばってごしなさい」。旅館の人々がサワを家族のように応援する姿が、視聴者の心を温めました。
◆ トキとヘブンの虫の音トーク
言葉が完璧に通じなくても、心は通じ合う。2人の絆を象徴する微笑ましいシーンが、「完璧な会話なんていらない」というメッセージを伝えました。
◆ 全体的に不快感ゼロのほのぼの展開
視聴者から「全員が相手を思い合ってる」「心が落ち着いた」「毎朝の癒やし」との声が続出。朝ドラらしい優しさと前向きさに満ちた回となりました。
明日以降、サワと庄田の関係がどう進展するのか、錦織の校長就任がどう物語に影響するのか、そしてサワの夢は本当に叶うのか――視聴者の期待は高まるばかりです。「ばけばけ」の温かい世界に、これからも目が離せません!
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