1月29日放送の朝ドラ「ばけばけ」第84話は、トキ(髙石あかり)とサワ(円井わん)の友情が修復される感動回となりました。湖畔で偶然再会した二人は、ぎこちなさを残しながらも少しずつ心を開き、ヘブン(トミー・バストウ)邸での語らいで自然と元の関係に。そして何より話題をさらったのが、庄田(濱正悟)の恋心を暴く「おサワ好い~ちょん」という虫の声演出。ウマオイの鳴き声「スイーッチョン」を使った粋な言葉遊びに、SNSでは「ニヤニヤが止まらない」「爆笑した」と大反響。先週までのギスギスから一転、癒しと笑いに包まれた15分間に視聴者からは安堵の声が相次ぎました。
「ばけばけ」第17週第84話 あらすじ
湖畔を散歩中のトキとヘブンは、サワと庄田が一緒にいるところに偶然遭遇。トキは思わぬ再会に驚きつつ、久しぶりにサワと言葉を交わします。一方、ヘブンと庄田は意気投合し、ヘブンはサワと庄田を自宅に招待。ヘブン邸でトキはサワとゆっくり向き合い、「一人で頑張りすぎなくてもいい」と声をかけます。気まずかった二人の関係は自然と元に戻り、恋バナで盛り上がるまでに。その夜、縁側で虫の声を聞きながら、ヘブンとトキは庄田に「おサワのこと好いちょん(好きなの)?」とウマオイの鳴き声でからかいます。数日後、庄田が再び一人でヘブン邸を訪れ、物語は新たな展開へ。
先週のギスギスが嘘のよう!トキとサワの仲直りに視聴者ホッ
湖畔での偶然の再会「すっごい久しぶり」
湖畔を散歩していたトキとヘブンの前に現れたのは、サワと見知らぬ男性。トキはその男性の顔を見て驚きます。
「半分弱さん?半分弱さん」
そう、錦織先生の友人である庄田多吉(濱正悟)、通称「半分弱さん」でした。庄田は恐縮しながらも「よく覚えててくれました」と応じます。
トキの目がサワに向くと、言葉が溢れ出しました。
「わぁ!ご無沙汰しちょります。あの、けど、なして?」
戸惑いながらも、トキは続けます。
「おー。うーんと、いや、というか、その前に。おサワ久しぶり。なんか、すっごい久しぶりな気もするし、久しぶりだない気もするし。久しぶりだけん、もうすっごい久しぶり」
この言葉にサワは静かに「ご無沙汰」と返します。視聴者からは「このやりとりが自然すぎて泣ける」「久しぶりって言葉を繰り返すトキの気持ちが溢れてる」と共感の声が。先週まで気まずかった二人が、ぎこちなくも再会を喜び合う瞬間に、多くの視聴者が「やっと…!」と胸を撫で下ろしました。
サワは新聞でトキの活躍を知っていたようで、「お達者そうで」と声をかけます。ヘブンも「イエス、達者。達者」と明るく返し、少しずつ氷が解けていく様子が伝わってきます。
ここでトキは庄田が松江に戻ってきたことを知り、サワが白鳥クラブで庄田に勉強を教わっていることも判明。「東京で教師されちょった言われるけん。あー、だけんか」とトキが納得する流れは、視聴者にとっても新たな情報でした。
「一人で頑張りすぎなくてもいい」トキの優しさにサワ涙
ヘブンと庄田が意気投合したことで、二人はヘブン邸に招かれます。ヘブンはトキに「トキさん。半分若さん、好きです。仲良きなりたい」と告げ、庄田に「うち、来てくだされ。もっと話すしたい」と誘います。
サワは少し躊躇しますが、「なら、ちょっとだけ」と言い、四人はヘブン邸へ。
ヘブン邸でフミがトキとサワに甘いお菓子を勧めながら、ゆっくりと語りかけます。
トキはサワに「一人でがんばりすぎなくてもいい」と優しく声をかけたのです。この言葉にサワは涙を浮かべました。
SNSでは「この一言に全部詰まってた」「明治時代の女性が一人で這い上がろうとする孤独がどれほど深かったか」「トキちゃんの優しさが沁みる」と感動の声が殺到。
視聴者の一人は「おトキちゃんとおサワちゃんが15分の尺でその会話いるか!?てくらいの意味のない会話をしてて、私はこれが大好きだからご褒美だった」と投稿。この何気ない会話の積み重ねこそが、先週の苦しさを乗り越え、今回の自然な仲直りにつながったと感じる視聴者も多く、「あれにはちゃんと意味があったんだとしみじみしてる」という声も見られました。
トキとサワは照れながらお茶をすすり、「ランデブだない!」と恋バナでキャッキャと盛り上がります。二人の友情が完全に元に戻った瞬間でした。
ある視聴者は「ここ1週間、一番の友だちとギスギスしてて観てるのが辛くて感想も書いてなかったけど今日やっとホッとした!」と安堵を表現。多くの視聴者が同じ気持ちだったようで、「嬉しい」「ホッとした」「やっと仲良しに戻った」という反応がSNSを埋め尽くしました。
「おサワ好い~ちょん」虫の声演出が話題沸騰!粋な言葉遊びに爆笑
ウマオイの「スイーッチョン」で恋心を暴く夫婦
さて、第84話で最も話題をさらったのが、虫の声を使った粋な演出です。
湖畔での出会いのシーンで、ヘブンと庄田は虫の声に耳を傾けていました。庄田はサワに虫の鳴き声について教えており、二人の距離感は「ランデブー中だったのでは?」と誤解されるほど。トキも思わず「おじゃまだった?」と感じたほどでした。
ヘブンはその後、庄田に虫の名前を尋ねます。
「虫声、聞くでしたでしょう?」
庄田が「馬追い(ウマオイ)」の鳴き声を教えていたことが明らかに。ヘブンは興味津々で、庄田は
「小学校の先生なら、虫の名前と鳴き声は知っといた方がいいよ」
とサワにアドバイス。サワは「ええ…はい」とはにかみながら答えます。この時、トキはサワの表情を見て何かを感じ取ったようです。視聴者は「トキちゃん、サワちゃんの顔を見て勘付いた」と指摘しています。
そして別日。ヘブン邸の縁側で、トキ・ヘブン・庄田の三人が虫の声を聞いていると、
「スイッチョン。スイーチョン」
とヘブンが声を真似ます。庄田も「そうそう、ほら。スイーチョンって聞こえるでしょ?」と応じます。
ここからが圧巻です。トキとヘブンは、このウマオイの鳴き声を使って庄田を追い詰めます。
「おサワ好い~ちょん(好きなの)?」
と、両脇から虫の声でからかい始めたのです。庄田は慌てふためき、顔を赤らめます。SNSでは
「ウマオイの鳴き声を使って『おサワのことを好いているのか?』と両脇から問いかけてくる夫婦に笑った。斬新にも程がある」
「好いちょんこだま・ひびきなウマオイ夫妻、後日再訪してきた庄田さんを挟んで追い込み漁ww」
と爆笑の声が続出。
「スイーッチョン(好い~ちょん)」という言葉遊びは、明治の風情ある日常に現代的なユーモアを忍ばせた絶妙な演出で、視聴者から「ニヤニヤが止まらない」「おサワへの愛がバレバレ」「粋すぎる」と大絶賛されました。
前週からの伏線回収に視聴者「秀逸すぎる」
実はこの虫の声演出、前週から仕込まれていた伏線でした。
視聴者の一人は
「前話からヘブン先生が秋の虫の鳴き声に興味を示していたのは、ドラマ内の季節感を視聴者に伝えるためかな、程度に思っていたんですが、本当の狙いは84話ラストの『好い~ちょん』だったんですね。そういえば、とりわけウマオイがクローズアップされてました」
と投稿。前週の何気ないシーンが、今回の爆笑演出への布石だったことに多くの視聴者が驚きました。
「伏線回収が気持ちいい」「こういう細かい演出が朝ドラの醍醐味」「明治時代の虫の音文化と現代の言葉遊びの融合が秀逸」と、脚本・演出への称賛が相次いでいます。
ちなみに、日本では古くから虫の声を「聞きなし」という遊びで人間の言葉に置き換える文化があり、平安時代から虫聞きは風流な遊びとして親しまれてきました。明治時代には童謡『虫のこえ』で「すいっちょん」が全国に広まり、秋の風物詩として定着。今回の「好いちょん」演出は、この伝統を活かした粋な恋の表現と言えるでしょう。
庄田とサワの恋が動き出す?半分弱さんの再訪に期待高まる
「ランデブー疑惑」から始まった運命の出会い
湖畔でサワと庄田が一緒にいたシーンは、視聴者に「ランデブー(密会)では?」という印象を与えました。
「経緯をしらなきゃ誰もがそう思う距離感でしたよね」という指摘の通り、二人の物理的な距離は親密さを感じさせるものでした。しかし実際は、庄田がサワに虫の鳴き声を教えていただけ。とはいえ、この何気ない時間が二人の関係を深めるきっかけになったことは間違いありません。
庄田はヘブンとも意気投合し、ヘブンは「半分若さん、好きです。仲良きなりたい」と大歓迎。流暢な英語で自己紹介する庄田。ヘブンに「日本語もお上手なんだ」と感心します。
「英語より日本語の得意の西洋人です」
とヘブンが返すと、庄田は「Really?」と笑顔。このやり取りも微笑ましく、視聴者からは「庄田さんのキャラが好き」「半分弱って呼ばれてるのに全然弱くない」と好評でした。
サワの表情で気づいたトキ、追い込み漁の始まり
トキは鋭い観察眼で、サワの表情から何かを感じ取っていました。
庄田が虫の声について話す時、サワが「ええ…はい」とはにかんだ瞬間、トキはピンときたのです。視聴者も「トキちゃん、庄田さんに返事するサワちゃんの顔を見て勘付いた」と指摘しており、この微妙な空気感が丁寧に描かれていることに感動の声が上がりました。
そして縁側での「おサワ好い~ちょん」攻撃。トキとヘブンは庄田を両脇から挟み、虫の声で恋心を暴きます。庄田は言葉を失い、顔を真っ赤にして狼狽える姿が愛らしく、視聴者は「可愛すぎる」「追い込み漁が容赦ない」と大盛り上がり。
この展開に視聴者からは「次回が楽しみすぎる」「サワちゃんへの想いを伝えるのか?」「教員免許取得が恋の鍵になるかも」と期待の声が殺到しています。
物理的な距離感が生む情景美。縁側・座敷・散歩の演出
第84話では、セリフ以外の演出にも注目が集まりました。
ある視聴者は
「このドラマ内で人と人が語らうときの物理的な距離が好きなんだな私は。畳の座敷に座って正対するのと、縁側で並んで座って庭を眺めるのも。あるいはふたりで歩きながら。蕎麦を食べる時も箱膳を挟んだ距離は近い。座るとちょっと落ち着くし、この距離だと大声を出さなくて済むのも良い」
と投稿しています。
縁側で並んで座る情景、座敷で正対する距離感、歩きながらの会話——これらの空間配置が、登場人物たちの関係性や心情を繊細に表現していることに、多くの視聴者が気づいています。
また、「湖畔からヘブン邸への空気の移り変わり素敵だった」「同性との距離感や好意なんかの描写が本当にお見事」という声も。高石あかりさんの芝居は、同性間の友情や好意を自然に表現しており、視聴者は「もっと見たかった」と絶賛しています。
このように、『ばけばけ』は言葉だけでなく、視覚的・空間的な演出によっても物語を紡いでおり、脚本・演出の繊細さが光る回となりました。
6. まとめ
今回の見どころ・伏線
- トキとサワの友情修復:「一人で頑張りすぎなくてもいい」というトキの優しさがサワの心を溶かし、先週までのギスギスが嘘のように仲直り。視聴者からは「ホッとした」「やっと安心できた」と安堵の声
- 「おサワ好い~ちょん」虫の声演出:ウマオイの鳴き声「スイーッチョン」を使って庄田の恋心を暴く粋な言葉遊び。縁側で両脇から追い詰められる庄田に視聴者爆笑、SNSでは「ニヤニヤが止まらない」と話題沸騰
- 前週からの伏線回収:ヘブンが虫の声に興味を示していたシーンが、今回の「好いちょん」演出への布石だったことが判明。視聴者から「伏線回収が秀逸すぎる」と称賛の声
- 庄田とサワの恋の予感:湖畔での「ランデブー疑惑」から始まり、サワのはにかんだ表情をトキが見逃さず。数日後に庄田が再訪する展開に「次回が楽しみ」「恋が動き出す」と期待高まる
- 物理的な距離感の演出美:縁側で並んで座る、座敷で正対する、歩きながら語らうなど、空間配置による関係性の表現が繊細。視聴者から「この距離感が好き」「空気の移り変わりが素敵」と評価
- 明治の虫聞き文化:平安時代から続く日本の「聞きなし」文化を活かした演出。童謡『虫のこえ』で広まった「すいっちょん」を恋の言葉に昇華させた、明治設定ならではの風流な表現
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