朝ドラあんぱん相関図
引用元:NHK
『あんぱん』第31話では、慰問袋への返事が届き、のぶやうさ子が再び前向きに動き出す一方、崇との関係性は気まずさが残るまま。
高知と東京、互いを思いながらも届かない距離感。戦時下で揺れる若者たちの心が丁寧に描かれた回でした。帰省した崇と、再会の兆しを前に言葉を交わせないのぶ。2人を仲直りさせようと動くメイコと辛島の奮闘も見どころです。
第31話のあらすじ


1-1. 戦地からの手紙に笑顔を取り戻すのぶとうさ子
教室で元気のないのぶ。そんななか戦地の兵士から感謝の手紙が届きます。
「戦地からお手紙が届きました。あなた方に感謝していると──」黒井先生
それを聞いて、のぶとうさ子は顔を見合わせて笑顔に。黒井先生は、のぶに「皆を引っ張ってください」と背中を押します。
黒井先生「士気高揚のため、あなたたちでできることを考え、浅田さんがみんなを引っ張っていきなさい」
1-2. のぶ、帰省。ヤムおじさんとの再会
帰省したのぶは、実家でヤムおじさんと再会。早速、銀座のパン屋のことを問いただします。
ヤム「うるせぇのが帰ってきたな!」
のぶ「銀座のパン屋さんで働いてたことあるが?」
しかしヤムおじさんは、「人違いだよ」とはぐらかします。
ヤム「銀座のパン屋なんて知らんよ。人違いだよ、たぶん」
のぶの疑いは強まる一方で、家族たちもこの話に興味津々。
1-3. 崇と辛島の銀座シーン〜帰省
一方、東京では崇が辛島とともに銀座を歩くシーンへ。ショーウィンドウにオープニングでのぶが着ている洋服が映り込むなど、さりげないリンクが挿入されます。
メイコが駅で崇の帰りを待ち、辛島も同行して高知へ。
ヤム「崇さん、久しぶり。会いたかったわ♡」
出迎えたのはヤムおじさん。羽田子も崇の帰郷を喜びます。
1-4. のぶ、進路を語る。うさ子も覚悟を見せる
のぶは母校の先生に教師として働きたい旨を伝えます。
のぶ「来年、女子師範を卒業したら教師になりたい。できれば母校で働きたいです」
うさ子もまた、黒井先生の元で働きたいと進路を語ります。
うさ子「女子師範を離れたくない。学校に残って黒井先生のお手伝いがしたい」
1-5. メイコが仲裁
メイコがのぶに崇が帰省したことを伝えると、のぶは意固地に合うのを拒否します。
そんな姿を見た蘭子が、
蘭子「意地張らんで切手貼らんと」
蘭子のユーモアが緊張を和らげる中、2人の未来がそれぞれ動き出そうとしています。
1-6. メイコ&辛島の仲直り作戦
のぶと崇の不仲を心配するメイコと辛島。駅での迎えを機に、2人を仲直りさせようと意気投合します。
メイコ「せっかくやき、仲直りさせませんか?」
次回、ついにのぶと崇が再会──2人は言葉を交わせるのか?
見どころと考察ポイント
2-1. のぶとうさ子の関係に再び温度差?
慰問袋の感謝状で一時的に笑顔が戻るものの、のぶの行動力に押され気味のうさ子。 進路を語るシーンでは覚悟の強さも見せたが、気持ちの温度差は今後に影を落としそうです。
2-2. ヤムおじさんの“銀座”疑惑、いよいよ核心へ
集合写真・名前・あんぱん──あらゆるヒントが揃いながらも、頑なに否定するヤムおじさん。 「人違いだよ」という言葉の裏に、何を隠しているのか? 次回以降も注目です。
2-3. 崇との再会、のぶはどう応じる?
東京での電話以来、気まずさが残る2人。 だが辛島とメイコの奮闘で再会のきっかけは作られました。 のぶが気持ちを素直に伝えられるのか──視聴者としても胸がざわつく場面が待っています。
次回予告と注目ポイント
- 崇とのぶ、再会で関係は修復できるのか?
- メイコと辛島の“仲直り作戦”は成功する?
- ヤムの正体が明かされる日は近い?
- うさ子との“友情のゆくえ”にも注目
まとめ
第31話では、のぶと崇を取り巻く人々が少しずつ動き出し、“再会”と“和解”に向けた準備が着実に進んでいます。
戦地から届いた手紙が希望を灯し、銀座・高知──遠く離れた2人の心もどこかで再び重なり始めています。
そして、うさ子やヤム、辛島とメイコといったサブキャラたちもそれぞれのドラマを背負いながら物語に厚みを加えています。
次回、32話では──のぶと崇が“本当の気持ち”を交わすことができるのか。 目が離せません。