キャスター第5話のネタバレと考察|テレビ局の内通者は誰?報道の正義と裏切りの狭間で


日曜劇場キャスタ相関図
引用元:TBS

日曜劇場『キャスター』第5話では、警察内部の不祥事、テレビ局の内通者、そして進藤の過去と現在が複雑に交差する重厚な展開が描かれました。暴行被害を受けた女性のSNS投稿から始まった報道取材は、警察・テレビ局・報道部すべての中に潜む“内通者”の存在を浮かび上がらせます。さらに進藤の失われた家族との因縁が物語の核心に絡み出し、視聴者を釘付けにしました。本記事では、印象的なセリフと伏線、考察を交えて第5話を徹底解説します。

目次

1. 第5話のあらすじと主要な出来事

1-1. SNSに投稿された“傷だらけの女性”の正体

物語は冒頭、傷だらけの女性が自撮り動画をSNSに投稿するという衝撃的なシーンから始まります。その女性は、暴力を受けたとされる佐野千晶。彼女は赤坂南署の巡査部長・大木からのDV被害を訴えていました。

1-2. 告発者の竹野所長、そして事件の“もみ消し”疑惑

佐野千晶の被害を受けて動いたのは、警察内部の女性署長・竹野。彼女は大木の暴力を報告したにもかかわらず、それが“村崎参事官”によってもみ消されたという疑惑が浮上します。

1-3. 鍵を握るのは、竹野と親しいディレクター・梶原と竹野のPC

竹野が異動される直前、NEWS GATEのディレクター・梶原が彼女のパソコンから暗号を解読し、重大なファイルを入手。その内容は、かつて佐野千晶から最初に相談を受けた刑事・深川に関するもの。ここから事件が新たな局面へ動き出します。

1-4. 情報が漏れていた…JBN局内の“内通者”の存在

進藤たちは事件の裏で「情報が筒抜けだった」ことに気づき、内通者の存在に着目。「仕掛けるぞ」という進藤のセリフとともに罠を張ると、その情報はやはり参事官に流れていた。裏切り者は誰なのか?

1-5. 裏切りと逆転──内通者の正体と進藤たちの勝利

物語終盤、進藤・本橋・崎久保たちが突入したのは参事官の証拠隠滅現場。実は、内通者として疑われた安藤ではなく、その上司・駒井部長こそが真の内通者だったのです。


2. 真相に迫るキーキャラクターとその行動

2-1. 村崎参事官と進藤の静かな駆け引き

会食シーンで進藤が村崎に仕掛けるが、「警察官の模範ですから」と笑い飛ばす参事官。裏社会との関係すら噂される人物で、終盤には進藤のチームに追い詰められる形に。

2-2. 竹野所長と梶原の“信頼関係”

第5話では、警察署長の竹野と報道ディレクターの梶原の強い絆が印象的でした。竹野が残した暗号を梶原が読み解く姿、竹野の正義感を「取引」ではなく「信念」として信じていたことが伝わります。

2-3. “掃除の女”と進藤の初会話

今まで無言だった掃除婦と進藤が初めて会話するシーンがあり、彼女が何かを知っている存在として浮上。伏線として今後の展開で再登場する可能性が高まっています。


3. セリフと経過時間で読み解く印象的な場面

  • 「警察官による暴行事件はあった。それを隠したのが村崎参事官だ」
  • 「内部告発をサポートできなかった我々の負けだ」
  • 「仕掛けるぞ」
  • 「あんた恥ずかしくないのか? こうやって癒着することが」
  • 「私達は報道の人間として誠実に戦います」
  • 「進藤の娘の家族を壊した団体のロゴが、事件の裏にあった」

4. 第5話の伏線と考察ポイント

4-1. 進藤の過去と“家族を壊した団体”の正体

進藤が過去に失った妻子の事件と、今回の暴力警官・反社との癒着事件に「同じロゴ」が登場。これが進藤の報道への執念の核心に繋がっている可能性が高いです。

4-2. 梶原と竹野の“ただならぬ関係”

本編ラスト近くで描かれた二人のやり取り、さらには過去の情報提供と取材協力の描写から、友情以上のつながりを感じさせる演出がありました。

4-3. “掃除の女”の今後の関与

何話にも渡って登場していたが、初めて進藤と言葉を交わしたことで「監視者・記録者」的ポジションである可能性も。今後、真相に近づく進藤とどのように絡んでくるかに注目です。


5. SNSで話題になった疑問と知恵袋対策

Q1. なぜ竹野所長は告発をやめた?

→深川刑事が調書を改ざんしたことが明らかになり、彼女を守るために断念せざるを得なかった。

Q2. なぜ情報が何度も漏れたのか?

→内通者は安藤ではなく、彼女の上司である駒井部長。進藤たちはそれを逆手に取り、情報操作で罠にかけた。

Q3. 進藤の家族と事件はつながっている?

→第5話終盤で「娘と妻を失った事件」と同じ団体のロゴが登場。過去の因縁が物語に直接絡んでくる可能性が高まっている。


6. まとめ|第5話は“正義”と“裏切り”の濃密回だった

  • 警察、テレビ局、報道──すべての組織に“内通者”と“圧力”が潜むことを描いた。
  • 竹野所長と梶原の信頼、進藤の報道魂が交差。
  • 進藤の過去と現在の事件が“1本の線”になり始めた。

第5話は、報道と組織、正義と損得、そして“信じる者の覚悟”が詰まった重厚なエピソードでした。第6話ではさらに進藤の家族の過去が深掘りされることが期待されます。

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