【朝ドラ『あんぱん』第16週第77話 感想・考察・ネタバレ】嵩の愛が切ない表紙絵にのぶ気づかず!牧鉄子からの謎電話に視聴者騒然

【朝ドラ『あんぱん』第16週第77話 感想・考察・ネタバレ】嵩の愛が切ない表紙絵にのぶ気づかず!牧鉄子からの謎電話に視聴者騒然

朝ドラあんぱん相関図①

朝ドラあんぱん相関図②

朝ドラあんぱん相関図③第14週~
引用元:NHK

朝ドラ「あんぱん」第16週第77話「面白がって生きえ」が2025年7月15日に放送され、視聴者の心を大きく揺さぶりました。嵩が描いた表紙絵の切ない秘密、八木上等兵の感動的な人物像、そして物語の展開を左右する鉄子からの謎の電話など、見どころ満載の回となりました。

目次

朝ドラ『あんぱん』第16週第77話 あらすじ

東京取材から帰ったのぶは、牧鉄子議員ではなく八木上等兵についての記事を執筆。八木は戦後、闇酒で稼いだ利益を戦災孤児の救済に使い、子供たちに読み聞かせや教育を施していました。東海林編集長は当初記事をボツにしようとしますが、のぶの熱意と嵩のフォローにより掲載が決定。一方、嵩が描いた雑誌の表紙絵は実はのぶをモデルにしていましたが、当の本人は全く気づいていません。そんな中、牧鉄子から怒りを含んだ電話が編集部にかかってきて…。

のぶが気づかない表紙絵の秘密!嵩の愛が切なすぎると話題

朝ドラ「あんぱん」第16週第77話で最も視聴者の心を揺さぶったのは、嵩が描いた月刊くじらの表紙絵をめぐるシーンでした。関係者は皆、のぶがモデルになっていることに気づいているにも関わらず、当の本人だけが全く気づいていないという状況が、視聴者の心を強く揺さぶりました。

「構図が大胆」な表紙に込められた嵩の想い

のぶが「構図が大胆表紙やと思います」と評価する場面があります。琴子は「それだけですか」と反応しており、琴子は「拍子抜けですね」と答えています。さらに、岩清水も「表紙だけに」と発言しており、まさに「表紙だけに拍子抜け」という状況が描かれています。

この一連のやり取りは、嵩の恋心を知る琴子をはじめとする周囲の人々のもどかしさを表現しており、視聴者も同じ気持ちを共有することになります。

Xでは

「#朝ドラあんぱん 第77回 嵩の表紙の絵、のぶは自分だと気づいてないの~ 嵩の気持ちめちゃくちゃこもってるよね!」

という投稿が話題になりました。また、

「表紙モデルがのぶちゃんだと気付かないのぶちゃん🙀」

という投稿も多くのいいねを集めています。

雑誌が完成し、メイコが「これうちのお姉ちゃんなのです」と喜ぶシーンも印象的でした。メイコは一目でのぶだと分かったのに、当の本人は全く気づいていないというコントラストが、この場面の切なさを際立たせています。Xでも「のぶ姉ちゃんです!って言い回るめいこが可愛すぎる笑」という投稿が見られ、メイコの純真さと、それと対照的なのぶの鈍感さが話題になりました。

視聴者が見抜いた嵩の恋心とすれ違い

興味深いのは、視聴者の中には

「幼い頃、嵩がのぶに駅で別れたときのお父ちゃんの絵を描いてくれたことを忘れるはずがありません。のぶは嵩が描いた絵に宿る生命を感じています。照れくさくて気付かないふりをしてるのです。きっと・・・。」

という深い考察をする人もいることです。

これは単に気づいていないのではなく、照れ隠しで気づかないふりをしているのではないかという解釈で、幼なじみの関係で微妙な心理を読み取った視聴者ならではの洞察と言えるでしょう。

一方で、琴子の心境についても「飲み屋で嵩の恋心を聞いていた琴子、恋のゆくえが気になって仕方ないよね」という投稿があり、恋愛感情を抱く嵩と、それを知る琴子の複雑な気持ちにも注目が集まっています。

東海林、岩清水、琴子が「表紙だけに拍子抜け」と呟くシーンがありますが、これは全員がのぶをモデルにした絵だと分かっているからこその反応です。「本人は気がつかん」という台詞も、周囲のもどかしさを表現しています。

八木上等兵の真の姿に迫る!戦災孤児救済の感動エピソード

第77話では、のぶが東京で取材した八木上等兵の人物像が詳しく描かれ、視聴者の心を大きく動かしました。一見偏屈で近寄りがたい人物に見える八木ですが、その実態は戦災孤児たちのために尽力する真の善人でした。

「闇酒でガッポガッポ」から一転、善意の人へ

八木の人物像は非常に興味深いものです。

「最初は怪しくて危なっかしそうなやつだったんだよ」

「闇酒でガッポガッポ稼ぎまくった」

という証言がありました。

しかし、実際には

「お腹をすかせた子供らにコッペパンを配っていた」

「子供らも楽しそうに八木さんの話をしてくれた」

「子供たちに読み聞かせをしている」

など、子供たちへの深い愛情が語られています。

特に印象的なのは、

「最初は怪しくて危なっかしそうなやつだったんだだってよ闇ざけでガッポガッポ稼ぎまくったと思いきやここら中の子供を集め出したよみんな自分が食ってくのがやっとなのに」

という証言です。これは八木が自分の利益よりも子供たちの福祉を優先していることを示しています。

のぶの記者魂が光る取材の深さ

のぶの記者としての成長も見どころの一つです。八木に対して「よろしかったらお話を聞かせていただけませんでしょうか?」と丁寧に取材を申し込み、一度は断られても「またぜひ話を聞かせてください」と粘り強く交渉しています。

八木が「酒でも持ってこい」と言った際に、のぶは「うまい酒を持ってこいと言ってるんだ」と正しく理解し、相手を尊重する姿勢を示しています。この細やかな配慮が、最終的に八木の心を開かせることにつながったのでしょう。

Xでは

「八木さん相変わらず偏屈ですが、ヤミ酒で儲ける商才と利益・時間を戦災孤児の救済に使う志があります😀のぶちゃんも記事にしたくなりますね😊」

という投稿があり、視聴者も八木の複雑な人間性を理解し、のぶの取材意欲に共感していることがわかります。

また、

「お腹を満たす事だけでなく、子供達に必要なものは教育だという信念があったから、読み聞かせや字を教えたりなどをされていたのでしょう。八木さんほんとに素敵な人!!心が洗われました🩷」

という投稿も見られ、八木の教育に対する姿勢が高く評価されています。

東海林編集長の葛藤と決断!記事掲載への道のり

のぶが八木上等兵について書いた記事は、当初東海林編集長から強い反発を受けました。しかし、のぶの熱意と嵩のフォローにより、最終的には掲載が決定するという展開も見どころの一つでした。

「牧哲子先生がお怒りになるがない」編集部の危機感

東海林編集長からは当初、「なんでガード下の情報の記事や」「牧哲子先生のことが一時も出て来やせんやいかん」という強い不満が表れています。編集部としては、有力政治家である牧鉄子の取材を期待していたのに、全く異なる記事を書かれたことへの戸惑いがあったのでしょう。

特に「県道高知出身の政治家を称える記事は」という発言からは、地元出身の政治家を応援する記事を期待していたことがわかります。しかし、のぶは「牧節子先生の政治家としてのお考えに違反すると思う」と反論し、自分なりの判断を示しています。

のぶの熱意が動かした編集長の心

しかし、のぶは

「でも、この記事は人の心をつかみます」

と自信を持って主張します。そして

「それよりも今伝えるべき記事は、隠れた善意の人のことらやない」

と、自分の記者としての信念を語りました。

東海林編集長は最初

「全然駄目や」

「お前の悪いところが全部でとうなって自分の書きたいことを諦めたもんやない」

と厳しく批判しましたが、最終的には記事の方向性を認め、

「ダラダラ書くな!区切れわかりやすい言葉で書け」

「1時間で直せ」

と建設的な指導に転じます。

この転換点には、嵩の存在も重要でした。嵩が東海林に頭を下げて支援したことが、最終的な決断に影響したと考えられます。

Xでは

「八木のことを原稿にしたが、東海林は鉄子の件について問いただした。しかし、実際には、表に名前の出てこない誰かを助ける八木の様な存在にフォーカスするのぶの眼力を信じた。嵩のフォローも同様の理由でのぶの原稿を推した。東海林も納得したと思います。」

という考察投稿があり、視聴者も編集長の心境の変化を理解していることがわかります。

牧鉄子からの謎の電話!のぶの運命を変える重要な分岐点

第77話のクライマックスは、牧鉄子議員からの電話でした。このシーンは物語の今後の展開を大きく左右する重要な転換点として描かれ、視聴者の注目を集めました。

「この一本の電話がのぶの運命を大きく変えることに」

電話のシーンは非常に緊張感に満ちています。

「牧哲子先生からです」

「怒ってるかもしれません」

「ついに来たか」

という一連の会話から、編集部全体が緊張していることがわかります。

そして最後に

「この1本の電話がのぶの運命を大きく変えることになるのです」

というナレーションが入り、視聴者に強いインパクトを与えました。

この電話の内容については明らかになっていませんが、牧鉄子が「お怒りになる」状況であることが示唆されています。のぶが彼女の取材を断り、代わりに八木上等兵の記事を書いたことが原因と考えられます。

視聴者の考察が白熱する今後の展開予想

この謎の電話について、視聴者の間では様々な考察が生まれています。Xでは

「#あんぱん #第16週第77回面白がって生きえ 取材を断ったガード下の女王薪鉄子代議士の怒りの感じの電話、その一本の電話がのぶの分岐点?」

という投稿があり、多くの人が今後の展開を注視していることがわかります。

また、

「鉄子は、のぶが、自分のことではなく、八木のことを記事に書いたことで、のぶが言っていた、『自分で見極める』の気持ちが本物だと知り、自分の傍で見極めさせたいと思い、仁義として、先ずは東海林に引き抜きの電話をかけてきた気がします。」

という深い考察も見られます。

この投稿は、鉄子の電話が怒りではなく、のぶの記者としての資質を認めた上での引き抜きの提案である可能性を示唆しており、非常に興味深い解釈です。

「#あんぱん 77話、鉄子さんの電話がめっちゃ気になる!のぶちゃんどうなるの??嵩の絵のシーンも切なかった…」

という投稿も多く見られ、視聴者の期待と不安が高まっていることがわかります。

その他にも「牧鉄子の電話の意味は?」「のぶは東京に行くことになるの?」といった質問が多数投稿されており、視聴者の関心の高さがうかがえます。

このように、第77話は嵩の切ない恋心、八木上等兵の深い人間性、そして牧鉄子からの謎の電話など、多層的な魅力に満ちた回となりました。特に、表紙絵をめぐるすれ違いは、夫婦の心理を丁寧に描いた印象深いシーンとして視聴者の心に残ることでしょう。

次回以降、のぶと嵩の運命がどのように展開するのか、視聴者の注目が集まっています。牧鉄子の電話が果たして怒りなのか、それとも新たな機会の提供なのか、今後の展開が非常に楽しみです。

まとめ:第77話の見どころと伏線

  • 嵩の表紙絵とのぶの鈍感さ – 愛情が込められた表紙絵に気づかないのぶと、それを見守る周囲のもどかしさが切ない夫婦の心理を描写
  • 八木上等兵の二面性 – 「闇酒でガッポガッポ」稼ぐ商売人でありながら、戦災孤児救済に私財を投じる真の善人という複雑な人物像
  • のぶの記者としての成長 – 政治家ではなく市井の善人に注目する記者の眼力と、自分の信念を貫く強さを見せた重要な転換点
  • 牧鉄子からの謎の電話 – 物語の今後を大きく左右する重要な伏線。怒りなのか引き抜きなのか、視聴者の考察が分かれる展開
  • 東海林編集長の心境変化 – 当初は政治家の記事を期待していたが、のぶの熱意に押され最終的に記事掲載を決断した編集者の葛藤
  • メイコの孤独感の描写 – 一人で食事し「な~ぜに寂しく あふるる涙~♪」を歌うシーンで、のぶ不在時の寂しさを表現した重要な伏線
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