
引用元:TBS
TBS火曜ドラマ『初恋DOGs』第5話が7月29日に放送され、ついに愛子(清原果耶)の告白シーンが描かれました。「私の初恋は白崎さんです」と勇気を振り絞って想いを伝える愛子の姿に、視聴者からは「涙腺崩壊」「感動した」との声が続出。一方で、快(成田凌)の反応やエピローグでの優香(深田恭子)の意味深な言葉が新たな展開への期待を高めています。
『初恋DOGs』第5話 あらすじ
大学時代の友人・相楽岳(森崎ウィン)が白崎動物病院を買収したいと申し出たことから始まった第5話。岳は動物保護施設の資金を全額出資する代わりに病院の売却を要求しましたが、快は過去の裏切りを理由に断固拒否します。一方、愛子は所長からソハ(ナ・イヌ)の不適切な飼育状況を調査するよう命じられ、仕事と友情の間で葛藤することに。
物語のクライマックスでは、ソハの相続権をめぐる家族会議が開催されます。愛子はソハの現状を正直に報告しながらも、「将軍を連れ戻すのは反対です」と毅然と主張。白崎とソハ、そして将軍の絆の深さを力説し、犬の管理権と遺産を切り離すという解決策を提案しました。
その後、3人で縁側でスイカを食べながら穏やかな時間を過ごした愛子は、ついに快への想いを告白。
「私の初恋は白崎さんです。昔も、今も、そして、これからも」
と涙ながらに伝えます。しかし、快の「俺は…」という言葉で第5話は終了。エピローグでは優香が快に「早く気づきなさいよ」と意味深な言葉をかけ、次回への期待が高まる展開となりました。
愛子(清原果耶)の告白シーンが話題沸騰!「私の初恋は白崎さんです」に視聴者涙腺崩壊
第5話のクライマックスとなった愛子の告白シーンは、多くの視聴者の心を掴みました。洗面所で手を洗う愛子に、ドア越しに快が
「今から将軍とサクラ散歩に連れて行きます」
「俺こう見えて結構勘が鋭いので、一応気遣ってます。ソハさんをよろしくお願いします」
と声をかけるシーンから始まります。
快の気遣いに背中を押された愛子は、ついに勇気を振り絞って告白に踏み切ります。
「私の初恋は白崎さんです。つい考えてしまうのは白崎さんのことです。サクラを見たら将軍を、そして白崎さんのことを思い出します。昔も、今も、そして、これからも」
この告白シーンの演出が絶妙でした。ガラス戸越しという距離感、そして快の驚いた表情のシルエットが映し出される構図は、2人の心の距離感を表現していました。清原果耶の繊細な演技も相まって、視聴者の感情を大きく揺さぶりました。
告白前の愛子の葛藤と成長が丁寧に描かれた演出
愛子の告白が感動的だった理由の一つは、そこに至るまでの葛藤が丁寧に描かれていたことです。所長から「君は上に行く気がないようだ」と言われ落ち込む愛子を、快とソハが車でドライブに連れ出すシーンでは、愛子の心境の変化が見て取れました。
縁側でスイカを食べながら、愛子は自分の過去を振り返ります。
「昔は弁護士になって正しいことをすると決めていた」
「私はソハさんを信用してます。慣れない生活を送りながら、毎日笑ってコーヒーを作っているソハさんは素敵。いつか動物保護施設を作ろうとしている白崎さんも立派です。だからつい応援する側に回りたくなって」
この告白は、愛子の人間としての成長と、2人への信頼の深さを表していました。そして、この素直さが最後の告白シーンへとつながっていくのです。
視聴者からも愛子の成長に対する共感の声が多く寄せられています。「回を重ねて人となりを知れば知るほど愛子がかわいく見えてくる」「やっとヒロインとしての清原果耶ちゃんを見ることが出来て本当に嬉しかった」といった声が、愛子というキャラクターの魅力を物語っています。
縁側でのスイカシーンから告白までの流れが絶妙
告白に至るまでの流れも見事でした。3人で縁側でスイカを食べるシーンでは、スイカの種飛ばしというささやかな遊びを通じて、3人の距離が縮まっていく様子が描かれました。「昔やらなかった?」「やったことない」、「どっちだよ」という快とソハのやり取りも微笑ましく、視聴者に癒しを提供していました。
そして、愛子がスイカの種を飛ばしても「意外と飛ばなかった」と苦笑いするシーンでは、彼女の人間らしさが表現されていました。このようなささやかな描写の積み重ねが、最後の告白シーンの感動を増幅させていたのです。
ソハ(ナ・イヌ)の”恋に落ちた顔”にファン悶絶!三角関係の行方は?
第5話では、ソハの愛子への感情の変化も重要な見どころでした。風呂上がりに縁側でスイカジュースを飲みながら星空を見上げるソハが、愛子の言葉を思い出すシーン「ここではソハさんです。ただのソハさんです。つまり自由です」は、彼の心境の変化を象徴的に表していました。
そして将軍に向かって韓国語で「違う、好きじゃない。ただずっと頭に浮かぶんだ」と呟くシーンは、視聴者に強い印象を残しました。この韓国語のセリフが、ソハの本心をより直接的に表現していたのです。
愛子の言葉を思い出すソハの表情変化に注目
ソハが愛子の言葉を思い出すシーンでの表情の変化は、ナ・イヌの演技力の高さを示していました。最初は否定しようとする表情から、徐々に自分の気持ちを受け入れていく様子が、微細な表情の変化で表現されていました。
視聴者からも「否定してたけど恋に落ちた顔だった」「ソハさんが愛子の言葉を思い出してるシーンよかった」といった声が寄せられ、ソハの感情の変化に多くの人が注目していることがわかります。
快との友情シーンもBLっぽいと話題に
一方で、快とソハの関係性についても話題になりました。ナポリタンを食べながらの会話シーンでは、
「もしここを追い出されたら愛子さんと優香さんのどっちかの家に行く。もし2人が快さんを好きだったらどっちを選ぶ?」
というソハの質問に、快が「2人とも俺に興味はない」と答えると、ソハが韓国語で「鈍感すぎるだろ」と呟くシーンがありました。
このような男性同士の気さくなやり取りが、視聴者には新鮮に映ったようです。「これ見た時、初恋DOGsって白崎快とウ・ソハの恋の物語でしたっけ??って一瞬なった」「BLドラマみたいな2ショット写真多すぎん」といった声が、2人の関係性の良さを物語っています。
相楽岳(森崎ウィン)登場で明かされた過去の因縁
第5話では、大学時代の友人である相楽岳の登場により、快と優香の過去が明らかになりました。岳が白崎動物病院を買収したいと申し出たシーンでは、
「資金が足りない動物施設の資金は自分が全額出すから、その条件として白崎動物病院を売るように」
と提案します。
しかし、快は過去の裏切りを理由に断固拒否しました。
「昔、快と一緒に動物病院を作るために資金とスタッフを集めていたが、岳はそれを全て持って、いなくなったことがあった」
という過去が明かされ、快の岳への不信感の理由が明らかになりました。
快を裏切った過去が明らかに
岳が「昔のことは水に流して」と言ったのに対し、快は「あの病院は僕の全てです。誰にも譲りません。だからお断りします」とはっきりと拒否しました。この快の毅然とした態度は、彼の獣医としての信念の強さを表していました。
岳は「言い方が悪かったかな」と呟きますが、優香に「全部、自業自得」と返されるシーンでは、過去の出来事の重さが伝わってきました。
優香との恋愛関係も判明
第5話では、優香と岳が元恋人だったことも明らかになりました。優香が功介に語った過去では、「16年飼ってた犬のフルを亡くして、誰かと喋りたくて」悩んでいた雪の日に、岳が慰めてくれたことがきっかけで付き合うようになったとのことでした。
「それまで快、岳、優香の3人で仲良くしていたのが、気まずくなった」
「そのうちに岳は経営に、快は目の前の動物を救うことに夢中になり出した」
という説明により、3人の関係性の変化が明らかになりました。
このエピソードは、快の獣医としての純粋さと、岳の経営者としての野心の違いを浮き彫りにしていました。
家族会議で見せた愛子の成長と正義感
第5話の重要なターニングポイントとなったのが、ソハの相続権をめぐる家族会議でした。愛子は所長から「ソハの飼い主としての不適切な証拠を調査するように」言われており、仕事と友情の間で深く悩んでいました。
弓削パラリーガルに「やりたくないようなこともやらないと。それが仕事」と言われながらも、愛子は自分の信念を貫くことを選択しました。
所長の指示に背いた愛子の決断
家族会議の場で、愛子は最初はソハの現状を正直に報告しました。
「ソハさんはご家族から支援を打ち切られ、白崎さんの家に転がり込んで、カフェでバイトを始めました。私が知る限り、将軍の世話は白崎さんが中心で、共同で飼育しているとは言い難い状況かと思います」
しかし、その直後に愛子は所長の期待とは逆の発言をします。「ですが、将軍を連れ戻すのは反対です」というこの言葉は、愛子の大きな成長を示していました。
「将軍を連れ戻すのは反対です」の毅然とした主張
愛子の主張は説得力に満ちていました。
「私が知る限り、白崎さんと将軍の絆は本物です。今、間違いなく将軍は幸せです。そしてソハさんは、今ここでの暮らしを楽しんでいます。ソハさんなりに一生懸命働いて、将軍と暮らしています」
この発言は、愛子がこれまで3人の関係を見守ってきた観察者としての立場から発せられた、重みのある言葉でした。
犬の管理権と遺産の切り離し案を提案
さらに愛子は建設的な解決策を提案しました。
「もし相続人の皆さん全員が同意していただけるのであれば、犬の管理権と遺産を切り離し、500億ウォンはご家族に、将軍は、ソハさんに。そしてソハさんは飼育を白崎さんと共同で行う」
この提案により、ソハの兄ウジンも「わかりました。切り離すという流れで進めましょう」と同意し、問題が解決に向かいました。愛子の法律家としての知識と人間性が見事に発揮されたシーンでした。
エピローグの優香(深田恭子)が意味深すぎる!
第5話のエピローグでは、優香と快の会話が描かれ、次回への重要な伏線が張られました。優香が快のスクラブを掴んで「私のことを好きだった?」と問いかけるシーンから始まり、快が「好きだったよ」と素直に認める場面は、2人の過去の関係性を表していました。
しかし、優香は「でももう友達だよね」と手を離し、「今度はもうすれ違っちゃ駄目だよ。早く気づきなさいよ」と意味深な言葉を残しました。
「早く気づきなさいよ」の真意とは?
優香の「早く気づきなさいよ」という言葉が何を指しているのかは、視聴者の間で大きな話題になりました。愛子の告白直後に描かれたこのエピローグは、快が愛子の気持ちに気づいていない、もしくは自分の気持ちに素直になれていないことを示唆していると考えられます。
視聴者からも「快は優香の想いだと認識したんじゃないかな…?」といった考察の声が上がっており、快の誤解が次回以降の展開の鍵になりそうです。
功介の告白を軽く受け流した優香の心境
第5話では、功介が優香に「俺と付き合ってください」と告白するシーンもありました。しかし、優香は「うん。いいよ」と軽く返事をし、功介を唖然とさせました。
この優香の軽やかな対応について、視聴者からは
「功介の真剣な告白を、熟考することもなくその軽さで了承するのはもはや不誠実じゃない……?」
といった批判的な声も上がっています。しかし、これも優香の複雑な心境を表現した演出だったのかもしれません。
次回への伏線として機能するエピローグの巧妙さ
このエピローグの構成は非常に巧妙でした。愛子の告白で感動的に終わった本編に対し、エピローグでは快の鈍感さと優香の複雑な心境を描くことで、物語に新たな展開の可能性を示唆していました。
「エピローグは、どんでん返しとして・次回への引きとして・快の真意の見せ方として、これが最適解な使い方だった」
という視聴者の声も、この演出の巧妙さを表しています。
まとめ
第5話の見どころや伏線を箇条書きでまとめます。
- 愛子の告白が物語の転換点となり、三角関係が新たな局面へ 清原果耶の渾身の告白シーンが視聴者の心を掴み、次回以降の展開への期待を高めた
- ソハの恋心の芽生えが韓国語のセリフで表現され、四角関係の可能性が浮上 「ただずっと頭に浮かぶんだ」というセリフが、ソハの愛子への想いの深さを示唆
- 相楽岳の登場により快と優香の過去が明らかになり、人間関係がより複雑に 過去の裏切りと恋愛関係が明かされ、キャラクター同士の因縁が深まった
- 愛子の成長と正義感が家族会議で発揮され、問題解決の糸口となった 弁護士としての職業倫理と人間としての友情を両立させた愛子の判断が光った
- エピローグの優香の言葉が次回への重要な伏線として機能 「早く気づきなさいよ」という言葉が、快の鈍感さと今後の展開を示唆
- 将軍の幸せを最優先に考える3人の絆が深まり、真の家族関係が構築された 相続問題を乗り越えて、人間と動物の理想的な関係性が描かれた