
相関図
放送局占拠 第7話 あらすじ
凍庫に拘束された青鬼・大和の救出劇から始まった「放送局占拠」第7話。伊吹の罠にかかり死んだと思われた大和でしたが、実は武蔵との演技だったことが判明し、最後には二人がバディを組むという胸熱展開に。また、輪入道の正体が第1話のバスジャック犯・八丈豪(原西孝幸)だったことが明かされ、視聴者に大きな衝撃を与えました。
青鬼が妖に加わったきっかけは、亡くなった妹・琴音にそっくりな大島瞳との出会いでした。瞳の死をのっぺらぼうのせいだと知った大和は復讐を決意。一方、伊吹にとって父親のような存在だった輪入道・八丈の死が、彼を本当の妖へと変貌させました。屋代警備部長による都知事殺害の真実も明らかになり、「この国を守る」という彼なりの正義が浮き彫りに。そして人質の中に潜む座敷童の正体についても、忽那翡翠(齊藤なぎさ)が有力視される中、いよいよ核心に迫る展開となりました。最後に武蔵が大和に「般若を生み出したのは俺たちだ!伊吹を止めるぞ!俺とお前で!」と呼びかけるシーンは、多くの視聴者が感動し、SNSでも「胸熱」「歓喜」の声が相次いでいます。
青鬼・大和の生存と武蔵との胸熱バディ結成
冷凍庫での演技が視聴者を騙した神シーン
第7話の最大の見どころは、なんといっても青鬼・大和(菊池風磨)の生存と武蔵(櫻井翔)との電撃バディ結成でした。伊吹(加藤清史郎)の罠により冷凍庫に閉じ込められた大和は、体温が32度を下回る危険な状態に。三郎が必死に心臓マッサージを施すシーンは、多くの視聴者が「青鬼の死」を覚悟したことでしょう。
しかし、これは武蔵と大和による巧妙な演技でした。救急車の中で大和が言った
「うまくいきましたね、武蔵刑事」
のセリフは、視聴者にとって完全に予想外の展開。実は三郎が駆け寄った時に
「妖が見ています。私を死んだことにしてください」
と大和が頼んでおり、二人で伊吹を騙すための芝居だったのです。
この展開について、SNSでは「すごい。まるで麻雀のコンビ打ちだ」という武蔵のセリフが話題になりました。櫻井翔さんと菊池風磨さんの息の合った演技に、視聴者からは「完全にしてやられた」「青鬼の方が上手ですわな」といった感嘆の声が上がっています。
「俺とお前で」のセリフにSNS歓喜
そして物語のラスト、武蔵が大和に向けて放った
「大和、俺とくるんだ!般若を生み出したのは俺たちだ!伊吹を止めるぞ!俺とお前で!」
というセリフは、多くの視聴者の心を熱くしました。
このシーンについて、視聴者からは「武蔵刑事とバディ組むの胸熱!」「夢のタッグ実現でオタクの妄想具現化すぎた」といった興奮の声が続出。特に「大病院占拠」から続くシリーズファンにとっては、かつて敵対していた二人の共闘は感動的な瞬間でした。
大和が
「面白いですね、武蔵刑事」
と笑いながら答えるシーンも印象的で、菊池風磨さんの表情の変化に注目した視聴者も多数。
「ニチャァって笑う青鬼に対して武蔵も少し口角をあげる感じがたまらなかった」
という細かな演技への評価も見られました。
輪入道の正体判明!八丈豪の悲劇的な真実
第1話バスジャック事件の伏線回収
今回最も視聴者を驚かせた展開の一つが、輪入道の正体判明でした。妖のメンバーとして活動していた「輪入道」の正体は、なんと第1話のバスジャック犯・八丈豪(原西孝幸)だったのです。
八丈は白石純恋の父親で、娘を失った復讐から妖に加わった人物。しかし皮肉なことに、彼がバスジャックを起こした原因は、のっぺらぼうたちが妖のアジトから爆弾を盗んで逃走した際、それを追いかけたことでした。のっぺらぼうが警察に八丈を犯人として通報したため、やむなくバスに立てこもることになったのです。
この事実について、視聴者からは「バスジャックも濡れ衣なんて…!」「まさかすぎて驚かされました」といった反応が。第1話の伏線がこんな形で回収されるとは、誰も予想できなかったでしょう。
伊吹を変えた「大切な仲間」の死
八丈は妖のメンバーの中でもムードメーカー的存在で、
「俺らはなお前にかけたんや。必ず成功させるでぇ」
といった関西弁のセリフからも、その人柄の良さが伝わってきます。伊吹にとって八丈は父親のような存在でした。
バスジャック事件の現場に駆けつけた三郎は、人質を助けるために伊吹に八丈を撃つよう命じます。しかし妖の一員である伊吹にとって八丈は大切な仲間。彼を助けるため、伊吹はわざと銃を外しました。しかし結果的に爆弾は爆発し、八丈は命を落とすことに。
この出来事が伊吹を本当の「妖」に変えてしまったのです。大和が語った
「あなたが我々の大切な仲間を殺したからです」
というセリフは、伊吹の暴走の根本原因を示していました。八丈の死によって、伊吹には仲間の分まで復讐をやり遂げなければならないという重圧がのしかかったのでしょう。
青鬼が妖になった理由-琴音にそっくりな大島瞳
妹を失った大和の心の傷
大和が再び青鬼になった理由も今回明らかになりました。病院占拠事件後、惰性で生きていた大和の心を動かしたのは、天狗(安室光流の弟)が連れてきた一人の女性・大島瞳でした。
瞳は鎌鼬事件の被害者である風花と純恋の親友でしたが、大和にとって衝撃だったのは、彼女が亡くなった妹・琴音にそっくりだったことです。この場面で、「大病院占拠」で琴音を演じた上西星来さんがサプライズ出演したことも話題になりました。
大和にとって琴音は、「ありがとう、兄ちゃん」と言って慕ってくれた大切な妹。その琴音を失った心の傷は深く、瞳との出会いは大和の凍りついた心を溶かすきっかけとなりました。
瞳の死がもたらした復讐への転落
瞳は大和への手紙で「あなたに会えて生きる希望をもらいました」と書いていました。しかし約束の日に現れなかった瞳は、「何もかもがどうでもいい。早く楽になりたい」という遺書を残して自殺。天狗から
「のっぺらぼう達の仕業」
だと聞かされた大和は、ついに復讐を決意します。
「絶対に許さない!何があっても絶対に守るそういう役です。その正義が私たちから愛する人を奪ったんです」
という大和のセリフは、彼の怒りと悲しみを表していました。妹のように慕ってくれた瞳を再び失った大和は、
「大和耕一という人間を捨てます。準備を始めてください。鬼になるんです」
と宣言し、脱獄を実行したのです。
視聴者からは「青鬼が優しい表情だったのは、妹さんに似ていたからなんですね…なのに残酷だろ…」といった同情の声が多数上がりました。
屋代警備部長の正義と都知事殺害の真相
「この国を守る」という歪んだ正義観
今回、屋代警備部長(高橋克典)による都知事殺害の真実も明らかになりました。指紋の照合結果から、大柴知事を殺害したのは屋代だったことが判明。知事は「傀儡子」という存在について何かを暴露しようとしており、屋代はそれを阻止するために殺害に及んだのです。
本庄(瀧内公美)の取り調べに対し、屋代は自分なりの正義観を語ります。
「お前にとっての正義とはなんだ?」
と問われた本庄が
「市民を、街を、この国を守ること」
と答えると、屋代は
「私も同じだ。正義のためならどんなことでもする!お前はこの国を守るという意味がわかっていない!」
と言い放ちました。
この「正義のためならどんなことでもする」という屋代の言葉は、彼なりの信念を示していますが、それが殺人をも正当化する歪んだものであることが分かります。
傀儡子の謎と警察組織の闇
屋代が口封じのために知事を殺害したという「傀儡子」の存在は、物語の核心に関わる謎として残されました。この傀儡子が何なのか、そして屋代がどのような組織の一員なのかは、今後の展開で明らかになることでしょう。
5年前の鎌鼬事件から始まった一連の出来事は、すべて屋代から始まっていたことも判明。安室光流記者を殺害し、その隠蔽工作が事件の発端となったのです。警察組織内部の腐敗と、それに立ち向かう本庄の姿も印象的でした。
座敷童の正体は忽那翡翠?人質の中の妖を考察
ロック解除に関する怪しい動向
今回、妖のメンバーで正体が明かされていないのは「座敷童」のみとなりました。伊吹が人質たちに
「7階と8階の間にある隠し部屋のロックを解除する方法を知っている人間が人質の中にいる」
と告白したことで、座敷童の正体により注目が集まっています。
人質たちがロック解除について話し合う中で、特に怪しい行動を見せたのが忽那翡翠(齊藤なぎさ)でした。視聴者からは「ロックの解除方法の会話し始めたのも最後ポッケに手入れてたのもやっぱり怪しい」「なーたんは座敷童だよね」といった声が上がっています。
齊藤なぎささん演じる忽那への注目
もともと座敷童の正体として齊藤なぎささんの名前が挙がっていましたが、今回の行動でその可能性がさらに高まりました。式根(山口大地)が暴走する中で、比較的冷静に行動していた忽那の様子も気になるところです。
最終的に座敷童から情報が提供され、隠し部屋への侵入が可能になったことから、次回は座敷童の正体が明かされる可能性が高いでしょう。「次は座敷童回かなあああ来週ないのつらすぎるかも」という視聴者の期待の声も聞こえてきます。
PM PLANとは?伊吹の最終目的に迫る
「大勢の命を奪う計画」の正体
物語の終盤、伊吹が「PM PLAN」と書かれた何かを見つめるシーンが描かれました。大和は
「これから大勢の命を奪うつもりなんです」
と武蔵に警告しており、このPM PLANこそが伊吹の最終目的と思われます。
PMが何を指すのか、そしてどのような計画なのかはまだ明かされていませんが、放送局を舞台にした大規模なテロ計画である可能性が高いでしょう。メディアを利用した情報操作や、全国への同時攻撃なども考えられます。
7階と8階の間の隠し部屋の謎
今回明らかになった「7階と8階の間の隠し部屋」も、PM PLAN実行に重要な役割を果たすと予想されます。ハッカーの「がしゃどくろ」によってその存在が発見され、座敷童の協力で侵入が可能になったこの部屋に、いったい何が隠されているのでしょうか。
視聴者からは「謎の部屋に何が」「秘密のフロアをオペ(仮)室で聞き出せたのってあの人だよな?」といった考察の声が上がっており、次回以降の展開への期待が高まっています。
まとめ-第7話の見どころと伏線
第7話で明らかになった重要なポイントを整理すると以下の通りです:
- 武蔵と青鬼の共闘実現:宿敵同士だった二人がついにバディを組む胸熱展開
- 輪入道=八丈豪の真実:第1話バスジャック事件の伏線が見事に回収
- 青鬜復活の理由:琴音にそっくりな瞳の死が復讐への引き金に
- 屋代の正義観:「この国を守る」ための殺人を正当化する歪んだ信念
- 座敷童の正体:忽那翡翠(齊藤なぎさ)が最有力候補として浮上
- PM PLANの謎:伊吹が企む「大勢の命を奪う計画」の全貌に注目
次回以降、武蔵と青鬼のタッグで伊吹の暴走を止められるのか、そして隠し部屋に隠された秘密とは何なのか。視聴者の期待は最高潮に達しています。