
TBSドラマ『初恋DOGs』がついに最終回を迎え、長く続いた愛子(清原果耶)、快(成田凌)、ソハ(ナ・イヌ)の三角関係についに決着がつきました。裁判で勝訴した愛子の前に現れたソハは、一緒に韓国に来てほしいとプロポーズしますが、愛子が選んだのは快でした。
引用元:TBS
『初恋DOGs』第10話(最終話) あらすじ
ソハは快の背中を押すための「作戦だった」と明かし、2人の恋を成就させるために自らの恋を諦める姿に視聴者から感動の声が殺到。海辺で「錯覚でもいい。本能に従ってきた」と告白する愛子と、「あなたが僕の初恋なんだと思います」と応える快の美しいキスシーンも大きな話題となりました。
また、優香(深田恭子)と功介(萩原利久)もついに結ばれ、犬たちの可愛らしさも最後まで視聴者を癒し続けた感動の最終回となりました。
裁判勝訴から始まった愛子の重大な選択
ついに迎えた『初恋DOGs』最終回。物語は愛子(清原果耶)の裁判準備から始まりました。個人事務所を立ち上げたものの、周りに助けてくれる人がいない状況を実感していた愛子のもとに、ソハ(ナ・イヌ)が重要な証拠を持って駆けつけてくれます。
「戦うよ、一緒に」
ソハはこう言って、愛子の父親と所長のビデオ会議のデータを見せます。さらに快にも同じデータを見せ、
「病院を守ってよ、快さん」
と説得。快は
「ありがとう、ソハ。やるよ、裁判」
と答え、ついに3人が団結することとなりました。
所長との法廷バトルはあっさり決着
法廷では愛子が持参した決定的な証拠により、所長と岳、湯本が結託して快の病院の評判を落とそうとしていた事実が明らかになります。病院内の監視カメラに映った湯本が薬品を置くシーンや、所長がウロアとの契約を取るために画策していたビデオ会議の記録などが提出されると、所長は観念したように負けを認めました。
「上に立つ者が稼ぐから、部下が正しいことができる。頑張って」
勝訴後、所長は愛子にこう声をかけ、懐から岐阜銘菓の「登り鮎」を取り出して渡します。厳しい言葉を交わしながらも、最後には愛子への期待を込めたメッセージだったのかもしれません。
しかし、SNSでは裁判の決着があまりにもあっさりしすぎていたという声も見られました。
「果耶ちゃん好きで何となく見た初恋DOGs最終回 最終回あっさりだったなぁ 裁判もえっ?終わり?なんかあるんじゃない?」
とか
「初恋dogs前半まともに見てなかったけどおもろかった。それはそれとして裁判があまりにも駆け足だった、全体的に物足りない。」
確かに前回まで追い詰められていた愛子と快の窮地がこんなにもスムーズに解決するとは予想外でした。ただ、このドラマの本質は恋愛であり、裁判はあくまで三角関係を深める装置だったと考えれば納得できるでしょう。
ソハからの韓国行きプロポーズ
裁判に勝利したものの、愛子の事務所には新規依頼が全くありませんでした。そんな愛子を心配したソハは重大な提案をします。
「一緒に来る?パートナーになってほしい。ウロアロジスティックスの東京支社ができるから仕事も紹介できる。僕が力を貸す」
ソハの言葉はビジネスパートナーとしてだけでなく、プライベートでも一緒に過ごしたいという気持ちが込められていました。愛子の将来を真剣に考え、彼女が困らないように全力でサポートする覚悟を示したソハの優しさに、多くの視聴者が心を打たれたのではないでしょうか。
ソハの無償の愛が視聴者の涙腺直撃
最終回で最も感動的だったのは、ソハの無償の愛と犠牲的な行動でした。彼は愛子に対する本当の気持ちを隠しながら、友人である快の恋を成就させるために自らを犠牲にする道を選びます。
快に対してソハは事前にこんな告白をしていました。
「愛子さんに僕のパートナーになって欲しいです。ビジネスだけでなくオフも。裁判が終わったら、愛子さんに話そうと思う」
この言葉を聞いた快は、自分も告白した手前動揺するものの、「応援する」と答えます。しかし、これこそがソハの優しさでした。
「作戦だった」と明かす切ない真実
空港への見送りに間に合わない快に対して、ソハは電話でこう告白します。
「愛子さんの方に行って!作戦だった、2人に気づかせるための。どう?自分の気持ちに気づいた?チョッサラ、初恋、俺が告白しても愛子さんは変わらなかった。愛子さんは快さんが好き。快さんも愛子さんが好き。だったら行け!ヒョン!何してる?RUN!」
この場面でソハは、自分のプロポーズが快の背中を押すための作戦だったと明かします。しかし、視聴者には彼の本当の気持ちが伝わってきました。愛子を本気で愛していたからこそ、彼女の幸せを第一に考えて身を引く決断をしたのです。
ソハが素敵すぎて泣ける( ノД)…。
いいひと過ぎる。゚(゚´Д`゚)゚。
予想通りだが、個人的には残念な結末 ( ノД)…
快の背中を押す兄のような存在
ソハが快に「ヒョン(兄さん)」と呼びかけるシーンは特に印象的でした。恋敵でありながら、真の友情で結ばれた2人の関係性が美しく描かれています。ソハの純粋な優しさと、相手の幸せを願う無償の愛に多くのファンが涙しました。
「本当に世話が焼けるんだから」
電話を切った後のソハの独白は、まさに兄が弟を思う気持ちそのもの。恋人としては結ばれなかったものの、かけがえのない友情を手に入れたソハの表情には、寂しさと同時に満足感も感じられました。
快はソハに
「ありがとう、ソハ!また会おう、兄弟」
と感謝の気持ちを伝え、愛子の元へと走り出します。
愛子と快ついに結ばれる感動のキスシーン
長く続いた三角関係がついに決着を迎えます。愛子は韓国行きを断り、日本で自分の力で事務所を大きくする決意を固めます。そして、ソハの後押しもあって、ついに快との距離を縮める勇気を見つけました。
空港へと向かうのソハとの別れ際、愛子はこう宣言します。
「どんなに苦労してもあの事務所は私の力で大きくします。このまま日本で頑張ります」
そんな愛子にソハは言います。
「やっぱり愛子さんはかっこいい。でも快さんはどうするの?」
「関係が変わるのはちょっとした何かが必要って言いましたけど、いいんです。このままで」
愛子の答えを聞いたソハは、彼女の背中を押します。
「怖い?関係が変わるのが?じゃあ僕が風になる。僕がその何かになるから、快さんのところに行って。誰かを好きになる、それって素敵!」
「錯覚でもいい」愛子の勇気ある告白
海辺で再会した愛子と快。愛子は自分の気持ちを率直に伝えます。
「錯覚でもいい。そう思ったので本能に従って来てみました」
この愛子の言葉には、これまでの迷いを振り切って素直になろうとする強い意志が込められています。関係が変わることを恐れていた愛子が、最後に勇気を出して踏み出した瞬間でした。
海辺で交わした美しいキスが話題
快も愛子に対する本当の気持ちを伝えます。
「花村さんだけです。こんなに何もかもが合わない気がするのに、それが楽しそうと思えたのは。それはあなたが僕の初恋なんだと思います」
2人は海をバックにした美しいシーンで抱き合い、そっとキスを交わします。この場面は多くの視聴者の心を捉え、SNSでも大きな反響を呼びました。
ダメだわたし… あの綺麗で美しいキスシーン以来何も入ってこなくて初恋アンダーDOGsもちょっと雑に見ちゃってたとこあるわ推しに申し訳ない…でもあのシーンに囚われて動けない今のこの気持ちもたまらなく幸せなの…
初恋DOGs、最終回 めちゃくちゃ良かった~!!最後のキスシーン最高だったし、何よりわんちゃんたちが可愛すぎて癒された( ´,,•ω•,,`)♡
長く待ち望んでいた2人の結ばれる瞬間が、とても美しく描かれていたことが話題となりました。愛子が快に渡した小石も、2人の関係性を象徴する大切なアイテムとして印象的に使われていました。
優香と功介の恋も実る!深キョンの魔性ぶり炸裂
メインの三角関係だけでなく、優香(深田恭子)と功介(萩原利久)の恋も実を結びます。保護施設の件で功介の真面目な一面を見た優香が、ついに彼に心を開く展開となりました。
裁判の結果、優香の元には保険会社から動物施設への寄付を検討するという連絡が入ります。夢が叶うことになった優香は、功介の協力に感謝の気持ちを示します。
「うちに来る?」の大胆アプローチ
優香は功介に近づき、こう誘います。
「じゃ、仕事が終わったら飲みに行こう!それともうちに来る?」
功介が驚く表情を見せると、さらに顔を近づけて大胆な発言をします。
「この距離にきたら、キスをする。付き合うってそういうことでしょ?」
年上女性の魅力全開の攻めの姿勢
この場面での深田恭子の演技は「魔性の女」そのもの。年上女性ならではの余裕と色気を見せつけ、功介を圧倒します。最初はチャラそうな印象だった功介が、仕事に真面目に取り組む姿を見せたことで優香の心を動かしたのです。
深キョンやっぱり可愛いあんな優香さんに近くで見つめられたら勝てる気がしないよね〜功介の表情も素敵幸せいっぱいでいい夢見れそう初恋アンダーDOGs最高でした
将軍と出演者がほのぼの可愛いくて初恋DOGs何気に毎週の癒しだったなー。所長の最後のスイーツは大好きな岐阜銘菓登り鮎だったし深キョンの魔性っぷりを再認識した最終回だった。
SNSでも「深キョンの魔性ぶりを再認識」「あんな優香さんに近くで見つめられたら勝てる気がしない」といった反応が多数見られ、深田恭子の魅力が再確認された形となりました。
犬たちの可愛さと温かいエピローグ
『初恋DOGs』の魅力の一つは、何といっても犬たちの可愛らしさでした。最終回でも将軍と桜の魅力がたっぷりと描かれ、視聴者を最後まで癒し続けました。
将軍の演技力と桜のぽよよん癒し
特に印象的だったのは、快が考え込んでいる時に将軍がそっと寄ってきて喝を入れるように吠えるシーンです。まるで快の心境を理解しているかのような将軍の「演技」に、多くの視聴者が驚きました。
「何だよそんな目で見るな!いいんだよ、これで」
快がそう言うと、将軍はぷいっとそっぽを向く仕草を見せます。まるで快の迷いを見透かしているような将軍の行動は、多くの視聴者の心を掴みました。
一方、サクラのぽよよんとした可愛らしい仕草も最後まで視聴者を癒し続けました。人間関係のドラマが複雑になる中で、犬たちの純粋な可愛さが心の支えとなった視聴者も多かったのではないでしょうか。
岳との和解も描かれる
快は岳のクリニックを訪れ、2人は和解を果たします。岳は快に対してこう言います。
「よかったな、お前のそばには応援する人がいて。俺の負けだ」
快は岳に
「ごめん。お前とちゃんと話せばよかった。友達なのに」
と謝罪。岳は寂しそうな顔で快を送り出しますが、これまでのわだかまりが解けた瞬間でもありました。
3人の再会で描かれる永遠の絆
エピローグでは、動物保護施設の建設予定地で愛子と快、そしてソハが再会します。3人がそれぞれの犬を連れて笑顔で過ごすシーンは、恋愛関係は決着がついても、友情は永遠に続くことを表現した美しい締めくくりでした。
ソハは恋人としては結ばれませんでしたが、愛子と快という大切な友人を得ることができました。車の中で秘書に「楽しかった」と呟くソハの表情には、寂しさもありながら充実感も感じられました。
「遺産から始まってものすごい旅でしたね」
という秘書の言葉に、
「楽しかった」
と答えるソハ。彼にとってこの日本での経験は、お金では買えない貴重な財産となったのです。
病院スタッフとの温かい交流
快の病院でもハッピーな展開が続きます。MRIの購入が決まり、スタッフ一同が喜びます。そんな中、快が珍しく飲み会を提案します。
「今夜一杯行きますか?」
今までなかった快の飲み会の誘いにスタッフたちは驚きます。しかし、
「花村さんともいい感じですしね」
という言葉に快の動きがピタッと止まったため、スタッフたちは関係がうまくいっていないことを察して、そっと解散してしまいます。
このシーンでは、快を取り巻く温かい人間関係も描かれており、彼が愛される理由がよく分かる構成となっていました。
ソハの父親との和解
ソハにとっても重要な展開がありました。秘書が迎えに来た際、父親からの伝言を伝えます。
「ソハのことを信じている。いつか一緒に酒を飲もう」
これまで父親との関係に悩んでいたソハにとって、この言葉は大きな意味を持っていました。日本での経験を通じて、ソハは人として大きく成長し、それが父親にも伝わったのです。
最終回に込められたメッセージ
最終回を通して、「素直に愛を伝えたい。犬のように」というテーマが一貫して描かれていました。犬のような純粋で正直な愛の表現が、複雑な人間関係を解きほぐす鍵となったのです。
愛子の最後のナレーションでも、このテーマが美しく表現されています。
「あの夏、あなたと会って、いろんな人が大きく歩く道を変えました。あなたはまさしく風のような人。私といえば、サクラと将軍、快さんと元気にやっています。でも、いつだって人は複雑で、私たちも気を使い合い、これから先傷つくことがあるかもしれません。でも、そんな時こそ素直に愛を伝えたいと思います。犬のように正直に」
この夏を彩った『初恋DOGs』は、恋愛ドラマとしてだけでなく、友情や家族愛、そして動物との絆を描いた心温まる作品として、多くの視聴者の記憶に残る作品となりました。
まとめ – 今回の見どころ・伏線
今回の『初恋DOGs』最終回の見どころ
• ソハの無償の愛と犠牲的な行動が視聴者の涙腺を直撃し、最も感動的な要素となった
• 愛子と快の海辺でのキスシーンが美しく、長く続いた三角関係の決着として満足度が高かった
• 深田恭子演じる優香の魔性ぶりが炸裂し、年上女性の魅力を存分に発揮した攻めの恋愛が話題となった
• 将軍の演技力と桜の癒し効果が最後まで視聴者を魅了し、ドラマのタイトル通り犬たちが重要な役割を果たした
• 「犬のように正直に愛を伝える」というテーマが一貫して描かれ、純粋な愛の表現が人間関係を解決する鍵となった
• エピローグで3人が再会するシーンにより、恋愛関係を超えた永遠の友情が美しく描かれた