【放送局占拠第9話】「何回爆発に巻き込まれれば気が済むんですか?」青鬼の名台詞で大号泣必至!屋代の衝撃死と傀儡子の正体に震える

【放送局占拠第9話】「何回爆発に巻き込まれれば気が済むんですか?」青鬼の名台詞で大号泣必至!屋代の衝撃死と傀儡子の正体に震える

ついに第9話が放送され、次回はいよいよ最終回です!今回は青鬼(大和)と武蔵(三郎)がタッグを組んで潜入作戦を実行し、屋代警備部長の衝撃的な最期、そして妖の真の標的が明かされるなど、視聴者の心を揺さぶる展開が続きました。

相関図

相関図

目次

放送局占拠 第9話 あらすじ

妖は式根と屋代の人質交換を提案し、本部はSATによる潜入作戦を計画します。しかし、大和が三郎に別の潜入ルートを提案。二人は非常用発電設備から局内に侵入することに成功します。一方、人質交換の場で屋代は「あの場所には誰も入れるわけにいかない」と伊吹に銃を向けますが、がしゃどくろによって撃たれてしまいます。

その後、妖たちは秘密の保管庫へと向かい、そこには政界・財界の権力者の弱みを握る証拠が大量に保管されていることが判明。この保管庫の生体認証には屋代と奄美の二人が必要でした。記者会見形式で奄美、沖野、真鍋の3人が追及される中、真鍋が裏垢「くだん」で数々の嘘事件を拡散していたことが発覚します。

そして最後、沖野は「傀儡子は屋代警備部長です」と告白しますが、屋代はすでに息を引き取っていました。三郎が傀儡子の正体に気づいた瞬間、大和がカッターを突きつけ、伊吹は「我々の本当の標的はテレビの前にいるあなたです」とカメラ目線で宣言。次回最終回への期待が高まります。

青鬼の名台詞「何回爆発に巻き込まれれば気が済むんですか?」が全視聴者の代弁で大反響

武蔵と青鬼のタッグ復活に歓喜の声

第9話最大の見どころの一つは、ついに実現した武蔵(櫻井翔)と青鬼・大和(菊池風磨)のタッグでした。妖による人質交換の提案を受け、本部がSATによる正面突破を計画する中、大和は三郎に意外な提案をします。

「あなたにプレゼント!あやかしに気づかれずに中に入る方法です」

この言葉から始まった大和の作戦提案は、視聴者の心を掴みました。大和は伊吹が本部の動きを読んでいることを前提に、わざと失敗させて注意を逸らし、その隙に別ルートから潜入するという二段構えの戦略を提示します。

「一度失敗した非常用発電設備から潜入するんです。私と武蔵刑事で」

さらに、

「私の頭の中には、すべての迂回ルートが入っています。私が伊吹刑事の元まで案内しましょう」

という大和の申し出に、多くの視聴者が感動を覚えました。これまで敵対関係にあった二人が、ついに同じ目標に向かって歩み始めた瞬間でした。

爆発シーンへの視聴者のフラストレーションを代弁

そして、潜入に成功した二人が放送局内を進む中で、観視聴者が最も印象に残ったのが大和の次のセリフです。

三郎が奄美のデスクに向かおうとした際、センサー爆弾に引っかかりそうになります。それを間一髪で止めた大和が放った一言が話題となりました。

「何回爆発に巻き込まれれば気が済むんですか?」

このセリフには、SNS上で大きな反響がありました。これまでの「大病院占拠」「新空港占拠」そして今回の「放送局占拠」と、三作品を通して爆発シーンに巻き込まれ続ける武蔵刑事に対する視聴者の率直な気持ちを、大和が代弁してくれたのです。

実際、このシーンは制作陣の遊び心も感じられる演出で、シリアスなサスペンスドラマの中に絶妙なユーモアを挟むことで、視聴者の緊張を一瞬和らげる効果もありました。多くの視聴者がこの台詞に共感し、「それな、すぎる」「全視聴者の代弁ありがとう」といった反応が続出しました。

また、この場面は大和が三郎を心配している証拠でもあり、二人の関係性の変化を象徴する重要なシーンとなっています。

屋代警備部長の衝撃的な最期と人質交換の悲劇

「あの場所には誰も入れるわけにいかない」の真意

人質交換の場面では、屋代警備部長(高橋克典)の最期が描かれました。本庄(瀧内公美)は叔父を守るために自分も同行すると申し出、屋代に手錠をかけて自分と繋ぎます。

「あなたの命は私が守る」

本庄の必死の思いに対し、屋代は覚悟を込めて答えます。

「お前のことを誇りに思う。私は後悔はしていない。あの男の弱みを握ることができた。より大きな正義のためだ」

しかし、人質交換の際に式根が怒って屋代につかみかかった瞬間、事態は急変します。式根を抑えようとした天狗から屋代は銃を抜き取り、伊吹に向けて叫びます。

「あの場所には誰も入れるわけにいかない」

この「あの場所」こそが、後に明かされる政界・財界の闇データを保管した秘密の保管庫のことでした。屋代は最後まで、その秘密を守ろうとしていたのです。

がしゃどくろによる銃撃で帰らぬ人に

屋代が伊吹に銃を向けた瞬間、がしゃどくろ(瞳水ひまり)が伊吹を守るために発砲します。屋代の胸に銃弾が命中し、彼は最期に呟きます。

「これでいいんだ」

この言葉には、屋代なりの覚悟と諦めが込められていました。彼は最初から、この結末を受け入れていたのかもしれません。その後、屋代は本庄に看取られながら息を引き取ります。

屋代の死は多くの視聴者に衝撃を与えました。「まさかのガチで屋代が帰らぬ人化してしまうとは…!?」という反応が示すように、キャラクターへの愛着が深い分、その喪失感も大きなものでした。

また、この死により、秘密保管庫の生体認証に必要な人物の一人を失うことになり、物語の緊迫感がさらに高まることになります。

秘密保管庫と傀儡子の正体に迫る記者会見の緊迫

政界・財界の闇データが眠る保管庫の存在

妖たちは瀕死の屋代を使って、ついに秘密の保管庫に到達します。伊吹が放送で明かした保管庫の正体は、視聴者に大きな衝撃を与えました。

「ここは、もともと、災害時用の避難シェルターとして作られました。長い年月の間に、その存在自体が忘れ去られた。そこを誰かが利用した。闇の保管庫として」

「ここには、傀儡子が今まで隠蔽してきた横領、汚職、殺人など、犯罪の証拠が大量に保管されています」

この証拠保管の目的について、伊吹はさらに続けます。

「証拠を残しておくことで、政界や財界の権力者たちの弱みを握り続けるためです。つまり、これらのデータを使い、権力を操っている存在。それが傀儡子なんです」

この revelation(暴露)により、これまでの妖の行動の真の意味が明らかになります。単なるテロリストではなく、社会の闇を暴こうとする存在だったのです。

奄美と屋代の生体認証が必要な理由

保管庫の入り口には高度なセキュリティシステムが設置されており、二人の生体認証が必要でした。

「あやかしの独自取材により、あの場所の扉を開けるには、2人の人間の生体認証が必要であることが分かりました」

その二人が屋代警備部長と奄美プロデューサーだったことが判明します。なぜこの二人なのか?その理由は、二人がこの秘密を知る立場にあったからです。

忽那(齋藤なぎさ)が明かすように、奄美と沖野が「例の場所」について話しているのを聞いていたのです。つまり、二人は最初からこの保管庫の存在を知っていたということになります。

この設定により、物語の登場人物たちの関係性が一気に複雑になり、誰が敵で誰が味方なのか分からない状況が生まれました。

真鍋の裏垢「くだん」で数々の嘘事件を拡散していた真相

インフルエンサーの二面性と炎上の裏側

記者会見形式で追及される3人の中で、特に注目を集めたのがインフルエンサーの真鍋(宮部のぞみ)でした。三宅(吉田芽吹)が真鍋の事務所「ユニークスキル」を調べた結果、衝撃的な事実が判明します。

事務所の社長は表向きには

「仕事でトラブルはないが、炎上はつきものですが…」

と答えますが、続けて重要な情報を明かします。

「実は彼女は裏垢を持ってまして、そこでたびたび炎上したことがあるのは事実です」

三宅の調査により、真鍋が複数のアカウントで数十もの裏垢を使っていることが明らかになります。

こっくりさん事件や鎌鼬事件の嘘情報拡散

さらに驚くべきことに、真鍋の裏垢「くだん」が過去の数々の事件で嘘の情報を最初に拡散していたことが判明しました。

「こっくりさん事件の時、最初に投稿しています」

「鎌鼬事件の時も最初に拡散したのはこのアカウントです」

「赤舐め事件も同様でした」

「くだん」とは、災いを予言すると言われている妖怪の名前です。真鍋がこの名前を使って嘘の事件情報を拡散していたという事実は、彼女がインフルエンサーとしての影響力を悪用していたことを示しています。

この真相が明らかになる中、スタジオでは真鍋が過呼吸を起こしますが、妖たちに「芝居はやめろ」と言われ、すぐに止めてしまいます。この演技的な行動も、彼女の二面性を表現した演出でした。

真鍋の裏垢による情報操作は、現代のSNS社会における情報の信憑性という重要な問題を提起しています。

沖野の告白「傀儡子は屋代警備部長」の衝撃と矛盾

都知事候補としての表の顔と裏の関与

追い詰められた沖野(片岡礼子)は、ついに重要な告白をします。

「こうなったら本当のことを話しましょう」

そして、驚くべき事実を明かします。

「傀儡子は屋代警備部長です」

この告白は会場に大きな衝撃を与えます。しかし、この時点で屋代はすでに息を引き取っており、真相の確認は不可能な状況でした。

沖野は都知事候補として表舞台に立つ一方で、過去に問題を抱えていました。彼女が以前勤めていた陸青大学病院では、看護師の岩黒が沖野について情報提供しようとしていたのです。

岩黒の証言もみ消しの真実

天草(曽田陵介)が岩黒に直接話を聞いた結果、重要な事実が判明します。

「沖野さんは優秀で、面倒見もよく、患者さんのことを第一に考えてました。でも…私見ちゃったんです」

岩黒はニュースファクトに情報提供のメールを送りましたが、その内容が放送されることはありませんでした。それどころか、岩黒に変な噂が立ち、結果的に仕事を辞めることになったのです。

「メールを出したあと、ニュースファクトの人から連絡があって、そのことを話しました。でもそのことが放送されることはなく、私のことが…このあと私じゃないかって噂になって。仕事を辞めさせられたんです」

この証言により、奄美プロデューサーが沖野に関する不都合な情報をもみ消していたことが明らかになります。これは、奄美もまた傀儡子システムの一部として機能していたことを示唆しています。

妖の真の標的は「テレビの前のあなた」第四の壁突破の衝撃ラスト

メタ演出で視聴者を直接狙った妖の宣言

第9話の最大の衝撃は、ラストシーンでの伊吹の宣言でした。三郎が傀儡子の正体を突き止めた瞬間、大和がカッターを首に突きつけて阻止します。

「そこまでです」

そして伊吹は、これまでの常識を覆す発言をします。

「そろそろお伝えしましょうか?我々の本当の標的は、テレビの前にいるあなたです」

この言葉は、ドラマの世界から現実の視聴者に向けて発せられたものでした。いわゆる「第四の壁」を突破した演出で、多くの視聴者に鳥肌を立たせました。

「最後の一言、ニュースファクトの放送カメラじゃなくて、放送局占拠の世界では存在しないはずのこちら側のカメラに向かって言ってくるの怖すぎる」

という反応が示すように、この演出は視聴者の現実感覚を揺さぶるものでした。

最終回への期待と考察が止まらない

この宣言により、視聴者自身が物語の一部であることが示唆されました。妖の目的が単なる犯罪者の逮捕や社会悪の暴露ではなく、視聴者への問いかけだったという可能性が浮上したのです。

「傀儡子の正体は人ではなく、冤罪事件を支持したり、騒いだりする世論」という考察や、「テレビの前で真実かわからない情報を脳死で拡散してるお前らだ」という解釈が生まれました。

これらの考察は、現代のメディアリテラシーや情報拡散の問題を鋭く突いています。視聴者一人一人が、真偽不明の情報をSNSで拡散することで、知らず知らずのうちに「傀儡子」の一部となっているのではないか、という問題提起です。

また、「3年A組」や「真相をお話しします」といった過去の作品との類似性を指摘する声もあり、視聴者への直接的なメッセージという演出手法への注目も集まっています。

最終回では、この謎がどのように解明され、妖の真の目的が何だったのかが明かされることになります。視聴者自身が物語の結末にどう関わってくるのか、期待は最高潮に達しています。

まとめ

第9話の見どころ・伏線・注目ポイント

  • 青鬼の名台詞「何回爆発に巻き込まれれば気が済むんですか?」 – シリーズを通じた視聴者のフラストレーションを代弁し、ユーモアとキャラクターの成長を同時に表現した秀逸なセリフ
  • 屋代警備部長の衝撃的な死 – 「あの場所には誰も入れるわけにいかない」という最期の言葉が示す秘密保管庫への執着と、物語の重要な鍵となる生体認証の一人を失う展開
  • 秘密保管庫の正体と傀儡子システム – 政界・財界の闇データを保管し、権力者の弱みを握ることで支配する「傀儡子」の実態が明らかに
  • 真鍋の裏垢「くだん」による情報操作 – インフルエンサーが複数のアカウントで嘘の事件情報を拡散していた現代的な問題提起
  • 妖の真の標的は「テレビの前のあなた」 – 第四の壁を突破した衝撃的なメタ演出で、視聴者自身が物語の一部であることを示唆
  • 最終回に向けた傀儡子の正体論争 – 屋代説、視聴者説、世論操作説など様々な考察が飛び交い、最終回への期待が最高潮に達している状況
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