【豊臣兄弟!第4話桶狭間】第4話で信長が涙…兄弟の絆が刺さる「草履」の真意とは

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第4話「桶狭間!」が1月25日に放送され、SNSでは「号泣した」「信長の孤独に心が抉られた」と感動の声が殺到しました。桶狭間の戦いで今川義元を討った信長が、自らの弟・信勝を殺した過去を回想し、豊臣兄弟の麗しい絆に複雑な感情を抱くシーンは圧巻。草履を片方ずつ投げ渡す演出に、視聴者の涙腺は完全崩壊です。一方、親の仇・城戸を討とうとした兄弟の思惑は意外な形で決着し、藤吉郎は「秀吉」の名を授けられます。歴史的転換点となった桶狭間の戦いを、兄弟の絆という視点から描いた第4話の見どころを徹底解説します。

目次

豊臣兄弟!第4話 あらすじ

永禄3年5月、今川義元が大軍を率いて尾張に侵攻。小一郎と藤吉郎の兄弟は、初陣で親の仇・城戸小左衛門を討とうと目論むも、結局は敵兵の流れ矢に倒れる結末に。一方、信長はわずか3000の兵で義元の2万5000の軍勢に奇襲をかけ、雨を利用した戦術で見事勝利を収める。戦後の首実検で藤吉郎は手柄を横取りしようとするが、小一郎の言葉で正直に報告。信長は藤吉郎に「秀吉」の名を授け、小一郎を近習に取り立てようとするも、小一郎は兄と共に仕えたいと願い出る。その言葉に信長は自らの弟・信勝を殺した過去を思い出し、兄弟に草履を片方ずつ投げ渡すのだった。

信長の孤独が浮き彫りに…「草履は片方だけでは役に立たぬ」に涙腺崩壊

第4話のクライマックスは、間違いなく信長が豊臣兄弟に草履を片方ずつ投げ渡すシーンです。首実検で小一郎が近習への誘いを断り、「兄と共に殿にお仕えしとうござります」と願い出たとき、信長の表情が一変しました。

弟・信勝を殺した過去と豊臣兄弟の絆の対比

小一郎の言葉を聞いた信長は、自らの弟・信勝(近年の研究では信行ではなく信勝が主流)を暗殺した過去を回想します。画面は一気に暗転し、信長が弟を切るシーンが挿入されるのです。「弟は兄を殺そうとし、それを見越した兄は弟を殺す」という悲劇的な兄弟関係。そんな過去を持つ信長にとって、小一郎と藤吉郎の麗しい絆は眩しすぎるほど眩しく、同時に自分の心の傷をえぐるものでした。

SNSでは「うわ!盛り上がっているシーンでいきなり豊兄信勝死亡の回想シーン入れてくるか!」「豊兄信長の心を癒やすと同時に心の傷をえぐるとは。刹那五月雨撃ちじゃないですか!」と、このシーンの演出の巧みさを称賛する声が相次ぎました。『麒麟がくる』でも描かれた弟殺しのエピソードですが、今回は「豊臣兄弟の絆を羨ましく思う信長」という新たな視点で描かれており、視聴者の心を強く揺さぶりました。

「互いに大事にせえ」草履に込められた信長の願い

そして信長は二人に草履を投げ渡します。

信長「それからこれもくれてやる。草履は片方だけでは何の役にも立たぬ。互いに大事にせえ。良いな?」

このセリフに、視聴者は号泣しました。「草履は片方だけでは役に立たぬ」というのは、まさに兄弟の象徴。第1話で藤吉郎が信長の草履を温めたエピソードを、ここでもう一度使うことで、草履が兄弟の絆を視覚化するアイテムになっているのです。

藤吉郎「はあ!この木下藤吉郎秀吉、信長様の方に家宝にいたしまする!」

小一郎の喜びようも印象的でした。「もったいないお言葉」と感激する様子に、SNSでは「小一郎が報酬の高さに喜ぶ姿が、あまりに可愛すぎるーー!!好きすぎるーー!!太賀さんのこの演技が最高ー」と絶賛の声が上がりました。

信長は自分が失った兄弟の絆を、この二人に見ているのかもしれません。だからこそ、草履を片方ずつ与えることで「お前たちはずっと一緒にいろ」と願いを込めたのでしょう。このシーンは「兄弟」というタイトルの伏線回収であり、今後の物語の行く末を予感させる重要な場面でした。

桶狭間の戦い!小栗旬の敦盛と雨を利用した奇襲作戦

第4話は戦国大河らしい合戦シーンも見どころでした。「大河では久々の合戦シーン?」とSNSでも話題になったように、視覚的に迫力のある戦闘描写が展開されます。

「人間五十年」信長の敦盛の舞が戦の始まりを告げる

出陣前、信長は有名な敦盛の舞を披露します。

信長「人間五十年。外天の内をくらぶれば。夢幻のごとくなり。ひとたび招受け、召せぬ者のあるべきか」

小栗旬の敦盛に、SNSでは「小栗旬の敦盛ヤッター!!!!!!!!」「敦盛(小栗旬ver)」と興奮の声が殺到。『麒麟がくる』でも描かれた敦盛の舞ですが、今回は小栗旬の独特の演技が加わり、コミカルさと猛々しさが融合した新鮮な信長像が生まれました。

一方、娘の寧々は不安を隠せません。

寧々「そんなものいりませぬ。どうかご無事でお戻りください。だってそうでしょう。今川の大軍を相手に、勝てる見込みなの」

この言葉に対し、秀吉の義父・浅野長勝は武士としての覚悟を語ります。

浅野長勝「たとえ武のない戦でも、殿が出陣すると決めたのなら、それに従い命をかけて戦うのみ。それが武士としての務めじゃ」

寧々と浅野長勝のやり取りは、戦に向かう家族の不安と覚悟を丁寧に描いており、視聴者の感情移入を促す効果がありました。

「勝った…勝ったー」脱力する信長の人間臭さ

今川義元2万5000の軍勢に対し、織田軍はわずか3000。数の上では圧倒的不利でしたが、信長は佐久間盛重の死を利用して義元の居場所を突き止め、さらに雨を予見して奇襲をかけます。

信長「盛重の死を無駄にしてはならぬ。今、義元を守るは、たった5,000の兵じゃ。我ら一丸となり、一気に奇襲をかける。乱取りすることなく、ひたすらに義元を目指せ。勝って清須へ戻った者には、必ずこの信長が報いる」

信長「天運は我にあり、目指すは義元の首ただ一つ。桶狭間じゃ」

このセリフの後、兵たちが「えいえい、おー」と鬨の声を上げ、戦が始まります。雨の中での激しい戦闘シーンは臨場感があり、「戦の描写が結構丁寧で、戦国大河見てる感が強いね」とSNSでも好評でした。

そして今川義元の首が討ち取られると、信長は一人になった瞬間に脱力します。

信長「勝った…勝ったー」

人前ではかっこつけているのに、一人になると「勝ったー」と脱力する信長。この人間臭さが小栗旬の演技の妙であり、「人前ではかっこつけてるけどひとりになると『勝ったー』と脱力している信長」「信長が人間臭くて、今までにない描き方されてるのが新鮮」と視聴者から支持されました。

さらに、雨の予見について信長と弟の市のやり取りも印象的です。

市「お味方の鉄砲はあらかじめ濡れないよう包んでいたと聞きました。雨が降ることが分かっていたのですか?」

信長「ああ」

市「さすがは兄上。まさか天までお味方になさるとは」

信長「いや。天の声を聞いたはわしではない。別の男よ」

この「別の男」とは、小一郎のことです。第3話で小一郎が「トンビがいつもより低いところを飛んでおります。この後、一刻のうちに雨が降ってまいります」と進言していたことが、ここで伏線回収されました。SNSでは「雨の予見は小一郎のおかげ」「とんびのエピソード回収」と話題になり、創作要素を巧みに織り交ぜた脚本の巧みさが評価されました。

親の仇・城戸の意外な退場…無情な戦の現実

小一郎と藤吉郎にとって、この桶狭間の戦いは初陣であり、親の仇・城戸小左衛門を討つ絶好の機会でした。しかし、結末は予想外の展開に。

「あいつより出世することが本当の復讐」兄弟の葛藤

戦場で城戸を見つけた兄弟ですが、その強さに圧倒されます。

藤吉郎「おのれ存在異次元じゃ」

小一郎「おとうの仇じゃ」

藤吉郎「もうやめじゃ。みじかすぎたんか」

小一郎「違う。悔しいが。あいつは味方にとってはなくてはならぬ男じゃ。少なくても今のわしらよりもあいつを殺したらわしらも生きて帰れるかもしれぬほす」

藤吉郎「見たんか」

小一郎「そうじゃ。私は死ぬのが怖い。殺すのが怖い」

藤吉郎「もしや役立つじゃ。いつか相手より偉くなって。顎で使ってやるとするか」

この会話が重要です。小一郎は仇討ちよりも生き延びることを選び、「あいつより出世することが本当の復讐になる」という考えに至ります。しかし、藤吉郎の本音はもっと冷徹でした。

城戸小左衛門「行き損じたが、戦場なら目障りな奴殺しても気づかれんからな。敵じゃろと味方じゃろうと」

小一郎「わしらを狙ったんか」

城戸小左衛門「せいぜい気をつけることじゃな」

兄弟を殺そうとしていた城戸でしたが、結局は味方を狙っていたわけではなく、敵として普通に戦っていただけ。そして兄弟が許そうと決めた矢先に、城戸は流れ矢で死んでしまいます。

流れ矢で死んだ城戸に「勝手に死んだじゃねえ」

城戸が死んだとき、藤吉郎は呆然とします。

藤吉郎「おいおい、なんだその様は。せっかく許してやったのに勝手に死んだじゃねえ。このマヌケなんだ」

このセリフに、視聴者は笑いと同時に無常感を覚えました。SNSでは

「城戸まわり何がしたかったんだよ!感はあるが親の仇を合理性で許そうとしたら自分たちが殺されそうになった挙句に何の関係もない流れ矢に死んだ結果は無情な乱世あじがして結構好きかも」

「戦で命は軽く失われる。…がその戦の最中にあっても人の命を奪う事の重みを感じ続ける小一郎。その重い感覚を今後捨てるのか、活かしていくのか」

と、城戸の退場を無情な戦の象徴として捉える声が多く見られました。

仇討ちという明確な目的があったのに、結局は敵兵の流れ矢で死んでしまう。この展開は、戦の現実の無常さを描いており、ドラマのリアリティを高めています。

秀吉誕生の瞬間!手柄横取りを止めた小一郎の言葉

桶狭間の戦いの翌日、首実検が行われます。ここで藤吉郎は重大な決断を迫られることに。

「こいつと同じことするんか」小一郎の倫理観

首実検の前、藤吉郎は城戸が打ち取った武将の首を自分の手柄にしようと考えます。

藤吉郎「見よ小一郎、敵の大将首じゃ。これでわしらもえらくなれるぞ」

小一郎「ダメじゃ。それはわしらの手柄ではない」

藤吉郎「ええじゃろう。もうこいつは死んでしもうたんじゃ」

小一郎「こいつと同じことするんか。そしたらわしらもこいつみたいに、いつかあっけなく死んでしまうわ。兄者はもっと高みを目指すんじゃろ」

この小一郎の言葉が、藤吉郎の心を動かします。城戸は味方を騙し討ちにして手柄を横取りする男でした。「戦も博打も同じよ。どんな手を使おうと、勝てばいいのじゃ」と豪語していた城戸ですが、結局は流れ矢で死んでしまった。小一郎は「同じことをしたら同じ運命をたどる」と兄に警告したのです。

そして藤吉郎は、首実検の場で正直に報告します。

藤吉郎「この首は、わしらが取ったのではござりませぬ。城戸小左衛門様の手柄にござりまする」

信長「木戸の?」

藤吉郎「申し訳ありませぬ。わしらはたまたま近くにおっただけでございまする」

SNSでは

「もちろん、小一郎の言葉をうけて『やっぱり、正直に首級を上げたのは城戸と言おう』とあの場面で告げた藤吉郎の人間性が肝心なんだけど…『実は誰でもこっそりやっている出世手段』を『本当にそれでいいの?』と心配して聞いてくれる人がいる意味を感じた桶狭間回だった」

と、小一郎の存在の重要性を指摘する声がありました。

「秀吉…その吉運にふさわしき名じゃ」信長の命名

正直に報告した藤吉郎に、信長は新しい名前を授けます。

信長「そうか。それは幸運であったな。猿。これよりお前は足軽組頭として大いに励め」

藤吉郎「よろしいのですか?」

信長「名は…秀吉と名乗るがよい」

藤吉郎「秀吉」

信長「木下藤吉郎、秀吉。その吉運にふさわしき名じゃ」

ここで「秀吉」という名前が誕生します。手柄を横取りせず正直に報告したことが、かえって信長の信頼を得る結果になったのです。SNSでは「秀吉命名が納得出来る内容で素直に受け入れられました」「木下藤吉郎秀吉爆誕」と話題になりました。

「兄と共に殿にお仕えしとうござります」小一郎の覚悟

信長は小一郎の功績も高く評価します。

近習の誘いを断り、銭を要求した理由

信長「小一郎と申したのは。お主はこれより、近習としてわしの側に仕える。このたびの戦さ、おぬしの助言なくして、勝つことはできなかったやもしれぬ。これからもわしの力となる。良いな」

これは破格の出世です。足軽から一気に信長の側近になるチャンスを与えられたのですから。しかし、小一郎は断ります。

小一郎「おそれながら-」

藤吉郎「なんとありがたきお言葉!我が弟、小一郎、喜んで殿のお侍に」

小一郎「手前には、荷が重すぎまする。天は、人事を尽くした者に味方すると存じます。こたびの殿がそうであられたように。わしはこの戦、とうてい勝てるはずないと、そう思っておりました。しかし、殿は違った。そして我が兄もまた、殿は必ず勝つと信じて疑いませんでした。道を切り開くのだと教えられました。手前にはさような力はございませぬ」

藤吉郎「何を言うとるんじゃ。せっかくの友のお引き立てを」

小一郎「わしは!兄に従い、兄と共に殿にお仕えしとうござります」

この言葉に、藤吉郎は驚き、そして感動します。

小一郎「兄上」

そして小一郎は続けます。

小一郎「その代わりと申しては何ですが、銭をいただきとう存じます」

藤吉郎「はあ?!」

小一郎「どうか手前への褒美は、銭を下され!」

藤吉郎「このボケが何を言いだすかと思えば」

信長「黙れ、猿」

小一郎「はっ!黙りまする!」

信長「ふっ、良かろう。こたびのその方への褒美、銭五十貫を与える」

小一郎「はっ。五十貫」

出世よりも銭を要求した小一郎。この場面は、小一郎の実利主義的な側面を表すと同時に、兄と離れたくないという強い意志を示しています。

兄弟の絆が信長の心を癒やし、同時に傷をえぐる

SNSでは

「兄は上昇志向が強く、忠誠心もあるがその分、道を踏み外す。弟は賢いが、その分執着が薄く無条件な忠誠はない。しかし兄は弟がいることで道を踏みはずさず、弟は兄の存在で忠誠心以上に強く組織に繋ぎ止められる。それを見越して許す信長ナイス」

と、信長が兄弟の関係性を理解していることを指摘する声がありました。

また、

「第四話、全編に随所で豊臣兄弟がイチャイチャをしてて口角がニチャアってなるんですけど、手柄を横取りするなという小一郎の言葉に最終的に秀吉が従ったところ、本当に……秀吉をただの人として繋ぎ止めていたのが小一郎だったんだな…と小一郎に先立たれた秀吉の孤独を思ってアテクシ横転」

と、今後の展開を予感させる感想も見られました。

小一郎がいたからこそ、秀吉は道を踏み外さずに出世していける。しかし、歴史的には小一郎(秀長)は秀吉より先に亡くなります。その後の秀吉の暴走を思うと、この兄弟の絆がいかに重要だったかが分かります。

6. まとめ

第4話の見どころと伏線

  • 草履は片方だけでは役に立たぬ:信長が兄弟に草履を投げ渡すシーンは、兄弟の絆の象徴であり、信長自身の孤独を浮き彫りにする感動的な場面でした。弟・信勝を殺した過去を持つ信長が、豊臣兄弟の麗しさに心を揺さぶられる演出は圧巻です。
  • 小栗旬の人間臭い信長像:敦盛の舞からコミカルな「勝ったー」まで、小栗旬の演技は従来の信長像を覆す新鮮さがありました。人前ではかっこつけるが、一人になると脱力する姿に親近感を覚えた視聴者も多いはず。
  • 親の仇・城戸の無常な退場:仇討ちという明確な目的があったのに、流れ矢で死んでしまう城戸。この展開は戦の無常さを象徴しており、「あいつより出世することが本当の復讐」という兄弟の結論が深みを増しました。
  • 秀吉誕生の背景:手柄を横取りせず正直に報告したことで、信長から「秀吉」の名を授けられた藤吉郎。小一郎の倫理観が兄を正しい道に導いたことが分かります。
  • 小一郎の覚悟「兄と共に」:出世の機会を断り、兄と共に仕えることを選んだ小一郎。この選択が今後の物語にどう影響するのか、目が離せません。
  • 雨の予見と伏線回収:第3話のトンビのエピソードが、桶狭間の戦いで伏線回収されました。創作要素を巧みに織り交ぜた脚本の巧みさが光ります。

第4話「桶狭間!」は、歴史的転換点となった戦いを、兄弟の絆という視点から描いた感動回でした。信長の孤独、秀吉の出世、小一郎の倫理観など、多層的なテーマが絡み合い、視聴者の心を強く揺さぶる内容となっています。次回第5話「嘘から出たまこと」では、前田利家が登場するとのこと。新たな展開に期待が高まります。

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