【豊臣兄弟!第26話考察】なぜ信澄は本能寺の変の黒幕なのか?緒形敦の告白に視聴者大ざわつき——秀吉「太陽になりまする」宣言と信長最後の笑顔を全解説|豊臣兄弟ネタバレ

本編終了まで残り10秒。信澄(緒形敦)の一言に、SNSが「えーーーーーっ」と大ざわつきした第26話「信長を笑わせろ!」。羽柴家総出の宴で信長(小栗旬)が見せた最後の笑顔と、秀吉(池松壮亮)の「太陽」宣言に泣いた直後の、まさかのどんでん返し。本能寺前夜の「和み」と「衝撃」を徹底考察します。

目次

豊臣兄弟!第26話 あらすじ

信長(小栗旬)は長宗我部元親(磯部寛之)との約束を翻し、阿波の三好一族の帰順を受け入れて、労せずして阿波と讃岐を手に入れる。「約束が違うじゃろうが!」と激怒する元親と信長の間で、仲介役の光秀(要潤)は苦しい立場に追い込まれる。そんな中、京で信長が賊に襲われる事件が発生。さらに信長は、甥の信澄(緒形敦)が長宗我部と内通して謀反を企てていると疑い、蟄居を命じてしまう。光秀から顛末を聞いた小一郎(仲野太賀)と秀吉(池松壮亮)は、疑心にやつれた信長の苦しみを察し、羽柴家一同で「信長を笑わせる」計画を立て、信長と市(宮﨑あおい)を長浜城に招く。家族総出の余興と秀吉との酒の飲み比べの末、信長は信澄を許すことを約束。だが物語のラスト、信澄が光秀に告げた一言が、すべてをひっくり返す——。

衝撃No.1「あれを書いたのは。この、私でございます」——残り10秒、信澄まさかの黒幕告白

御内書の筆者は信澄だった——光秀が言葉を失った瞬間

第26話で最も話題になったのは、間違いなくこのラストシーンでした。羽柴家の宴で信長の疑いが晴れ、信澄(緒形敦)が救われる——そんな安堵の空気の中で迎えた終盤。光秀(要潤)が信澄に「これからは誤解を招かぬよう、十分お気をつけくだされ。上様はあのご気性、次はどうなるかわかりません」と忠告すると、信澄は静かに返します。

「十兵衛殿こそ。お気をつけくださりませ。あの公方様からのご内書。上様に見つかりでもしたら。言い逃れはできませぬ」

公方様——つまり足利義昭からの信長討伐を命じる御内書を、光秀が持っている。その事実を知るはずのない信澄が、なぜ知っているのか。「なぜそれを?盗み見たのですか?」と問う光秀に、信澄は「いいえ」と首を振り、こう告げました。

「あれを書いたのは。この、私でございます」

言葉を失う光秀。そこで本編終了——。「信澄おまえ」「やべえ奴やん」「まさかの黒幕、信澄説!」「え? 足利義昭が黒幕かと思ったら、まさかの信澄が黒幕!?」と、SNSは放送直後から大ざわつき。「まさかの黒幕、信澄説! 『半沢直樹』の八津さんぽい脚本」という投稿もあった通り、本編残り10秒でのどんでん返しは、日曜夜のドラマ体験として完璧な引きでした。

「死ぬ覚悟はできております」——すべてが反転する完璧な伏線回収

恐ろしいのは、この告白によって今話の信澄の言動がすべて反転して見えることです。中盤、鳥取攻めから戻った小一郎(仲野太賀)に対し、信澄はこう語っていました。

「ここまで生かしてくださった上様のためなら。いつでも。死ぬ覚悟はできております」

謀反人の子でありながら生かされた恩義を語る、健気な若者。小一郎も「できれば共に生きて、上様の作られる面白き世を楽しもうではござりませぬか」と温かい言葉をかけ、視聴者も信澄の潔白を信じて宴の成功を祈っていたはずです。ところがラストの告白を踏まえて振り返ると、「死ぬ覚悟」の意味がまるで変わってくる。信長のために死ぬ覚悟ではなく、信長を討つために死ぬ覚悟だったのではないか——。

信澄は、第25話で謀反疑惑の伏線(F25-2)が張られた時点では「疑われる被害者」の位置にいました。今話でその疑惑は飲み比べによって「誤解」として回収されたかに見えて、実は本物の火種が信澄自身の中にあったという二段構え。父・信勝を信長に殺された遺児という出自(詳しくは⑤で後述)が、ここで牙を剥いたわけです。「信澄さん、やはり ダークサイドに」「やっぱり本能寺の変は…信澄がキーマンだった #豊臣兄弟」という反応の通り、緒形敦さんの穏やかな佇まいの下に潜んでいた「湿度の高い感情」が、一気に噴き出した名場面でした。

感動No.1 羽柴家総出の「信長を笑わせろ」作戦——健気すぎて泣ける宴

「上様をたんと楽しませることじゃ」——家族総出の茶番の裏にあった目的

衝撃のラストと並んで話題をさらったのが、今話のタイトルそのものである「信長を笑わせろ」作戦です。光秀から信澄蟄居の顛末を聞いた小一郎と秀吉(池松壮亮)は、疑心暗鬼でやつれ果てた信長の苦しみを察し、信長と市(宮﨑あおい)を長浜城に招くことを決意。秀吉は羽柴家一同にこう号令をかけます。

「こたびの羽柴家の務めは、上様をたんと楽しませることじゃ」

狙いは明確でした。信長を笑わせ、楽しませ、機嫌がよくなったところで信澄を信じてもらえるよう頼み込む——。「お姉さまの笑ったお姿。長らく見ておらん」という市サイドの思いも重なり、踊りの稽古、領内の芋料理、田植え仕込みの余興と、家族総出の”猿芝居”が繰り広げられます。「総出の茶番に信長結局呆れ笑いw」というSNSの反応通り、コントのような可笑しさの一方で、「信長を笑わせようと頑張る羽柴家のみんなが健気すぎて泣けてくる #豊臣兄弟」という声が続出したのは、この茶番の目的が「人ひとりの命を救うこと」だったからでしょう。

とはいえ、宴は一筋縄ではいきません。秀吉が「信澄様を。信じてお許しになってくださりませ」と切り出した途端、信長は「黙れ!お前に何が分かる?」と激昂。場が凍りつく中でも秀吉は退かず、本音を叫びます。

「わしは恐ろしいのじゃ!いつまた上様が!危ない目に遭うのではないかと思うと、心配で心配で!」

保身でも打算でもなく、ただ信長の身を案じている。小一郎も「確かな証もないまま。信澄様を処分なされば。上様に恨みを抱く者がまた増えまする」と、理をもって支えます。感情の秀吉と、理の小一郎。第24話の官兵衛救出でも見せた兄弟の役割分担が、今話でも見事に機能していました。

「飲み比べじゃ。お主が勝ったら。信澄を信じる」——下戸の信長が受けた大勝負

膠着した空気を破ったのが、羽柴家の面々が酔っ払いを装う捨て身の茶番でした。呆れ果てた信長がふっと表情を緩め、提案したのがまさかの勝負です。

「それでは。飲み比べじゃ。お主が勝ったら。信澄を信じる」

「秀吉との酒の飲み比べ」がSNSでも大盛り上がりしたこの場面。下戸説のある信長が自ら酒勝負を持ちかけるという展開自体が、すでに「羽柴家に付き合ってやろう」という信長なりの歩み寄りだったように思います。「疑心MAX信長」が、酒の力を借りてでも誰かを信じる理由を探していた——そう考えると、この飲み比べは笑いながら泣ける名場面でした。

翌朝、信長は「すまぬ。酒のせいでよく覚えておらん」ととぼけてみせてから、「じゃが。お前の約束は覚えておる」と信澄への許しを認めます。この憎い言い回しに「それでこそ上様」と胸を撫で下ろした視聴者も多いはず。そして信長は、疑心の正体を静かに打ち明けるのです。

「弟・信勝の面影が浮かぶのじゃ」——信長が明かした疑心の正体

「近頃あやつに。弟・信勝の面影が浮かぶのじゃ。それでついに。わしの目も曇ったのやもしれぬ」

信澄の父・信勝は、かつて謀反を起こして信長に討たれた実の弟。第6話で描かれた信長の慟哭を覚えている視聴者ほど、この一言は刺さったはずです。信澄を疑ったのは冷徹な権力者の計算ではなく、弟を手にかけた過去が生んだ心の傷だった。「覇者で”いなければならぬ”自分を縛り過ぎて疑心MAX信長…大映感満載の宴」というSNSの評が言い当てている通り、今話の信長は「覇者の鎧」の内側の生身が見え続ける回でした。小栗旬さんのやつれ・クマ・ふとした瞬間の弛緩の演じ分けが、権力者の孤独を雄弁に物語っていたと思います。

ただし——視聴者が涙したこの「信澄への許し」が、ラストの黒幕告白によって最悪の皮肉に変わることを、この時点の信長はまだ知りません。羽柴家の善意が救った相手こそが、本物の火種だった。この構造の残酷さが、次回「本能寺の変」への緊張感を何倍にも高めています。

「拙者は。太陽になりまする」——空と太陽、主従が交わした約束と”今生の別れ”感

宴の翌朝、今話でもっとも美しいシーンが訪れます。信長は秀吉に、自分の目指す「新しき世」の姿をぽつりと語り始めるのです。

「空には境目がない。境目がなければ。争いが起きることもない」「それは。どこまでも一つじゃ」

国も身分も境目なく、空のようにどこまでも一つの世——「そういう国を作りたい」と語る信長。「信長が見上げた高く青い空は彼の志」というSNSの投稿が示す通り、天下布武の覇道の果てに信長が見ていたものが、意外なほど澄んだ理想として提示されました。これに対する秀吉の返しが、今話屈指の名台詞です。

「では、拙者は。太陽になりまする」「昔。おっ母様に言われました。お前はお天道様のようになれと」「上様が作り上げたこの国を。照らし続けまする」

信長が作る「境目のない空」を、自分は太陽として照らし続ける。母の言葉を引きながら、主君の志を継ぐことを誓う秀吉。信長は「それではお前が一番目立つではないか!」と笑い飛ばし、「よき侍に、なりよった。さっさと毛利を倒して参れ」と送り出します。信長の、心からの笑顔——。

「秀吉が信長の後を継ぐような言葉や場面で出てきて切なすぎる…。」「ここが信長と秀吉の最後のお別れかな」というSNSの声が象徴する通り、この場面には強烈な”今生の別れ”の予感が漂っていました。次回予告で映った「この羽織をお前に預ける」という場面と秀吉の泣き顔も相まって、96年大河『秀吉』の感動回を思い出したという声も多数。史実を知る視聴者ほど、信長の笑顔が「最後の和み」であることを分かって観ている——この重層性こそ、本能寺直前の回にしか出せない味です。

なお、この長浜行きのきっかけを作ったのは市でした。「そうやってすぐに気が立つのも、お体が疲れているからに他なりませぬ」と兄を案じ、「市の、たっての願いでござりまする。どうか」と押し切った市。第17話で夫・長政を失った市が、今度は兄を救う側に回るという構図にも、積み重ねてきた物語の妙がありました。

長宗我部の激怒と光秀の窮地——「四国説」が一気に加速した前半戦

時系列としては今話の前半、第25話で張られた「四国政策撤回」の伏線(F25-1)が早速炸裂しました。信長は阿波の三好一族の帰順を受け入れ、長宗我部元親(磯部寛之)との「四国切り取り」の約束を反故に。労せずして阿波と讃岐を手に入れるという、外交的には見事な、しかし道義的には最悪の一手です。

「約束が違うじゃろうが!」

元親の怒号がすべてを物語っていました。前話であれほど愛嬌たっぷりに登場した”姫若子”が、今話では約束を踏みにじられた当事者として激怒する。この落差が、信長のやり方の非情さを際立たせます。そして板挟みになったのが、織田と長宗我部の仲介役を長年務めてきた光秀でした。信澄の内通疑惑について問い詰められた場面で、光秀は必死に弁明します。

「けして上様に背いたわけではありませぬ」「四国切り取りを諦めてもらうよう談判をしておりました」

さらに光秀は、戦略的な観点からも信長を諫めようとします。

「今、長宗我部を敵に回せば。毛利と手を結ぶやもしれませぬ。そうなれば敵は再び勢いを増し、上様の目指す天下一統の夢も遠のきまする」

正論です。しかし京で賊に襲われた直後の信長には、もはや正論が届きません。「何故じゃ?何故?お前までもがわしを裏切った」という信長の叫びは、信澄に向けられたものであると同時に、誠実に仲介を続けてきた光秀への不信でもありました。「信長さま、光秀、信澄くん、姫若子、おのおのでメンタルやばめな気がします」というSNSの投稿が言い得て妙で、本能寺に関わる全員の心が同時に軋み始めた回だったと言えます。そしてその光秀が、ラストで信澄に御内書という「言い逃れできない弱み」を握られてしまった。第24話から加速し続けてきた光秀の「澱」(F14-2)は、今話でついに引き返せない地点に到達した可能性があります。

史実との比較——織田信澄とは誰か・御内書と足利義昭・四国政策の転換

織田信澄(史実):本編ラスト後の紀行パートでも紹介された通り、信澄は家督争いにより殺害された信長の弟・信勝(信行)の嫡男として尾張国に生まれました。柴田勝家のもとで養育され、逆境の中で武芸を磨き一目置かれる存在に。興福寺の僧侶の日記には「一段の逸物」と記され、並外れた器量の持ち主だったと評されています。琵琶湖を囲むように築かれた四つの城の一角・大溝城の城主となり、瓦の文様が安土城と同じことから信長の信頼が厚かったと考えられています。明智光秀が設計を手がけたとされるこの城は、広大な内湖を天然の堀として活用した堅固な水城でした。そして信澄は光秀の娘を妻に迎えます——この縁が、彼の人生を静かに翻弄し始めるのです。

重要なのは、史実における信澄の「本能寺の変への関与」はあくまで噂レベルにすぎないこと。変の直後、光秀の娘婿という立場ゆえに共謀を疑われ、大坂城で織田信孝・丹羽長秀らに討たれた悲劇の人物です。今話の「御内書を書いたのは信澄」という黒幕設定は大胆なドラマオリジナルの解釈で、「結構、斬新」というSNSの反応通り、父・信勝殺害の恨みを動機に据えた再構築は本作ならではの挑戦と言えます。史実では「疑われて殺された側」の信澄を「本物の黒幕」に反転させる——この改変が次回どう回収されるのか、歴史ファンとしても目が離せません。

御内書と足利義昭(史実):足利義昭は天正元年(1573年)に信長により京都を追放された後も将軍職を保持し、備後の鞆(とも)に移って毛利氏の庇護を受けながら、諸大名に信長討伐を呼びかける御内書を送り続けていました。つまり「義昭発の信長討伐指令書が出回っている」という設定自体は史実ベース。それを「実は信澄が書いていた」とするのがドラマの飛躍部分です。光秀が義昭の御内書を保持していたという設定も、本能寺の変の「足利義昭黒幕説」を下敷きにした仕掛けで、複数の黒幕説を一つの物語に編み込む脚本の手際が光ります。

四国政策の転換(史実):信長は当初、長宗我部元親の四国切り取りを容認していましたが、天正9〜10年(1581〜1582年)頃、阿波三好氏(三好康長)の帰順を受けて方針を転換。元親には土佐と阿波南半分のみを認める朱印状を突きつけ、受け入れない場合は織田信孝を大将とする四国征伐軍を派遣する計画を進めました。今話の「労せずして阿波と讃岐を手中に収める」展開はこの史実に沿っており、長宗我部との取次を務めた光秀の面目が丸潰れになったことが本能寺の変の一因とする「四国説」は、近年の歴史学界でも有力視されている説です。

信長の下戸説と長浜の宴(史実):信長は酒をほとんど飲まなかったという逸話が宣教師の記録などに残っており、「下戸の信長が飲み比べ」という今話の展開はその逸話を逆手に取った演出です。羽柴家が長浜城で信長を饗応したという記録は確認されておらずドラマの創作ですが、天正10年に信長が家康を安土でもてなした饗応役が光秀だったという史実を思うと、「もてなし」というモチーフ自体が本能寺前夜の重要な符牒になっています。なお、秀勝は嫡男のいなかった秀吉が養子に迎えた信長の五男。今話で初陣へ向かった秀勝の存在も、羽柴家と織田家の結びつきを示す史実要素です。

今話の伏線・考察まとめ

【豊臣兄弟!伏線まとめ】全話の未回収・回収済み伏線を随時更新

  • 【回収済→転化】F25-2 信澄の謀反疑惑:長宗我部との内通は「四国切り取りを諦めてもらう談判」であり謀反ではないと判明し、飲み比べを経て信長の許しを得た——かに見えて、ラストで信澄自身が御内書の筆者=本物の黒幕と告白。疑惑は「誤解」として回収されつつ、より大きな伏線F26-1へ転化した。
  • 【新規】F26-1 信澄の黒幕告白——御内書の筆者は私:足利義昭名義の信長討伐の御内書を書いたのは信澄本人。父・信勝を殺された恨みが動機とみられ、光秀の弱みを握った状態で次回「本能寺の変」へ。信澄が光秀をどう動かすのかが最大の焦点。
  • 【新規】F26-2 「空」と「太陽」——政権継承の象徴伏線:信長の「境目のない空」の理想と、秀吉の「太陽になりまする」宣言。次回予告の「この羽織をお前に預ける」と合わせ、信長から秀吉への継承を象徴する本作最重要級のモチーフが始動した。
  • 【新規】F26-3 秀勝の初陣——羽柴家と織田家を結ぶ楔:信長の五男にして秀吉の養子・秀勝が備中攻めで初陣へ。本能寺後の羽柴家の正統性に関わる長期伏線。
  • 【継続・加速】F25-1 信長の四国政策撤回:約束反故が現実となり元親が激怒。「四国説」の構図が完成し、光秀の板挟みは限界点へ。
  • 【継続・加速】F14-2/F24-2 光秀の「澱」と信長×光秀の関係:正論を退けられ、信澄に御内書の秘密を握られた光秀。「第26回感想 ・…信澄の告白に衝撃の十兵衛。波乱の予感がします…!」(SNS)の通り、本能寺への心理的条件がすべて揃った。

次回予告考察——ついに「本能寺の変」、秀吉の涙と羽織の意味

次回、第27話のサブタイトルはついに「本能寺の変」。「ついに日本の歴史上屈指のターニングポイントである本能寺の変」「そしていよいよ次回がその本能寺の変。」と、タイトル表示だけでSNSが沸きました。長らく「予感」として積み上げられてきた事件が、正式にタイトルとして掲げられた瞬間です。

予告で最も言及が多かったのは、信長から羽織と言葉をかけられた秀吉の泣き顔でした。「秀吉が涙…上様と今生の別れ?」「ここが信長と秀吉の最後のお別れかな」という声の通り、今話の「太陽になりまする」の約束と羽織の授受が、二人の最後の交歓になる可能性は極めて高い。信長の笑顔で終わった今話が「和み」だったからこそ、次回の落差は計り知れません。

考察の焦点は信澄です。史実の本能寺の変で信澄は実行者ではありません。御内書の筆者という黒幕ポジションから、彼はどう光秀を動かすのか。「信澄くんも光秀に対して湿度の高い感情を抱いてそう」「光秀を手玉に取る緒方信澄」という予告への反応が示す通り、光秀は「自らの意志で謀反を起こす」のではなく「信澄に追い込まれて謀反に至る」構図になるのかもしれません。四国説(F25-1)、光秀の澱(F14-2)、そして信澄の恨み(F26-1)——三つの動機が本能寺で合流するとすれば、諸説入り乱れる本能寺の変の描き方として過去の大河にない構成になります。放送は来週日曜午後8時。歴史が動く瞬間を、リアルタイムで見届けましょう。

【豊臣兄弟!第27話 ネタバレ感想】(準備中)

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