【豊臣兄弟!第21話 ネタバレ感想】「一滴の血も流さずに終わらせたい」親子共演に号泣!小一郎が父を殴った衝撃と、官兵衛が播磨を情報戦で制した瞬間を徹底考察|風雲!竹田城

「一滴の血も流さずに終わらせたい」——初めて総大将を任された小一郎が、竹田城で見せた戦の美学に胸が震えました。その城主役を演じたのが、仲野太賀さんのリアルな父・中野英雄さん。殴られる父、殴る息子——まさかの親子共演に、今季最大の衝撃が走った第21話です。

目次

豊臣兄弟!第21話 あらすじ

第20話で松永久秀の爆死と播磨行きの命を受けた秀吉(池松壮亮)と小一郎(仲野太賀)は、天正5年(1577年)、播磨・姫路城へと入る。出迎えたのは城代・小寺官兵衛(倉悠貴)。彼はすでに独自の情報戦を駆使し、赤松・別所ら播磨の国衆を次々と織田方へ引き込んでいた。秀吉たちは大きな戦もせずに播磨をほぼ制圧。竹中半兵衛(菅田将暉)の案で、さらに西の上月城を目指す。その途中、福原城を落とした秀吉軍だったが、秀吉の下した命令は残酷なものだった——城の者を磔・串刺しにし、国境にさらせ、というものだった。一方、小一郎は初の総大将として但馬・竹田城攻めに単独で臨む。「一滴の血も流さずに終わらせたい」という信念のもと、水を断つ作戦を実行。しかし最後の詰めで城主に一発食らわしてしまい、「ほぼ」無血開城となった。

感動No.1|リアル親子共演——小一郎が「父」を殴った瞬間

第21話「風雲!竹田城」で最もSNSを揺るがしたのは、但馬・竹田城の攻略シーンでした。城主・太田垣輝延を演じたのが、なんと仲野太賀さんの実のお父さんである俳優・中野英雄さん。

「親子共演と気付かずいつものようにドラマ見てました。竹田城主をぶん殴る秀長に、スカッとした〜!と思ってたのですがパパさんだったとは」

という声がSNSに溢れていましたが、まさに私も同じでした。

見直してみると、中野英雄さんの存在感はさすがで、乾き切った城内で強がりながらも追い詰められていく太田垣の姿に、なんとも言えない重みがありました。そこへ水の前に現れた小一郎が

「まずは心意志まで水を飲むのじゃ。そのあとにわしの話を聞いてもらいたい」

と敵兵に語りかける——この柔らかさと、その直後に城主へ放った一発のコントラストが、今話の小一郎というキャラクターをこれ以上なくくっきりと映し出していました。

「親子共演、中野英雄さん、いつもアツいSNSのポストが微笑ましい。いいお父さんですな」

という声も多く、画面の内外で親子の絆が重なって見えた回でした。

「一滴の血も流さずに終わらせたい」——小一郎が貫いた戦の美学

竹田城攻めで小一郎が最初にとった行動は、城を囲んだまま「待つ」ことでした。城内の水の補給路を断ち、夜はかがり火を絶やさず炊き続ける。朝もやが城を覆えば敵兵が水を汲みに出てくる——その読み通りに事態は動き始めますが、自然は思い通りにはいきません。

「一滴の血も流さずに終わらせたいのじゃ。まだはっきりとした策は浮かばぬが、やりたいのじゃ。」

家臣たちに「面倒なことばかり」と言われながらも、小一郎は諦めません。第15話で姉川の戦いに臨み「ここは地獄じゃ」と慟哭した彼が、初めて総大将として自分の戦を設計できる立場に立ったとき、選んだのが「血を流さない」という選択肢だった——この一貫性が、小一郎というキャラクターの核心です。

「朝もやはの、昼と夜の暑さと寒さの違いでできるんじゃ。」

谷に囲まれた土地で育ったからこそ知っている自然の理を、戦術に変換してみせる小一郎の知恵。かがり火は夜の闇を照らすためだけでなく、朝もやを発生させにくくするための熱源でもあった——という演出の精度に、思わず唸らされました。

「織田家々老羽柴秀吉が弟、柴小一郎じゃ」——初の総大将が名乗りを上げる

水が底をつき、敵兵が夜陰に紛れて川へ走った瞬間。そこに立ちはだかった小一郎が名乗りを上げます。

「織田家々老羽柴秀吉が弟、羽柴小一郎じゃ。」

第9話で竹中半兵衛が「万事円満」を授けた男が、今やその名を一人で背負って戦場に立っている。

「おぬしらを傷つけるつもりはない。まずは心意志まで水を飲むのじゃ、そのあとにわしの話を聞いてもらいたい」

——敵兵に水を差し出し、武器を捨てさせてから話し合いに持ち込む。これこそ小一郎の戦い方です。

しかし最後の最後、城主・太田垣輝延(中野英雄)が家臣を死なせようとした瞬間に、小一郎の拳が飛びます。

「一滴たりとも、血を流さぬつもりではあった。」

この一言に、苦笑いと照れと悔しさが全部入っていました。「ほぼ無血開城」というSNSの表現が的確すぎます。最後の「ほぼ」を作ったのが実の父というのも、なんとも味わい深い。「羽柴家臣いい人ばっかり!(ほぼ)無血開城よかったです」という声がSNSで広まったのは、まさにそのニュアンスを視聴者全員が共有したからだと思います。

官兵衛登場|「まことの黒はおりませぬ」——情報戦で播磨を動かした軍師の手口

今話の最大の「驚き」をもう一つ挙げるとすれば、黒田官兵衛こと小寺官兵衛(倉悠貴)の登場です。第20話の次回予告から期待が高まっていましたが、実際の登場はその期待を軽々と超えてきました。

播磨・姫路城で秀吉たちを出迎えた官兵衛が語った作戦の全貌は、こうです——赤松家には「別所が秘かに毛利と通じて播磨を奪おうとしている」と告げ、別所家にはその逆を流す。両家が焦って「織田様にお守りいただくしかない」となれば、後は黙っていても他の国衆がついてくる。

「まことの黒はおりませぬ。互いの顔色をうかがっているばかり。少しくらい強引でも、織田様のような強きお方こそ、この地を治めるにふさわしいかと。」

「だまし討ちのようなものでは」という小一郎の問いに対するこの答え——「誰も本当の悪ではない、みんな迷っているだけ」という官兵衛の人間観は、戦術の話をしているようで、実は深い洞察です。しかも官兵衛はすでに自分の嫡男を人質として差し出すことを申し出ており、その覚悟が国衆たちを動かします。

「くっそ面白くてワロタ……だって黒田官兵衛がいきなり登場するやいなや、怒涛の超強キャラ演出連射してポカーンってなった」

というSNSの声は誇張ではありません。数分の出演で視聴者の心をつかみ切った倉悠貴さんの官兵衛は、今後の播磨編の中心軸になることを確信させる登場でした。

また、荒木村重(トータス松本)の仲介があってこそ官兵衛との出会いが実現したことも重要です。第20話で「このわしの力添えあってのことじゃと」と言っていた村重の言葉が、早くも形になった瞬間でもありました。

半兵衛との対比——同じ「策」でも、まるで違う匂いがする二人

今話で特に印象的だったのは、竹中半兵衛(菅田将暉)と黒田官兵衛の並び立つシーンです。官兵衛の情報戦を聞いた半兵衛の反応は——変顔。SNSで

「竹中半兵衛の変顔キターーー☆ 新しい視聴者サービス♪」

と話題になったあのシーンですが、笑いの裏に半兵衛なりの評価があるように見えました。

官兵衛が策士なら、半兵衛は哲人。官兵衛が「勝ちの形」を作るのに対し、半兵衛は「なぜ勝つのか」を問い続けるような人物として描かれてきました。二人の軍師が同じ陣営に揃ったことで、今後の戦略の幅が広がる一方、

「官兵衛との軍師対比よかったけど半兵衛フラグでて寂しいなぁ」

という視聴者の声も上がっています。史実では半兵衛は天正7年(1579年)に36歳で病死します——その退場の気配が、今話でじわりと漂い始めた気がしました。

なお、今話で中野英雄さんが太田垣輝延として登場したことで、かねてから注目されていた千利休のキャスト考察記事も改めて注目を集めています。「中野英雄=千利休説」を検討していた方には驚きの登場だったかもしれませんが、「ならば千利休は誰が演じるのか」という新たな謎が生まれたともいえます。

秀吉の闇が加速|「成人君子にはなれそうもありませぬ」——串刺し命令の衝撃

今話では秀吉(池松壮亮)の別の顔も描かれました。播磨の西・上月城(小月城)を落とした後の報告として、こんな話が小一郎のもとに届きます。

「上月城の者は皆、磔にされ、串刺しにされて、西との国境にさらされたと。それをお命じになったのは、羽柴筑前守様であると。」

大きな戦もせずに播磨をまとめ、「拍子抜けじゃ」「めでたいんじゃが」と笑っていた秀吉が、その直後に下した命令がこれです。SNSでも「秀吉の残忍さ押し出されてて好き……万福丸様????」と、第12話で万福丸処刑の命を下した信長の影を重ねる声がありました。

この場面の直前に描かれたのが、秀吉と半兵衛のこんなやり取りです。

「成人君子にはなれそうもありませぬ。」

「戦が楽しめてしかたござらぬ。」

半兵衛が「どこかへ行ってしまいそうで怖い」と感じているかのように見えるこの場面。「戦が楽しい」という秀吉の感覚が、かつての百姓上がりの藤吉郎とは違う地点に来てしまったことを示しているようで、小一郎の目線で見ていると背筋が寒くなります。

この作品が一貫して問い続けているのは「弟・小一郎の目に映る秀吉の変化」です。第19話で兄弟の間に最初の亀裂が生じた後、今話では兄の残忍な側面が小一郎の耳に届く——兄弟の物語としての緊張感が、じわじわと高まっています。

史実との比較|竹田城・生野銀山・別所長治

竹田城は現在の兵庫県朝来市にある山城で、「天空の城」として近年観光地としても有名です。史実でも太田垣氏が代々城主を務め、天正5年前後に羽柴軍が攻略したことが記録されています。今話の攻略者として小一郎(豊臣秀長)の名が語られており、ドラマの描写は史実の骨格に沿ったものです。秀長はその後、城代としてこの地に入り城の修築も行ったとされています。

生野銀山は但馬の国にあり、室町時代から本格採掘が始まった重要な銀山です。織田・豊臣・徳川と時代を超えて直轄領として管理され続け、昭和48年の閉山まで稼働しました。ドラマでは播磨・但馬の攻略にあたって銀山の確保が重要な動機として描かれており、史実の経済的背景とも合致しています。

一方で気になるのが、今話の播磨国衆の出揃いの場面で、別所長治の代理として「義親殿が代役を」という形だったことです。史実では別所長治は天正6年(1578年)に織田方から離反し毛利に寝返って三木城に籠城、「三木の干殺し」と呼ばれる長期兵糧攻めの末に自刃します。今話で長治本人が欠席していたのは、すでにその伏線として機能しているはずです。

また、黒田官兵衛こと黒田孝高は史実では播磨・御着城主・小寺政職の重臣として名を「小寺官兵衛」と名乗っていた時期があり、ドラマの「小寺勘兵衛」という呼称は史実通りです。のちに主君・小寺氏が毛利に内通しても官兵衛は織田方に残り、秀吉の最大の参謀として活躍していきます。

今話の伏線・考察まとめ

【豊臣兄弟!伏線まとめ】全話の未回収・回収済み伏線を随時更新

  • 【一部回収】官兵衛登場——播磨行きと荒木村重の謀反:官兵衛の登場は回収。ただし荒木村重の謀反・官兵衛幽閉という最大の山場は未到達。伏線継続。
  • 【新規】別所長治の欠席——謀反への布石:播磨国衆の謁見で別所長治本人は「体の具合が悪い」として欠席、代理を送ってきた。史実では天正6年(1578年)に別所長治が織田方から離反し三木城に籠城。今話の欠席は謀反の予兆として機能している可能性が高い。
  • 【新規】秀吉の磔・串刺し命令——兄弟の価値観のズレ:上月城での残虐な処分命令が小一郎の耳に届いた。「一滴の血も流さずに終わらせたい」と願う小一郎と、「戦が楽しめてしかたない」と変化しつつある秀吉——この価値観の乖離が今後の兄弟関係の核心的な伏線になりうる。
  • 【継続】竹中半兵衛の病気示唆:今話でも半兵衛の退場フラグを感じさせる描写がSNSで多数指摘された。史実では天正7年(1579年)36歳で病死。今後の描写に注目。
  • 【継続】中野英雄の次の役柄:太田垣輝延として登場したことで千利休ではないことが判明。ただし千利休のキャスト自体は未発表のまま。今後の重要キャラとして継続注目。

次回予告考察

次回予告で最も話題を集めたのは、秀吉の「記憶喪失」という衝撃の展開です。

「なんだよ次回予告の秀吉の記憶喪失って。豊臣兄弟わんぱくすぎるわ」

「来週、秀吉が記憶喪失になるってまじか……あくまで作中は白秀吉で押し通すつもりか」

という声がSNSで爆発しました。

史実的に対応する可能性があるとすれば、上月城・三木城攻めをめぐる複雑な状況の中で秀吉が精神的・肉体的に追い詰められていく過程か、あるいは播磨経営での激務と荒木村重の謀反前夜の緊張が絡み合った時期の描写か——ただし「記憶喪失」という演出は史実に根拠を持たない完全なドラマ独自の表現であることは確かです。

「良い話だなぁ〜からのオチがええ来週への繋ぎで楽しみ」という声も多く、今話のカタルシスを引き受けながらどんな化学変化を起こすか、次回が非常に楽しみです。また引き続き、竹中半兵衛の去就と別所長治の動向、そして官兵衛がどこまで秀吉の右腕として機能していくかも見逃せません。

【豊臣兄弟!第22話 ネタバレ感想】(準備中)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次