日本テレビ系水曜ドラマ『ファーストクライ 母子救命救急班』(主演・比嘉愛未)のキャストと登場人物を、役名つきでまとめました。聖フィオナ病院で結成される母子救命救急班のメンバーから、各話のゲストまで、放送の進展に合わせて随時更新していきます。人物関係を図で確認したい方は相関図ページもあわせてどうぞ。
主要キャスト・登場人物一覧
光井 明希(みつい・あき)/比嘉愛未
主人公。産婦人科医で、母子救命救急班のチーフ。東南アジアの産婦人科病院で数え切れない命を救ってきたお産のスペシャリストで、神谷院長が海外からスカウトしました。片耳に難聴を抱え、相手の口の動きを読む読唇術に長けています。誰よりも赤ちゃんの産声にこだわる理由には、自身の出生の秘密が関わっており、第4話では助産師・倉田千広に「私のお母さんですか」と問いかけるなど、母親探しがさらに核心へと近づきます。第7話では、母に捨てられた過去を抱える妊婦・岸本一華に「私も母親に捨てられたんです」と自らの過去を初めて打ち明け、「自分がしてほしかったこと、してあげてほしい」と背中を押しました。
永坂 海斗(ながさか・かいと)/松島聡(timelesz)
聖フィオナ病院の産婦人科専攻医。巻き込まれ体質で、光井に半ば強引に母子救命救急班へ引き込まれます。視聴者の視点に近い立ち位置でチームに加わる若手。第2話では高校時代の同級生・鮎川ナオとの過去と向き合い、逃げ腰から「自分から巻き込まれる」覚悟を固める“成長回”の主役に。父は地方で産婦人科医院を営む永坂弘樹(羽場裕一)。
成宮 忍(なるみや・しのぶ)/前田敦子
聖フィオナ病院のコンシェルジュ。ソーシャルワーカーの資格を持ち、母子救命救急班のメンバーでもあります。柔らかな物腰の一方で、どこか相手を見透かすような鋭さをのぞかせます。第3話では、産後ケア中の患者の不調にいち早く“違和感”を抱き、6歳の息子がいることも自ら明かしました。第5話では、院内感染の真の感染源を防犯カメラの手がかりから突き止めて「名探偵」と評される一方、疑いをかけられた妊婦に自らの過去を打ち明けます。かつて結婚を予定していた交際相手が既婚者で、妊娠がわかったあとにそれを知り、誰にも信じてもらえないまま噂によって職場を失った経験——その底で「お母さんになる」と決めたことが、いまの彼女を支えています。
富永 航(とみなが・こう)/濱正悟
聖フィオナ病院の新生児科医。理想論を排するリアリスト。神谷院長の娘・香織の夫でもあります。第4話では、助からない可能性を包み隠さず告げる厳しさの奥にある背景——総合周産期母子医療センター時代の経験——が描かれ、SNSで好感が急上昇。希望を差し出す光井との「北風と太陽」の対比が印象的な回でした。
富永 香織(とみなが・かおり)/優希美青
神谷院長・玲子の娘で、新生児科医・富永航の妻。第1話で新たな命を授かったことが明らかになります。第5話では、院内に広がった噂の発信源が香織だったと判明。母である院長の突然の方向転換が不安で、元に戻ってほしかった——そんな怖さからの行動でした。母娘は互いに謝り合って和解し、香織は「私なりに応援します」とチームの一員に迎えられます。
羽鳥 美咲(はとり・みさき)/徳永えり
特定妊婦を支援するNPO法人「HOMEうぶごえ」の代表。行き場をなくした妊婦の“駆け込み寺”として、救命班と連携します。
磯崎 修一(いそざき・しゅういち)/川西賢志郎
厚生労働大臣の実の息子で、その秘書も務めます。母子救命プロジェクトを巡る政治の思惑に関わります。第3話では、父の地盤からの政界進出をめぐる話も描かれました。第5話では院内感染をめぐる外部調査を早々に呼び込む一方、「私も妻も不妊治療でお世話になった。もうすぐ我が子に会える」と語り、この病院への私的な思い入れをのぞかせます。第7話では、無精子症と診断されたのち夫婦で民間精子バンクを利用して我が子を授かったことが明かされ、実の父からの無関心を抱えたまま「血のつながらない我が子に愛情を注げるのか」と悩む姿が描かれました。妻・美里の出産に立ち会い、生まれた男の子に「はじめまして。俺が君のお父さんだよ」と語りかけます。
倉田 千広(くらた・ちひろ)/山村紅葉
助産師で、母子救命救急班のメンバー。光井を信頼し、当然のようにチームへ加わります。第4話では、光井から「私のお母さんですか」と問いかけられ、思いを告白します。かつて自身の子を死産し、その際に子宮を全摘していた倉田は、母親のいない赤ちゃん(=37年前にコインロッカーで保護された光井)に運命を感じ、「母親になりたい」と願いながら見守ってきたのでした。ただし光井を産んだ母親ではなく、実の母親は依然として明かされていません。第5話では、37年前のコインロッカーの場所を迷いなく言い当てたことから光井に「何か隠している」と疑われ、調べられる立場になります。
藤堂 直樹(とうどう・なおき)/岡部たかし
フリーランスの麻酔科医。当初は母子救命プロジェクトへの協力を渋りますが、第1話の2件同時帝王切開でチームに加わります。第2話では医療界の闇を告発する漫画“ドクタージャスティス”の作者だと示され、第3話では、当直の夜に受け入れを断って救えなかった我が子への悔恨が明かされました。「痛みを取り除く名手」として、恐怖におびえる妊婦の無痛分娩に踏み込みます。第7話では、父になることに不安を抱える磯崎修一に「要はその手を離さないことだ。親子ってのはそこから始まる」と言葉を贈り、皮肉屋の奥にある優しさを見せました。
姫島 義保(ひめじま・よしやす)/遠山俊也
聖フィオナ病院の産婦人科部長。利益重視の事なかれ主義で母子救命プロジェクトには否定的ですが、気が弱く、結局は神谷院長に逆らえません。第5話では自己申告で感染の可能性ありとして隔離対象になりますが、実は「最初から感染していなかった。気持ちの問題だった」と早々に復帰。統率力を期待されて奮起する、コミカルな見せ場もありました。
神谷 玲子(かみや・れいこ)/真矢ミキ
聖フィオナ病院の院長。光井を海外からスカウトし、貧困や望まぬ妊娠を抱えた妊婦を無償で受け入れる極秘の母子救命プロジェクトを立ち上げた張本人。第3話では、その原点が「海外の病院で光井を見て心が動いたこと」であり、プロジェクトが「今の夢」だと語られます。真意にはなお謎も残ります。
第1話ゲストキャスト
- 真田 明日香(さなだ・あすか)/寺本莉緒……勤務先で破水し緊急搬送された未受診妊婦。出産後、我が子を養子縁組に託す選択をします。
- 宍戸 恵(ししど・めぐみ)/白鳥玉季……身寄りのない17歳の妊婦。妊娠8か月で容体が急変。出産後、乳児院に預けたうえで自身の経済的自立をめざします。
- 一ノ瀬 由紀(いちのせ・ゆき)/團遥香……セレブ妊婦。常位胎盤早期剝離の疑いで緊急帝王切開に。
第2話ゲストキャスト
- 矢田 歩美(やだ・あゆみ)/三倉茉奈……6年間の不妊治療を続けるセレブ女性。海外での卵子提供という難しい選択に揺れます。
- メイ/宮崎あみさ……外国人技能実習生の未受診妊婦。妊娠中に大きくなった巨大脾動脈瘤を抱え、命がけのオペに臨みます。
- 鮎川 ナオ(あゆかわ・なお)/紺野彩夏……永坂海斗の高校時代の同級生。メイの友人で、彼女を救命班へ導きます。永坂の過去と深く関わる人物。
- 永坂 弘樹(ながさか・ひろき)/羽場裕一……永坂海斗の父。地方で産婦人科医院を営み、分娩をやめて不妊治療専門に転じました。海斗に医院を継ぐよう望みます。
- 戸田 勝久(とだ・かつひさ)/岩井拳士朗……血管外科医。永坂弘樹の後輩で、メイの巨大脾動脈瘤オペに協力する第一人者です。
第3話ゲストキャスト
- 日下 和泉(くさか・いずみ)/並木彩華……17歳。夜間高校に通いながら、認知症の母を一人で介護するヤングケアラーの未受診妊婦。出産の痛みへの強い恐怖と向き合います。
- 日下 奈津(くさか・なつ)/阿南敦子……和泉の母。若年性レビー小体型認知症を患います。娘に妊娠を打ち明けられ、我が子への思いを語る場面が今話の感動シーンに。
- 真鍋 美幸(まなべ・みゆき)/しゅはまはるみ……藤堂直樹の同期の医師。和泉に責めずに優しく寄り添い、藤堂とのコンビにも好感の声が集まりました。
- 山科 智花(やましな・ちか)/夏子……産後ケアで通院するセレブ女性。「産後うつ」の可能性を指摘されますが、成宮の“違和感”から別の原因が見えてきます。
第4話ゲストキャスト
- 三浦 恭子(みうら・きょうこ)/大原優乃……5年前の列車脱線事故で家族を失った専門学生。同じく遺族の佐山真と支え合い新たな命を授かりますが、お腹の赤ちゃんの病気が判明し、究極の選択を迫られます。今話の中心人物。
- 佐山 真(さやま・まこと)/浦上晟周……恭子の恋人。同じ列車事故で家族を亡くした専門学生。赤ちゃんの病気に恭子とともに向き合い、我が子を迎える決断を支えます。
- 藤田 紗耶香(ふじた・さやか)/野村麻純……5人目を妊娠したセレブ妊婦。夫は大手ゼネコンの跡取り。切迫子宮破裂の危険が判明し、望まぬ妊娠・出産の反復と自己決定をめぐる重いテーマを担います。
第5話ゲストキャスト
- 上杉 陽菜(うえすぎ・ひな)/工藤遥……風俗店で働く未受診妊婦。お腹の子の父親はわからず、自ら親と縁を切った天涯孤独の身。それでも「元気もりもり」と笑い飛ばす明るさを持ちますが、その裏には人に甘えられない不器用さがあります。院内感染の感染源ではないかと疑われ、追い詰められる今話の中心人物。
- 日比野 亜美(ひびの・あみ)/河村花……陽菜の幼なじみで、セレブ妊婦。院内で陽菜に再会するも他人のふりをされてしまいます。噂の発信源だと疑われますが、実際は最後まで陽菜を信じ続けていました。
- 桐山 翠(きりやま・みどり)/平澤宏々路……父親に妊娠を打ち明けられずにいる高校生の未受診妊婦。NPO法人への相談をきっかけに永坂海斗と連絡を取り、ささやかな交流を通じて少しずつ心を開いていきます。「雨の日が好き」という理由から「雨(アメ)」と名乗っていました。
第6話ゲストキャスト
- 桐山 翠(きりやま・みどり)/平澤宏々路……第5話から続く今話の中心人物。妊娠高血圧症候群を放置した末に脳梗塞を発症して倒れ、心肺停止で搬送されます。蘇生後も意識が戻らない状態となり、お腹の赤ちゃんの命をどう守るかが家族に委ねられます。赤ちゃんは女の子として無事に誕生し、翠が望んだ「雨(あめ)」と名づけられます。
- 桐山 尚人(きりやま・なおと)/和田聰宏……翠の父。娘が倒れて初めて娘の妊娠を知ります。元々は法律家を志してパラリーガルとして働き、妻の他界後はクリーニング店を営みながら娘を一人で育ててきました。当初は病院と対立し、法的措置も辞さない構えを見せます。
- 毛利 賢人(もうり・けんと)/中川翼……翠の交際相手で18歳。赤ちゃんの父親。「父親になりたい」と申し出ますが、意識の戻らない翠を前に、若さゆえの覚悟の重さを問われます。
- 小山田 瑞希(おやまだ・みずき)/西原亜希……子宮頸がんの再発を抱えたまま出産を望む妊婦。中絶を勧められることを避けるため受診を遠ざけていました。光井の「母子ともに救う」プランに応じ、産後に子宮全摘とがん治療へ進む決意を語ります。
- 磯崎 美里(いそざき・みさと)/佐藤江梨子……厚生労働大臣秘書・磯崎修一の妻。妊婦として登場し、定期検診に訪れます。第5話の「もうすぐ我が子に会える」という言葉が動き出しました。
- 宍戸 恵(ししど・めぐみ)/白鳥玉季……第1話に出演した妊婦の再登場。乳児院に預けていた我が子を引き取り、母として育て始めた姿が描かれます。成宮忍から「頑張りすぎないで、人に頼って」と声をかけられます。
第7話ゲストキャスト
- 岸本 一華(きしもと・いちか)/安斉星来……先天性の心疾患を抱えた妊婦。夫とともに支援を求めて来院します。妊娠19週で、中絶を選べる時期のリミットが迫るなか、幼い頃に母と離ればなれになった過去から「母に捨てられた自分がどうやって母になればいいのか」という不信に苦しむ、今話の中心人物。
- 岸本 駿之介(きしもと・しゅんのすけ)/丈太郎……一華の夫で農園経営者。出産に踏み切れない妻を優しく支え、一華の母の居場所を探し出して面会を提案します。
- 佐伯 涼子(さえき・りょうこ)/東風万智子……一華の実の母。かつて夫を失ったのち、病気を抱えた幼い一華のもとから姿を消した過去を持ちます。突然訪ねてきた娘に、拒絶の言葉を返しました。
- 御子柴 文也(みこしば・ふみや)/濱津隆之……週刊誌記者。神谷玲子の政界進出に関連する疑惑を追って病院に接近する、物語後半の重要人物です。
- 磯崎 美里(いそざき・みさと)/佐藤江梨子……第6話から続けての出演。子宮筋腫合併妊娠などのリスクを抱えた超ハイリスク出産でしたが、光井の徹底した状態管理のもと、自然分娩で男の子を出産しました。
各話のあらすじ・感想は第1話の記事・第2話の記事・第3話の記事・第4話の記事から。縦軸の謎の整理は考察・謎まとめをご覧ください。
【作品情報】放送:日本テレビ系 水曜ドラマ/水曜 22:00〜22:54 脚本:浜田秀哉 主題歌:JUJU「夏蝉」 主演:比嘉愛未(光井明希)
