【朝ドラ『あんぱん』第3週第15話 感想・考察】母・登美子との再会、千尋の進路、ノブの優しさ──家族が揺れる夜【ネタバレあり】


朝ドラあんぱん相関図
引用元:NHK

再婚先から離縁され戻ってきた登美子に、家族の緊張が高まる。千尋はあえて母と距離をとり、代わりにノブが登美子に過去の態度を問いただす。崇は穏やかに登美子を受け入れようとするが、千代子とのやりとりに苛立ちがにじむ。柳井家では千尋が法学部進学を宣言し、母・千代子は反発。家族それぞれの思いが交差した、まさに“再構築”の一夜となった。

目次

帰ってきた登美子と、気まずさを抱える家族

あんぱん第15話 柳井家

「離縁して、再婚先から追い出されたらしい」

登美子は身なりを整え礼儀作法を学んできたが、女性一人で生きる厳しさに直面していた。

あんぱん第15話 登美子

「それでも、女が一人で生きていくのは大変なんですよ」

千尋は避ける。面と向かうと「毒を吐いてしまいそう」だから。


ノブの代弁──崇の幼少期への問いかけ

あんぱん第15話 ノブ

「崇に冷たく当たった時、どんな気持ちで向き合ってたんですか?」

ノブの問いは痛烈。しかし崇は穏やかに抑え、母を受け入れる姿勢を見せる。

「人生はいろいろあるから」

SNSでも「崇が優しすぎる」「清さん(登美子の元夫)にそっくり」という声も。


千尋、進路変更へ──医学部から法学部へ

あんぱん第15話 千尋

「医者になるのをやめて、法律家を目指します」

「社会で虐げられた女性や、子どもらを助けたい」

家庭内での発言力を持ち始めた千尋に、千代子は反発を隠さない。

あんぱん第15話 千代子

「私は納得できません」

それでも崇が支える意思を見せたことで、場は収まりを見せる。


母たちの軋轢、そしてノブと千尋の“空気”

あんぱん第15話 千代子と登美子

千代子と登美子の間にある緊張感は、今回ついに表面化。

ノブと千尋の間には、以前にも増して「優しさと信頼」の気配があり、視聴者からは「この2人くっつきそう」との声も継続中。


「母・登美子」と「優しすぎる息子」が揺れる構図

「ずっとあなたからの連絡を待っていたのに…」

「母親に捨てられたことないだろ」

視聴者からは、「よくこの親にそこまで優しくできるな…」「崇が健気すぎて泣ける」との投稿も。


まとめ:再会は、家族を壊すか、強くするか

母・登美子の帰還、千尋の進路、そしてノブと崇の優しさ。

家族の痛みと再構築を描いた本話は、静かで深い余韻を残しました。

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