津田健次郎×松本潤×新田真剣佑の魂の演技!『19番目のカルテ』第3話「どの道を選んでも」が神回すぎる

津田健次郎×松本潤×新田真剣佑の魂の演技!『19番目のカルテ』第3話「どの道を選んでも」が神回すぎる

相関図

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津田健次郎演じる人気アナウンサー・堀田義和の「怖いです」という一言が、全国の視聴者を号泣の渦に巻き込んだ。

目次

『19番目のカルテ』第3話 あらすじ

2025年7月27日放送の『19番目のカルテ』第3話「どの道を選んでも」では、下咽頭がんと診断されたアナウンサー・堀田義和(津田健次郎)が、「声」という職業の核心を失う恐怖と向き合う姿が描かれました。

世界陸上の実況を控える中、喉の違和感を覚えた堀田は検査を受け、稀な下咽頭がんと診断されます。外科医の東郷康二郎(新田真剣佑)は迅速な手術を主張する一方、総合診療医の徳重晃(松本潤)は患者の気持ちに寄り添おうとします。「声を失えば私は死んだのと同じです」と語る堀田に対し、徳重は「どの道を選んでもあなたの人生はこの先も続いていく」という名言で応えました。

津田健次郎の声優としてのキャリアと重なる役柄設定により、「声」への執着と恐怖がリアルに描かれ、視聴者の心を深く揺さぶりました。最終的に手術を決断した堀田の「怖いです」という率直な告白は、多くの視聴者を涙させる名シーンとなっています。

津田健次郎の渾身の演技が話題「声を失う恐怖」をリアルに表現

『19番目のカルテ』第3話「どの道を選んでも」で最も視聴者の心を揺さぶったのは、間違いなく津田健次郎演じる人気アナウンサー・堀田義和の存在でした。下咽頭がんという稀ながんの診断を受け、「声」という職業の根幹を失うかもしれない恐怖に直面する堀田の姿は、多くの視聴者を涙に誘いました。

「怖いです」のセリフに込められた想い

物語の終盤、手術を決断した堀田が徳重晃(松本潤)に向けて発した「怖いです」という率直な言葉は、短いながらも計り知れない重みを持っていました。この一言には、声を失う恐怖、家族への責任、そして未来への不安という、がん患者が抱える複雑な感情すべてが込められていたのです。

徳重が堀田に語った

「確実な未来は約束できません。手術も治療も決して簡単な道ではない。ですが、どの道を選択されても、最後まで堀田さんの隣にいると約束します」

という言葉への応答として、堀田の「怖いです」は、医師への信頼と同時に、人間としての素直な感情を表現した名シーンとなりました。

津田健次郎の表情演技も秀逸で、目の動き、顔の筋肉の微細な変化まで計算された演技は、視聴者に「津田さんそのものを見ているよう」という感想を抱かせるほどの完成度でした。

声優・津田健次郎だからこそ表現できたリアリティ

今回の堀田義和という役柄が特に話題となったのは、声優として活動する津田健次郎自身のキャリアと重なる部分があったからです。「声を失えば私は死んだのと同じです」という堀田のセリフは、声という表現手段を職業とする津田健次郎だからこそ、リアルな重みを持って視聴者に届けることができました。

堀田が家族に向けて「何の取り柄もない私でも、この声で道が開けました」と語る回想シーンでは、津田自身の声優としての経験が役に深みを与えているのを感じました。世界陸上の実況という大きな仕事を控えた堀田の喜びと、それを失うかもしれない恐怖の対比は、声を扱う職業に従事する人なら誰もが共感できる内容でした。

視聴者からは「声を扱う仕事をしてる方は絶対に見て欲しい」「津田さんの『怖いです』のセリフが本当に胸が締め付けられるようで、テレビの前で堀田さんと一緒に泣いた」といった反響が数多く寄せられています。

松本潤vs新田真剣佑!総合診療医と外科医の信念がぶつかる名シーン

第3話では、総合診療医の徳重晃(松本潤)と外科医の東郷康二郎(新田真剣佑)の対立も大きな見どころでした。患者との対話を重視する徳重と、迅速な手術による完治を目指す東郷の価値観の違いは、現代医療の課題を浮き彫りにしました。

「どの道を選んでもあなたの人生は続く」徳重の名言誕生秘話

徳重が堀田に語った「どの道を選んでもあなたの人生はこの先も続いていく」という言葉は、今回のエピソードを象徴する名言となりました。この言葉は、単に手術を勧めるのではなく、患者の人生全体を見据えた総合診療医としての視点を表現しています。

東郷から

「道は一つです。この症例の場合、最も確実なのが外科手術。それ以外に選択肢はない」

と断言されても、徳重は

「手術か、それ以外の方法か、様々な道を照らし合わせて、堀田さんが結論を出せるよう、お話させていただきます」

と患者の意思を尊重する姿勢を貫きました。

屋上でのシーンでは、東郷と本音で語り合った徳重が

「医師も患者も納得し一つの道を選ぶ。面倒かもしれませんが、それが命と向き合う医師の責任だと僕は思います」

と自身の信念を語りました。この言葉は、総合診療医の存在意義を明確に示した重要なセリフです。

東郷の「迷いがない医師」としての信念

一方、東郷康二郎の医師としての信念も印象的でした。父である東郷部長から

「優秀な外科医とはどんな人間だと思いますか」

と問われ、

「それは迷いがない人間です。素早い判断をし、切ると決めたら迷わない」

と答える東郷は、外科医としての矜持を体現しています。

カンファレンスでの「選択肢はないとお伝えください」「理想だけで人を救えるほど医者という仕事は甘くない」という東郷のセリフは、医療現場の厳しい現実を物語っています。しかし、最終的に徳重との対話を通じて、「手術をし、責任を負うのは外科医」として、患者との対話の重要性も理解する姿勢を見せました。

屋上での2人の対話シーンは、異なるアプローチを取る医師同士が、「人を救う」という共通の目標で繋がる美しいシーンとなりました。

田中泯の圧倒的存在感!短い登場時間で魅せた重厚な演技

今回のエピソードで忘れてはならないのが、徳重の恩師である赤池登(田中泯)の存在感です。限られた登場時間でありながら、その重厚な演技は視聴者に強烈な印象を残しました。

赤池登場シーンが物語に与えた深み

赤池が登場するシーンは短いながらも、物語全体に深みを与える重要な役割を果たしていました。徳重が困っているときに突然現れ、「院長が言ったぞ、お前が言うこと聞かないから」と茶化しながらも、実は的確なアドバイスを与える師匠の姿は、まさに理想的な指導者の在り方を示していました。

飲み屋街での会話では、赤池が徳重の性格を「表はニコニコしてるけど内面はバチバチに燃えてる」と評価するシーンがありました。この言葉は、徳重の総合診療医としての熱い思いを表現する重要な伏線となっています。

田中泯の演技については、視聴者から「田中泯さんの存在感と言葉の説得力が凄かった」という声が多数上がっており、短時間の出演でありながら物語に与えたインパクトの大きさがうかがえます。

「総合診療医の三つの柱」重要な教え

赤池が滝野愛(小芝風花)に語った「病院の総合診療医の仕事には三つの柱がある」という教えは、このドラマの核心部分を説明する重要なシーンでした。

一つ目の「ゲートキーパー」は問診から病態を診断する病院の門番として、二つ目の「ファミリーメディスン」は地域と連携し患者の生活を考える役割、そして三つ目の「コンダクター」は専門家と連携して患者の治療を進める指揮者としての機能です。

特に今回のエピソードは「コンダクター」としての徳重の役割が強調されており、赤池の

「スペシャリストっていうのは、大抵クセが強い。ぶつかるのは同じ助けたいという思いがあるからだよ」

という言葉は、徳重と東郷の対立を解釈する重要なヒントとなりました。

家族愛が胸を打つ!堀田と娘・琴葉の絆

堀田義和の物語で感動的だったのは、家族との絆を描いたシーンの数々でした。特に娘の琴葉との関係は、多くの視聴者の心を打ちました。

「自慢のパパ」娘から父への愛情

琴葉が友人とのビデオ通話で

「最近本当多くてさ、大型ビジョンとかいっつもどっかから聞こえてくるの」

と父の仕事について語るシーンは、娘にとって父がいかに誇らしい存在かを表現していました。また、妻の美穂が「自慢のパパです。応援してます世界陸上」と語るシーンも、家族の絆の深さを物語っています。

堀田が病気のことを家族に話せずにいる理由を「自分で整理できてないことを話しても、混乱させるだけですから」と語るシーンでは、家族を思う父親の優しさが表現されていました。しかし、最終的に手術を決断したときの家族の支えは、堀田にとって大きな力となったのです。

海辺の写真に込められた思い出

堀田の部屋にあった海と流木の写真には、深い意味が込められていました。琴葉が

「私が受験で失敗したとき連れて行ってくれた」

と説明するこの写真は、父娘の絆を象徴するアイテムでした。

回想シーンで描かれた、制服姿の琴葉と海辺で並んで座る堀田の姿は、「パパ、今日かっこよく見える」「ありがとう」という短いやりとりと共に、父娘の温かい関係を表現していました。この思い出が、堀田の手術への決断を後押しした要因の一つでもあったのです。

家族への愛情と責任感から、堀田は最終的に手術を選択しました。「妻と子供がいるんです」「この声で家族を守ってきたんです」という言葉には、一家の大黒柱としての重責と、家族への深い愛情が表現されています。

まとめ

今回の見どころや伏線など

  1. 津田健次郎の役者魂 – 声優という職業と重なる役柄で、「声を失う恐怖」をリアルに表現し、視聴者を号泣の渦に巻き込んだ
  2. 総合診療医vs外科医の価値観対立 – 徳重と東郷の信念のぶつかり合いが、現代医療の課題を浮き彫りにし、最終的な和解への布石となった
  3. 田中泯の存在感 – 短い登場時間で「総合診療医の三つの柱」を説明し、物語に深みと説得力を与えた
  4. 家族愛の描写 – 堀田と琴葉、美穂の家族関係が手術決断の重要な要因となり、視聴者の共感を呼んだ
  5. 「どの道を選んでも人生は続く」の名言 – 徳重の言葉が患者との向き合い方を示し、総合診療医の存在意義を明確化した
  6. 次回への期待 – 東郷との関係改善、赤池の今後の関わり方、そして新たな患者との出会いへの期待が高まる展開となった

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