NHK連続テレビ小説「ばけばけ」第9週第42話が放送され、江藤リヨ(北香那)のヘブン(トミー・バストウ)への告白シーンが大きな話題となりました。「私は本気です」と恋心を貫くリヨの姿に視聴者から感動の声が続出。一方、花田旅館ではリヨからプレゼントされた「ウグイス」をめぐって平太(生瀬勝久)とツル(池谷のぶえ)が大喧嘩!ダジャレ満載のコミカルなシーンで笑いを誘いました。さらに、錦織(吉沢亮)が江藤知事(佐野史郎)から「リヨとヘブンを恋仲にならないようにしろ」と無茶振りされ、困り果ててトキ(髙石あかり)に助けを求める展開に。ヘブンの1年契約という現実が明かされ、切ない恋の行方から目が離せません。
「ばけばけ」第9週第42話のあらすじ
花田旅館でリヨからプレゼントされたウグイスを披露するトキとヘブン。鳴かない鳥に「本当にウグイス?」と疑問を抱く一同だったが、平太の解説で納得する。数日後、ヘブンは江藤知事宅でのディナーに招かれ、リヨが作った料理を堪能。英語で会話する2人の親密な様子に、知事と錦織はリヨの恋心に気づく。帰宅後、江藤家ではリヨが父から諭されるも「私は本気です」と告白。異文化恋愛の障壁と娘の幸せの間で揺れる知事は、錦織に「2人を恋仲にならないようにしろ」と依頼。困った錦織はトキに助けを求める。ヘブンの1年契約という現実が明かされ、切ない恋の予感が漂う第42話。
ウグイス?メジロ?花田旅館で繰り広げられたコミカルな大騒動
リヨからのプレゼント「チェアー」の名前の由来
第42話の冒頭、花田旅館ではリヨからプレゼントされた鳥が話題の中心でした。ウメ(野内まる)が鳥籠を見つめながら
「名前を付けた?うぐいす」
と尋ねると、トキは答えます。
「椅子のことを英語でチェアというそうで、先生がお付けに」
ウグイスの「イス」を英語の「チェア」にかけたことにツヨが、
「ダジャレかチェア。」
と返します。しかし肝心のウグイスは一向に鳴く気配がありません。
平太の知ったかぶり解説から始まった夫婦喧嘩
鳥が鳴かないことに疑問を抱くトキたちに、平太が登場して解説を始めます。
「ほんならホントはウグイスでないとか」
というトキの不安に対し、平太は自信満々に
「いやいやいや、こいつはうぐいすに間違いないがっ!ホーホケキョウと鳴くのは雄だけで、繁殖する時期にしかなかんけ」
と断言します。
さらに平太は
「今の時期はこいつがオスだろうが、メスだろうが、ホーホケキョウとはなかん」
と続け、
「わしは、本当は鳥が飼いたい男だけん」
と意外な趣味を告白。しかし、ツルが
「ツルが鶴のくせに、鳥が苦手で」
とツッコむと、ツルがしゃみをします。
平太は慌てて
「今のは芝居の可能性もある」
と言いますが、ツルの鳥アレルギーは本物のようです。このテンポの良いやり取りに、視聴者から「朝からクスッと笑えた」という声が多数寄せられました。
そして平太が決定的な一言を放ちます。
「ちなみに、こいつはオスだな。だけ、春が来れば、きっと泣くがね。ウグイスはオスの方がメスより一回り大きいけ、オスに違いねえ」
ここでツルが鋭いツッコミを入れます。
「でもあんた、一回り大きいて、何と比べてだけ?」
平太は
「メスと比べてだと今言っちょたがね。ちゃんと聞いており、人の話を」
と反論しますが、ツルは引き下がりません。
「メスは?いやだけメスは?では、ここにメスがおらんが。」
「いや、それはおらんが」
「比べるメスがおって、それより一回り大きいけ、オスだなら納得できるけど、メスがおらんのに、一回り大きい言われても、はい、そうですか?と言えんでしょ」
論理的に詰めるツルに対し、平太はヒートアップするばかり。
「言うちょることがようわからん。一回り大きいけオスだいいちょるのに。なんで納得できんかね?」
「何と比べてだけ?言うちょる」
「メスと比べて言っちょるが、オスはメスより一回り大きいけ」
「比べるメスがおらんおらんから」
と支離滅裂な反論を繰り返します。
この夫婦喧嘩のリアルさに、SNSでは「比べる対象がそばにいないのにっていう疑問は私も湧いた」「夫婦喧嘩の見本みたい」と共感の声が続出しました。
梶谷記者の衝撃の一言「これメジロですね」
ヒートアップする2人を見かねて、トキが
「しかし、春を待てば答えが出ましてん、待ちましょう、待ちましょうい」
と仲裁に入ります。
そこへネタを探していた梶谷記者(岩崎う大)が登場。鳥籠を覗き込むなり、
「ちなみにこいつはメジロだけんね、うぐいすじゃなくて」
と爆弾発言!続けて、
「ううぐいす色だけうぐいすと思いがちだだ。もうメジロなんだわだけやないよ。だけん、鳴かんよ、いくら待ってもホーホケキョウとは」
ツヨは
「また始まったわ、この人のホラ」
と反論しますが、梶谷は
「いや、ホントだけうぐいす餅も実はね、あの太閤秀吉が目白色をうぐいす色と間違えてつけたと言われちゃう」
と歴史的事実まで持ち出します。
結局、リヨからのプレゼントは「ウグイス」ではなく「メジロ」だった可能性が浮上。このオチに視聴者からは「記者が意外にも詳しくて笑った」「偽物説濃厚」とSNSで盛り上がりました。
江藤知事宅でのディナー、リヨの料理とヘブンの距離が縮まる
リヨが作った料理でヘブンの心をつかむ作戦
場面は変わって江藤県知事の邸宅。知事夫妻とリヨ、そしてヘブンと錦織が食卓を囲んでいます。
江藤知事が
「ヘブン先生、ようこそわが家へ。そして我らが島根松江のために乾杯!を英語でなんかいねん」
と歓迎の挨拶をする。
ここで知事が誇らしげに明かします。
「今日はすべておリヨが作りました。お口に合いますかどう?…我々も焦げなこと初めてだけ、ハラハラしておりますわね、遠慮せず召し上がってください」
ヘブンがフォークとナイフを使い、慣れた手つきで料理を口に運ぶ様子に、知事夫妻の視線が集中。そして—
「お嬢様のお料理がおいしい!」
ヘブンの感嘆の声を代弁した錦織に、リヨの表情がぱっと明るくなります。
そして江藤県知事が、
「しかし、気に入っていただけたならよかったわ、おかげで先生はますます島根を松江をお好きになってこしらわね」
と喜びを隠しきれません。
この「胃をつかむ作戦」について、SNSでは「おリヨ様、まずは胃をつかむ所からは令和でも通用するよ」「令嬢がここまで努力する姿が健気」と好評でした。明治時代のお嬢様が自ら料理を作ることは異例で、リヨのヘブンへの想いの強さが伝わってくるシーンです。
英語で会話する2人の親密な空気感
食事が進む中、ヘブンとリヨは自然に英語での会話を始めます。
2人が英語で親密に会話する様子を見ていた知事と錦織。その空気感から、リヨの恋心を察した知事の表情が曇ります。視聴者からは「英語での会話シーンが本当にロマンティック」「知事が気づく瞬間の演技が秀逸」との声がありました。
知事が気づいたリヨの恋心と父親の困惑
ディナーが終わり、泥酔したヘブンを錦織が送り届けた後、江藤邸では重い空気が流れます。
知事が娘に向かって
「だがな、やけに張り切っちゃうと思ったら、わかっちょると思うがお雇いの偉人というのは、任期を終えれば国へ帰る。それはヘブン先生も同じ。ましてやあの方はただの英語教師やない」
と諭します。
「案外。いやいや、僕が一祝言を挙げるというなことになったとしても、それには、法律上は厄介なこともある故、お前、日本の国籍を失ってしまう」
明治時代、外国人と結婚した日本人女性は日本国籍を失うという法律がありました。知事はさらに続けます。
「もちろん中にはそれを乗り越えて婚姻をした夫婦もおるが、最終において国へ帰ってしまったり、子どもだけ連れて帰ってしまうものも、後を絶たん」
「ヘブン先生のことは諦めなさい。」
知事の言葉には、娘の幸せを願う父親の切実な想いが込められています。妻も
「また、お見合いをしましょう。たくさん良いお話が来てますよ。」
とお見合いを勧めますが—
「私は本気です」リヨの告白が視聴者の涙腺を直撃
異文化恋愛の障壁を語る江藤知事の親心
両親の説得に対し、リヨは静かに、しかしはっきりとした声で答えます。
「私は本気です」
このシンプルながら強い意志を感じさせる一言に、視聴者の多くが涙腺を刺激されたようです。SNSでは「リヨの『私は本気です』に号泣」「北香那さんの演技が素晴らしい」「悪役令嬢ムーブが最高」と絶賛の声が殺到しました。
知事の困惑した表情、妻の心配そうな視線、そしてリヨの揺るがない決意。明治という時代背景の中で、異文化恋愛がいかに困難であったかがリアルに描かれています。
日本国籍を失うリスクと明治時代のリアル
知事が語った「法律上は厄介なこと」「日本の国籍を失う」という問題は、明治時代の現実でした。当時の国籍法では、外国人と結婚した日本人女性は日本国籍を喪失し、夫の国籍を取得することになっていました。
さらに知事が懸念する
「最終において国へ帰ってしまったり、子どもだけ連れて帰ってしまう」
というケースは、実際に多くあったそうです。お雇い外国人の任期終了後、家族を残して帰国したり、日本人妻と別れて帰国したりする例が後を絶たなかったのです。
このシーンについて、SNSでは「明治時代の国際結婚のリアルが切ない」「親の反対にも理由があるんだなと納得」「現代とは違う困難さが伝わってくる」といった考察が見られました。
リヨの覚悟と1年契約という切ない現実
リヨの告白シーンの後、場面は再び錦織と知事の会話へ。ここで重要な情報が明かされます。
知事が錦織を呼び出し、
「わしが何を頼もうとしちょるかさしちょうな。」
というと、錦織は、
「ヘブン先生とおリヨ様が、恋仲にならぬよう何とかしろと」
確認します。江藤県知事が
「さようじゃ」
と理解を示すと、知事は続けます。
「先生はどげおもちょうか知らんが、おリヨは完全にのぼせあがっちゅう。すいたところで、その先に明るい未来などないというのに。そげだろう?ヘブン先生は1年契約。更新をする限り、1年後には松江には、いや、日本にもおらんけんね」
ヘブンの雇用契約が1年であることが明らかになり、この恋の切なさが一層増します。どんなに想いが通じ合っても、1年後にはヘブンが日本を去る可能性が高い。その現実が、リヨの「本気」という言葉の重みをさらに深めています。
知事は最後に
「もちろん、親としてできる限りのことはするが、頼む2人が妙なことならんように力を貸してほしない」
と錦織に懇願します。
「かしこまりました」
と応じる錦織ですが、その表情には複雑な想いが滲んでいました。
錦織の無茶振りミッション、トキに助けを求める展開に
知事から命じられた「恋仲にならないようにしろ」
知事からの依頼を受けた錦織は、完全に板挟みの状態です。ヘブンとリヨの恋を止めろという命令は、錦織にとってあまりにも無茶な要求でしょう。
錦織自身もヘブンとは友人であり、リヨの想いも理解しているはず。しかし知事の立場や親心も無視できません。このジレンマが錦織の表情によく表れており、視聴者からは「錦織さん可哀想」「また無茶振りされてる」という同情の声が集まりました。
板挟みになる錦織の苦悩と寂しさ
江藤県知事たちとの会食後、ヘブン宅へ訪れます。
トキがお茶を出すと、錦織の表情に何か思うところがある様子。
「いや。ヘブン先生は、1年で帰られてしまうんだなと」
という錦織の言葉には、友人を失う寂しさも滲んでいます。
SNSでは「1年でいなくなってしまうかもしれないヘブン先生…錦織さん寂しいのですね」「錦織さんの表情の謎が気になる」と、錦織の心情を考察する投稿が多数見られました。
トキへのヘルプ要請、今後の展開への伏線
錦織は最終的にトキに助けを求めることにしたようです。
「先生が執筆中だと悪いと思ってな」
と言いながらトキのもとを訪れる錦織。
「確かに書き物をされちょりますが」
とトキが答えると、錦織は
「君に用事があってきたんだ。」
と本題を切り出そうとします。
この「錦織さんはおトキちゃんにヘルプ」という展開に、視聴者からは「板挟みになるトキちゃん」「錦織は困るとトキに頼むのは変!大迷惑」「探偵の次はおトキさんスパイになる?」と様々な反応が寄せられました。
トキがリヨとヘブンの恋を妨害する役割を担うことになるのか、それとも別の方法で解決を図るのか。今後の展開から目が離せません。
ウグイスとメジロの象徴性、ヘブンの運命を暗示?
一夫多妻のウグイス vs 添い遂げるメジロ
第42話で印象的だったのが、鳥をめぐる象徴的な描写です。平太が語った
「ちなみに、ウグイスっていうのは一夫多妻制だけ。つまり国に妻がおるのに、日本に来て遊んでる偉人みたいなもんだな」
という説明は、ヘブンの境遇を暗示しているようにも聞こえます。
実際、お雇い外国人の中には母国に家族を残して単身日本に来ている者も多くいました。ウグイスの「一夫多妻」「流浪」というキーワードが、ヘブンの不安定な立場を表しているのかもしれません。
一方、梶谷が指摘した「メジロ」は、実は一夫一婦制で生涯パートナーに寄り添う鳥として知られています。SNSでは「ウグイスは一夫多妻 流浪を象徴か」「メジロは添い遂げる」と、この対比に注目する投稿が多数ありました。
まとめ:第42話の見どころと今後の注目ポイント
- リヨの「私は本気です」告白シーン:明治時代の異文化恋愛の困難さと娘の覚悟が胸を打つ名場面
- 花田旅館の夫婦喧嘩:平太とツルのコミカルなやり取りで朝から笑顔に。ダジャレ満載の軽快な演出
- ヘブンの1年契約という現実:切ない恋の障壁として今後の展開に大きく影響する重要設定
- 錦織のトキへのヘルプ要請:板挟みになる錦織の苦悩と、トキが巻き込まれる恋の波乱の予感
- ウグイスとメジロの象徴性:流浪 vs 添い遂げる、ヘブンの運命を暗示する深い伏線
- 江藤知事の親心:娘を想う父親の複雑な心情と、時代背景が生む悲しいすれ違い
第42話は笑いあり涙ありの濃密な15分でした。次回以降、トキがどのようにこの状況に関わっていくのか、リヨとヘブンの恋の行方はどうなるのか。そして春が来た時、あの鳥は本当に鳴くのか。見逃せない展開が続きそうです!
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