テレビ朝日系サタデードラマ10『あにいもうと』(榮倉奈々×赤楚衛二 W主演)を観て、「原作はあるの?」「小説や漫画が元になっているの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、本作は原作のない完全オリジナルストーリーです。この記事では、その根拠と、同じ『あにいもうと』という題名の古典作品との違いをわかりやすく整理します。
結論|ドラマ『あにいもうと』は完全オリジナル
2026年10月期のドラマ『あにいもうと』は、小説や漫画などの原作を持たない完全オリジナルストーリーです。脚本を手がけるのは、『Dr.コトー診療所』シリーズや映画『涙そうそう』『ハナミズキ』などで知られる吉田紀子さん。つまり、原作の“答え合わせ”ができない分、物語がどこへ向かうのかを誰も先回りできない――これがオリジナル作品ならではの醍醐味です。
| 原作 | なし(完全オリジナルストーリー) |
|---|---|
| 脚本 | 吉田紀子 |
| 演出 | 新城毅彦・星野和成・中村圭良 |
| 制作 | 制作著作:テレビ朝日/制作協力:ホリプロ |
| 物語の構成 | 【地方編】+【東京編】の2部構成 |
室生犀星の小説『あにいもうと』とは別作品です
注意したいのが、文豪・室生犀星(むろう さいせい)の同名小説『あにいもうと』の存在です。こちらは1934年に発表され翌年に文学賞を受けた作品で、過去に複数回、映画化もされてきた日本文学の名作。タイトルが同じため混同されがちですが、今回のテレビ朝日ドラマは、この古典小説とは内容的なつながりのない別作品です。ドラマは「医師となった妹」と「病と闘う妹を支える兄」という2組の“あにいもうと”を描く、現代を舞台にしたラブ・サスペンス。題名のモチーフとして“兄と妹”という普遍的な関係を扱っている点は共通しますが、ストーリーも登場人物もまったく異なります。
タイトル『あにいもうと』に込められた意味
本作のタイトルが指すのは、春木家と園田家という2組の“兄と妹”です。問題児の兄を持ち、遠回りの末に医師となった妹・春木奈緒。重い病の妹を、たったひとりで懸命に支える兄・園田修司。立場の異なる2つの兄妹が交わるとき、「医師と患者の家族」として出会った男女のあいだに、許されざる恋が芽生えていきます。原作がないからこそ、タイトルの“あにいもうと”がどんな意味を帯びていくのかを、放送で初めて確かめられるのも見どころです。
オリジナル作品ならではの楽しみ方
本作は、脚本・吉田紀子さん×監督・新城毅彦さんという『Destiny』(2024年)の“黄金タッグ”による2部構成のラブ・サスペンスです。出会いと別れを描く【地方編】と、3年後の【東京編】。そのあいだに横たわる“疑惑”の正体は、原作が存在しない以上、放送を追いながら推理していくしかありません。当サイトでは各話ごとに、張られた伏線と回収された伏線を整理しながら考察をお届けしていきます。結末を誰も知らない物語を、一緒に追いかけていきましょう。
※本記事の内容は、放送前に公開されている公式・報道情報にもとづいています。制作発表に変更があった場合は追記・更新します。
