【豊臣兄弟!】藤堂高虎役・佳久創とは誰?元ラグビー選手の規格外巨漢が姉川で無双…秀長の懐刀「戦国転職王」の史実を徹底解説

NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第15話「姉川大合戦」で、規格外の巨漢として鮮烈に初登場した藤堂高虎(とうどう たかとら)。演じるのは元ラグビー選手の俳優・佳久創(かく そう)。「この人誰?」「ラグビー選手みたい」とSNSでも話題沸騰中です。この記事では、佳久創さんのプロフィールと、史実の藤堂高虎――後に秀長(小一郎)の”生涯唯一の主君”として仕えた忠臣の素顔を徹底解説します。

目次

藤堂高虎(とうどう たかとら)とは?まずは基本プロフィールをサクッと

まずは「そもそも誰?」という方のために、超シンプルにまとめます。

  • 名前:藤堂高虎(とうどう たかとら)
  • 生没年:1556年〜1630年(75歳没という、戦国時代では驚異的な長寿)
  • 出身:近江国(現在の滋賀県)
  • 初陣:姉川の戦い(1570年、14歳)
  • 役どころ:浅井長政の家臣として出発→その後、主君を転々→豊臣秀長(小一郎)の懐刀→徳川家康に仕え大名へ(津藩初代藩主)
  • 特技:武勇・学問・算術・鉄砲・築城すべてに秀でた文武両道
  • キャッチコピー:「戦国転職王」「築城の名人」「戦国最強フリーランサー」

つまり――「最強の身体能力で暴れ回りながら、頭脳で主君を渡り歩き、最後は大名になった戦国のサバイバー」です。そして第15話「姉川大合戦」は、その伝説がまさに幕を開ける瞬間を描いた回でした。

詳細考察は【豊臣兄弟!第15話 ネタバレ感想】小一郎ファーストキルに慟哭…姉川大合戦の徹底考察にて。

演じるのは元ラグビー選手・佳久創(かく そう)!規格外の身体と意外な演技力

「このデカいお侍さん誰!?」とSNSで検索が急増したのが、藤堂高虎を演じる俳優・佳久創(かく そう)さんです。

佳久創さんの経歴――トップリーグから俳優への転身

佳久創さんは、元・トップリーグで活躍したプロラグビー選手出身の俳優。ラグビー選手時代に培った筋骨隆々の肉体と、圧倒的な体格が最大の武器です。

引退後は俳優業にシフトし、特撮・時代劇・アクション作品を中心に幅広く活躍。そのスケール感のある存在感は、SNSで「カグラギ殿(※過去の出演作)再び」と話題になるほど、強烈なインパクトを残し続けています。映像作品・舞台・CMなど幅広いジャンルで、”他の役者では埋められない規格外のポジション”を担ってきた俳優です。

視聴者を騒然とさせた”存在感”の正体

第15話の登場シーンでは、兜と鎧を纏った巨漢が画面に現れた瞬間、SNSが一斉にザワつきました。

「藤堂高虎デカすぎだろ」 「ラグビー選手みたいな鎧武者、誰?」 「カグラギ殿(鎌倉殿)再び」 「人間の大きさじゃない」

単なる”体格の良さ”ではなく、一歩踏み出すだけで空間を支配する重量感――これが佳久創さんの演技の真骨頂です。華奢な役者では絶対に出せない”物理的な威圧感”が、後に秀長を”恐れさせた”史実の藤堂高虎像とぴったり重なる。キャスティングの妙が光る配役と言えるでしょう。

第15話「姉川大合戦」初登場シーンを振り返る

では、藤堂高虎の劇中デビュー戦を振り返りましょう。

3人相手に一歩も引かない猛将ぶり

姉川の戦場で、藤堂高虎は秀吉(池松壮亮)・秀長(仲野太賀)・蜂須賀正勝(高橋努)の3人に同時に囲まれます。普通の武将ならその時点で首を取られて終わり。しかし高虎は――。

劇中の小一郎のセリフが象徴的でした。

藤堂高虎「その兜、その鎧。お前偉いやつか。誰じゃお前は。」

小一郎「気をつけろ。こいつ強いぞ。」

3人を同時に相手取って一歩も引かない猛将ぶり。しかも本人は「強い奴と戦って首級を取る!」とばかりに、むしろ楽しんでいる様子。この”戦を戦として楽しむ”熱量こそ、史実の藤堂高虎の「手柄欲」「出世欲」をそのまま体現したキャラクター設計です。

小一郎との”温度差”が生む主従関係の伏線

ここが本作の脚本の巧さなのですが、小一郎がこの回で「戦の虚しさ」を痛感するファーストキルを経験する一方、藤堂高虎は「戦で手柄を立てたい」と目を輝かせている。同じ戦場で、2人の価値観はまるで正反対。

しかし後に、この2人は戦国史上屈指の美しい主従関係を結ぶことになります。温度差があるからこそ、互いに足りないものを補い合える。初対面でバチバチに刀を合わせたこの瞬間が、のちの”名コンビ誕生”の出発点なのです。

この温度差構造は【豊臣兄弟!伏線まとめ】でも今後追跡していく長期伏線として扱います。

④ 史実の藤堂高虎――14歳の初陣から75歳大名までの波乱万丈

ここからは史実の藤堂高虎に深く踏み込みます。「豊臣兄弟!」を楽しむ上で知っておくと倍面白くなる情報ばかりです。

1556年誕生・姉川で初陣という史実の奇跡

藤堂高虎が生まれたのは1556年。第15話で描かれた姉川の戦いが1570年ですから、この時わずか14歳。現代で言えば中学2〜3年生の少年が、2万1000対1万3000の大合戦に飛び込んで首級を挙げたわけです。

史実でも、高虎は姉川で敵将を討ち取る活躍を見せ、主君の浅井長政から「お前みたいな若者がよくやった」と褒められたと伝わります。「戦好き・手柄好きの熱血キャラ」として描いた第15話の演出は、この史実に完全に準拠した解釈と言えます。

「戦国転職王」と呼ばれた主君遍歴

藤堂高虎が”戦国最強フリーランサー”と呼ばれる所以は、その主君遍歴にあります。

  1. 浅井長政(姉川の戦い後、浅井滅亡まで)
  2. 阿閉貞征(あつじ さだゆき)
  3. 磯野員昌(いその かずまさ)
  4. 織田信澄(のぶずみ)
  5. 豊臣秀長(ここで人生最大の出会い)
  6. 豊臣秀保(秀長の養子)
  7. 豊臣秀吉(秀長・秀保没後)
  8. 徳川家康(最終的にここへ)

驚くべきことに、藤堂高虎は8人もの主君に仕えたという異例のキャリアを歩みます。当時は”主君を替える武士は忠義がない”と後ろ指を指されるのが普通でしたが、高虎は各主君のもとで確実に結果を出し、次の主君に重用されるたびに石高を上げていった。まさに現代的な意味での「実力主義の転職王」だったのです。

秀長との出会いと「生涯唯一の主君」の誓い

複数の主君に仕えた高虎ですが、生涯唯一”本当の主君”と呼んだのが豊臣秀長(=本作の小一郎)でした。

秀長は高虎に対して、武勇だけではなく「知力の大切さ」「兵站の重要性」「人を生かす政治」を徹底的に教え込みます。荒々しい武辺者だった若き高虎が、のちに築城・行政・外交すべてに秀でた万能武将へと成長できたのは、この秀長の薫陶があったから。

秀長が1591年に病没した際、高虎はその遺言を生涯守り続け、秀長の血筋を絶やさぬよう奔走したと伝わります。秀長の養子・秀保が早逝した後も、秀長の菩提を弔い続けたエピソードはあまりにも有名。

だからこそ、「豊臣兄弟!」で小一郎と高虎が刀を合わせる第15話の初対面シーンは、のちの美しい主従愛の”種まき”そのものなのです。

築城の名人――宇和島城・今治城・津城・伊賀上野城

藤堂高虎のもう一つの顔が「築城の名人」です。加藤清正、黒田官兵衛と並ぶ戦国三大築城家の一人と称され、以下の名城を手掛けました。

  • 宇和島城(愛媛県)
  • 今治城(愛媛県)
  • 津城(三重県)※自身が初代藩主となる
  • 伊賀上野城(三重県)
  • 篠山城(兵庫県)
  • 二条城(京都府・家康の命で大改修)
  • 江戸城(家康の命で大改修)

特筆すべきは、江戸城と二条城の大改修を任された点。これは家康が高虎を”徳川政権の設計者”の一人として完全に信頼していた証拠です。徳川家譜代ではない外様の大名でありながら、譜代格として扱われた唯一の存在と言われています。

豊臣兄弟!で藤堂高虎は今後どう描かれるのか

史実に基づけば、今後の展開で描かれる可能性が高い藤堂高虎のエピソードは以下の通りです。

  • 浅井家滅亡後の放浪時代――主君を転々とする苦労期
  • 秀長との運命の出会い――武勇一辺倒から文武両道へ
  • 紀州征伐・四国征伐・九州征伐――秀長の副将として各戦線で活躍
  • 秀長の死と遺言――本作のクライマックス候補
  • 関ヶ原の戦い――徳川方として活躍
  • 津藩主としての晩年――家康の相談役に

特に注目したいのは秀長の最期の場面。仲野太賀さんの小一郎と、佳久創さんの高虎が最後にどんな言葉を交わすのか――ここは本作最大の涙ポイントになる可能性大です。

秀長と高虎の関係性の原点については、【豊臣兄弟!第9話 ネタバレ感想】竹中半兵衛という男|小一郎が”万事円満”を誓う瞬間で描かれた”小一郎が掲げる理想”とも重ね合わせると、味わいが深くなります。


SNS・視聴者の反応まとめ

第15話放送後、藤堂高虎=佳久創さんに集まったSNSの反応をピックアップします。

  • 藤堂高虎デカすぎて笑った。画面がバグってる
  • 「佳久創さん、鎌倉殿ぶりじゃん!規格外の存在感」
  • 小一郎と高虎、今バチバチに殺し合ってるけど、後で”生涯唯一の主君”になるんだよな…切ない」
  • 「戦国転職王が今から8社渡り歩くのかと思うと胸熱」
  • 「初陣で大はしゃぎしながら敵兵を蹴散らして、我らが主人公小一郎と戦場で遭遇する藤堂高虎ちゃん」(原文ママ)
  • 築城の名人の片鱗、まだ見えてないのに既に存在感すごい

“大きい”という一点突破の話題から始まりつつ、史実を知っている人が「これは泣ける」と先取りで感動しているのが印象的。つまり、今後ドラマを追い続けるほど味が出るキャラクターとして、視聴者が早くも”長期推し”スタンスに入っているのです。

まとめ――「誰?」から「推し」に変わる瞬間

藤堂高虎は、戦国時代を代表する”生涯学習型”の武将でした。14歳で姉川の戦場に立ち、8人の主君を渡り歩き、75歳まで生き抜き、築城の名人として江戸城・二条城まで手掛けた。そして何より、秀長という唯一の主君を心から愛した忠臣でもあった――。

その多面体を、元ラグビー選手・佳久創さんの”規格外の身体”と”熱量”が見事に表現してくれています。「誰?」と検索してこの記事に辿り着いたあなたが、次の第16話「覚悟の比叡山」以降、藤堂高虎の登場シーンを追いかける楽しみが10倍になっていたら嬉しいです。

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