ドラマ「祈りのカルテ」第9話が放送されました。
広瀬は大きな病を抱えているようですね。
今回は広瀬、佐伯、立石が集まるシーンがあり、広瀬が医師にならなかった理由も明らかになりました。
そして、やはり広瀬は諏訪野の父親のようです。
しかし、広瀬の余命はわずかなようで・・・
そんなドラマ「祈りのカルテ」の注目シーンをあらすじと一緒にご紹介します。
第9話のあらすじをネタバレで紹介!
倒れた広瀬を見つけた諏訪野は病院に連れていきます。
冴木も駆けつけ、広瀬が目を覚まします。
検査しようという冴木を遮って、広瀬は自身がガンであることを告白します。
そして諏訪野と冴木が席を外した時、広瀬は消えていました。
諏訪野の研修先は腎臓内科になり、もうすぐ腎移植をする17歳の少女・桐生鈴音の担当になります。
しかし、手術をいよいよ翌日に控えた日の血液検査で異常な数値が見られたため、手術は延期になりました。
さらに今度はドナーである母親の検査をすると、またもや異常が見つかり、手術はまたもや延期になります。
その頃、広瀬はスーパーで倒れ、救急車で運ばれてきます。
冴木は入院するようにいうものの、また出ていこうとし、そんな現場を立石に見つかります。
そして諏訪野はカルテや鈴音などの話から検査以上は検査技師・小笠原の仕業とわかります。
実は小笠原は鈴音と付き合っており、手術をしたら婚約者と結婚することになっている鈴音のためを思い、検査結果を差し替えていたのです。
鈴音の本当の気持ちを聞き、母親は無理な結婚を薦めるのは辞めます。
1ヶ月後、諏訪野は新しい研修先に行くことになります。
そこは緩和ケア科でした。そこで1人の患者の担当を任されるのですが、それはなんと広瀬でした。
ここまでが9話のあらすじです。
今回は諏訪野の研修先での事件とともに広瀬の過去が垣間見える内容になっていましたね。
そこから広瀬の過去が少しずつわかってきました。
では、そんな広瀬の注目シーンをご紹介します。
広瀬はやはり重病だった!その病気とは?
広瀬は前回も吐血しているシーンがあり、諏訪野とも距離を取ろうとしていることから、かなりの重病だとは予想していましたが、やはりそうでしたね。
諏訪野に倒れているところを見つかり、病院に運ばれた際に自身で病名を告白していました。
悪性胸膜中皮腫のステージ4・・・つまり末期のガンだったのです。
広瀬は医学部にいたこともある人物です。
だからこそ、自分の状態はわかっているのでしょう。
余命が限られていると知って、自分の息子である諏訪野の様子を気にして、何度も病院を訪れていたのではないでしょうか。
広瀬は何で医師にならなかった?
では、なんで広瀬は冴木や立石と同じように医師の道に進まなかったのでしょう。
これまでの冴木と立石の話から同期だというのはわかっていましたが、いつまで同期だったのかはわかりませんでした。
それが第9話で明らかになりました。
広瀬が救急車で2回目に運び込まれた時です。
また逃げ出そうとする広瀬を立石が見かけ、冴木もすぐにやってきて、久々に3人で顔を合わせることになりました。
立石は怒ったような表情で広瀬に「ちょっとツラ貸して」と言います。
なぜ怒っていたのかというと、広瀬は勝手に大学を辞めていなくなったからです。
大学時代、立石は交際している人のために大学を辞めようとしていました。それを止めたのが広瀬でした。
その時、広瀬は立石に「同期全員で医者になろう」と言っていたのです!
しかし、自分が辞める時には相談もなく、手紙だけを残していなくなりました。
立石は相談してくれなかったことが許せなかったのです。
だから冴木には「未来永劫、広瀬というなを私の前で口にするな」とまで言っていたのです。
そんな広瀬がどうして大学を辞めたのかというと、好きな女性ができて家族を支えたかったというのです。
冴木は「それなら、そのまま医者になった方がよかったのに」と言いますが、広瀬は「医者になろうとすると、研修医は忙しくていつも家族のそばにいてやれない」と言います。
つまり、大好きな家族を支えるために医師になる道を諦めたのです。
しかし、実際、広瀬の現在はというと、家族と別ればなれになっています。
広瀬も悔やんでいるようでした。
それを知っているのか、立石は広瀬に言います。
「今度こそ正しい選択をしなさい」と。
これを聞いて広瀬が諏訪野に本当のことを言うのか、それとも言わないという選択をするのか、注目ですね。
緩和ケアで広瀬に会った諏訪野はどうする?広瀬は父だと告白するのか?
ドラマのエンディングで、諏訪野はいよいよ最後の研修先にきました。
それは「緩和ケア科」でした。
そこで担当してほしいと言われた患者が広瀬でした。
つまり広瀬は冴木に言われ、入院し、病院で最期を迎える決意をしたのではないでしょうか。
病院は諏訪野の務める場所で、最後まで息子と同じ場所で過ごせることになります。
もしかしたら、そう考えて、緩和ケアを選んだのかもしれません。
そして担当は諏訪野になったわけですが、これは偶然なのでしょうか?
いや、偶然ではなく、おそらく冴木が緩和ケアの指導医にお願いして諏訪野を担当にしたと思われます。
冴木と広瀬のやりとりは親友のようでした。
冴木は広瀬の病状を聞き、諏訪野に自分から「広瀬が父親だ」という本当のことは言えないものの、広瀬に息子の姿を少しでも見せてやろうと取り計らったのではないでしょうか。
広瀬もそれを理解して、諏訪野に普段通りに接すると思われます。
そして、きっと最後の最後まで広瀬は自分で父親だと告白しないと思われます。
緩和ケアということは、諏訪野も広瀬の今後が予想つくはずです。
そんな時に父親だなんて告白すれば、諏訪野のことです。
心配して、研修どころでなくなるかもしれません。
そうなることは広瀬は決して望んでいないでしょう。
諏訪野に最後を看取ってもらえれば幸せと思っているのではないでしょうか。
冴木に「犯罪者」と言われた理由は?
ただ、気になるのが以前に広瀬が冴木に「犯罪者」と言われたことです。
冴木は久々に広瀬に会った時に「犯罪者なんだから病院に来たらダメだろう」と言っていました。
第9話では大学時代のことは話していましたが、それを聞く限りは犯罪者みたいなことは全くありませんでした。
でも、気になるのは家族のために医師の道を諦めたのに、なんで諏訪野と離れ離れになっているのだろうということです。
諏訪野が広瀬の顔を父とわかっていないことを見ると、かなり幼い時に離婚をしたことになります。
その離婚の原因がまさに「犯罪者」に絡んだことなのではないでしょうか。
次回、最終回ですが、犯罪者と言われた原因がわかるようなので、どんなストーリーなのか注目ですね。
まとめ
ドラマ「祈りのカルテ」第9話のあらすじや広瀬の過去、病状についてまとめました。
- 広瀬は末期癌。
- 広瀬は冴木、立石と同期だったが、好きな人のために大学を途中で辞めていた。
- 広瀬は何かがあって現在は家族がいない。
- 諏訪野は最後の研修先・緩和ケアで広瀬の担当になる。
次回はついに最終回です。
諏訪野は広瀬のことが父親だとわかるようになるのでしょうか。
そして広瀬の犯罪者と言われる所以も回収されると思われます。
最終回、広瀬と諏訪野が息子と父親に戻れるのか、どのように終わるのか、楽しみですね。
ドラマ「祈りのカルテ」は毎週土曜日夜10時から日本テレビで放送中です。