ドラマ「祈りのカルテ」広瀬は本当に犯罪者なのか?諏訪野と親子に戻れるのか?最終回のあらすじをネタバレでご紹介!

ドラマ「祈りのカルテ」がついに最終回を迎えました。

諏訪野は広瀬が父親だと思わぬところから聞くことになっちゃいましたね。
それを聞いた諏訪野が広瀬のためにしたこととは・・・。

そして広瀬もまた息子のためにしたことがありました。
そんな広瀬は本当に犯罪者だったのでしょうか?

そこで最終話のあらすじと注目シーンをまとめました。

目次

最終話のあらすじをネタバレでご紹介!

まずは最終話のあらすじをネタバレでご紹介します。

諏訪野は最後の研修先「緩和ケア科」で広瀬の担当になります。
広瀬にやりたいこと、行きたいとこなどを色々聞くものの、広瀬は笑顔で「何もない」と返答します。

ある日、諏訪野の元に桜井という刑事が訪ねてきます。
突然、広瀬が逮捕された25年前の事件のことを話し、実は冤罪の可能性があるといいます。

なんでそんなことを自分に話すのか諏訪野が聞くと、「だって息子さんですよね?

という衝撃の告白をされます。
諏訪野は全てを知っている冴木に事情を聞き、医師として、もしくは息子としてどう寄り添うのか決めてほしいと言われ、悩みます。

そんな諏訪野の悩みが進路だと感じた広瀬は、諏訪野のために適切な科を決めると言い出します。
発作を起こした広瀬は諏訪野にいいます。

広瀬「良太先生にだけは知っていてもらいたい。僕はやっていない、金なんて盗んでいない」
諏訪野「信じます。僕は広瀬さんのことを信じます。当時を覚えている人は?」

と聞くものの、同僚は同じ病気で死んだと言います。 

諏訪野は自分の部屋で2歳の時にもらったおもちゃを見て、25年前の真相を突き止めます。
それを桜井に電話し、広瀬にも真相を伝えます。

そして最後に「僕を守ろうとしてくれたんだね、父さん」と言います。
広瀬は諏訪野に今までのことを謝り、最期にある紙を諏訪野に渡します。

諏訪野は研修を終え、医師として新たな一歩を踏み出しました。

以上が最終話のあらすじです。

ついに広瀬と諏訪野が親子に戻りました!
そして広瀬の過去の事件についても明らかになりましたね。

最後の2人のやりとりには感動しました!

そして広瀬を演じる原田泰造さんの演技にも引き込まれました。

がんのステージ4という役柄なのですが、本当にやつれて正気がない感じがしました。
それでも、息子を相手に話すときは穏やかな表情で、まさに優しい父親という感じでした。

だからこそ、最後の親子のやり取りが自然で、感動させられちゃいました。

では、そんな注目のシーンを見ていきましょう。

広瀬が25年前に犯人とされた事件とは?

まずは広瀬が犯罪者と言われるようになった事件について見ていきましょう。

なぜ広瀬が諏訪野と離れ離れになっていたのかというと、25年前にある事件を起こした犯人として捕まったからです。

当時、警備員として勤めていた広瀬は勤め先で1億円が盗まれ、その犯人として捕まったのです。
犯人とされた証拠は状況証拠ばかりでした。

その一つが広瀬のバッグに入っていた500万です。
広瀬はビルを出る時に大きなバッグを持っており、そこにおもちゃと500万が入っていたことから疑われたのです。

そして当時、諏訪野は2歳、広瀬は家族に迷惑をかけまいと離婚をし、諏訪野の母親は諏訪野に父親は事故で亡くなったと言っていたのです。

だから諏訪野は自分の実の父親の顔を知らなかったんですね。

多分、刑事が言わなければずっと気づかないままだったはずです。
そんな事実をうっかりしゃべってしまった刑事さん、「本当に刑事なんですか?」と疑っちゃいます。

でも、そのおかげで最後に親子に戻れたと思うと、これでよかったのかなとも思いますね。

広瀬はなぜ刑事を暴行してしまったのか?そこには息子を思う気持ちが・・・

状況証拠だけだった広瀬が捕まる決定打となったのは、広瀬が刑事にした暴行です。

家宅捜査に入った刑事が広瀬の持っていたバッグを見つけ、取ろうとしました。
それをやめさせようと暴行をしてしまったようです。

刑事側からすると、証拠を掴まれまいと暴行したというふうに映ったんでしょうが、実は広瀬は中に入っていた子供のおもちゃを取られまいと必死だったのです。

というのも、広瀬が捕まった4月22日は諏訪野の誕生日でした。

息子の誕生日プレゼントを守ろうとした結果、逮捕されることになってしまったのです。

諏訪野は広瀬が父親だと知って何をした?

諏訪野は広瀬が父親と知り、最初はどう接すればいいか迷うものの、最後にやりたいことをやらせようと色々聞きます。
広瀬は特に何もないというばかりでした。

しかし、ある日、発作が出た時に自分の無実を信じてほしいと諏訪野に言います。
それを聞いた諏訪野は「信じます」と言います。

この言葉は何よりも広瀬の心を軽くしたのではないでしょうか。
誰に何と言われようと、息子さえ信じてくれればいいと思ったはずです。

そして諏訪野は見事、25年前の事件を解決へと導いてくれました。
これにより、広瀬の心残りも綺麗になくなったのではないでしょうか。

広瀬は息子のために何をした?

広瀬は諏訪野のために残された時間を使って、諏訪野の進路を決めようとします。

というのも諏訪野が自分を父親と知って悩んでいることを、進路で悩んでいると勘違いしたからです。
生きているうちに息子の悩みを少しでも解消しようとしたのでしょう。

そして真剣にどの科に行けばいいか一緒に悩んでくれます。
さらに、同期の様子を聞いたりして、息子に良きライバルがいるのも見て知ってくれます。

最後には諏訪野にぴったりな科を紙に記して渡してくれます。
自分が死んだら開いてね」と言って渡すのですが、その科というのは循環器内科でした。

諏訪野が女優・愛原絵理を看取った科で、彼にとって忘れられない科でした。

広瀬は病院で勤める諏訪野をずっと見ていたからこそ、その科を選んだのではないでしょうか。
研修終了後、諏訪野は循環器内科に行きました。

2人がようやく親子になれた瞬間に涙!感動シーンを振り返ろう!

では、広瀬と諏訪野が親子に戻れたシーンに注目しましょう。

諏訪野は25年前の真相を広瀬に伝えるときに、2歳の時に父親からもらったというおもちゃを持ってきました。
それを取り出しながら

諏訪野「広瀬さんがなぜバッグを取り返そうとしたのか、これが全て教えてくれたんです。」
   「4月22は僕の誕生日です・・・バッグに入ってたこれを必死に取り返そうとしてくれたんですよね。」
   「僕を守ろうとしてくれたんだね、父さん

広瀬「良太・・・ごめんな・・・」
  「いっつも選択を間違えてばっかでさ。でも最後の選択だけは間違ってなかった」
  「ここに入院して良太が真剣に働いている姿、同期のこと話して笑っている様子が見れて幸せだった」
  「良太・・・最後に俺を父親にしてくれてありがとう・・・ありがとうな」

諏訪野「父さん、病院は患者さんが元気になる場所なんだよ。僕は最後の最後まで父さんの心を元気にするから」
広瀬「ありがとな、良太」

お互い思い合っているセリフが心に響きますね。

そして広瀬は初めて「父さん」と言ってもらい、嬉しかったことでしょう!

自分に残された時間は少ないと知りながらも会いたい、でも心配をかけたくないから父親とは言えず、広瀬は何も言わずに逝こうとしていたはずです。
だから父親と呼んでもらえるなんて夢のまた夢だったのでしょう。

しかし諏訪野は自分のことを信じ、最後には「父さん」とまで呼んでくれました。
これで本当に広瀬の心残りは無くなったんでしょうね。

最期のシーンはありませんでしたが、きっと諏訪野に看取られて穏やかに逝ったんだと思います。

まとめ

ドラマ「祈りのカルテ」最終話についてまとめました。

  • 25年前に広瀬は捕まり、諏訪野は父は死んだと聞いて育った。
  • 諏訪野は刑事から父親が広瀬と聞いてしまった。
  • 諏訪野は広瀬の冤罪を見事晴らした。
  • 広瀬のことを「父さん」と呼び、広瀬も今までのことを謝った。
  • 諏訪野は研修を終えて循環器内科に行った。

最終話で広瀬の起こした事件やそれが冤罪だったことが明らかになりましたね。

さらに広瀬と諏訪野も最後には無事に親子に戻ることが出来ました。
最後のやりとりは感動的でしたね。

全ての謎が解けると、また最初から諏訪野と広瀬のやりとりを見直したいななんて思っちゃいますね。

「祈りのカルテ」はHuluで全話配信中です。

2023年冬スタートのドラマ

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