ドラマ「silent」第10話が放送されました。
もう、いつ付き合ってもいいような想と紬ですが、一向に付き合う気配がありません。
その原因は想のようです。
一体、なぜ付き合わないのか、10話のあらすじと合わせて見てみましょう。
第10話のあらすじをネタバレでご紹介!
まずは第10話のあらすじをネタバレでご紹介します。
想は紬の家でCDを選んでいましたが、いたずら心から洗い物をする紬をからかいに行きます。
すると、ふとした拍子に何かを感じ取った様子でからかうのをやめます。
その後も紬は何度か想に会うものの、何か言いたげな想の様子に気づきます。
しかし、想は一向にそれを言葉にする気配がありません。
紬の浮かない表情に気づいた湊斗が想を呼び出して話をします。
すると想は紬といるのが辛くなってきているようでした。
でも湊斗に言われたことで、想は紬と話さないといけないと感じ、紬の部屋を訪れます。
想はテーブルに置かれたイヤホンを耳にはめてみますが、やはり音は聞こえないままでした。
自分が全く聞けないことを再確認し、想は思っていたことを言います。
以上が第10話のあらすじです。
今回は気になる点がたくさんありましたね。
まず、ずっと気になっていたのは想と紬の関係です。
付き合っているように見えますが、実はあの2人はまだ付き合っていないのです!
明らかに両思いなのに、しかもそれがわかるからこそ湊斗はわざわざ紬を振ったのに・・・
その「なぜ付き合わないのか」が明らかになった回でした。
「言いたいことは言う」と言っていたはずなのに・・・想にはまだ言えないことがあったようですね。
そして前々回、奈々が春尾に宛てた手紙の内容もわかりました。
奈々と春尾も普通に会うようになったようです。
さらに今回は湊斗の部屋を想が訪れたのですが、あるものが転がっていましたよね。
どうしてもそれに目がいっちゃいました!
そんな第10話の注目シーンを見ていきましょう。
紬と想が付き合わないのは?想が原因?
想と紬は仕事帰りに待ち合わせして、カフェやファミレスによく行くものの、付き合ってはいないようです。
その理由を紬が真子に話していました。
真子「なんで付き合わないの?躊躇あるの?」
紬「私はない。」
真子「じゃあなんで?」
紬「私は一緒にいてすごい楽しいんだけど、時々、すごい寂しそうにするの」「言いづらいことあるんだと思う・・・だから付き合ってくださいって言えない」
つまり、このシーンからわかるように紬としては付き合いたいものの、想の何かを感じ取っているため、なかなか言い出せないようです。
想が気にしているのは?
そして、想も紬のことが好きなようですが、気がかりなことがありました・・・
想はパソコンであることを検索します。
「若年性発症型難聴 遺伝」
もしかして・・・想は姉の華と同じで、自分の子への遺伝を気にしているのではないでしょうか?
華は妊娠した時に遺伝を気にして、相手の親に想の耳のことを言えなかったり、そのことで母親と口喧嘩になったことがあります。
そして想も華の子供への遺伝を気にして検査結果を聞いていました。
想の場合は遺伝性のようなので、そのことが気がかりなのではないでしょうか?
もし、この先、紬と付き合って結婚したりしたら、子供にも遺伝してしまうのではないかと・・・
だから自分の気持ちに正直になることがなかなかできないのではないでしょうか。
湊斗の何げない気遣い?パンダゴロゴロ部屋!
湊斗は紬の浮かない表情が気になって想を呼び出し、部屋で話をすることにします。
その時、湊斗は何げにリビングにあったパンダのぬいぐるみを想に気づかれないように寝室にポンっと放り投げます。
しかも、放り投げた寝室にもパンダ柄のものが残っていたような・・・
もしかしたら、湊斗はまだ紬のことが好きなんではないでしょうか?
何しろ、好きな人と一緒にいるのが辛くて別れたくらいなので、まだまだ心残りはあるのでしょう。
でもそれを想に知られて気を遣わせるのも嫌なので、サッと隠したのではないでしょうか。
前回、想に渡したメモもパンダ柄だったように、紬のパンダ好きは想も知っているはずです。
だからこそ、部屋に残っていた紬の痕跡は見せたくないのでしょう。
そんな部屋で湊斗が想に、なんで付き合わないのかききます。
すると想は正直に言います。
想「耳が聞こえない以外変わんないって言ったけど・・・変わったことが大きすぎる」
「好きだから一緒にいるの辛くて別れたんでしょ?同じ」
湊斗「想が決めたことなら別にどっちでもなんでもいいけどさ・・・」
「俺、青羽のこと、想にあげるなんて言ってないし。俺部外者だから、関係ないし」
「でも青羽になんも伝えないで勝手にいなくなるとか絶対に許さないから!」
さすが「主成分優しさ」の湊斗!
おそらく想が何も言い出さずに、また8年前のように紬の前からいなくなるのを感じ取ったのではないでしょうか。
親友としては想の気持ちは尊重したいんでしょうね。
でも元カレとしては・・・好きな人が傷つくのは許せないのでしょう?
この紬のことを思った言葉を聞き、想は紬に話すことを選んだようです。
でも想の「変わったことが大きすぎる」という点も重いですよね。
遺伝的なことという意味であれば、結婚を考えたときにかなり重要なことになります。
ある意味、想は紬のことが好きだからこそ、将来のことも考えているのではないでしょうか。
春尾と奈々も気になる!
そして今回のストーリーでは春尾と奈々の関係も気になりましたね。
以前、奈々が春尾に宛てて送った手紙の内容も明らかになりました。
そこには「自分とは違うと思い知って辛かった。私は手話はできるけど通訳はできない。優しくしてくれたのに受け入れられなくてごめんね」「通訳が必要な時は連絡するからね」と書いてありました。
やはり、大学時代のことを謝る内容だったんですね。
それから数日後、春尾と奈々は居酒屋で一緒にいました。
奈々「なんで手話を仕事にしたの」
春尾「手話がもっと分かれば思いもわかると思って。でも手話はコミュニケーションの一つだった。相手の想いがわかることは違った」
「いろんなろう者と知り合ったけど、桃乃さんみたいな人はいなかったよ」
「『受け取ろう』とかってそういう気持ちがあるかどうかなんだね」
これを聞いて奈々は「大人になったね」と、言っていました。
付き合ってはいないものの、落ち着いた友人同士になったようですね。
もしかしたら、このままの関係が続くようなら、付き合うということになるかもしれませんが、今すぐどうこうなる関係ではなさそうです。
でも、2人とも辛い思いをしたからこそ、幸せになってほしいと思います。
紬と想はこれからどうなる?別れるの?
エンディングではついに想が紬に、言いたくても言えなかったことを告白していました。
想「名前言って。どんな声してる?」
紬「変わんないよ。高校生の時と同じだよ」「ねえ どうしたの?最近ずっと気になってた、たまに寂しそうにするの・・・なんか言いたいことある?」
想「青羽の声、思い出せない・・・あの頃した、くだらない話とか覚えてるのにどうしても思い出せない・・・」
紬「手話で話せるよ」
想「目の前で楽しそうに笑っているのに、笑い声が聞こえない」
「駅で再会した時、手話で何言っているかわかんなかったでしょ?」
「別れた理由言ってたんだよ。電話もできなくなるし、一緒に音楽も聴けなくなる。そうなるのがわかって辛かった。だから別れた」
紬「あの頃はでしょ?」
想「やっぱり辛かった。一緒にいたいだけって言ってくれて嬉しかった。でも好きになる程辛くなっていく・・・青羽があの頃と同じだって・・・」「変わったことを思い知る」「声が聞きたい」
「もう聞けないなら・・・また好きになんてならなきゃよかった・・・」
想は昔なら一緒にできたこと、思い描いていたことができなくなったと改めて思い知ったようですね。
そして、何よりも紬の声が聞けない、思い出せないことが辛いようです。
「また好きにならなきゃよかった」なんて、別れの言葉ですよね?
と言うことは2人はまた離れ離れになるのでしょうか?せっかく距離が縮まったと思ったのに!
でも、これは想の考えです。
想にだって紬の気持ちを聞く権利があります!
この想の思いを聞いて紬はなんて答えるのでしょうか?
次回が今から気になっちゃいます!
まとめ
ドラマ「silent」10話の注目シーンとあらすじをまとめました。
- 紬は付き合いたいが、想は何かを気にして付き合えないようだった。
- 湊斗が想に「青羽に黙って去るのは許さない」という。
- 想は紬のことが好きだからこそ、一緒にいるのが辛いと告白する。
- 春尾と奈々は普通に会うようになっていた。
できることならハッピーエンドになってほしいのですが、第10話のあらすじを見るとなんとも言えない終わり方になっていました。
2人のことを気にする湊斗にも幸せになってほしいです!
次回はいよいよ最終回です。
いまだに付き合わない想と紬がこれからどうなるのか注目ですね。
ドラマ「silent」は毎週木曜夜10時からフジテレビで放送中です。