「PICU」第10話が放送されました。
前回退職願を出したしこちゃん先生でしたが、とある人物に会ったり、手紙を受け取ったことで少しずつ自分を取り戻したようです。
しかも桃子も出産となり、初めて旦那の「しょうちゃん」が登場しました!まさかあの人だったとは・・・
そんな第10話のあらすじを、注目シーンとあわせてご紹介します。
第10話のあらすじをネタバレでご紹介!
まずは第10話のあらすじをネタバレでご紹介します。
「医者とは何か」わからなくなったしこちゃんは自宅に1人こもりますが、そんな時、以前伺った山田医院の山田先生から連絡が来ます。
心配な女児がいるということで、しこちゃんはアドバイスをして、そのまま山田医院に車で向かいます。
女児は大丈夫だったものの、しこちゃん先生はそのまま山田医院にお世話になります。
そんなしこちゃん先生の場所を聞きつけて、悠太がやってきます。
しこちゃん宛の手紙を渡すためでした。
2人は急いで函館に向かいます。
そこで圭吾に再会し、しこちゃんはPICUに戻ることにします。
後日、PICUで圭吾を受け入れ、ようやく人工補助心臓を入れるオペを迎えました。
オペを開始しようとした瞬間、大きな地震が発生し、オペは延期になります。
その頃、地震で怪我をしたと思われる子供が事故現場で倒れていました・・・
以上が第10話のあらすじです。
しこちゃん先生がPICUに戻ってきましたね!
そして、圭吾くんの状態にびっくりしました!
前回はもう会話もできない状態だったのに・・・
さらに今回は桃子の出産がありましたが、初めて桃子の旦那が登場して驚いちゃいました。
では、そんな注目シーンを見ていきましょう。
しこちゃん先生は医者を辞めるの?彼の心を救ったのは?
しこちゃんは医者が何かわからなくなったことで、本当に辞めるつもりでした。
でも山田からの電話が心配で、現場に向かうと山田は暖かく迎え、ご飯をご馳走したり、医院を手伝わせたりします。
そしてしこちゃんに何があったのかさりげなく聞くと、しこちゃんは話し出します。
「母が亡くなりました。悲しいは悲しいんですけど、家訓もあって、涙も出ないんです」
「僕は息子としても医者としても何もできなかった・・・医者として患者にできることもない」
「生きる希望を持ち始めた子も命が危うい状況で・・・一度助かるかもしれないと思ったが、やっぱりダメかもしれないとなるのは・・・」
「これからどうすればいいんでしょう。何に向かって働いていけばいいのか、生きていけばいいのかわからないんです」
というと、山田はしこちゃんの頭をがっしりと抱いて
「生きてるからね、 君は!」
「君たちが来てくれた後、声を出して泣きましたよ。今度は君の番かもしれませんね。」
「君は子供を心配して飛んできてくれたからね、立派な医者だよ」と言います。
すると、しこちゃんはようやく泣くことができました。
山田先生も第一話で登場した時に苦しむ女児を助けることができませんでした。
医師として無力感を感じたと思われます。
だからこそ、目の前で苦しむ母や圭吾に何もできなかったしこちゃんの気持ちがわかり、寄り添えたのではないでしょうか。
こんな形で山田先生が再登場するとは予想外でした。
でも、好意で来てくれたしこちゃん先生を雑用係のように使ったり、自宅にすぐに向かい入れるあたり、他人ではなく、家族という感じでしたね。
だからこそ、しこちゃん先生も心を開いたのでしょう。
しこちゃん先生が悠太から受け取ったのは?
立ち直ったしこちゃんを訪れたのは悠太です。悠太はしこちゃん宛に届いた手紙を持っていました。
それは圭吾からの手紙でした。
「僕に会いに函館にきてください」と書いてあり、そのまま向かうことになります。
函館に到着して病院に行くと、圭吾は「すごい、きた」と、弱々しいけど嬉しそうに言います。
そして「ねぇ、俺、先生の病院に戻りたい。連れて帰って」「俺、絶対死にたくない」と言います。
それを聞き、しこちゃんは「よし、わかった」と笑顔で言います。
それからしばらくしこちゃんは圭吾に寄り添うと、圭吾は自分でご飯を食べられるようにまでなります。
この圭吾くんの回復ぶりにはびっくりです!
前回、優里ちゃんが圭吾くんに会いに行った時には話せない状態にまでなっていたのに・・・
やっぱり生きたいって気持ちは強いんでしょうね。
その奇跡を目の当たりにし、しこちゃんも医師としての希望を持ち始めたのではないでしょうか。
しこちゃんが悠太から受け取ったのは一通の手紙ですが、それだけでなく、函館で直接会ったことで圭吾の気持ちも受け取ったと思われます。
そして圭吾を通じて、他の先生方の存在も実感したのでしょう。
というのも、しこちゃんは圭吾の感染症を探るために、色々な先生に頻繁にメールをしていました。
メールが突然止んだからといって、植野先生をライバル視する渡辺先生までもが心配して駆けつけるくらいでした。
それだけ、多くの医師が1人の患者のために努力をしているということですよね。
医師として頑張っているのは自分だけではなく、他の医師はもちろん、患者さん自身も頑張っているのです。
それを知って、しこちゃんも医師としてのあり方がわかってきたのではないでしょうか。
圭吾はどうなる?
心配なのは圭吾くんです!
感染症も落ち着き、PICUに戻ってきて人工補助心臓を入れられるくらいに回復しましたよね。
でも、まだ予断は許せない状況です。
だからこそ、このタイミングを逃さずにオペに踏み切ろうとした瞬間に起きた地震・・・。
なんてタイミングが悪いんでしょう。
しかも、この後、PICUは怪我人が運び込まれ、忙しくなるはずです。
となるとオペはすぐにできないかもしれません。
そうしている間に、また感染症が悪化すれば・・・
次回、最終回で圭吾くんがちゃんとオペできることを祈っています!
桃子の旦那はあの人だった!
そして、今回は意外な人物が初登場しましたね。
それは桃子の旦那「しょうちゃん」です。
いつも名前ばかりで登場しないので、本当にいるのか、いたとしても登場しないまま終わるのではないかと思っていましたが、ここにきてやっと登場しました。
というのも、桃子の出産があったからです。
そこで登場した旦那しょうちゃんを演じていたのは浜野謙太でした!
見た感じ、尻に敷かれるような雰囲気でした。桃子の陣痛中の様子にもびっくりでしたね。
しこちゃんが桃子の部屋を訪れた時も痛みを堪えながらということで、いつものやんわりとした話し方ではなく、鬼気迫る感じがありました。
陣痛を心配するしこちゃん先生に対し、「たけしろう、自分の心配をしろ!医者辞めるなんて、南ちゃんがそんなの許さない!」と胸ぐらに掴みかかっていました。
それをしょうちゃんが止めようとしますが、振り払われて、ドアにぶつかってしまいましたね。
シリアスなドラマでも、ちょっとほっこりするシーンでした。
可愛い赤ちゃんも生まれて、しょうちゃんが「南ちゃんから1文字もらってつけたいくらいだよ」というと、桃子は「南ちゃんは1文字だからね」とあっさりスルーされてました。
そしてそれを「察してよ、この気持ち」というような表情で桃子を見ますが、桃子は見向きもせずに赤ちゃんを見ています。
これだけでしょうちゃん・桃子の力関係がわかったような気がします。
まとめ
ドラマ「PICU」第9話のあらすじと注目シーンをまとめました。
- しこちゃん先生は山田先生の前でようやく泣くことができた。
- 圭吾からの手紙を受け取り、PICUに戻ることにする。
- 圭吾がオペできるほど回復する。
- オペ当日に大地震が発生し、オペは延期になる。
次回、圭吾だけでなく、いろいろな怪我をした子供が運ばれてきそうです。
しこちゃん先生たちは全員を助けることができるのでしょうか。
次回はついに最終回、PICUがどうなるのか注目です。
ドラマ「PICU」は毎週月曜夜9時からフジテレビで放送中です。