ドラマ「アトムの童」第8話が放送されました。
前回、SAGASに手を貸すことになった那由他ですが、ゲーム作りは難航しているようです。
さらに隼人が予想外の動きに出ました。
そんな中、なぜか興津と那由多があのゲームで対戦することに。
ゲームを通じて那由他は興津の考えを知ったようです。
では、そんな第8話のあらすじを注目シーンを見ていきましょう。
第8話のあらすじをネタバレで紹介!
那由他はアトムロイドの特許を取り戻すため、SAGASでゲーム作りに参加することになります。
しかし、アトムロイドを使ったゲームは思うようにうまくいきません。
そして宮沢ファミリーはSAGASの株を取得し続け、このままでは株主総会での決議で会社は乗っ取られそうです。
興津は大株主の伊原に面会に行きますが、交渉はうまく行きません。
そんな興津と入れ違いに伊原を訪れたのが隼人です。
実は以前隼人が開発したシリアスゲームに伊原は興味を持っており、目をかけていたのです。
そんな隼人を伊原の元に送り込んだのが宮沢でした。
隼人はどうしてもSAGASを潰したいのです。
ゲームに難航した那由他が息抜きのためにアパートにいると興津がやってきます。
ゲームをしたことがないという興津に那由他はゲームをさせます。
すると興津から思わぬ本音がポロリと出て、それを聞いた那由他はアトムに行き、協力をお願いします。
後日、協力を断ろうと海と会長がSAGASに行くと、ゲーム画面を見た会長は、できの悪さに怒り、なぜかアドバイスをすることになります。
そのままアトムの協力を得て、株主総会当日になります。
しかし、隼人に伊原の委任状が渡り、総会直前に興津が警察に連行されることになります。
株主たちは怒り、このままでは総会は宮沢の思い通りになってしまいそうです。
そんな時、那由他が壇上に上がります。
ここまでが第8話のあらすじです。怒涛の展開でしたね。
那由他と別れた隼人が宮沢側についてしまうという異例の事態に驚きです!
さらにここまでのあらすじで、ゲームをただの金儲けのようにしか捉えていないように見えていた興津ですが、実は違ったようです。
では、そんな第8話の注目シーンを見てみましょう。
伊原のいうガリバーとは?
まず、今回から登場した伊原の発言についてみていきましょう。
伊原は訪問してきた銀行支店長に「ガリバーに会いたいなぁ」と言います。
見ている誰もが「ガリバー?」と思ったのではないでしょうか?
実はこのガリバーというのは興津のことでした。
伊原は興津が会社を立ち上げた頃の恩人です。
当時、まだ熱意に溢れていた興津ですが、SAGASが大きくなるにつれ、態度もプライドも大きくなっていったことを表し、ガリバーとでも言っているのではないでしょうか。
もしくは・・・オダギリジョーさんは以前「オリバーな犬」というドラマに出演されていました。
ちなみにオダギリジョーさんが演じたのは「オリバー」という犬です。
この「オリバー」にかけて「ガリバー」と言っているのか気になりました。
そんな伊原の前では興津もこじんまりとした感じでしたね。
本当に頭が上がらないといった感じでした。
この伊原がかなりの曲者のようです。
伊原の動向は今後に大きく影響しそうです。
那由他と興津がなんとあのゲームで対戦?対戦しながら興津の本音が・・・
興津が那由他のアパートを訪れた際、那由他はリフレッシュのためにゲームをしようとしていました。
そのゲームとは「ぷよぷよ」です。
興津はゲームをしようとしていた那由他に嫌味タラタラで、「君はあれか、テストは一夜漬けでやるタイプか」といい、部屋に対しても「汚い」と言いながら椅子にドカッと座ります。
そんな興津は「ぷよぷよもやったことがない」と言い、那由多は思わずリモコンを渡し、「勝負しよう」といってきます。
2人でぷよぷよで対戦してみると、興津は意外にできました。
ゲームをしながら本音がポロリと出てきます。
興津「昔のゲームはシンプルだな」
那由他「原点に変えるべきかも」
興津「原点ねぇ。君は俺をどう思う?」
那由他「よく聞けたな」
興津「悪徳・・・」
那由他「金儲けのために俺たちのゲームを奪った」
興津「誤解だ、惚れ込んだんだよ。公哉くんはうちに断られたら外資系に出資を頼もうとしていたんだよ。君たちのゲームを奪われると思った。」
那由他「それであんたが奪った」
興津「日本には優れた技術がたくさんある。その技術を守って世界に発信したい。君たちのゲームも同じだ。結局完成できなかったら勿体無い」
「まあ契約なんて立場によっては見方は変わる。理解されないのはわかってる、俺は日本中から嫌われているからね。」
那由他「それはあんたが人を大事にしなかったからだよ」
と言っていると、興津はゲームオーバーになります。
すると興津は「もう一度」のボタンを押してゲームを再開します。
このシーン、好きですね。
あれほどゲームを金儲けのように考えていた興津がぷよぷよを那由他とやっているということ自体が意外で面白いです。
そして、ゲームをしながら会話したおかげなのか、今まで出てこなかった興津の本音が出てきましたね。
今まで那由他たちのゲームを奪ったり、アトムを買収したり、いいイメージのない興津でしたが、その裏には「日本の技術を守りたい」という信念があったようです。
これを見て「あれ?実はいい人なの?」と思った人も多いのではないでしょうか。
やり方は強引でしたが、全て日本独自の技術を守ろうとした結果、買収という形になってしまったようですね。
しかし、ゲームをしながら興津は考え深げに「原点ねぇ」と言っていました。
もしかしたら今回のことをきっかけに興津の考えは変わるのではないでしょうか?
会社を立ち上げた時のような考え方に戻るのではないでしょうか。
興津の信念を知った那由他は?
ゲームをしながら興津の思いを知った那由他はアトムのみんなに協力を仰ぎます。
おそらく、那由多も興津は自分達のゲーム、会社を奪っただけの悪い奴という思いだったんでしょうが、本音を聞き、興津に対する見方が変わったようですね。
しかし、アトムの面々は素直に「協力する」とは言えません。
やはり会社や特許を奪われたことは許せないからです。
那由他だけに全てを背負わせるのは申し訳ないとも感じていましたが、一度興津に「許せない」と言ったからには、簡単に手のひらを返せず、会長自身も悩んでいたようです。
しかし、那由他たちSAGAS社員のゲームを見て、会長はものづくりのプライドからついつい口を出してしまいます。
人に対してはなかなか素直になれませんが、自分が作った特許アトムロイドが全く活用されないのはさらに許せなかったようですね。
こうして自然にアトムの社員はSAGASのゲーム作りに協力していったのです。
隼人と相良の関係が気になる!
第8話で気になったのは隼人と相良の関係です。
相良はパブリッシャなのでゲーム開発者の隼人とは元々知り合いで、興津に隼人を紹介したのも相良でした。
それ以降、相良はアトムとSAGASのやりとりを面白おかしく見ているような感じでした。
何度か隼人と相良の2人でやり取りしているようなシーンこそあったものの、付き合っている感はありませんでした。
知り合いとして話を聞いているといった雰囲気でした。
しかし今回は違いました。
那由他がSAGASでゲーム開発をしている中、隼人が敵対する宮沢ファミリーについて伊原と交渉するのを知って、心配していましたよね。
「このままだと那由他くんとの仲が壊れる」とまで悲痛な表情で言っていました。
これは知人というより、彼女目線からの心配のように見えました。
しかも株主総会当日、会場には心配した相良の様子もありました。
もしかして相良と隼人は交際しているのでしょうか?
明確な証拠はないものの、それらしいやり取りがありましたね。
次回で2人の関係が明らかになるのか気になります。
まとめ
ドラマ「アトムの童」第8話のあらすじと注目シーンをまとめました。
- 那由他はアトムの力を借りてなんとかゲーム作りを間に合わせた。
- 隼人はSAGASが許せずに、宮沢ファミリーにつき、大株主の委任状を受け取った。
- 興津は「日本の技術」を買収という形で守りたかった。
- 総会当日、興津は警察に連行されることになった。
- 隼人と相良の関係が気になる。
次回はいよいよ最終回です!
那由他と隼人は興津を挟んで対立したままですが、ジョンドゥはもう復活しないのでしょうか。
そして那由他はアトムロイドの特許をアトムに戻せるのでしょうか?
さらにSAGASはどうなるのか、色々なことが気になりすぎます!
これら全てが次回できちんと解決するのでしょうか?
最終回、見逃せませんね!