ついにドラマ「invert城塚翡翠」が最終回を迎えましたね。
前章に引き続き、まともや大どんでん返しのストーリーでびっくりしました!
前回、翡翠の方が劣勢のように見えていましたが、犯人を追い詰めるための作戦だったようです。
しかも久々にあの人も登場しましたね。
では、そんな最終話のあらすじや注目シーンについてみていきましょう。
最終話のあらすじを簡単にご紹介!
まずは最終話のあらすじを簡単にご紹介します。
前回、リサーチ会社社長の雲野が殺人を犯したものの、唯一の目撃者の証言を変えられてしまい、翡翠と真は打つ手なしかに思われました。
しかし、翡翠は諦めてはおらず、リサーチ中の雲野に自ら接触します。
ただ、ヒントとなるものは得られず、逆に雲野は目撃者である涼見との仲を深め、デートをするようになります。
デート中、涼見は翡翠に教えてもらった心理療法で、「事件当日のことが思い出せそう」と言います。
それを聞いた雲野は再び犯行に手を染めようと銃を持って涼見の家を訪れます。
そして、ついに涼見が犯人の顔を思い出したと思った時、翡翠がやってきます。
翡翠は家に入り、その時に刷った雲野の時計を持ちあげ、これには発射残差や血痕が付着しているはずといいます。
というのも、その時計は雲野の妻の形見で、常に身につけていたからです。
それを聞いた雲野は翡翠を打ち、さらに涼見も打ちます。
しかし、これが既に翡翠の罠でした。
銃の弾は空砲で、駆けつけていた鐘場たちによって雲野は銃刀法違反で捕まります。
そしてマンションに戻った翡翠は心配していた真に、ことの真相を全て打ち明け、2人は少し遅めのクリスマスパーティーをすることにします。
以上が最終話のあらすじです。
劣勢に見えたかのようでしたが、実はそれこそが翡翠の罠でした。
さすがでしたね。
「透明な悪魔」を捕まえた時と同様に見事な大どんでん返しでした。
つまり雲野は優勢のように見えて、実は手の中で転がされていただけだったのです!
では、そんな大どんでん返しの注目のシーンについてみていきましょう。
全ては伏線!いつから騙されていた?
雲野による事件を解決に導くと思われていたのは、1人の目撃証言でした。
涼見という女性の「見たかもしれない、でも酔っていたから」という証言が元で、翡翠も雲野も動くことになるのです。
翡翠は最初その証言から確証を得ようとしますが、さすがに曖昧ではっきりしません。
雲野は会社に訪れた翡翠に扮した真から目撃情報をきき、すぐに涼見を訪れて、罪悪感につけ込んで、証言を変更させます。
それにより、真は動揺し、その表情も雲野に見られてしまいます。
さらに雲野は涼見とデートを重ね、プライベートでも仲良くなっていきます。
しまいには翡翠に向かって「デートの邪魔」とまでいいます。
そこまで仲良くなっておきながら物証となりそうな時計を翡翠にとられ、ついに雲野は翡翠と涼見の2人を銃で撃ち殺すのですが・・・
実は銃は空砲でした。
なんで空砲だったのかというと、ディナー中に涼見が中身をすり替えていたからです。
え?ってなりますよね。
涼見の正体って・・・実は本当の涼見は海外旅行に出かけていました!
しかも事件を目撃したものの、警察には名乗り出ておらず、翡翠と真の捜索によって、やっと見つけ出した目撃証言だったのです。
つまり、警察も知らない目撃者ということで、そんな目撃者をすぐに訪れてきた雲野は既に犯人確定だったのです。
では、涼見に扮していたのは誰かというと、岩戸という元スリ師で、翡翠の知り合いだったのです!
さすがに一般人を巻き込めないと考えた翡翠は安全のため、涼見に海外旅行をプレゼントし、その間に自宅に岩戸を偽物として住まわせていたのです。
つまり、雲野が涼見の家を訪れた時点で、犯人と確定し、同時に翡翠の罠にかかっていたわけです!
しかも偽・涼見の情報は鐘場も真も知りませんでした。
だからこそ、表情読みに長けた元刑事の雲野に本当の動揺を見せ、翡翠の劣勢を感じさせることができたのです。
ただ、これには真ちゃんはかなり怒っていましたね。
それにしても、ここまで用意周到できる翡翠の正体が気になりますね。
安全のためとは言え、他人に海外旅行をプレゼントしたり、元スリ師と知り合いだったり、過去が謎すぎます!
一体、どんな人生を歩んできたのか、知りたいですね。
岩戸さんはいつから登場していた?
ちなみに今回、涼見さんのダミーとして登場した岩戸ですが、実は前々から度々登場していたんです!
前章で、香月が翡翠のマンションを訪れていたときには、霊媒師の先客として訪れていた老婦人とその娘役でサクラとして登場していました。
翡翠曰く、「よくお母さんと遊びに来て来れていますよね」といった感じです。
他にも、前章で尾行する天子にわざとぶつかって巻いて来れたり、小学校の殺人事件では刑事役になって先生の動揺を誘ったりと、色々手伝ってもらっていたんです!
ちなみにその事実を真は知らずに、事件解決後に「あの女、誰?」と問い詰めていましたね。
でも、確か真が以前、翡翠がよく他人のポケットから色々とる技について「ホント手癖悪いよね、どこでそんなの覚えたの?」と聞いたときに「これは岩戸さんから教わって」と、言っていたことがありました。
つまり、岩戸とは真よりも長い付き合いのようですね。
もしまだ続編があるなら、岩戸と翡翠の出会いなども知りたいですよね。
もしかしたら2人でなんらかの事件に関わっていたのではないでしょうか。
最終回でありながら、色々と気になる点が多すぎます!
あの人の登場が短すぎる!しかも酷い言われよう・・・
そして、最終回にはあの人も再登場していましたね。
その人というのは・・・「透明な悪魔」の正体・香月です。
香月にはまだまだ余罪があるようで、翡翠がそれを吐かせに刑務所を訪れていました。
香月は翡翠が雲野に接触しているのを知って、「僕は雲野が犯人だと思う。あいつは人殺しの目をしている」「君は絶対に殺される、僕の直感は絶対だ」と言っていました。
確かに直感通り、翡翠は雲野に銃で撃たれていましたね。
さすが犯罪者、同志の犯行はやっぱりわかるんですね。
でもその上を行くのが翡翠なんです!
空砲に差し替えていて無事でしたしね。
雲野に「君が透明な悪魔を捕まえたのもわかる」と言われ、翡翠は香月のことをこう言っていました。
「あの変態シスコン野郎は人の心を持っていませんでしたので苦労しましたが、あなたはごく普通の犯罪者です。人間の心を持っている」と。
つまり、雲野は翡翠にとっては全く手強い存在ではなかったのです。
それにしても、またもや出ましたね、「変態シスコン野郎」というセリフ・・・
前章の終わりでも出ていました。
どうやら翡翠にとって香月は相当気に入らないヤツのようですね。
今まで翡翠はどんな犯罪者に対しても、こんな酷い言い方をしませんでした。
むしろ、一線引いているかのような丁寧な口調で、雲野に対してもそうでした。
しかし、香月だけは違うようですね。
わずかな登場シーンだけでしたが、「変態シスコン野郎」というセリフが、やけに印象に残っています。
最終回の視聴率は?
ドラマ「invert城塚翡翠」は最後に大どんでん返しで見事に犯人を捕まえたわけですが、その視聴率はどうだったのでしょう?
平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)では5.6%でした。
毎回、4%から5%だったところから考えると、一定のコアな層には人気だったようですね。
まとめ
ドラマ「invert城塚翡翠」の最終話についてまとめました。
- 目撃者涼見の情報は警察にはなく、見つけたのは翡翠と真。
- 涼見は実は偽物で、扮していたのは元スリ師の岩戸。
- 翡翠は岩戸の協力を得て、雲野を捕まえた。
- 実は岩戸は色々なシーンで登場していた。
最終話でしたが、翡翠の過去や岩戸との関係などが気になる終わり方でした。
最後に真が翡翠に「どうして探偵をしているのか、いつかあんたのこと教えてよ」と言っていましたが、まさにそんな感じです!
できれば続編で、気になることが全て回収されることを願っています。