ドラマ「silent」がついに最終回を迎えてしまいました!
想は結局、紬と別れる道を選んだのでしょうか?
そして、あるきっかけで湊斗の部屋のパンダがなくなることに・・・
そして想の妹・萌の昔の努力が何気ないことで明らかになりました。
早くもロスが心配されているドラマですが、そんな最終回のあらすじや注目シーンをご紹介します。
最終話のあらすじをネタバレでご紹介!
まずは最終話のあらすじをネタバレでご紹介します。
想は紬に「好きになればなるほど辛い」と言ってから紬の方を見てくれません。
そのため手話も出来ず、紬はメモで「声出さない」「笑わない」「電話しない」など想が気にしそうなことを書きますが、想は何も言わずに出て行きます。
そんな想を見た光は湊斗をわざと家に呼び出します。
湊斗は紬を心配しますが、紬は「大丈夫、自分でなんとかする」と言います。
紬は想にもう一度話そうと言い、2人は地元の母校で会うことになります。
でも想は紬の方を見てくれなかったため、紬は黒板を使って会話をします。
想「一緒にいると辛いことがある。この先も辛いことがあると想う」
「一緒にいていいのか迷う」
というと、紬は
「いつもゆっくり私にわかるように手話してくれるの嬉しかった」
「でもちゃんと言いたいこと言えてるのかなって気になる」
「言いたいこと言えるまで待つし、受け取れるように頑張るから伝えるの諦めないでほしい」
「人それぞれ考え方は違うから、わかりあえないこともあると思う。それでも一緒にいたい人と一緒にいるために言葉があるんだと想う」
「多分全部は無理だけど、できるだけ分かり合えるようにたくさん話そうよ」
「言葉にできないときは黙って泣いてもいいよ。私も黙って背中さするから」
そういうと、想に笑顔が戻ります。
2人は手を繋いで帰ります。
クリスマスにはイルミネーションを見ながらデートをしていると、想が何かを紬の耳元で囁き、紬の目には嬉し涙がありました。
ここでエンディングとなります。
ついにこの冬注目のドラマが終わっちゃいましたね。
前回のエンディングで別れるかのように見えましたが、お互い、もう一度話し合うことで、やり直すことになったようですね。
やり直すというか、ここからが始まりなのかもしれません。
それにしても、今回は周りの人の優しさが身に染みてわかったようなストーリーでした。
紬も想も温かい人々に囲まれていますよね。
だからこそ、別れずに再スタート切ることができたのではないでしょうか?
では、そんな温かい人々に注目したシーンについて見ていきましょう。
前回出てきたパンダが紙袋に?湊斗の部屋のパンダがなくなる?
アパートから想が泣きながら出てきたことから、何かあったと察した光は口実をつけて湊斗を部屋に呼び出します。
その口実というのが、湊斗の部屋にあるパンダを全部持ってくることでした。
だから湊斗が持ってきた紙袋にはパンダがゴロゴロ入っていました。
確かに前回、想が湊斗の部屋を訪れた時、部屋には紬の好きなパンダグッズがゴロゴロ転がったままでしたもんね。
そして湊斗はそれをすかさず隠していましたし。
そんな光の誘いにまんまと引っかかった湊斗はパンダを全て持ってきたようですが、紬の様子が気になります。
紬も気づかれたことに気づき、「大丈夫だよ」と言います。
すると湊斗は「何も聞いてないよ」とはいうものの、何かを感じ取り、
「一個だけ想ってダメだなって思うのは、青羽が高校生の紬ちゃんで止まってんだよね。青羽は今の想を見てるのに」
「どこに呼び出せばいい?どこなら話しやすい?」
と声をかけてくれます。
紬はその申し出を断って自分で呼び出すのですが、こんなふうに気遣ってくれる存在って嬉しいですよね。
だからこそ、自分でしっかりやる気にもなるんでしょうね。
それにしても、さすが主成分優しさの湊斗です!
どこまでも人を思いやるところがいいですよね。
そして、こんな風に察して励ましてくれることがわかっているからこそ湊斗を呼び出す光も相当な姉思いです!
真子も入れて、この3人の存在は紬の中でかなり大きな支えになっているはずです!
萌の何気ない努力が判明!
萌といえば想の家族の中でも1番手話ができる存在ですよね。
今回、その理由が明らかになりました。
わかったのは光が萌に手話の本を借りにきた時です。
「なんでこんなの持ってるの?想くんに教わればいいのに。」と光がいうと、萌は「お兄ちゃんより先に勉強してた。病気わかって」と、言います。
萌も相当な兄好きですよね。
お兄ちゃんと話したいから覚えたんですもんね。
そんな萌は光に「紬ちゃんに教わればいいのに」というと、光は「ありがと」とだけ言って去っていきます。
こちらも相当な姉好きですが、そんな姉の好きな人のために手話を覚えるのは恥ずかしくていえないんでしょうね。
なんか光も萌も似たもの同士ですね。
春尾と奈々がいい感じ!
さらに春尾と奈々も気軽なデートを重ねているようでした。
奈々は想に「手話教室の人とはどうなった?」と聞かれて、「どうにもなっていないよ」とは言っていましたが、会社帰りに花屋を見かけて、通訳士になったお祝いにと言って春尾に花束を渡していました。
しかも、それを受け取らせておいて、自分はお返しが欲しいと言うあたりが、さすが奈々です。
欲しいものというのは、いつか見ていたハンドバッグでした。
手話をする場合、手は手話に使うのでなるべく荷物やカバンは持ちたくないですよね。
だからこそ、奈々は今までずっとリュックだったのでしょう。
それをハンドバッグに変えるということは、大きな心の変化があったんだと思われます。
ちょっとあざとい感じはありますが、この堂々と欲しいものを欲しいという奈々は素敵ですよね。
春尾も買ってくれるようでしたし、プレゼントを送り合う仲ということは友達以上になれるのではないでしょうか。
奈々もそれを期待して、ハンドバッグをおねだりしたのではないかと思います。
想は最後に何を言った?
エンディング、紬と想はデートでクリスマスイルミネーションを見にきていました。
イルミネーションよりもお互いを見ながら手話で会話をしていた2人ですが、紬は想に「今 何か言いたいことある?」というと、想は手を繋ぎ、紬の耳元によってきて何かを呟きました。
その直後、紬の目には嬉し涙が浮かびます。
ドラマ内では何を言ったのかは明らかにされていませんが、おそらく紬の名前を声に出して呼んだのではないでしょうか。
高校時代、2人で日直をしていた時に想は不意に「紬って名前珍しいよね」と、言いました。
自分の名前を呼ばれた紬は嬉しそうに、想に何度も呼んでもらおうとしていました。
それをわかった想は耳元で囁くように呼んだようでした。
デートの時にも、この時のように紬の名前を呼んだのではないでしょうか。
想は聞こえなくなってから「湊斗」のことは声に出して呼んだことがあるものの、紬の前では一切声を出しませんでした。
それが、このデートで初めて声を出してくれたのではないかと思われます。
2人はここからようやく始まることを感じさせました。
最終回の視聴率は?
この冬、1番注目のドラマとなった「silent」ですが、最終話の視聴率は9.3%でした。
多くの方から支持されていたドラマだっただけに、終わってしまったことがちょっと残念です!
まとめ
ドラマ「silent」最終回についてまとめました。
- 想は紬に辛いと打ち明け、距離を置こうとする。
- 想と紬のことを察した光が湊斗にパンダを持って来させる。
- 想と紬は母校でもう一度話し、やり直すことにする。
- 萌は兄の病気を知って独学で手話を覚えた。
- 光も手話を覚える予定。
- 最後に想は紬を呼んだよう。
紬と想はやっと付き合うことになったようですね。
ここから2人、色々あるでしょうが、この2人なら乗り越えていけるんじゃないかななんて思います。
そして今回は周りの人々の優しさがすごく伝わる回でした。
紬の家族、そして想の家族、湊斗や真子など、支えてくれる人々がいるってすごく嬉しいですよね。
見ながら、「静かで優しい世界だなぁ」なんて感じちゃいました。
これで終わってしまうのはちょっと残念ですが、ハッピーエンドで良かったです。